女子バレーボール眞鍋監督も使うタブレット業務活用システム「Handbook」がHTML5コンテンツの配信に対応
インフォテリアは、同社が開発・販売する、タブレッドやスマートフォン向けのドキュメント配信&オフライン表示のシステム「Handbook(ハンドブック)」で、HTML5によるコンテンツの配信・表示機能を追加した。
タブレット端末のビジネス活用は営業シーンでの利用が最も多いが、ほかにも教育機関、医療MR、対面接客、ペーパーレス会議、ホテルのコンシェルジュなどで活用されているほか、スポーツの現場でも利用されるようになっている。
全日本女子バレーボールチーム「火の鳥NIPPON」の眞鍋監督がタブレットを活用していることが話題になったが、眞鍋監督も同社のHandbookを活用している。
Handbookは、営業資料、プレゼン資料、カタログなどのデジタルデータをタブレット端末やスマートフォン端末に入れてオフラインで使用するためのサーバー+デバイス用アプリによるサービス。
タブレット端末に資料やデータを入れて営業などのビジネス現場で利用する場合、データやファイルを端末に配信したり更新したりするには、仕組みや手間、セキュリティなどの問題が発生する。Handbookは、サーバー側で統合的にドキュメントデータを管理して配信する仕組みにより、こうした問題を解決するためのもの。
これまではPDF、Office文書(Wordなど)、画像、動画などしか扱えなかったが、今回のアップデートよりHTML5ドキュメントやHTML5アプリケーションを利用できるようになった。資料は「HTML5パッケージ」のような形で配信する仕組みで、HTML5で作成した文書をZIPで1つのファイルにまとめて「.hcz」という拡張子にしたものを使う。
クラウド型のサービスで、価格は月額21,000円(保存データ1GB、50ユーザー、月契約の場合)から。
同社では、こうした仕組みによってWebサイト制作会社などのビジネス領域を拡大できるとしている。スマートフォンアプリなどを作成するスキルはないがHTML5なら扱えるという制作会社が、企業のWebサイトだけでなく営業現場用の資料も併せて手がけることで、Webと営業現場向けコンテンツを一貫性を持って手がけられるからだ。
同社では、そうした制作会社向けのセミナーを10月より順次開催していくとしている。
・Handbook
→ https://handbook.jp/
・インフォテリア株式会社
→ http://www.infoteria.com/jp/
・インフォテリアのプレスリリース
→ http://www.infoteria.com/jp/news/press/pr120830_01.html
ソーシャルもやってます!