ヒューマンメディアは、「日本と世界のコンテンツ市場動向」に関する調査を実施した。2025年の日本国内コンテンツ市場の速報値に加え、世界7カ国・地域(アメリカ、フランス、ドイツ、インド、タイ、中国、韓国)の動向をまとめている。
関連記事
日本国内コンテンツ市場が過去最大、16兆円に迫る
調査によると、2025年の日本の国内コンテンツ市場規模は15兆8,676億円となり、前年比約4.0%増で過去最大となった。
内訳を見ると、「オンライン」のコンテンツ・広告が8兆803億円で、構成比50.9%と過半数を占めた。次いで「放送」が3兆5,506億円(同22.4%)、「パッケージソフト」が2兆8,318億円(同17.8%)と続く。分野別では、減少傾向にあった「映画館」が拡大して過去最高を記録し、同じく「家庭用ゲーム」も増加していた。
世界7か国・地域で日本発コンテンツの展開が継続
- アメリカ
アメリカでは、映像配信の視聴シェアが地上波とCATVの合計を上回った。日本の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は3,000スクリーン規模で公開され、興行収入は1億3,400万ドルを超えた。 - フランス
フランスでは、15歳未満の未成年者によるSNS利用を原則禁止する法案が可決した。日本コンテンツでは、高速列車TGVの車内エンターテインメント向けポータルサイト「TGV inOui」で、日本の漫画の無料配信が始まっている。 - ドイツ
ドイツでは、公共放送の同時配信を開始。日本の新旧アニメシリーズは、公共・民間の両方で継続的に放送されている。 - インド
インドでは、リライアンス・インダストリーズと米ディズニーのインド事業の統合が実現。日本のアニメ5作品も劇場公開された。 - タイ
タイ映画の年間興行収入がシェア54.0%に達し、ハリウッド映画を上回った。日本コンテンツでは、LDHが新会社を設立し、日本人アーティストの活動と現地人材の育成が進んでいる。 - 中国
中国では、POP MARTのブラインドボックスで「LABUBU」に続き「Baby Three」がZ世代を中心に拡大中。日本コンテンツでは、大型同人イベント「COMICUP」が「新国風専場」のイベントへ変更された。 - 韓国
韓国では、Netflixのアニメーション映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」がヒット。日本コンテンツでは、李相日監督の『国宝』が公開初月で観客数12万人を突破した。
