オーリック、モバイル広告マーケットプレイスの新会社maqsを設立し7月1日サービス開始

媒体特性を複数の情報から自動的に割り出して、広告主が求める条件と自動的にマッチングする
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アクセス解析ソフト「RTmetrics」を開発提供するオーリックシステムズは、5月21日に設立したモバイルマーケティング事業に特化した100%出資子会社、maqs(マックス)株式会社の事業の第一弾として、7月1日からモバイル広告マーケットプレイスを提供開始することを発表した。

maqs
http://maqs-inc.com/jp/

7月に開始するモバイル広告マーケットプレイス「maqs」では、オーリックシステムズが独自に開発した「リアルタイム・スコアリングエンジン」によって、モバイルサイトが持つ媒体としての特性を複数の情報から割り出し、広告主が求める条件とマッチングさせて最適な広告配信を行う。媒体力の強い大手モバイルサイトだけでなく、小規模サイトであってもコンテンツの特性を重視し集合として扱うことで、全体として大規模サイトに匹敵する価値の高い媒体となる可能性があり、個性の強い小規模サイトが広告主により高い成果をもたらす可能性もあるという。

サイトや広告の登録ではmaqsが審査を行うため、アダルトや違法な広告・媒体が取り扱われることはなく、広告主とサイト運営者は安心して運用ができる。サイト運営者は、審査を通過すると発行されるタグをサイトに貼り付けると広告を掲載できる。

広告掲載料は1クリック1円からの入札方式。広告主は、広告の配信条件として時間や曜日、Flashなどの携帯機能、サイトのジャンルなどを設定できる。広告主とサイト運営者は、イメージにあわない媒体や広告を除外することもできる。

広告主向けの管理画面
サイト運営者向けの管理画面

アクセス解析データをもとに媒体の関連性を判断

maqs ディレクター 伊藤要介氏(右)、maqs 取締役COO 木村潤氏(左)

スコアリングの条件には、2年前からオーリックシステムズが提供する無料のモバイルアクセス解析「myRTモバイル」で蓄積した経験が活かされているという。具体的には、サイト間の関連性をセッションの行き来によって判断すると、ディレクターの伊藤氏は説明。現状や過去のデータから、あるブログとアパレルサイトの行き来が多ければ関連性が強いと判断し、アパレル系の広告を配信するときにはそのブログを配信先に加えるという。

さらに、CTRもスコアリングの要素に加えられる。「人が集まっていたとしても、広告がクリックされるかは別問題。あるジャンルに出稿したときにクリック数が増えたという点から、エンジンが広告出稿順位の位置づけをする」(maqs ディレクター 伊藤要介氏)

maqs 取締役COOの木村氏は、今回の新事業開始の背景として「モバイル広告は現状、一部の大手有力サイトに偏重しており、限られた広告枠と媒体の争奪戦を行っている状態で結果的にコスト高になってしまう」と、モバイル広告業界の課題について説明。広告主からすると、ターゲットに適した媒体が見つからずに見送っている可能性もあり、こうした課題を解決するために、まだ媒体価値を認められていないモバイルサイトを顕在化していき、広告主とサイト運営者の双方に新たなビジネスチャンスを提供したいとした。

サービス開始当初は、初年度15億インプレッションの広告配信を予定。年内には、iPhone、Androidなどのスマートフォンのほか、iPadにも対応する予定で、7月のサービス開始から2010年12月末までに月商1億円以上を見込んでいるという。

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