ニールセン、スマートフォン利用実態調査でアプリのダウンロードは使用4ヵ月で急減

Android端末ユーザーはiPhoneユーザーと比べて無料アプリを選択基準にする層が多数

メディア視聴行動分析サービスのニールセンは、スマートフォン・メディア利用実態調査レポート6月版からスマートフォンユーザーのアプリ利用実態に関してまとめ、8月28日発表した。スマートフォンの使用期間やOSの種類によって傾向が異なることが分かった。使い始めてから4ヵ月でアプリのダウンロードが急減し、「iPhone」と「Android」端末のユーザーを比べると、Android端末ユーザーは無料アプリを選択の基準にする層が多かった。

使用経過期間ごとに回答者を分けて1ヵ月以内に5個以上の無料アプリをダウンロードした割合を調べたところ、iPhone、Android端末ユーザーとも、利用開始直後の0~1ヵ月が最も高く、iPhoneが58.6%、Android端末は49.7%だった。その後急速に減少し、4ヵ月目はそれぞれ35.0%、17.6%となり、5ヵ月目以降はほぼ横ばいで推移している。全期間を通してiPhoneの方がAndroid端末より10~20ポイント多く、ダウンロード意向が高かった。

ダウンロードする基準は、iPhone、Android端末ユーザーとも「無料であること」が最多で、Android端末はiPhoneより5ポイント程度多い90.1%となっている。そのほか、Android端末は「信頼できるアプリストアで公開されていること」が46.5%とiPhoneと比べて10ポイントほど多く、iPhoneは「ユーザーの評価が自分の基準を満たしている」や「ランキングで上位にランクされている」「ダウンロード件数が多い」がAndroid端末ユーザーを上回った。

ニールセン
http://www.netratings.co.jp/

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