Z世代の最新流行、「ポケポケ」と「APT.」が初登場でトップ2！【LINEリサーチ調べ・2024下半期】

「ダンダダン」「かわいいだけじゃだめですか？」「CUTIE STREET」が急上昇。

冨岡晶（Web担編集部） 2/18 8:30 調査／リサーチ／統計 | 調査データ

2 1 0

LINEヤフーが運営するリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」は、「Z世代の最新流行・2024下半期」に関する調査結果を発表した。「LINEリサーチ」では、全国の15～24歳の若年層の男女を対象に、最近の流行についてアンケート調査（自由記述形式）を四半期ごとに実施しており、今回は2024年下半期（9月、12月）の調査結果を総括した。9月4,733人・12月4,730人が回答している。

女性では「ちいかわ」が引き続き流行、「FRUITS ZIPPER」人気も拡大

下半期（9月期・12月期）の流行を見ると、9月期1位の「BeReal.」は12月期3位となり、2位「TikTok」は4位、3位「ちいかわ」は9位となり、大きくトップ3が入れ替わった。

12月期の1位はポケモンカードゲーム（ポケカ）のスマホアプリ版「Pokemon Trading Card Game Pocket（ポケポケ）」だった。2024年10月30日のリリースから1か月半で全世界累計6,000万ダウンロードと大ヒット。2025年に入ってからも待望の“トレード”（カード交換）機能の実装、新パック「時空の激闘」の登場と話題は尽きない。

2位には、BLACKPINKのロゼとブルーノ・マーズによるコラボソング「APT.（アパトゥ）」がランクイン。「アーパトゥアパトゥ」のフレーズは、もともと韓国の飲み会ゲームが由来で、そのリズミカルさでダンス動画でも人気となった。

初登場では、少年ジャンプ＋で連載中のオカルティックバトル漫画「ダンダダン」が5位にランクイン。その他、では女性アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」が7位にランクインしている。

最新12月期の11位以降のランキングをトップ30まで見ると、「ポケモンカードゲーム」「ポケットモンスター/ポケモン」が9月期より上昇し、それぞれ11位と20位にランクイン。17位には、女性アイドルグループ「CUTIE STREET」が歌う「かわいいだけじゃだめですか？」がランクインした。グループ自体も22位に位置している。

また最新12月期を男女年齢別に見ると、総合1位の「Pokemon Trading Card Game Pocket」はほぼすべてのセグメントで1位だが、特に男性15～18歳、男性19～22歳は2位以下と圧倒的な差があり大流行がうかがえる。一方女性23～24歳のみ1位は「ちいかわ」で継続して流行している。

男性では「ゲーム」がすべての年齢層でトップ5入り。「ポケモンカードゲーム」のほか「Brawl Stars（ブロスタ）」「原神」などの名前があがる。一方女性は「K-POP」がすべての年齢層でトップ10入り。総合7位の「FRUITS ZIPPER」は女性19～22歳と女性23～24歳でトップ5入り、女性15～18歳で8位と、男性の支持以上に女性人気が拡がっているようだ。