Salesforceが中小企業向けCRMの全プランにAIエージェント「Agentforce」を統合

「Slack CRM」「Tableau無料版」も提供開始、AIと分析ツールの導入ハードル下げる

小島昇(Web担編集部)

7:01

CRM(顧客関係管理)ソリューション事業の米国Salesforceの日本法人、セールスフォース・ジャパンは、中堅・中小企業とスタートアップ向け製品を刷新したと4月9日に発表した。AIエージェントプラットフォーム「Agentforce」を中小企業向けCRMプラットフォーム「Salesforceスイート」の全プラン(Free、Starter、Pro)に統合する。

Salesforce、中堅・中小企業・スタートアップ向け製品ラインナップを拡充
AIエージェントプラットフォーム「Agentforce」を全プランに統合

SalesforceスイートへのAgentforce統合では、複雑な設定が不要で即座に動作する。顧客データに基づく商談の自動要約や、パーソナライズされたメールの下書き作成ができる。日々の業務基盤となる単一の環境の中で、迅速なフォローアップやインサイト(洞察)に基づく顧客対応を実現できる。

ビジネス向け多機能コミュニケーションツール「Slack」と連携するCRM機能「Slack CRM」の国内提供を開始する。「Salesforce Starter Suite」を基盤に提供されるSlack上でCRMデータを活用できる機能で、Slack Business+プランの利用者は別途ライセンスを購入せず最大100名のチームメンバーで共同作業を行える。

ビジュアル分析プラットフォーム「Tableau」の無料版「Tableau Desktop Free Edition」の提供も開始する。ExcelやCSVファイルの分析やデータベースへの接続にも対応し、ドラッグ&ドロップの直感的操作で高度なビジュアル分析が可能。ローカル環境で動作するので、機密性の高い業務データを外部公開せず安全に管理できる。

人員が限られる創業期のスタートアップや成長期の中堅企業が、初期投資や高度な専門知識なしにAIとデータ活用基盤を導入できる環境を整えた。「対話(Slack)」「データの背景(Tableau)」「自律して行動するAIエージェントプラットフォーム(Agentforce)」の融合で、現場で即座に機能する「実働するAI」の普及を推進する。

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