「カフェで仕事」って実際どう? 深い分断がうかがえる結果に。“特に嫌われる行為”は?【エミリス調べ】

「カフェで仕事をするかしないか」について、好意的な人が多いが拒否反応も強め。

エミリスは、「カフェでの仕事」に関する調査結果を発表した。全国の男女500人が回答している。

カフェで仕事をしている人に「好意的な理由」「批判的な理由」は?

まず「カフェで仕事をする人を見たことがあるか?」を聞くと、94.4%が「ある」と回答しており、カフェが仕事場として定着している様子がうかがえる。

そこで「カフェで仕事をしている人をどう思うか」と聞いたところ、「良いと思う」19.8%、「まあ良いと思う」47.2%で、7割近くが肯定的。ただし「まったく良いと思わない」5.0%が存在するなど、ネガティブにとらえている人たちも一定数存在する。

「カフェで仕事をしている人に好意的な理由」「批判的な理由」をそれぞれ聞くと、好意的な理由では「カフェで何をしようと個人の自由」47.8%が半数近くで1位。「集中して仕事がはかどる」21.8%、「自分もカフェで仕事している」10.4%がそれに続くなど、実際に自身もカフェワークしている“当事者目線”での回答が多かった。

一方「批判的な理由」では、「滞在時間が長すぎる」35.2%が最多で、「情報漏洩への意識が低い」34.5%が僅差で並ぶ。さらに3位に「利用額が少なすぎる」11.5%など、経営側・組織側など複数視点からの批評が並ぶ。また共有空間の他ユーザーからは「カフェは飲食が主目的の場」「リラックスを妨げられる」といった声も目立った。

最後に、好意的・批判的な人すべてに「カフェで仕事をしている人の迷惑行為」を聞いてみると、「店内での会話やリモート会議の声」49.8%がほぼ半数を占め1位。以下「混雑を気にしない長時間の滞在」31.6%、「広い席の占有」10.8%が上位だった。“飲食以外の目的利用”以前に“周囲への配慮の欠如”が批判の目にさらされていることがわかる結果といえる。

調査概要

  • 【調査対象】全国の男女
  • 【調査方法】2024年12月25日~2025年1月5日
  • 【調査時期】インターネットによる任意回答
  • 【有効回答数】500人(女性340人/男性160人。10代0.6%/20代18.2%/30代38.0%/40代24.2%/50代15.0%/60代以上4.0%)
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