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楽天出店店舗のリニューアル成功事例に学ぶ。売り上げUPの3要素とは?【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

3 years 2ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2022年10月3日~10月9日のニュース

ネットショップの売り上げを伸ばすために重要なことは、手法や仕組みではなくて「人」。社内に詳しい担当者、信頼できる外部パートナー、先が見えている上司の存在がカギになります。特に外部パートナーとの信頼関係は一朝一夕では築けないので、早めに着手しましょう。

明確な目的とデータに基づく判断がリニューアル成功の要因

かばんのエースが楽天市場店をリニューアル!今だからこそ重視した3つのポイントとは | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/11815

これからもECを伸ばすため社内担当者育成とパートナーとの関係構築を エース楽天店リニューアル鼎談 | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/11816

リニューアルを依頼するパートナー様を探す際に、売上アップのためのメンテナンスがやりやすいようにリニューアルする

楽天名物店長と呼ばれる皆様のお取り組みを学び、実践もしているのですが、やはり頻繁なメンテナンスが必須となる。頻繁にメンテナンスを行うという視点では「枠」となるサイト自体が良くない状態にあった。

楽天店舗のリニューアル事例です。楽天店舗のリニューアルをする場合、見栄えを整える目的が多くなりますが、この事例ではメンテナンス性を上げるために行っています。売り上げを伸ばすには「見た目ではなく頻繁な更新が重要」とわかっていたからこそ。売れている店舗の取り組みを研究した結果です。きちんと見て考えれば打つべき手が見てくるということでしょうか。

データをもとに流入の多いカテゴリを目立つ場所に配置し、そうでないものは目立つ場所から外して整理していきました。

おもしろかったのは、実は女性のお客様の割合が多かったこと。にもかかわらず、リニューアル以前は男性向けに作られたページが多かったのです。まずはそれを対策しよう

見せ方に関してもきっちりとデータを見てから判断しています。なんとなくデータを見て「売れるヒントはないのか?」と考えるのではなく、見られている商品やユーザー像を確認しようという目的がありました。見た目に関しては主観が衝突してしまい収拾がつかないことが多いですが、こうして数字から積み上げていくと上手く進んでいきます。

それぞれのサービスの経済圏にしかいないお客様もいらっしゃいます。卸先様のサイトもあり、最終的には場所はどこであってもエースの商品を買っていただければ良いとの考えです。

ここは多店舗展開で重要なポイントです。「売れる・売れない」「手間がかかる・かからない」で考えるのではなく、その商圏の売り上げを確保することを考えるということです。「額が少ないからやめる」という考え方もありますが、その売り上げは他社に取られてしまいます。長い目で見た時にどちらが得なのかはすぐにわかるはず。

外からウェブに詳しい人を採用するより、杉山さんのように社内の商品に詳しい方が、ECを勉強してEC担当になるほうが売れると思います。そして、EC担当者となられた杉山さんが、情報を得るために外に出ていくという順番がおすすめです。

これもその通り。ECに限らず、Web担当者はパソコンなどに詳しい人ではなく、社内のことに詳しい人。どのタイミングで何が売れるかは1年経ってなんとなくわかる程度。HTMLなどの知識は1年あれば身につきます。

今回のリニューアルは唐突に思いついたものではありません。EC事業を伸ばすという考えのなかで生まれてきたものです。つまり、今のことだけではなく、数年後を考えて動かないといけないということ。皆さんの会社には中長期でEC事業を考えている人がいるでしょうか? いなければ早めに担当を決めたいところです。結果が出るのはその数年後ですから。

関連記事:多すぎるモールイベントの対応コストが「1/2~1/3」に!少ない手間で成果が出る方法 | コマースデザイン
https://www.commerce-design.net/blog-staff/221006-sale-event-efficiency/

今週の要チェック記事

全商品がアマゾンより安い…北海道民がこぞって使う宅配サービス「トドック」がそれでも成り立つワケ | PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/61854

北海道はセイコーマートなど個性的な企業が多いです。大企業への対応の参考にしましょう。

Shopify Japan、日本郵便と協力し、より効率的な配送サービスの提供を開始 | コマースピック|note
https://www.commercepick.com/archives/24063

配送は2024年問題を抱えています。解決する取り組みは増えてきそうです。

楽天、環境に配慮した商品の購入などに対し「楽天ポイント」の進呈、クーポンの発行を開始 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/10204

楽天、2023年までにカーボンニュートラルの達成をめざすと発表 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/10205

「楽天オプティミズム2022」の発表内容です。世界はESG投資の流れなのでここに注力するのは当然。

お取り寄せは自宅でぜいたく&ファンを巻き込むPR成功の商品が台頭。「ベストお取り寄せ大賞」から見る2022年の傾向 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/10208

ちょっとした贅沢はお取り寄せ。この流れは2023年も続きそう。

デジタルマーケターは「同梱物」を軽視し過ぎる! D2C(ネット通販)のF2転換率とLTVを劇的にアップさせる5つの同梱物とは | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/10169

通販はモノが動くので、リアルのことを知っておく必要があります。

SEOの施策を推進したら検索広告のパフォーマンスにも良い影響が確認できた話 | JADE
https://blog.ja.dev/entry/blog/2022/10/05/how-seo-actions-affected-ads-performance

ウェブマーケティングだけでも視野を広げてみると結果が出ます。手法だけ見てしまっていませんか?

今週の名言

視覚に障害のあるお客様との出会い | SHAKUNONE(しゃくのね)
https://shakumoto.co.jp/column/a30/3399/

『諦めなかった人だけが夢を叶える』と声にだして、もう1日だけ続けてみるようにしています

辛いことがあっても「1日だけ続けよう」と思えば何とか頑張れます。その1日が積み重ねっていけばどこかで結果が出ます。もう1日だけ頑張ってみませんか?

筆者出版情報

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米ランズエンドが日本撤退。日本人向けサイズ展開「ジャパンフィット」の販売も終了 | 通販新聞ダイジェスト

3 years 2ヶ月 ago
2022年12月31日付けで事業を終了すると発表。撤退の理由については明らかにしていません

米衣料品通販大手の日本法人、日本ランズエンドは9月28日、12月31日付で事業を終了すると発表した。すでに米ランズエンドでは9月上旬に実施した株主総会で日本からの撤退を発表しており、それを受けたもの。日本撤退の理由については明らかにしていない。

日本人向けのサイズ展開「ジャパンフィット」も販売終了

日本ランズエンドの事業終了に伴い、同社が展開している日本語による通販カタログ発行や通販サイト運営、日本独自展開としていた日本人向けのサイズ展開「ジャパンフィット」の販売なども終了する。

電話や通販サイトでの受注は12月22日(FAX・郵便での受注は10月末まで)まで、顧客からの問い合わせ対応は来年1月13日まで行う。今後、日本での事業展開は米ランズエンドが通販サイトなどを通じて実施していくが日本語対応したカタログや通販サイトの展開などは行わない模様だ。

通販新聞 ランズエンド 日本ランズエンド 事業終了のお知らせ
日本ランズエンドのECサイト終了のお知らせ(画像は日本ランズエンドのECサイトからキャプチャ)

リソース集中で日本から撤退か

日本ランズエンドは日本市場への本格展開を目的に1993年10月に設立、94年から営業を開始した。同社では売上高は非公表としており、詳細は不明だが、米アウトドアブランドブームの波に乗り、順調に売り上げを拡大。ブーム終了後も同社が軸となって、日本市場に合わせたサイズ展開やカタログ展開などで堅実に事業を伸ばしてきた。民間調査会社によると直近の業績(22年1月期)もコロナ禍を乗り越え、増収で推移していた模様。

日本撤退の理由については米本社、日本ランズエンドとも明らかにしていないが、米ランズエンドが9月に発表した今期第2四半期(5~7月)決算によると売上高が前年同期比8.6%減の3億5117万ドル、営業利益が同82.3%減の554万ドル、最終損失は217万ドル(前年同期は1622万ドルの黒字)と減収減益となっており、日本から撤退してリソースを集中させる狙いなどがあったとの見方もある

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

「通販新聞」について

「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

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通販新聞

ヤフーとLINEもコンバージョンAPIを提供

3 years 2ヶ月 ago

ヤフーとLINEが、サーバー間連携によるコンバージョン計測ソリューションである「コンバージョンAPI」の提供を開始。ヤフーは、広告主の保有する顧客情報を連携する「詳細マッチング」の手段として「コンバージョンAPI」を提供するため、メールアドレスまたは電話番号の送信を必須としている。

ヤフー【ディスプレイ広告】コンバージョンにおける詳細マッチングの提供などについて
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30364738.html
LINE、広告主がサーバーに保有するデータをLINEへ送信可能にする機能「LINE Conversion API」の提供を開始
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2022/4353

これで主要プラットフォームのサーバー間連携計測ソリューションがほぼ出そろった。広告主がそれぞれに対応するのは困難で、統合管理できるサービスの需要が高まると予測される。

noreply@blogger.com (Kenji)

売り上げアップの秘訣を学べるセミナー&倉庫内を見学できる「物流セミナー&倉庫見学会」【10/28開催】

3 years 2ヶ月 ago

スクロール360は10月28日(金)、EC通販事業者向けに「売上100億円に迫るナチュラムの戦略と物流を大公開 物流セミナー&倉庫見学会」をオフラインで開催する。

▼「売上100億円に迫るナチュラムの戦略と物流を大公開 物流セミナー&倉庫見学会」(10/28開催)

セミナー 物流 倉庫見学会 スクロール360 ナチュラム

スクロール360の物流現場を実際に見学しながら学べるセミナー。セミナーには、ナチュラムの橋本英浩氏、スクロール360の高山隆司氏が登壇し、「ECで100億円に迫る売上アップの秘訣」「絶好調のナチュラムを支えるバックヤード」について解説する。倉庫見学会では、在庫管理から梱包、出荷業務などの各工程を見学できる。

こんな方にオススメ

  • どのような在庫管理を行っているのか、実際に見てみたい
  • 保管効率や作業効率を高める施策を、自分の目で確かめたい
  • EC通販の売り上げアップに悩んでいる
  • 具体的な成功事例を知りたい

開催概要

  • イベント名:売上100億円に迫るナチュラムの戦略と物流を大公開「物流セミナー&倉庫見学会」
  • 日時:10月28日(金)14:00~17:00
  • 会場:スクロールロジスティクスセンター関西2(SLC関西2)(大阪府大阪市住之江区南港中1丁目4-140)
  • 参加費:無料(事前申し込み必要)
  • 定員:先着10名(1社につき2名まで)
  • 主催:スクロール360
  • 申込期限:10月21日(金)17:30まで
  • 詳細と申し込みhttps://www.ebs-net.or.jp/ec_conference2022/
藤田遥

クックパッドのキッチンリフォームECサービス「たのしいキッチン」とは

3 years 2ヶ月 ago

クックパッドは、Web上でキッチンのリフォームを計画して比較検討できるキッチンECサービス「たのしいキッチン」の提供を始めた。Web上で各社のキッチンを比較検討し、概算価格を見ながらオプションなどを選択することで、簡単にキッチンをプランニングし、リフォームできるという。

Web上で各社のキッチンを比較検討しリフォームを検討できる「たのしいキッチン」

キッチンのリフォーム計画をWeb上で簡単に

「たのしいキッチン」は現在、国内主要5メーカーの人気シリーズを取り扱い、東京、神奈川、千葉、埼玉(一部除く)の一都三県にサービスを提供している。今後はラインナップの拡充や対応エリアの拡大を予定している。

新設住宅着工戸数が減少していくなか、リフォームやリノベーションによって、従来の住宅環境をより良いものにする人が増えている。「たのしいキッチン」は、その中で最も手軽に理想のキッチンを実現できる手段の提供をめざしている。

キッチンのリフォーム需要が増加

近年の新築住宅価格の高騰や住宅ストックの拡充に伴う新設住宅着工戸数減少、専門事業者の増加を受け、首都圏を中心に中古住宅をリフォームあるいはリノベーションして住む人が若年層を中心に拡大。また、リフォームする場合は、キッチンをリフォームする比率が最も大きくなっているという。

レシピサービス「クックパッド」、生鮮食品EC「クックパッドマート」などを手掛けるクックパッドは、より料理を楽しむ人を増やすには、キッチンを購入する際の課題を解決し、自分の料理スタイルや生活に合うキッチン環境を実現しやすくすることが必要だと考え、「たのしいキッチン」の開発に踏み切った。

「たのしいキッチン」の特徴は以下の通り。

  • 国内主要キッチンメーカーのキッチンをラインナップ
    「リクシル」、「クリナップ」、「TOTO」、「パナソニック」、「トクラス」のキッチンをラインナップ。シリーズやオプションを選択してプランを保存することで、比較しながらキッチンを選ぶことができる。
主要メーカーのキッチンを取りそろえる
  • Web上で概算価格を見ながらプランニング
    工事費を含んだ概算価格を見ながらオプションを選択して、キッチンのリフォーム計画を立てられる。複数のシリーズ、複数のプランでも、都度の見積もりなしで比較検討が可能だ。
Web上で工事費を含んだ概算価格を見ながら検討できる
  • 困りごと解決のコンテンツが充実
    サイト内に「キッチンのガイドブック」を掲載。困りごとを解決するコンテンツから、ショールームのレポートまで、キッチンやリフォームの情報を幅広く発信する。
困りごとを解決するコンテンツなどキッチンやリフォームの情報を幅広く発信

「たのしいキッチン」事業責任者の渡部一紀氏は次のようにコメントしている。

料理を楽しむ上で、レシピや食材と同じくらい体験に影響するのがキッチンの環境。リフォームやリノベーション、注文住宅を建てるときなど、自分でキッチンを選ぶタイミングで、誰もが簡単に理想のキッチンを実現できる社会を目指して「たのしいキッチン」を開発した。クックパッドとしては新しい挑戦となる、キッチンという領域の課題をテクノロジーを使って解決し、より料理を楽しめる人を増やしていきたいと思っている。

高野 真維

DMのポスティングや誰でもチラシやノベルティーグッズが作れる仕組みなど、印刷のラクスルによる事業領域拡大の裏側 | 印刷通販ラクスルのDX戦略

3 years 2ヶ月 ago
コロナ禍で増えた法人利用への対応など、ラクスルが実践する事業領域拡張を解説(最終回)

ラクスルはこれまで「印刷DX」を掲げ、印刷業界全体の変革に取り組んできました。伝統的な産業だからこそ、生産性向上やコスト削減のみならず、新たな収益基盤を創出し、産業構造を抜本的に変えることが求められています。ユーザーの抱える課題に向き合い、現場に出向くことで人力で行うべきところ以外は仕組化を図ってきました。

最終回のテーマは事業領域の拡張について。印刷だけでなく集客支援やデザイン、ノベルティグッズ制作、そしてエンタープライズ向けのサービスなど、領域を広げてきた背景について解説します。

印刷からポスティングまで一気通貫のサービスを提供

ラクスルは主に2つの軸で事業領域の拡張を進めてきました。1つは事業ドメインのバーティカルな拡張。ユーザーが抱えるニーズに合わせて提供するサービス領域を広げ、バリューチェーンを拡大することで、ユーザーの利便性向上に努めてきました。2つ目は集まってきた顧客基盤をもとにした事業の横展開です。前者の代表的な例が集客支援へのサービス領域の拡張です。

まずチラシを注文するユーザーの根本的な「目的」を考えるところから始めました。ユーザーの目的は「チラシを作ること」ではなく「人を集めること」です。また、印刷したチラシを配布する際、ユーザー側でポスティング会社を探し、そこに納品してチラシを撒いてもらうのが一般的でした。そこで、ポスティングもラクスルのサービスとして一気通貫で提供することができれば、もっとユーザーが本業に集中できたり、最適な配布を計画したりすることができると考えました。

ポスティングの課題は地図上にポスティングしたい箇所をマーキングしないと配布コストがわからないことでした。ポスティングは有効活用できると知っていても、ユーザーにとってはかなり使いづらいものだったわけです。

ラクスルの「ポスティング地図」
ラクスルの「ポスティング地図

そこでラクスルでは、オンライン上に住んでいる人数を紐付けた地図を用意し、そこに町丁目単位での配布エリアや配布枚数を入力することで、簡単に費用の見積を算出できる仕組みを作りました。チラシの配布エリアの選定とかかるコストが画面上で一元的に確認できるようになったことで、従来の業者には到底できないスピードを実現し、圧倒的な付加価値を提供できるようになったのです。

デザインスキルがなくても洗練されたチラシが作れる理由

次にデザイン領域への推進について。ラクスルでも昔はインハウスのデザイナーを常駐させて、ユーザーからの要望を1つひとつ汲み取りながら印刷物を制作していました。しかし、結果的にはなかなか納入に至らず、ECモデルとしては拡張できませんでした。何が問題だったかというと、ユーザーの要望が多岐に渡ることと、ユーザー自身がどんなデザインにすれば良いのかが理解できていなかったことです。

こうした課題があったので、「ユーザーからのインプットを仕組み化」するのではなく、「デザイナーが行うレイアウトやデザインの作業を仕組み化」するという発想に転換させました。オンライン上で誰でも印刷物をデザインできる仕組みを作れば、デザインのスキルがなくてもユーザー自身で好みの印刷物を作成できます

2017年に開始した「オンラインデザイン」、2019年に開始した「らくらくデザイン」は、画像やテキストを入れるだけで、自動でデザインを生成できるWeb上のアプリケーションです。ローンチから最初の10か月は毎週UIを変えて改善を続けました。現在は業種や業態に合わせて反響の良いデザインプレートを1万6000点用意しています。ユーザーが思った通りのデザインが簡単に作成でき、かつ無料で提供できるのは、大きな強みになっていると考えています。

なんでも揃うノベルティプラットフォームができるまで

以前はラクスル事業の売上のうち、紙の印刷の割合が約99%を占めていましたが、事業を継続していく中で「ボールペンの名入れはできないか」「ノベルティで配布する社名入りの布バッグは作れないか」といったお声をいただくようになりました。ノベルティ業界はまだまだアナログなやりとりが発生している領域で、対面営業やカタログ発注が当たり前で、金額を確認するのに1週間かかったり、加工から納品まで1か月かかったりと、ユーザー体験を改善する余地が多分にあったのです。

そこでラクスルが印刷で培ってきた仕組みを転用し、在庫の有無や加工後の値段もその場で算出できるようなUXを作りました。最短2営業日で届けられる短納期の商品も取り揃えたので、予算と作りたいノベルティを選べばすぐに意思決定できるサービスを提供しました。

サービスを運営しながらさまざまなデータを調査してわかったのはノベルティは「予算内で最大化できるかどうか」かが重要だということでした。マグカップやボールペンを作りたいのではなく、「予算の中で選べるベストなノベルティ商品」を探したいというのがユーザーのインサイトとして存在しているのです。その要望に応えるためには、予算に応じたノベルティ商品を選べるよう、ラインナップを充実させておかなければなりません。

ラインナップを拡充するために行ったのは徹底的な市場調査でした。展示会を回ってどんなノベルティがあるのかを把握し、ラクスルで提供できるアイテムを増やしていきました。そのおかげで今では商品点数だけで3000点から4000点ほど、年内には1万点に達する見込みです。また、カラーや加工の仕方などを加えると20万~30万SKUに上るほど、まさに何でも揃うセレクションを実現しました。

ラクスル「販促・ノベルティ」
ラクスル「販促・ノベルティ

ユーザーが安心して発注できるようにサンプルを作る感覚で1個から発注できる商品を数多く用意したり、有名なブランドの商品を揃えたりすることで、「ノベルティでも良いものが作れる」と思っていただけるよう心がけています。

コロナ禍で増加した法人利用から生まれた新しい仕組み

もともとラクスルはユーザー個人のメールアドレスで登録し、個人のユーザーに合わせた状態でサービスを成長させてきました。そのため企業の利用には不向きで、どうしても導入には至らないという壁が存在していました。しかしコロナ禍で大企業のDXが加速し、有名企業の発注による売上が増えてきたため、ユーザー体験を見直しました。

従来のように個人が印刷費を経費精算するのではなく、部署やチームなどの組織で印刷物を取りまとめ、予算管理できるような仕組みを作り、SaaSのようなプラットフォームを提供することで、中堅企業や大企業などのニーズに応えられると思ったのです。

これまで法人における印刷物の制作は、拠点ごとに発注先や印刷方法が異なっていました。そのため十分な管理がなされていなかったり、印刷物におけるレギュレーションの違いから、デザインの統一性に欠けたりといった課題が存在していました。

こうした課題に着目し、会社全体で販促業務の発注方法や管理、デザイン、制作のノウハウまで組織を横断して一元管理できる仕組みを作り、法人のユーザーがネット印刷を利用できるようなサービスを開発しました。それが「ラクスル エンタープライズ」です。現在、サービスをリリースしてから1年で600社を超える企業に導入されており、製薬業界や多店舗展開している企業などを中心に幅広くご利用いただいます。

「ラクスル エンタープライズ」の仕組み
「ラクスル エンタープライズ」の仕組み

このようにユーザーの要望や時流の変化を敏感に捉え、何に価値を出すべきかを常に探求してきたからこそラクスルはバリューチェーンを広げることができました。表面的なニーズやノウハウだけを追うのではなく、目の前の事象からユーザーのペインを汲み取り、どう課題解決していけば自社のサービスを成長させられるのかを考えることが大切です。本稿が読者のみなさまに少しでもお役に立てれば幸いです。

高城 雄大

生鮮食品ECの食文化が市場直送の花の定期販売サービス

3 years 2ヶ月 ago

食文化はグルメ生鮮食品のECサイト「豊洲市場ドットコム」で、季節の花を毎月届ける「お花の定期便」を開始した。

葛西花卉市場で仕入れフラワーショップや百貨店に卸販売する花問屋「花結実(はなゆい)」と協業。市場から直送で顧客に花をユーザーに毎月届ける。

食文化はグルメ生鮮食品のECサイト「豊洲市場ドットコム」で、季節の花を毎月届ける「お花の定期便」を開始した
市場直送で新鮮な花を届ける

旬の花を毎月、市場直送で

「お花の定期便」は1回の注文で毎月、旬の花を届ける定期購入サービス。市場から仕入れして顧客に直送するため、新鮮な花を届けられるという。届け予定日の10日前ならいつでも解約可能。顧客は、次回発送のスキップも選択できる。

食文化はグルメ生鮮食品のECサイト「豊洲市場ドットコム」で、季節の花を毎月届ける「お花の定期便」を開始した
旬の花を毎月提供する

「お花の定期便」の定期便コースは、季節の花を3品種、20本以上送る「ベーシック」コース(税込4400円)、バラと季節の花3~5品種、30本以上を送る「デラックス」コース(同5980円)、ユリと季節の花6品種、30本以上を送る「プレミアム」コース(税込8800円)の3つ。

食文化はグルメ生鮮食品のECサイト「豊洲市場ドットコム」で、季節の花を毎月届ける「お花の定期便」を開始した
定期便コースは3種類を展開

どのコースも毎月、顧客が指定する「週・曜日」または「日にち」に届ける。毎週・隔週など月に複数回の申し込みも受け付ける。1回の利用だけでも解約できる。

高野 真維

【Googleビジネスプロフィール活用方法】インサイトを使い子なすための考え方&で見るべき数値を解説 | 店舗ビジネスに役立つ『口コミラボ』特選コラム

3 years 2ヶ月 ago
Googleビジネスプロフィールのインサイトを使いこなすための考え方・活用方法、インサイトで見るべき数字やその意味などを解説します

Googleビジネスプロフィールのインサイトは、「店舗・施設情報がどれくらい見られているか」「検索者がどれくらい行動に移したか」など、ここでしか見られない貴重な情報が集まっている解析データです。上手く活用すれば、現状の把握、課題解決のための施策の発見、そして施策の効果検証にも活かせる便利なツールです。

ですが、インサイトにはさまざまな数値が表示されている一方で、どこを重視して見ればいいのかであったり、どうすれば施策の立案や効果検証などに活かせるのかといった活用方法をGoogleが公開してくれているわけではありません。

そこで今回は、Googleビジネスプロフィールダイアモンドプロダクトエキスパート 永山氏の監修のもと作成した「Googleビジネスプロフィールのインサイト活用マニュアル」の内容をもとに、Googleビジネスプロフィールのインサイトを使いこなすための考え方・活用方法をわかりやすく解説します!インサイトで見るべき数字やその意味、活用法を知り、効果的に使っていきましょう!

Googleビジネスプロフィールのインサイトとは?

Googleビジネスプロフィールのインサイトは、ここでしか見られない貴重な情報が集まっている解析データ。インサイトを使えば、店舗の情報がGoogleマップ・検索上でどれだけ見てもらえているか、見てもらった上でどれだけ集客につながっているかといった現状を分析できます。

例えば店舗・施設情報がGoogleマップ・Google検索で検索されて表示された回数である「検索数」や、検索され表示された後にそれを見たユーザー(検索した人)がルート検索や電話などの行動を起こした回数である「アクション数」などを見ることができます。

インサイトの数値を見る手順

2022年10月現在、Googleビジネスプロフィールには3つの管理画面があります。

1つ目は「Google検索結果上の管理画面」、2つ目は「Googleマップアプリ内の管理画面」、3つ目は「Googleビジネスプロフィールマネージャ(※従来のGoogleマイビジネス管理画面)」です。

一部、Googleビジネスプロフィールマネージャの管理画面からしか見れない情報もあります(※直接検索・間接検索数や、ルート検索の場所など)。

各管理画面の詳細や、使える機能についてはこちらの記事をご覧ください。
Googleビジネスプロフィール 各管理画面で「使える・使えない」機能一覧

ここでは、それぞれの管理画面からどのようにインサイトの情報を見るのか、手順を解説します。

1. Google検索結果上の管理画面

  1. Google検索で店舗名を検索
    (※出てこなければ「店舗名+地名」などで検索。あるいは「マイビジネス」と検索すると管理しているビジネス一覧が出てきます)
  2. 管理画面が出てきたら、「Google に掲載中のあなたのビジネス」の「宣伝」を選択
  3. 「パフォーマンス」を選択
  4. すると、パフォーマンスレポート(インサイトの一部)が見られます。
インサイトを見る手順(Google検索結果上の管理画面)
▲インサイトを見る手順(Google検索結果上の管理画面)

2. Googleマップアプリ内の管理画面

  1. Googleマップアプリを開き、画面右上のアイコンマークをタップ
  2. 「自分のビジネスプロフィール」をタップ
  3. 管理画面が出てきたら、Googleマップアプリ内の管理画面のホーム下部の「宣伝」をタップ
  4. 「パフォーマンス」をタップ
  5. すると、パフォーマンスレポート(インサイトの一部)が見られます。
インサイトを見る手順(Googleマップアプリ内の管理画面):編集部作成
▲インサイトを見る手順(Googleマップアプリ内の管理画面):編集部作成

3. Googleビジネスプロフィールマネージャ

  1. Googleビジネスプロフィールマネージャのホーム画面右側の「インサイト」をクリック
  2. すると、インサイトが見られます。
  3. パフォーマンスレポートについては、2022年10月現在、インサイト画面上部の「新しいプロフィールのパフォーマンスを確認する」を選択すると見られます。
インサイトを見る手順(Googleマップアプリ内の管理画面):編集部作成
▲インサイトを見る手順(Googleマップアプリ内の管理画面):編集部作成

Googleビジネスプロフィールのインサイトでできること・機能一覧

Googleビジネスプロフィールのインサイトで見られる数字は、以下の画像の通りです。

Googleビジネスプロフィールのインサイトで見られる数値一覧:編集部作成
▲Googleビジネスプロフィールのインサイトで見られる数値一覧:編集部作成

このように多くの数字を見ることができますが、すべての数値が重要なわけではありません。すべての数値を見るのは大変な上に、施策を行う上ではそこまで意味をなさない数値もあります。

そこで、先に挙げた「現状の把握」と「施策の効果検証」に使えるものにフォーカスし、使いこなしていきましょう。

以下では、重要な数値として「検索数」「検索語句」「アクション数」の3つの数字に絞り、その意味と活用方法について解説していきます!

1. 検索数

検索数とは、その名の通り「店舗・施設の情報が検索された数」のことです。検索数は、「どんな方法で検索されたのか(直接検索・間接検索・ブランド検索)」、「どのデバイス・プラットフォームで検索されたのか」の2つの軸での数値を確認できます。

※なお、直接検索・間接検索・ブランド検索の数値は、Googleビジネスプロフィールマネージャでのみ見ることができます。Google検索やGoogleマップアプリの管理画面では見ることができません。

検索数とは
▲検索数とは

「直接検索」「間接検索」「ブランド名検索」は、それぞれ以下のような数値です。

  • 直接検索 …「店舗名」で検索されて表示された回数
  • 間接検索 …「地名+業種」などの検索語句で表示された回数
  • ブランド名検索 …「ブランド名」で検索されて表示された回数

なお、店舗名やブランド名がGoogleにどのように認識されているかどうかが、計測される数値に影響します。

たとえば、ブランド名と店舗名が紐付けられていなければブランド名での検索は計測されなかったり、有名な店舗・ブランドであれば多少の表記揺れがあっても直接検索もしくはブランド名検索に計測されたりします。

検索数の分析&活用方法

直接検索の数から、知名度を把握することができます。

直接検索が多ければ知名度が高い状況ですし、少なければ知名度が低い状況です。知名度を上げる活動(広告やSNS等)が必要なのかどうかを判断できます。

間接検索の数からは、Googleがその店舗・施設の魅力・特徴を認識できているのかがわかります。

間接検索が多ければ店舗の商品や魅力がGoogle内で関連付けられている状況ですし、少なければGoogleに認識されていないか、認識されていたとしても関連性は低い状況だといえます。そもそも関連付けられた語句を増やしていく必要があるのか、検索してくれた人が利用したくなるような情報が入っていればいいのか、などがここから判断できます。

「マップでの表示回数」に注意

「検索数」と似ている数値ではあるものの、参考にしづらい数字もあります。それが「マップでの表示回数」です。

マップでの表示回数
▲マップでの表示回数

「マップでの表示回数」は、言葉通り、店舗・施設がマップ上に表示された回数です。

これは例えば、検索していない状態でGoogleマップを見ている際に表示された場合や、カーナビとしてGoogleマップアプリを利用中に地図上に表示された場合でもカウントされます。つまり、「たまたま地図上に表示された回数」が含まれてしまっているので、集客に直接つながる数値ではないというのはおわかりいただけるかと思います。

検索数の方が集客につながる指標として有用ですので、基本的には検索数や次に紹介する数値を見ていただければ問題ありません。

2. 検索語句(クエリ)

検索語句からは、店舗・施設情報がどのような語句で検索に引っかかったのかがわかります。

検索語句
▲検索語句とは。この一覧に出てこない語句はGoogleに認識されていないか、そもそも検索されていない(需要がない)語句のどちらかということになります。

検索語句を見れば、今からやるべきキーワード対策がわかります。

キーワードの見つけ方は

対策すべきキーワードは、

  1. お店の商材や、魅力を書き出してみる
  2. そのキーワードの検索数をインサイトで確認する

の2つのステップで見つけることができます。

例えばラーメン店なら、提供しているメニューや関連する言葉としては「ラーメン」「チャーハン」「餃子」「ランチ」などが挙げられますよね。

これらがもし検索語句の中に出ていなければ、Googleに認識してもらう(関連性を高める)施策を行うと良いでしょう。

検索需要の確認方法

対策したいキーワードがたくさんある場合、需要が多いキーワードから優先して対策していきたいですよね。また、そもそも需要がまったく無い、検索されないキーワードを対策しても集客にはつながりづらいので、ある程度検索されそうなキーワードを選んだ方が良いでしょう。

検索の需要は、Googleトレンドで確認できます。Googleトレンドとは、キーワードの検索需要を相対的に比較できるツールです。

Googleトレンド
▲Googleトレンド

例えば、上の画像では「美容室」「美容院」は検索需要が高く、優先順位が高い一方で、「ヘアサロン」は検索需要が低く、優先順位は低いことがわかります。

もちろん、「ヘアサロン」も需要がまったく無いわけではありません(グラフではかなり少ないように見えますが、「美容室」「美容院」と比較した際の相対的な需要です)。

また、例えば競合店が全く「ヘアサロン」で引っかかっていないといった状況であれば、こちらを対策していくことで検索需要を独占できるという考え方もあります。必ずしも「検索需要が高い方だけをやるべき」ということではありませんので注意してください。

※なお、Googleトレンドは都道府県別でも検索需要を見ることができます。地域性があるキーワードなどの場合には、さらに細かく確認していきましょう。

関連付けを高めるためには

関連付けを高めるためには
▲関連付けを高めるためには

関連付けには以下の4つの要素・施策が影響します。

  1. Googleビジネスプロフィールでの言及(投稿、商品、メニューなど。一部関連付けに影響しない項目もあります)
  2. 口コミでの言及
  3. 自社サイトでの言及
  4. 他社サイト(口コミサイト、グルメサイトなど)での言及

※なお、検索実績も影響しますが、「検索者が検索した語句」が影響するので、広告等で間接的に高めていくことはできなくはないものの、直接的に高めることはできません。

関連性を高めるために、Googleビジネスプロフィールや公式サイト、口コミサイト等の情報を整備しましょう。また、口コミの内容はオーナー側でコントロールできませんが、口コミを集める取り組みを進めることで、関連付けたいキーワードの数も増えると考えられるので、口コミ収集も進めていくと良いでしょう。

3. アクション数

アクション数とは
▲アクション数とは

アクション数は、検索者が店舗・施設情報を見た後に「行動(アクション)」した数です。

「行動」には、ルート検索した数、ウェブサイトを見た数、電話した数、メッセージを送った数が含まれます。

アクション数、見るべき指標は

アクション数は、ルート検索やウェブサイトの数、電話の数、メッセージの数などさまざまな種類があります。その中で重視すべき指標は、業種業態、店舗の状況によって異なります。

たとえば、周囲に似た店舗が多い場合、住宅街にあって目印となる施設がない場合、郊外にあってカーナビを使う人が多い場合など、店舗の場所がわかりづらい場合ルート検索の数が重要になります。

また、公式サイトで予約を受け付けている場合はウェブサイトの数が重要ですし、電話での予約が主な場合は電話の数が重要になります。

アクション数の中でも自分の店舗・施設で指標とすべき数はどれなのかを考えてみると良いでしょう。

さらに詳しく分析するためには

Googleビジネスプロフィールのインサイトの情報は、CSVとしてダウンロードできます。ExcelやGoogleスプレッドシートにインポートして、詳細な分析をすることが可能です。

以下の画像の手順から、ダウンロードできます。

CSVをダウンロードする方法
▲CSVをダウンロードする方法

※CSVをダウンロードできるのは、現在、Googleビジネスプロフィールマネージャのみです。

以上、Googleビジネスプロフィールのインサイトについて解説しました。

この記事を書いた「口コミラボ」さんについて

「口コミラボ」は、様々な地図アプリ・口コミサイトの監視、運用、分析を一括管理できる店舗向けDXソリューション「口コミコム」が運営する店舗ビジネス向け総合メディアです。近年、企業の評判管理が重要視されるなか、特に注視すべきGoogleマイビジネスを活用したローカルSEO(MEO)や口コミマーケティング、それらを活用した集客事例から、マーケティング全般、店舗経営のハウツー、業界動向データにいたるまで幅広い情報を紹介します。

口コミラボ

DL数100万件突破のシェア買いアプリ「カウシェ」が公表した2年間の実績と今後の戦略

3 years 2ヶ月 ago

友人や家族などと共同購入すると商品を安く入手できるシェア買いアプリ「カウシェ」を運営するカウシェは10月6日、事業スタートから2年間の歩みと今後のサービスの方向性を発表した。

「カウシェ」は2020年9月にサービスを開始し、2022年9月に2周年を迎えた。アプリダウンロード数は2022年9月に100万件を突破。サービス開始時の取扱品目は食品カテゴリーのみだったが、現在は日用品、家電、美容・コスメも取り扱う。

友人や家族などと共同購入すると商品を安く入手できるシェア買いアプリ「カウシェ」
配信開始からの変遷。アプリダウンロード数は2022年9月に100万件を突破

顧客からの問い合わせに対する24時間以内の返信率は90%(2022年8月~9月の期間中)を維持しており、シェア買いの成功率は84%以上(2021年9月~2022年8月の期間中、「カウシェ」で商品を購入した人のうち、「シェア買い仲間」を見つけ、実際にシェア買いが成功した人)となっている。

水や炭酸水を中心とした飲料水を扱う出店者「クリックルプラス」のように、シェア買いの達成人数を変更できる「大人数シェア買い機能」(従来2人以上となっていた「カウシェ」のシェア買いが成立するまでに必要な人数を設定できる機能)を使い、2000人でのシェア買いに成功する企業も出てきている。

友人や家族などと共同購入すると商品を安く入手できるシェア買いアプリ「カウシェ」
2000人でのシェア買いに成功した企業も

LINEのオープンチャットで「カウシェ」を軸に集まったユーザーの数は、全チャットを合わせて1万人を突破。さらに、「カウシェ」を利用する在留ベトナム人の数は8.5万人を超え、2020年末の全在留ベトナム人約45万人のうち、約2割を占めたという

1人の商品購入が追加で1.56名への拡散・購買に

カウシェは今後、「顧客の声で商品が広まる、SNS時代にマッチしたECアプリ」として進化していく方針。カウシェでは「商品を口コミしつつ、シェア買い仲間を集める」という行動がとられるため、人から人へと拡散しやすく、商品の購入の輪が広がっていくという。

カウシェによると、一般人がSNSやメッセージアプリを通して商品を広め、他の人の購買意欲を引き起こす影響力を数値化すると、平均して1人の商品購入が、追加で1.56人への拡散・購買につながっているという。

友人や家族などと共同購入すると商品を安く入手できるシェア買いアプリ「カウシェ」
顧客の声が商品認知度の向上や購買につながっている

「カウシェ」独自の商品を拡散・購入につなげる力を強化するため、今後は、「カウシェ」内のつながりやコミュニティー作りに力を入れていくとしている。

総合大賞は水や炭酸水の「クリックルプラス」

「カウシェ」に出店しているパートナー事業者を表彰するアワード「KAUCHE AWARD(カウシェアワード)」も実施。総合大賞は、水や炭酸水を中心とした飲料水を扱う「クリックルプラス」が受賞した。

販売個数や売り上げは「カウシェ」で常にトップクラスで、大人数でシェア買いする企画では1グループ2000人のシェア買いに成功するなど、さまざまなシーンで成果をあげたことが理由という。

「カウシェアワード総合部門」は、対象期間中(2021年9月~2022年8月まで)の売上額、販売数量、リピート率、SNSでのシェア数などを、「カウシェ」独自の基準から総合的に評価している。

友人や家族などと共同購入すると商品を安く入手できるシェア買いアプリ「カウシェ」
カウシェ代表取締役CEOの門奈剣平氏(左)と「カウシェアワード」総合大賞の「クリックルプラス」担当者

「カウシェアワード」では、「リピート部門」「シェア買い部門」「バズ部門」「ユニーク施策部門」「サステナブル部門」の大賞受賞企業を選出した。

「リピート部門」の大賞は、あきたこまちのお米がカウシェでも人気の店舗「こまちライン」。注文を受けてから精米することで商品品質の向上に努めており、ファンが多いという。「リピート部門」は、期間中、利用者のリピート率が高い製品を販売している事業者を、「カウシェ」独自の基準から評価し、表彰した。

友人や家族などと共同購入すると商品を安く入手できるシェア買いアプリ「カウシェ」
「カウシェアワード」はオンライン配信と東京・渋谷区の会場で開催

「シェア買い部門」の大賞は、ミックスナッツをはじめとしたナッツが人気の店舗「シュクレナッツ」。こだわりの生産方法と自社工場からの直送で、新鮮なまま食べられる商品が魅力で、多くの顧客がシェア買いに参加しているという。「シェア買い部門」は、期間中、累計シェア買い参加人数が多いパートナー事業者を、「カウシェ」独自の基準から評価し、表彰した。

高野 真維

【11/7~9オンラインLive】ジャパネットたかた創業者高田氏、富澤商店、花王などが語るeコマースセミナー

3 years 2ヶ月 ago
#event-wrap #pickup_seminar_area .seminar_lecturer_profile .profile_box > ul > li.lecturer_name::after { content: ""; }
ネットショップ担当者フォーラム2022 in 東京

本イベントはオンラインLIVE配信での開催です

eコマース&マーケティング今と未来を語りつくす3日間

11月7日(月)~9日(水)「ネットショップ担当者フォーラム 2022 秋 」を3日間にわたりオンラインLIVE配信で開催します!

充実の主催者セッション

編集部が自信をもってお届けする主催者セッションが、3日間で18本も! 協賛社セッションとあわせて全60講演で、「明日の業務」「来年の仕事」「今後のビジネス」に役立つ情報をゲットしてください。

11月7日(月)

KB1-1 オープニング基調講演
ジャパネット創業者が語る通販ビジネスの「伝えることの大切さ」
講師
  • ジャパネットたかた創業者
  • 株式会社A and Live
  • 代表取締役
  • 髙田 明
KC1-1 オープニング基調講演
メタバース専門家じゃない3人が語る。「ぶっちゃけ、メタバースってどうなん?」
講師
  • ALPHABOAT合同会社
  • Marketing
  • General Manager
  • 鈴木 睦夫
講師
  • 一般社団法人渋谷未来デザイン
  • 理事・事務局長
  • 長田 新子
講師
  • 株式会社ビームスクリエイティブ
  • ビジネスプロデュース部
  • 課長
  • 木村 淳
KB1-4 ゼネラルセッション
Coming Soon
KC1-4 ゼネラルセッション
Coming soon
講師
  • JTB Americas, Ltd.
  • IT Department
  • Senior Manager
  • 伊藤 剛
講師
  • 株式会社KAZAANA
  • 代表取締役社長
  • 樫村 健太郎
講師
  • 株式会社KAZAANA
  • BECOS Journal編集長
  • 赤津 陽一
KB1-7 クロージング講演
Coming Soon
KC1-7 クロージング講演
「Pinterest」の最新ユーザー特性&購買行動につなげるマーケティングアプローチを解説
講師
  • ピンタレスト・ジャパン合同会社
  • パートナーグロース
  • 執行役員  パートナーグロース統括
  • 持田 忠一郎

11月8日(火)

KB2-1 オープニング基調講演
Coming Soon
KC2-1 オープニング基調講演
仏教から見る、上司と部下の円滑なコミュニケーションの術
講師
  • 株式会社神社仏閣オンライン
  • 代表取締役社長
  • 河村 英昌
KB2-4 ゼネラルセッション
創業103年の老舗「富澤商店」が次の100年に挑むチャレンジ「AI活用の次世代ソーシャルコマース事業」
~Cookieの終焉、LTV向上、カスタマージャーニーの変化などの課題を解決するアプローチ~
講師
  • 株式会社富澤商店
  • マーケティング部
  • 部長
  • 岩井 一紘
講師
  • AIQ株式会社
  • 代表取締役
  • 渡辺 求
講師
  • ゼロゼロウエスト
  • 大西 理
KC2-4 ゼネラルセッション
Coming Soon
KB2-7 クロージング講演
オールハーツ・カンパニーがDX先進企業になった裏側を大公開!
~売上拡大、チャネル戦略、ブランド戦略を実現するオールハーツ流DXを解説~
講師
  • 株式会社オールハーツ・カンパニー
  • ブランド室長
    株式会社MJ 代表取締役社長CEO
  • 宮野 淳子
講師
  • ゼロゼロウエスト
  • 大西 理
KC2-7 クロージング講演
Coming Soon

11月9日(水)

KB3-1 オープニング基調講演
Coming Soon
講師
  • 株式会社ZENB JAPAN(株式会社 Mizkan Holdings)
  • ダイレクト戦略グループ
  • 主任
  • 松永 友貴
KC3-1 オープニング基調講演
ユナイテッドアローズが語る
「アプリやLINEを活用したCRM活用の成功と失敗」
講師
  • 株式会社ユナイテッドアローズ
  • マーケティング本部 デジタルマーケティング部
  • シニアマネジャー
  • 池田 沙貴子
KB3-4 ゼネラルセッション
Coming Soon
KC3-4 ゼネラルセッション(再放送)
ヒット商品を作る!
電通マーケティング部門の新人が必ず教わる「リサーチ」の極意
講師
  • 株式会社電通
  • 第2統合ソリューション局マーケティングプランニング部
  • 戦略プランナー
  • 阿佐見 綾香
KB3-7 クロージング講演
花王のEコマース推進を実現した2つの戦略の裏側
~トップダウンとミドルマネジメント層からの変革による事業DX~
講師
  • 花王株式会社
  • DX戦略推進センター
  • ECビジネス推進部長
  • 生井 秀一
KC3-7 クロージング講演
【EC向けGA4】売上拡大めざすための分析&改善アクションを導くGA4の見方&使い方
講師
  • 株式会社二天紀
  • 取締役
  • 井前 弘人

開催概要

イベント名
ネットショップ担当者フォーラム 2022 秋
日時
2022年11月7日(月)~9日(水) 11:00~17:55
配信方法 Zoom
参加費
無料(事前登録制)
※セッション登録をされなかった協賛企業からも個別にご連絡を差し上げる場合がございます。ご了承下さい。
主催
株式会社インプレス ネットショップ担当者フォーラム
ハッシュタグ #ネッ担
このページのURL https://netshop.impress.co.jp/event/ec
お問い合わせ
株式会社インプレス イベント事務局
受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

タイムテーブル※講師・講演内容は予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。

2022年11月7日(月)
11:00~11:45
KB1-1 オープニング基調講演
ジャパネット創業者が語る通販ビジネスの「伝えることの大切さ」
講師
ジャパネットたかた創業者
株式会社A and Live
代表取締役
髙田 明
髙田 明
セッション概要

常に「今を生きて」きた髙田自身の歴史を振り返りながら、長年にわたりラジオやテレビ通販のMCを務める中で感じた「伝えることの大切さ」などについてもお話させていただきます。

プロフィール
ジャパネットたかた創業者
髙田 明
1948年長崎県平戸市生まれ
1971年大阪経済大学卒業後、(株)阪村機械製作所入社
1974年父親の経営するカメラ店、(有)カメラのたかた入社
1986年(有)カメラのたかたから分離独立し、(株)たかたを設立
1999年(株)ジャパネットたかたに社名変更
2015年(株)ジャパネットたかた代表取締役退任と同時に(株)A and Live設立
2017年から2020年1月までサッカーJ2「V・ファーレン長崎」代表取締役社長
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KC1-1 オープニング基調講演
メタバース専門家じゃない3人が語る。「ぶっちゃけ、メタバースってどうなん?」
講師
ALPHABOAT合同会社
Marketing
General Manager
鈴木 睦夫
鈴木 睦夫
講師
一般社団法人渋谷未来デザイン
理事・事務局長
長田 新子
長田 新子
講師
株式会社ビームスクリエイティブ
ビジネスプロデュース部
課長
木村 淳
木村 淳
セッション概要

メタバース専門家ではない3人がマーケッター視点で語る、メタバースの今と未来。現時点での取り組みから見える課題、マーケティング活用するためのハードル、将来一般化するためのマイルストンなどを忌憚も忖度もなく赤裸々に語ります。専門家ではないので間違いもあるかもしれませんが、みなさんと同じ視点で語る内容には多くに示唆があると思います。

プロフィール
ALPHABOAT合同会社
鈴木 睦夫
2018年7月に日本郵便から独立。イーリスコミュニケーションズ株式会社の共同設立に参画する。2020年4月、オムニコミュニケーションコンサルティングオフィス(OCCO)CEOとして活動を開始。2021年10月、OCCOと並行してALPHABOATにマーケティング担当GMとして参画。
プロフィール
一般社団法人渋谷未来デザイン
長田 新子
外資系通信会社を経て、2007年にレッドブル・ジャパン入社。2010年から7年半をマーケティング本部長(CMO)として、日本におけるエナジードリンクのカテゴリー確立及びレッドブルブランドと製品を日本市場で浸透させるべく従事し2017年に退社。2018年に渋谷区より設立された渋谷未来デザインの理事・事務局長として、都市の多様な可能性をデザインするプロジェクト活動を推進。2022年3月より一般社団法人Metaverse Japan代表理事も務める。
プロフィール
株式会社ビームスクリエイティブ
木村 淳
2019年、BEAMSに中途入社。
開発事業本部カルチャー事業課へ配属。カルチャー領域におけるBtoB窓口を担当。
2020年、開発領域案件としてバーチャルマーケット担当に任命され、BEAMS初のVR担当となる。
2021年より現部署に配属。xR事業、eスポーツ事業、ポップカルチャー事業、アート事業など主にBEAMSにおける新領域案件のBtoBビジネスを担当している。
内容レベル

入門、脱初級、中級

参加対象者

マーケティングに関わる方であれば、業種問わず。メタバースって注目ワードだって知ってはいるけど、ぶっちゃけどう取り組めばいいのかわからないし、ビジネスに有用かどうか判断がつかないって方は必聴です。

受講するメリット

マーケッター視点でのメタバースの理解がえられるはずです。

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

メタバースって注目ワードだって知ってはいるけど、ぶっちゃけどう取り組めばいいのかわからないし、ビジネスに有用かどうか判断がつかないって方は必聴です。

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12:05~12:45
B1-2 講演
集客からファン化まで、自社EC活用事例を解説
講師
株式会社ecbeing
代表取締役社長
林 雅也
林 雅也
セッション概要

ecbeingが中堅大手1500サイト導入してきた中から、代表的なECサイトの集客からファン化、DXへの取り組みまで解説します。ビームス、ヤッホーブルーイング、ワークマン、JAタウン など、 成長活用されるECサイト及び、それを支えるecbeingの仕組みについてご紹介します。

プロフィール
株式会社ecbeing
林 雅也
1999年、ECサイト構築パッケージecbeingの前身であるec-shopを開発、事業を推進。EC構築パッケージメーカーとして、2011年東証一部上場。2012年、ホールディングス体制移行にともない新たに設立した株式会社ecbeingの代表取締役社長に就任。ECサイト構築パッケージecbeingの導入サイトは1500サイトを越え、ECサイト構築から運用までのECトータルソリューションを実施。2018年、全農ECソリューションズ株式会社取締役。2019年、インスタグラムや動画をECに活用する株式会社visumo設立。2020年、日本オムニチャネル協会専務理事。
内容レベル

中規模向け

参加対象者

自社ECサイトのさらなる活性化を目指しておられる、EC運営担当者様、またEC部門の責任者様

受講するメリット

自社ECサイトにおける、DX化・集客からファン化までの手法などを事例を交えてわかりやすく理解いただけます。

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13:05~13:45
B1-3 講演
ネット広告最大の未開拓マーケット「リテールメディア」。ECサイトでの広告掲載と商品検索がデジタルマーケティングで果たす重要な役割とは?
講師
ZETA株式会社
代表取締役社長
山崎 徳之
山崎 徳之
セッション概要

3rd Party Cookie規制が進む中、今後デジタルマーケティング、特にネット広告が向かう先というのは非常に重要なテーマです。すでに海外ではAmazonやWalmartなどがリテールメディア(訪問したユーザーに広告を配信するECサイトのメディア化)での広告配信で数千億円の利益を上げていますが、この流れは日本でもますます活発化することでしょう。Cookie規制がなくてもリテールメディアにおける広告配信というのは大変魅力的なマーケットだと言えます。またリテールメディアでのネット広告では商品検索が非常に重要な役割を果たしますが、今後ECにおける商品検索機能はクチコミやハッシュタグといったUGCとの連携においても同様に重要な機能となっていくでしょう。ポストクッキーにおけるリテールメディア広告の魅力とは、なぜ検索が重要なのか、UGCとの関わりは、などについてEC検索クエリ処理の高い実績を持つZETAのノウハウをもとに詳しく解説します。

プロフィール
ZETA株式会社
山崎 徳之
2006年にZETA株式会社を設立、代表取締役に就任(現任)。
現在はECサイトのマーケティングツール『ZETA CX シリーズ』の開発・提供に取り組んでおり、コマースとCX(カスタマーエクスペリエンス)のリーディングカンパニーとして多数の国内大手サイトの売上に貢献している。
参加対象者

ブランド、リテールのマーケティング担当者

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14:05~14:50
KB1-4 ゼネラルセッション
Coming Soon
KC1-4 ゼネラルセッション
Coming soon
講師
JTB Americas, Ltd.
IT Department
Senior Manager
伊藤 剛
伊藤 剛
講師
株式会社KAZAANA
代表取締役社長
樫村 健太郎
樫村 健太郎
講師
株式会社KAZAANA
BECOS Journal編集長
赤津 陽一
赤津 陽一
プロフィール
JTB Americas, Ltd.
伊藤 剛
JTBグループの北米、南米、ハワイ地域を統括するJTBアメリカスにて事業開発、デジタルマーケティングを担当。スタートアップ企業2社を経て、2000年、Web事業部の立ち上げでインフォバーン入社。2008年、JTBに入社し、旅行予約サイトの立ち上げを担当。その後、海外旅行のデジタルマーケティング、UI/UX、開発に携わる。現在ロサンゼルス在住
プロフィール
株式会社KAZAANA
樫村 健太郎
1987年、茨城県出身。
2009年(株)ノバレーゼに入社。国内外の希少な歴史的建造物を結婚式場やレストランに事業再生する中で、全国各地の職人と出会う。2014年ヴァンテージマネジメント(株)に入社。WEBコンサルタントとして約50社のWEBプロモーションを支援。2017年9月(株)KAZAANAを創業し、日本全国に眠る希少な逸品を国内外に販売。STREET KIMONO「VEDUTA」など、自社ブランドも展開。2021年12月には飲食再生事業「東京唐揚げランド」も開始。
プロフィール
株式会社KAZAANA
赤津 陽一
1986年茨城生まれ。竹細工職人の祖父を持ち、幼少より伝統工芸やものづくりの現場を見て育つ。大学卒業後、士業専門のコンサルティング会社にて9年勤務。日本のものづくりの現状を変えたいとの思いから、2018年にBECOS(ベコス)の立ち上げに参画。現在は、BECOS Journal編集長として全国の職人やメーカーに対して取材や撮影、インタビューを行っている。
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15:10~15:50
B1-5 講演
ECサイトの売上を上げる秘訣は「購入体験の向上」にあり!選ばれるECサイトになるポイントを事例を交えて解説!
講師
株式会社ネットプロテクションズ
ビジネスディベロップメントグループ
執行役員
秋山 瞬
秋山 瞬
講師
ヤフー株式会社
ショッピング統括本部
プロダクション2本部、事業企画本部 本部長/ショッピングユニットマネージャー
杉本 務
杉本 務
セッション概要

ECでの購買活動が当たり前となった現在では、日々様々なECショップが誕生しています。いつでも・どこでも・どのショップでもほしいものが購入できるようになったからこそ、商品力以外にも「購入体験」を向上させることが売上UPに直結します。本セッションではコストを抑えつつ、選ばれるショップになるポイントを両社が事例を交えて解説します。

プロフィール
株式会社ネットプロテクションズ
秋山 瞬
慶應義塾大学卒業後、人材系スタートアップ企業に新卒1期生として入社。新規事業責任者や関西支社長を経験した後、2009年に株式会社ネットプロテクションズに参画。2013年より後払い決済「NP後払い」のセールスマネージャーに就任し、大手アパレル企業や大手通販モールの決済導入をはじめ、多くのEC事業者様の売上アップに貢献。2017年に執行役員に就任し、企業アライアンスを行うビジネスディベロップメントグループを立上げ、2018年にはマネージャー職を廃止した人事評価制度『Natura』をリリース。2021年にJCB社と資本業務提携を推進するなど、事業・組織双方でミッションの「つぎのアタリマエ」を目指す。
プロフィール
ヤフー株式会社
杉本 務
2006年4月、ヤフー株式会社に入社。ヤフオク!エンジニアとして従事した後、
2013年よりショッピング部門へ配属。EC革命時にバックエンドシステムの刷新を担当。
2016年よりショッピングUIUXの責任者としてサービス改善に従事。また2017年ショッピング大阪開発部の立ち上げ等を経て、2019年プロダクション2本部長に就任。
2022年4月より現職。
内容レベル

入門、大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け

参加対象者

EC事業者、EC事業関係者

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C1-5 講演
アプリ活用でEC売上を伸ばすための3Tips
講師
株式会社ヤプリ
マーケティング部
神田 静麻
神田 静麻
講師
株式会社ヤプリ
新規事業開発室
和田 理美
和田 理美
セッション概要

ECで購入、アプリで購入が当たり前な時代になりました。多くの企業がオンライン接客やAI活用など乱立したデジタルツールを模索しながらEC活用の強化に取り組んでいます。 一方で、数多ある施策から「自社に適した手法・打ち手」の選定に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本セッションでは、「EC売り上げを上げる手段としてのスマートフォンアプリ活用」3Tipsについてお話いたします。

プロフィール
株式会社ヤプリ
神田 静麻
新卒で不動産業での新規営業、IT企業で営業、カスタマーサクセスを行い、2016年に創業期のヤプリへインサイドセールス部の立上げで参画。 EC、小売、メーカーを中心に幅広く自社アプリの提案を進め、累計2000以上の商談を創出。同部のマネジメントを経て、2021年に現職に。
プロフィール
株式会社ヤプリ
和田 理美
2016年にヤプリへ参画し、SHIBUYA109エンタテイメント、プロントコーポレーション、青山学院大学など、業種・業界を問わない50社以上のアプリ立ち上げに従事。セールスリーダーを経て、19年オフラインマーケティング部にて企業やブランド視点の課題やニーズを引き出すヒアリング能力をセミナー企画やプレゼンに生かす。21年7月より、新規事業開発室にてYappli CRMの立ち上げに従事。
続きを読む
16:10~16:50
B1-6 講演
地図のゼンリンがBtoB向けECサイトで実現した業務効率化と、お客様に寄り添うサービス展開とは
講師
株式会社インターファクトリー
BtoB推進室 兼 ビジネスディベロップメント部 カスタマーサクセスチーム
武藤 彩
武藤 彩
講師
株式会社ゼンリン
事業統括本部 ICT事業本部 EC企画営業部
部長
村松 史朗
村松 史朗
セッション概要

BtoB-ECサイトは、自社の業務効率化ばかりではなく、実際に「使ってもらえるECサイト」になるよう、
利用する法人のお客様の業務フローを考慮した機能や仕組みが重要となります。

地図を編集・更新し、お客様のニーズに応えることで地図の進化を担ってきた株式会社ゼンリンは、ECサイト「ZENRIN Store」を運営しています。
商品の特性上、公共機関や法人のお客様の利用が多いことから、BtoB-ECで必須となる機能を組み込むだけでなく、サブスク型商品など、利用するお客様の目線に立ったサービスを展開しています。

当セッションでは、ゼンリンがクラウドECだからこそ実現できた業務効率化と、利用するお客様の利便性を考えたサービス展開についてEC構築システムとしてサポートするインターファクトリーがモデレータを務め、ご紹介いたします。

プロフィール
株式会社インターファクトリー
武藤 彩
大学卒業後、BtoBのアパレルメーカーにてデザイナーとして勤務した後、
アパレルECモールの運営会社にて営業部門やディレクション部門のマネージャーを務める。その後大手総合ショッピングモールのファッション部門でECコンサルタントとして従事。
ECモールの経験年数は12年以上。
2022年に株式会社インターファクトリー、カスタマーサクセスチームへ参画。
クライアント企業の運用支援、運営コンサルティングを中心に手掛ける。
プロフィール
株式会社ゼンリン
村松 史朗
1997年に金融系システム会社へ入社し、約9年間、金融機関向け通信パッケージソフトウェアなどの開発業務を担当。その後、金融知識の啓蒙を目的とした映像配信Webサイトの構築・運営ならびに教育映像コンテンツの制作に携わる。
2011年に株式会社ゼンリンへ入社。マーケティング部門にてWebプロモーション/ECシステムの企画・運営を経験し、2019年より現職にて当社EC主管部門を統括する。
内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け

続きを読む
C1-6 講演
ひとつひとつの企業に物流のベストアンサーを NEXT! SAGAWA
~小売流通も海外通販もSAGAWAにお任せ~
講師
佐川急便株式会社
営業開発部
中野 恵
中野 恵
講師
佐川急便株式会社
営業開発部
課長
鈴木 章浩
鈴木 章浩
講師
佐川急便株式会社
事業開発部
池田 立秋
池田 立秋
セッション概要

ECに取り組む方々に、効率的な物流ネットワーク構築やノウハウを、販売・物流・保管などそれぞれの視点から事例を交えてお伝えします。

(1)SAGAWAの取り組み紹介
 ・先進的プロジェクトチームGOALのご紹介
 ・購入者の受け取り方など配送サービスの充実(スマートクラブ、スマートAPI連携)や、
  ECモールでの商品タグ付け作業自動化ツール(スマートAIタッガー)などの商品をご紹介

(2)小売流通での新たなEC展開事例
 ・リアル店舗とECの活用とTC/DC事例をご紹介      
 ・食品EC拡大に合わせたコールドチェーン事例をご紹介

(3)海外通販(越境EC)への取り組み紹介
 ・佐川急便の海外通販に対する国際配送サービスをご紹介
 ・物流だけではなく、販路拡大を含めたマーケティングサポート事業をご紹介

内容レベル

入門、脱初級、中級、上級、大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け、モール店舗向け

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17:10~17:55
KB1-7 クロージング講演
Coming Soon
KC1-7 クロージング講演
「Pinterest」の最新ユーザー特性&購買行動につなげるマーケティングアプローチを解説
講師
ピンタレスト・ジャパン合同会社
パートナーグロース
執行役員  パートナーグロース統括
持田 忠一郎
持田 忠一郎
セッション概要

「Pinterest」は、生活のあらゆるシーンを彩るひらめきを次の行動につなげるプラットフォームです。本セッションでは、購買意欲が高く、新しいブランドにも好意的な「Pinterest」のユーザーの特性のご紹介や、「Pinterest」広告を使ったユーザへのマーケティングアプローチや活用事例についてお話します。

プロフィール
ピンタレスト・ジャパン合同会社
持田 忠一郎
1997年から2007年まで外資系広告代理店2社で大手グローバルアカウント企業を担当。2002年米国ノースウェスタン大学メディルスクール大学院IMC学科卒。2007年よりGoogle合同会社に入社。広告代理店営業部門の責任者として大手広告代理店とのパートナー営業組織を立ち上げ、国内デジタル広告市場の拡大に従事。2012年よりTwitter Japan株式会社に入社し、広告代理店営業部門に次いでグローバルアカウント営業部門を設立。国内のSNS広告市場を開拓・拡大し、デジタル広告の多角化に貢献。2022年1月より、現職のピンタレスト ジャパン パートナーグロース・セールスリードに就任。
内容レベル

大規模店舗向け

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2022年11月8日(火)
11:00~11:45
KB2-1 オープニング基調講演
Coming Soon
KC2-1 オープニング基調講演
仏教から見る、上司と部下の円滑なコミュニケーションの術
講師
株式会社神社仏閣オンライン
代表取締役社長
河村 英昌
河村 英昌
セッション概要

昨今、さまざまな価値観があふれる世の中において、世代間でのコミュニケーショントラブルの例を多く伺います。TEC系の方と事務系の方、分野が違うことによる意思疎通の問題も出てきています。今回の講演の中では、皆様がおそらく普段接する機会の少ない仏教の考え方を取り入れながら、上司と部下の円滑なコミュニケーション実現に向けてどうすべきかを論じていきたいと思います。

プロフィール
株式会社神社仏閣オンライン
河村 英昌
(株)神社仏閣オンライン代表取締役社長。浄土宗藤澤山大光寺副住職。京都大学法学部卒業。NTTコミュニケーションズ(株)関西支社教育ICT担当。現在はマーケティング・メンタルケア領域を中心にお寺神社と企業をつなぐイノベーション支援を実施。
内容レベル

脱初級

仏教が初めてという方でもわかりやすいことば遣いを心掛けます。

参加対象者

特に業種を絞ってのお話しをしませんので、どのような業種の方も歓迎です。

受講するメリット

明日からのコミュニケーションにおいて活用できる智慧を持ち帰っていただけるように努めます。

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

世代間でのコミュニケーション、分野違いの方とのミーティングの場面で相手との相互理解ができず困ったことがある。

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12:05~12:45
B2-2 講演
UCC上島珈琲に聞く、
メーカーのブランドプロモーションと組み合わせた、ECサイトの活用方法とは
講師
株式会社インターファクトリー
ビジネスディベロップメント部 カスタマーサクセスチーム
渡邉 洋祐
渡邉 洋祐
講師
UCC上島珈琲株式会社株式会社
マーケティング本部 ブランドマネジメント部
部長
染谷 清史
染谷 清史
セッション概要

【視聴者参加型セッション】顧客と直接的なつながりを持つことができるECサイト。多くの事業者様は、ECにおける顧客体験向上に向けてさまざまな施策を打ち出し、サイトを構築しています。
UCC上島珈琲では、昨年秋にD2CのECサイト「UCC公式オンラインストア」をスタートし、EC限定施策、アウトレット、そしてブランドのプロモーションとの連動など、幅広く展開を行っています。
当セッションでは、UCC上島珈琲が顧客とのエンゲージメントを高めるために、どのようなブランディング活動を行っているのか、そこにおけるECサイトの活用について、EC構築システムでサポートするインターファクトリーがモデレータを務め、ご紹介します。
当日はQA機能を使用してご質問や現在抱えている課題などもご投稿いただけます。匿名入力も可能ですので、皆さまのご視聴をお待ちしています。

プロフィール
株式会社インターファクトリー
渡邉 洋祐
EC事業支援のダイアモンドヘッドにて多数のファッション系ECの事業構築、運営を経験後、
ディベロッパーに出向し、大型商業施設を中心にグループ企業の運営業務、DX推進、マーケティング等に携わる。
その後、パルコデジタルマーケティングにてグループ企業やその他全国の商業施設、百貨店、小売企業等のマーケティング、DX推進を支援。
2018年4月にインターファクトリーに入社、カスタマーサクセス担当としてEC事業支援を行う。
プロフィール
UCC上島珈琲株式会社株式会社
染谷 清史
システムベンダーでキャリアをスタートさせた後、リクルートライフスタイルに転職。
『じゃらん』や『ホットペッパー』の新規サービス立ち上げやプロダクトマネージャー、
CRMグループマネージャーを担当。
2018年にUCCホールディングスに入社、2019年から現職、
現在は、EC販促施策の統括、SNSマーケティング、ブランドエンゲージメント活動などを担当。
内容レベル

中級、上級、大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け、その他

参加対象者

・D2CをはじめとするBtoCサイトを運営される事業者様
・ECご担当者様、責任者様
・マーケティング、ブランディング活動に携わるご担当者様、責任者様

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13:05~13:45
B2-3 講演
アフターコロナで伸びるEC、売上アップの鍵は「検索」にあり! AI活用した「人には成しえない」最高の顧客体験とは
講師
NTTレゾナント株式会社
スマートナビゲーション事業部
シニアコンサルタント
北岡 恵子
北岡 恵子
セッション概要

「最高の顧客体験」は何だと思いますか?
CXの重要性が唱えられて久しい今、皆さんの頭の中には様々な施策が思い浮かぶと思います。

コロナ禍により急速にEC利用者が増え、同時にユーザーの可処分時間の奪い合いが進む中、ECサイトでは顧客体験を向上させることの重要性が増しています。
その大きな役割を担っているのが「検索」です。今やECサイトに当たり前にある検索機能ですが、1000人を対象にユーザー調査を行ったところ、検索機能に不満を抱いているユーザーが多くいることが解りました。

ユーザー体験は、AIを活用することで大きく向上させることが可能です。ひと昔前まで、AIはマーケティングワードでしかありませんでしたが、現在は機械学習と自然言語処理の力を組み合わせて、行動履歴など蓄積した大量なデータを高速に学習をすることが可能になっています。
gooサーチソリューションでは、買い物顧客のサイト内での行動から意図をくみ取り、リアルタイムに最適な検索結果を提供しています。

本セッションではAIを活用した「検索」が如何にして「最高の顧客体験」を提供するのかをお話をさせて頂きます。

プロフィール
NTTレゾナント株式会社
北岡 恵子
外資系コンサルティングファームを経て、2007年 NTTレゾナントに入社。「goo」サービスのプロデューサーを務め、のちにBtoB向けアプリ開発者支援サービス「Remote TestKit」の国内、海外マーケティングを担当。現在はEC向におけるAI活用支援や、サイト内検索「goo Search Solution」やAIソリューションの導入支援をしている。
内容レベル

脱初級、中級、大規模店舗向け、中規模向け

参加対象者

・ECサイトでのAI活用を検討されている方
・現行の検索エンジンに満足していない方
・一歩先の「EC接客」に興味のある方
・「脱手運用」をしたい方

受講するメリット

ECサイトでAI活用すべきポイントが理解できる

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14:05~14:50
KB2-4 ゼネラルセッション
創業103年の老舗「富澤商店」が次の100年に挑むチャレンジ「AI活用の次世代ソーシャルコマース事業」
~Cookieの終焉、LTV向上、カスタマージャーニーの変化などの課題を解決するアプローチ~
講師
株式会社富澤商店
マーケティング部
部長
岩井 一紘
岩井 一紘
講師
AIQ株式会社
代表取締役
渡辺 求
渡辺 求
講師
ゼロゼロウエスト
大西 理
大西 理
セッション概要

日本最大級の製菓・製パン材料、器具専門店を手がける創業103年の富澤商店。昨今のデジタルシフトとデジタルコミュニケーション、カスタマージャーニーの変化、Cookieの終焉とLTV向上への注目、SNSでの体験価値の向上など、さまざまなマーケティング課題へ挑戦する「次世代ソーシャルコマース」の取り組みを始めました。ソーシャルメディアによる人と人の「興味・関心」のつながりから、LTVの高い潜在・顕在顧客を獲得し、EC売上高対前年比10%増をめざすその取り組みを、業務提携先で特許AI技術によるデータ分析でソーシャルメディアマーケティング支援などを手がけるAIQの渡辺求氏と解説します。

プロフィール
株式会社富澤商店
岩井 一紘
ダイレクトマーケティング、デジタルマーケティングのコンサルティング業務を経験し、2012年株式会社シャトレーゼにて販売企画部を管轄。SNSを活用したデジタルマーケティングを主に実績を創り、事業開発などを行う。2021年に株式会社富澤商店に入社。マーケティング部の新設とコミュニケーション領域に特化した事業開発を行う。
プロフィール
AIQ株式会社
渡辺 求
カシオ計算機、バンダイナムコエンターテイメントの新規事業開発責任者を経て、JNSホールディングス(旧ネオス)常務取締役、インミミック(ソニーミュージックエンターテインメントと旧ネオスの合同会社)代表を兼務し、主に大手通信事業者との大型プロジェクト及び新規技術を活用した新規ビジネス創出を担当。その後、AIQにて、2019年取締役、2021年代表取締役に就任。
プロフィール
ゼロゼロウエスト
大西 理
カタログ総合通販・株式会社セシールにてEC事業立ち上げ後、デジタルマーケティング全般に従事。その後、文具メーカー(デザインフィル)、スキンケア通販(新日本製薬)、ファッション雑貨小売(ヌーヴ・エイ)、アパレル(オンワード/グラニフ)など複数の業界にてECを中心にデジタルマーケティング/コミュニケーション/ブランディング/CRM領域のマネジメントなど幅広い領域を担当。2021年9月からフリーランスで企業のEC/マーケティング関連のビジネスを支援している。
内容レベル

大規模店舗向け

パーパスブランディングが注目を得ている中、自社の強み=顧客の価値をどうとらえるか?そんな中、商品の強み、自社スタッフの強み、SNSコミュニケーションの強みの再発掘から見えた本プロジェクト。事業会社として、次の100年に向けたリアル店舗とECの新しい形とLTVの高い顧客との新しい向き合い方。さらには、富澤商店だけではできなかった業務提携を経てAIの重要性をあたためて感じた点などもお伝えできればと思います。

参加対象者

通販事業の担当者様、コミュニティ運用の担当者様、デジタルマーケティングの担当者様、リアル店舗とEC店舗の事業者様、管理部門の担当者様。また、マーケ&コマース領域でAI活用を検討されている事業者様。 

受講するメリット

国内ではまだまだ少ない、ソーシャルコマースのプラットフォームについて富澤商店の事例(PoC)をもとに、期待できる成果やポイント、及び、AIを活用した成果につながるコミュニティ支援手法をご紹介します。

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

・国内におけるソーシャルコマースの一つの方向性
・コミュニティ運用における売上の可視化に対する課題
・リアル店舗、本部スタッフの新しい働き方
・顧客の声をダイレクトに把握してサービス改善したい

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KC2-4 ゼネラルセッション
Coming Soon
15:10~15:50
B2-5 講演
2023年のEC戦略を提言!D2C・アマゾン・楽天・Yahoo!の全販路活用で、EC事業拡大を狙うために取り組むこと
講師
株式会社いつも.
DX戦略グループ
執行役員
立川 哲夫
立川 哲夫
セッション概要

ECの市場規模が13兆円規模となり、新規参入も続く中で2023年は「フルチャネル展開」+「シェア獲得」が成長キーワードとなると予想しています。自社ECサイトは10年後を見据えた戦略を立てながら、成長が期待できるアマゾン・楽天市場・Yahoo!ショッピングをすべて活用して、顧客との接点の最大化に取り組む必要があります。これらの活用戦略から実践ポイントを成長企業に事例を交えて解説します。

プロフィール
株式会社いつも.
立川 哲夫
メーカー・ブランドの「日本流D2C戦略」「EC×サスティナビリティ経営」の提唱者の1人。
主に、自社ECサイト、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングを同時に活用して、事業拡大を目指す企業に対して、モデル提言、戦略立案、人材育成を行っている。EC業界向けのメディア・日経クロストレンド等へのコラムも多数行っている。執筆に関わった書籍として『アマゾンを飲み込め!』『EC戦略ナビ』『EC担当者のプロになるための教科書』などがある。
内容レベル

中級、中規模向け、モール店舗向け

EC事業を持つ企業の経営層・マネジメント層、ブランドを持つメーカーのマーケティング担当者の方向けの中長期視点でEC事業の方向性・拡大戦略を提言します。個別のチャネルの詳細な売上アップ手法には触れない予定です。

参加対象者

・EC事業、D2Cモデル構築を目指すメーカー
・すでにEC事業を持ち、複数チャネル展開を目指す方
・ECの成長戦略を描けてない方

受講するメリット

・2023年度を視野にいれたEC全体の成長戦略がわかる
・自社ECサイトの今後のあるべき方向性がわかる
・成長モールの活用戦略がわかる
・Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの活用ポイントがわかる

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

・次年度のEC事業全体の方向性を決めかねている
・自社ECサイトの見直し、売上拡大の方向性が決まらない
・モールのチャネル展開を悩んでいる
・Amazonの売上・広告活用ポイントを決めかねている
・楽天市場の売上の伸び悩み・最大活用ポイントを決めかねている
・Yahoo!ショッピングの活用戦略を決めかねている

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C2-5 講演
Coming Soon
講師
株式会社SUPER STUDIO
執行役員 CMO
飯尾 元
飯尾 元
セッション概要

Coming Soon

プロフィール
株式会社SUPER STUDIO
飯尾 元
早稲田大学法学部卒業後、楽天株式会社(現:楽天グループ株式会社)に入社。ファーストパーティEC事業の事業戦略担当として、主に新レベニューソース創出、利益改善、SCM改革党のプロジェクトを担当。 その後、外資コンサルファームにて、デジタル時代の新規事業開発、ビジネスモデル変革等、デジタル先略関連プロジェクトに従事。 SUPER STUDIOでは、自社D2Cブランド立ち上げ、運用、クライアント所有ブランドのハンズオン型支援を担う部門の責任者として、合計数十ブランドにおいて企画〜立ち上げ〜グロースの全フェーズを経験。 理論だけではなく、実践を経たD2Cノウハウを様々なブランド横断で展開している。
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16:10~16:50
B2-6 講演
耐熱ガラス保存容器でおなじみの「iwaki」に学ぶ、ECサイトオープンからCVR3.8倍までの道筋
講師
株式会社エートゥジェイ
代表取締役社長
飯澤 満育
飯澤 満育
講師
株式会社エートゥジェイ
デジタルマーケティング局
局長
座間 保
座間 保
講師
AGC株式会社
経営企画本部
DX推進部マネージャー
田家 敦史
田家 敦史
セッション概要

AGCテクノグラスは、主力事業のひとつ、耐熱ガラスを使った食器事業で「iwaki」ブランドを展開。テレビ、雑誌、SNSといったメディアで取り上げられることも多く、高い知名度を誇る。そんな同社は2020年10月にECサイト『【iwaki公式】保存容器・キッチン用品のオンラインショップ』をオープン。それまではブランドサイトやECモールでの展開をしていたが、メルカートを採用して自社ECサイトの内製運用をスタートした。
本セッションでは、自社ECサイトの立ち上げを軌道に乗せ、売り上げ拡大につなげた取り組みを、序盤、中盤、今後の3フェーズに分けご紹介します。

プロフィール
株式会社エートゥジェイ
飯澤 満育
(株)エートゥジェイの創業者兼代表取締役
現在までに200社を超える顧客のオウンドメディア戦略、コンテンツマーケティングの企画、運用を提供。近年はコンテンツマーケティングやECマーケティングのエバンジェリストとして活躍。
プロフィール
株式会社エートゥジェイ
座間 保
EC事業の集客領域のサポートを得意としています。
最近はもっぱら、EC事業の立上げ向けクラウドECプラットフォーム『メルカート』の伴走型運用サポートを行いECを軌道に乗せる仕事をしている。

AtoJ デジタルマーケティング局とは、3つの大きな機能でECに必要な、集客~刈り取りまでの一貫したサポートをする部隊です。

 ・SEOコンサル / コンテンツ制作チーム
 ・WEB広告運用チーム
 ・Growth Hackチーム
プロフィール
AGC株式会社
田家 敦史
X推進部マネージャーAGCグループ全体のDX、主にマーケティングのビジネス変革・組織変革を推進。
多くのDXプロジェクト経験から培ったDXアプローチを進め、事業黒字化・ビジネスモデル構築・新商流立ち上げ等のDXを実現。
グループ初の自社ECチャネル立ち上げを企画・リードし、SNS活用コミュニティをコンセプトにCX設計、ファンの支持を得て売上達成・Web指標を改善。データサイエンティストの知見も活かしつつ、社内各部門でDXを推進。
内容レベル

入門、脱初級、中級

受講するメリット

・自社サイトオープンから売上拡大までに取り組んだ施策を、実例を通して知ることができます
・各フェーズ(序盤・中盤・今後)の取り組むべき施策が分かります

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

・自社ECの運用施策が分からない
・売り上げの拡大方法を知りたい
・ECサイトの売り上げが伸び悩んでいる

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C2-6 講演
売上を上げ、N=1の顧客が見える、Earnedメディアの本当の使い方
講師
Micoworks株式会社
取締役COO
Director COO 
八重樫 健
八重樫 健
セッション概要

広告宣伝費など多くのコストをかけずに、かつ本質的に顧客とつながることができる、LINEなどのEarnedメディアを利用する企業が昨今増えています。しかし、自社Earnedメディアの顧客プールを効率的に拡大、Earnedメディア上においてもデータを活用したコミュニケーションを行うこと、また、Earnedメディア上で取得した顧客1人1人のデータをマーケティング全体に活かすことができているのは一部の企業様に限られています。
本セッションでは、BtoCマーケティングを行なっている方に向けて、N=1の顧客をとらえ、売上を上げるためのEarnedメディアの本当の使い方についてわかりやすく解説します。

プロフィール
Micoworks株式会社
八重樫 健
アクセンチュア株式会社にて、経営・マーケティング戦略立案、全社デジタル化支援、M&A、新規事業立上等を経験した後に、Supershipホールディングスの立ち上げに参画。
同社経営戦略の立案、10社超のM&Aの戦略立案・実行・事業グロースまでを一貫して推進し、役員として成長を牽引。
また、大手クライアントに向けたマーケティング戦略の立案のプロジェクトのリードを歴任。
2022年、Micoworks株式会社に入社し、取締役COOとして戦略、S&M、人事領域を管掌。
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17:10~17:55
KB2-7 クロージング講演
オールハーツ・カンパニーがDX先進企業になった裏側を大公開!
~売上拡大、チャネル戦略、ブランド戦略を実現するオールハーツ流DXを解説~
講師
株式会社オールハーツ・カンパニー
ブランド室長
株式会社MJ 代表取締役社長CEO
宮野 淳子
宮野 淳子
講師
ゼロゼロウエスト
大西 理
大西 理
セッション概要

「Heart Bread ANTIQUE(アンティーク)」「ねこねこ食パン」などのブランドを手がけるパン・スイーツ製造販売のオールハーツ・カンパニー。食品業界No.1のDX・マーケティングカンパニーをめざすというビジョンを掲げています。POSシステム・CDP・ECサイト・WEBサイトなどの顧客接点でOne to Oneコミュニケーションを実現するなど、デジタルとリアルの連動を進めています。本セッションでは、売上拡大、リアル店舗やECなどのチャネル戦略、ブランド戦略を実現したオールハーツ流DXを解説します。

プロフィール
株式会社オールハーツ・カンパニー
宮野 淳子
オーストラリア ロイヤルメルボルン工科大学大学院卒業後、世界No.1化粧品ブランドであるロレアル パリの日本立ち上げ要員として日本ロレアルに入社。ダイレクトマーケティング・CRM事業の立ち上げを経て、デジタルマーケティングの統括、DXを主軸としたマーケティングプロモーションへと変革を行い、カテゴリー売上シェアNo.1など実績を残す。その後、アマゾン ジャパンのソーシャルマーケティング、ブランドマーケティングを統括、ジョンソン・エンド・ジョンソンにてマーケティングトランスフォーメーションを統括し、日本初のDXモデルを構築。後にゴディバ ジャパンCDOを経て2021年4月に株式会社MJを設立。現在では複数企業のマーケティング立ち上げ・DX立ち上げ・成長戦略・新規ビジネス構築、人材育成を推進する。出光興産のGlobal Chief Growth Officerとしての企業サポートや、オールハーツ・カンパニーのブランド責任者として幅広く各社の業務に携わる。山田養蜂場のCDOとしてさらなる企業成長へのサポートにも尽力中。世界最大のリテールサミット「NRF」日本人初スピーカー。
プロフィール
ゼロゼロウエスト
大西 理
カタログ総合通販・株式会社セシールにてEC事業立ち上げ後、デジタルマーケティング全般に従事。その後、文具メーカー(デザインフィル)、スキンケア通販(新日本製薬)、ファッション雑貨小売(ヌーヴ・エイ)、アパレル(オンワード/グラニフ)など複数の業界にてECを中心にデジタルマーケティング/コミュニケーション/ブランディング/CRM領域のマネジメントなど幅広い領域を担当。2021年9月からフリーランスで企業のEC/マーケティング関連のビジネスを支援している。
内容レベル

大規模店舗向け

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KC2-7 クロージング講演
Coming Soon
2022年11月9日(水)
11:00~11:45
KB3-1 オープニング基調講演
Coming Soon
講師
株式会社ZENB JAPAN(株式会社 Mizkan Holdings)
ダイレクト戦略グループ
主任
松永 友貴
松永 友貴
KC3-1 オープニング基調講演
ユナイテッドアローズが語る
「アプリやLINEを活用したCRM活用の成功と失敗」
講師
株式会社ユナイテッドアローズ
マーケティング本部 デジタルマーケティング部
シニアマネジャー
池田 沙貴子
池田 沙貴子
プロフィール
株式会社ユナイテッドアローズ
池田 沙貴子
広告代理店、旅行会社を経て2018年ユナイテッドアローズ入社。自社ロイヤリティプログラム「ハウスカード」の運営および、顧客コミュニケーション設計に従事。顧客のLTV向上を目指し、MAを中心としたマーケティングだけでなく、現在はLINE・アプリ・WEB接客などチャネルを横断したOne to Oneマーケティング実現へ向けて、データ課題の環境整備、活用戦略の企画業務を担う。
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12:05~12:45
B3-2 講演
Coming Soon
講師
Shopify Japan株式会社
13:05~13:45
B3-3 講演
今すぐできる既存会員の売上拡大施策 
EC事業者が取り組むべき『LTVを最大化するCRM』から『ライトで実践的な進め方』まで
講師
トライベック株式会社
DXプラットフォーム事業部セールスユニット
ユニットリーダー
清野 勇一
清野 勇一
講師
株式会社クロス・コミュニケーション
CRMサービス部 プランニンググループ
グループマネージャー/デジタルマーケティングコンサルタント
田島 智紀
田島 智紀
セッション概要

自社ECサイトの会員一人ひとりに合わせたコミュニケーションに取り組んでいきたものの、方法が分からない事業者様も少なくないのではないでしょうか。
・EC特化型MAツール「HIRAMEKI XD」を提供し、導入支援実績が豊富なトライベック社
・ECの戦略策定~運用支援を担うクロス・コミュニケーション社
2社が共同で、ECサイトにおけるCRMの基本から負担の少ない施策の自動化に至るまで、よくある課題を回避しながら既存会員の売上拡大施策をスムーズに進めるコツをご紹介します。

プロフィール
トライベック株式会社
清野 勇一
クライアント企業の業務システムの開発、デジタルコンテンツ販売の事業会社での配信サイトの運営業務を経て、2012年よりトライベックに参画。
自社開発のMAツールの構想当初から現在に至るまで、販促・運営・開発企画に携わっている。
データを活用した総合的なデジタルマーケティングを推進するクライアントの様々な課題を解決すべく、MA導入支援・運用支援も含めて取り組んでいる。
プロフィール
株式会社クロス・コミュニケーション
田島 智紀
広告会社とCRMエージェンシーにて、ブランディング、デジタルマーケティング、CRM領域の営業およびコンサルタントに従事。また、大手百貨店系ファッション通販会社でマーケティング責任者を務め、事業会社での経験を培う。
現職ではデータ活用を基軸としたデジタルマーケティングの推進から業務プロセスの改善まで事業側に寄り添ったCRM支援を幅広く行うとともに、AIを活用したマーケティング施策の開発に取り組んでいる。
内容レベル

入門、脱初級、中級

参加対象者

・B2C、D2C向け自社ECサイトを運営するEC事業者様、経営戦略・マーケティング担当者様

受講するメリット

・これからCRMを推進していくための秘訣を理解できます。
・MA(マーケティングオートメーション)ツールを活用して実現できる一般的な施策が理解できます。

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

・これからECでのCRM戦略、売上拡大施策を検討されている方
・実施中の自動配信の施策に課題を感じ、改善したい方
・これからECサイトの構築される方

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14:05~14:50
KB3-4 ゼネラルセッション
Coming Soon
KC3-4 ゼネラルセッション(再放送)
ヒット商品を作る!
電通マーケティング部門の新人が必ず教わる「リサーチ」の極意
講師
株式会社電通
第2統合ソリューション局マーケティングプランニング部
戦略プランナー
阿佐見 綾香
阿佐見 綾香
セッション概要

「この商品は絶対に売れると信じていたのに、なぜか売れない…」そんな経験ありませんか。モノが飽和状態で、売れづらくなったとはいえ、ヒット商品は日々、生まれています。ヒット商品とそうでない商品の差は何でしょうか?「調べ方」に問題があることがほとんどです。売れる商品は適切なターゲットとセールスポイントが設定されています。本講演では、著書『電通現役戦略プランナーの ヒットをつくる「調べ方」の教科書 あなたの商品がもっと売れるマーケティングリサーチ術』の中から、ターゲットとセールスポイントの正しい設定方法とインサイトの見つけ方を解説します。

※本セッションは2022年8月31日に行われた「デジタルマーケターズサミット 2022 Summer」の録画(再放送)です

プロフィール
株式会社電通
阿佐見 綾香
早稲田大学卒業後、2009年電通入社。以来、戦略プランナーとして企業のマーケティング、経営戦略、事業・商品開発、リサーチ、企画プランニングに従事。担当業種は化粧品・アパレル・家庭用品・食品・飲料・自動車・レジャー・家電・アプリ等。大手からベンチャー・中小まで、幅広い業種・規模の企業を手掛け、リサーチで見つけたターゲットインサイトをもとにヒットをつくることを得意とする。本業の傍ら、リサーチに苦手意識がある人に寄り添ったセミナー、講演に登壇。電通のマーケティング部門にて、新入社員教育プログラム「マーケティングリサーチ研修」を担当。平均満足度は97% 超。女性マーケティングチームGIRL’S GOOD LAB(旧・電通ギャルラボ)、電通ダイバーシティ・ラボに参画。Forbes JAPANコラムニスト、日本経営合理化協会、宣伝会議、早稲田大学、国際女性ビジネス会議他、講演・寄稿多数。
著書に『電通現役戦略プランナーの ヒットをつくる調べ方の教科書 あなたの商品がもっと売れるマーケティングリサーチ術』(PHP研究所)。持論は「LOVE のカタチが変わると消費が変わる」。
内容レベル

入門、脱初級

参加対象者

・マーケティングリサーチに興味がある方
・商品開発をやっている方など

受講するメリット

・マーケティングリサーチの重要性が理解できる
・ターゲットとセールスポイントの正しい設定方法が学べる
・インサイトの見つけ方のヒントが学べる

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

プランニングをしたことがない人やマーケティングリサーチをしっかりと学んだことがない人がマーケティングリサーチの重要性を理解できる内容です

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15:10~15:50
B3-5 講演
Coming Soon
講師
アマゾンジャパン合同会社
Amazon Pay事業本部
本部長
井野川 拓也
井野川 拓也
講師
プロフィール
アマゾンジャパン合同会社
井野川 拓也
2010年1月より2015年10月まで、アマゾンジャパン セラーサービス事業本部 事業開発部部長として、セラービジネスの事業企画、マーケティング、出品事業者向けの広告事業、事業者向けのID決済ビジネスなどを担当。
2015年11月よりAmazon Pay事業の日本に於ける責任者となり、現在に至る。
プロフィール
株式会社ふくや
瀨﨑 拓也
2003年ふくや入社。約10年間の店舗勤務を経て、2013年にEC担当として、
自社サイトの運営をはじめ、オンラインを通じた販売・集客を担当。
現在は自社サイトのUI/UX改善やサイトリニューアル等の案件にも携わっております。
内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け

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C3-5 講演
Coming Soon
講師
株式会社Asobica
セールス部
マネージャー
佐藤 頌太
佐藤 頌太
プロフィール
株式会社Asobica
佐藤 頌太
ブランド企業のファン育成、コミュニティづくりを専門としている。新卒入社のGunosyではCyberAgentとの合弁会社においてブランド企業のマーケティングに関するプランニングや施策実行までワンストップでの支援に従事しながら、Gunosy社の広告販売でも月間最高売上に並ぶ売上を達成しMVPを受賞。Gunosy退職後に独立しブランドマーケティング会社を設立。大手外食チェーンや食品メーカー、ペット関連商品や金融企業のブランド成長戦略として、ブランディング施策、ファンマーケティング施策で多数実績あり。2021年度よりAsobicaに加入。
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16:10~16:50
B3-6 講演
ショートビデオ、長尺ビデオ、商品紹介ビデオ、ECサイトの動画活用の最新事例を紹介
講師
株式会社visumo
取締役
井上 純
井上 純
セッション概要

5G、コロナ、パケット代の減額等、動画を視聴するハードルが下がり各社の動画マーケティングが推進されています。visumoは写真や動画データを有効活用するビジュアルマーケティングプラットフォームをSaaSで提供しており、導入社数は500社を超え、その中でも動画の撮影から活用まで各社が取り組む最新事例を本セッションで紹介します。

プロフィール
株式会社visumo
井上 純
2012年にECフルフィル支援ベンダーからecbeing社に入社。
アパレル・雑貨系商材を中心としたブランドのECサイト構築および運用支援のコンサル営業に従事し、50サイトを超えるプロジェクトに参画。2017年より新設した次世代マーケティング推進室に異動し特定企業のデジタル活用支援をしながら、ビジュアルマーケティングプラットフォーム“visumo”の立ち上げを行い、事業責任者および東南アジアでの販売を中心としたグローバル推進を担当。
2019年4月1日に株式会社visumo設立と共に取締役に就任。
2022年、サービス導入が500社を超え、国内における次世代のビジュアルマーケティングを推進すべく活動中。
参加対象者

・ECのコンテンツに関わる方
・動画活用にご興味がある方
・顧客体験価値向上をミッションにする方

受講するメリット

社内でお持ちの動画の様々な活用や、動画をどのように他社が生み出しているか学べます

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

動画活用を自社サイトでもしてみたいがどのようにすればいいかお困りの方におすすめです

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C3-6 講演
アーバンリサーチの『造って、創りつづけるECサイト』~リッチ&カジュアルで『買いたい』を盛り上げるコンテンツ活用(動画編)~
講師
株式会社アーバンリサーチ
デジタル営業部
マネージャー
尻江 高昭
尻江 高昭
講師
株式会社CRI・ミドルウェア
セールスリード
三上 夏代
三上 夏代
セッション概要

アーバンリサーチの日々進化しているECサイトについてデジタル営業部マネージャ―の尻江氏をお招きしてお話を伺います。
今年から動画コンテンツをYouTubeから自動再生動画へ切り替えておこなった動画施策の内容や効果について詳細に迫ります。
また、気になる今後の施策やECへの流入元でもあるメディアサイト・スタッフ投稿コンテンツの活用で「欲しい・買いたい」を後押しする仕組みなどもご紹介いたします。
あわせて「きれい」なのに「軽い」画像コンテンツを「かんたん」に実現する、動画圧縮配信「CRI LiveAct®」と画像軽量化「SmartJPEG®」の導入効果もご紹介します

プロフィール
株式会社アーバンリサーチ
尻江 高昭
ファッション専門学校を卒業後、スポーツアパレルの企画職を経て、WEB業界へ。
ECサイトの立ち上げ・運用支援の経験を積み、2014年より株式会社アーバンリサーチに入社。
現在はデジタル営業部にて、UI/UX改善、CX向上を意識したマーケティング施略・施策の立案、部内のDX推進など幅広い業務に従事。
プロフィール
株式会社CRI・ミドルウェア
三上 夏代
2017年より画像軽量化「SmartJPEG」の立ち上げメンバー として、営業、導入支援、マーケティング・プロモーションを担当し、対応社数は400社を超える。
2021年10月からは動画圧縮・配信「CRI LiveAct」の導入支援にも従事。
画像と動画でできるECサイト売り上げアップ施策・コスパアップ施策について、より良い提案・支援ができるよう取り組んでいる。
内容レベル

入門、脱初級、中級、大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け

ITの専門知識はいりません。動画/メディアマーケティングの効果を最大化するための手法を、事例とともに分かりやすくお伝えします。

参加対象者

*ECサイト/ブランドサイト/メディアサイトの運営責任者、または担当者のかた
*服飾、インテリア、不動産、自動車などECサイト運営企業全般

受講するメリット

・アーバンリサーチの動画/メディアマーケティングの最新情報が学べる
・YouTubeとオウンドメディア動画の使い分けが学べる
・動画、静止画像の効果的な使い分け・活用方法 が学べる
・なぜコンテンツが「大きく ・美しく」だけど「軽い」ほうが良いのか。が、分かる

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

・購入機会が増える施策を知りたい
・売上に直結する コンテンツ活用法を知りたい
・自社ECのコンテンツを充実化し、 ファンやリピーターを増やしたい
・画質にこだわると重くなりがちなウェブサイトを軽くしたい

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17:10~17:55
KB3-7 クロージング講演
花王のEコマース推進を実現した2つの戦略の裏側
~トップダウンとミドルマネジメント層からの変革による事業DX~
講師
花王株式会社
DX戦略推進センター
ECビジネス推進部長
生井 秀一
生井 秀一
セッション概要

花王が目指す事業DXをご説明させて頂き、花王がめざす事業DXで、Eコマース戦略ではアクイジションとリテンションの両輪によるEコマース事業戦略を進めています。こうしたDXを進める環境作りは一筋縄ではいきません。花王という大組織が昨今のデジタル化に対応した組織に変革したのか。ミドルマネジメント層が意識を改革し、自ら変わり、行動し、実行しながら結果を出していく仕事の仕方に、ミドル層からの変革の重要性についてお話させて頂きます。

プロフィール
花王株式会社
生井 秀一
花王の販売会社に入社し、エリア営業と大手流通チェーンを担当。
その後ヘアケアブランドのマーケティングを担当した後、Eコマースの営業マネジャーとしてECに関わる。
2018年に全社DX推進をする、プロジェクト型組織の先端技術戦略室に在籍。 2021年DX戦略推進センター設立、
現在ではDX戦略推進センターECビジネス推進部で、Eコマース戦略を担当している。
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KC3-7 クロージング講演
【EC向けGA4】売上拡大めざすための分析&改善アクションを導くGA4の見方&使い方
講師
株式会社二天紀
取締役
井前 弘人
井前 弘人
セッション概要

UA廃止まであと8か月、GA4への移行、設定が迫っています。このセッションでは、EC事業を手がけている事業者に向けて、GA4を使って売上拡大をめざすための分析、改善アクセションを導く実践的な手法をお話します。GA4とUAとの違いから、自社EC運営で見るべき標準レポート、設定しておくとよい探索レポートなど、ECのためのGA4の見方、使い方のヒントをお伝えします。

内容レベル

中規模向け、小規模店舗向け

参加対象者

通販事業のご担当者様、デジタルマーケティングのご担当者様、管理部門のご担当者様など。

受講するメリット

・GA4移行後の活用フェーズにおける実践的な知識、手法がわかる
・ECサイトにおいて分析したい指標がわかる

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

■こんな方におすすめ
・未だGA4の活用イメージがついていない方
・GA4導入は完了したが上手く活用できていない方

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プラチナスポンサー
  • アマゾンジャパン合同会社
  • 株式会社ecbeing
  • 株式会社エートゥジェイ
  • 株式会社visumo
  • Micoworks株式会社
ゴールドスポンサー
  • 株式会社いつも.
  • NTTレゾナント株式会社
  • Shopify Japan株式会社
  • ZETA株式会社
  • トライベック株式会社
  • 株式会社ヤプリ
シルバースポンサー
  • 株式会社Asobica
  • 株式会社インターファクトリー
  • 株式会社CRI・ミドルウェア
  • 株式会社SUPER STUDIO
  • 株式会社ネットプロテクションズ
Web担当者Forumミーティング2022秋
高嶋 巌

米国リテールメディア広告費、2022年は31%増の見込み

3 years 2ヶ月 ago

イーマーケッターは、2022年のアメリカのリテールメディア広告費を、前年比31.4%増の408億1,000万ドルと予測している。昨年までほどではないが、引き続き急成長している。

Analyst Take: Why retail media is destined to be the biggest of digital advertising’s three big waves
https://www.insiderintelligence.com/content/analyst-take-retail-media-biggest-digital-advertising-waves

noreply@blogger.com (Kenji)

ディノスが台湾でサプリメント事業。クラウドファンディング、ECモール、ドラッグストアなどで販売

3 years 2ヶ月 ago

DINOS CORPORATIONは10月6日から、台湾でオリジナルのサプリメントシリーズ「dinos supplement(ディノス・サプリメント)」の販売を開始した。

第1弾として、台湾で人気のクラウドファンディングプラットフォーム「嘖嘖(ツーツー)」において特別価格で先行販売。11月28日には商品ラインナップのさらなる拡充、台湾国内のECモール、ドラッグストアなどで展開を予定している。

台湾では近年、健康志向の高まりの一端として日本製サプリメントの需要が増加。通販ブランド「ディノス」の主力ジャンルの1つである美容健康商材分野で長年培った経験を生かし、自社の台北支店をベースとして、新たに台湾市場に向けたサプリメントシリーズ「dinos supplement」を企画・開発した。

台湾で展開する「ディノス・サプリメント」

台湾市場向けサプリメントシリーズ「ディノス・サプリメント」は6アイテム(ビタミンC、フィッシュコラーゲン、コエンザイムQ10、ビフィズス菌+オリゴ、ウコン、鉄)を展開する。

価格帯は単品で719台湾ドル、3商品セット(事前購入プロジェクト特別セット価格)が1980台湾ドル。事前購入プロジェクトは、台湾時間の10月6日20:00~11月18日24:00の計44日間実施する。「ディノス・サプリメント」の日本国内での販売は予定していない。

「ディノス・サプリメント」は全て日本国内のJAS認定工場で製造、医薬品規格商品と同等の品質管理を行っている。原料の受け入れから最終製品の出荷に至るまで生産工程において、適正な製造管理と品質管理の規範であるGMPをクリアした。

商品コンセプトには、海外でも日本を象徴するモチーフとして知られる「御守り」を採用。「日本製である安心感」「健康を守る」といったイメージを訴求すべく、パッケージ等にカラフルなデザインを取り入れている。

石居 岳

朝日新聞がECモール事業に参入/デジタルマーケターは同梱物を軽視し過ぎる【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

3 years 2ヶ月 ago
2022年9月30日~2022年10月6日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. 朝日新聞がECモール事業に参入。ネット通販ビジネスを強化する「朝日新聞モール」のビジネスモデル、特徴とは?

    既存の通信販売サービス「朝日新聞SHOP」を刷新し、、グループ企業が出店する「朝日新聞モール」として10月5日をメドにリニューアルする

    2022/10/4
  2. デジタルマーケターは「同梱物」を軽視し過ぎる! D2C(ネット通販)のF2転換率とLTVを劇的にアップさせる5つの同梱物とは

    劇的に効果があるのにデジタルマーケターが軽視しがちな「同梱物」について、売れるネット広告社の加藤公一レオ氏が解説!

    2022/10/5
  3. “売れるECサイト”とは? 消費者1000人超が答えた「買いやすいECサイトの条件」&サイト内検索の今

    消費者1000人超の声からまとめた「商品の見つけやすさ」「評価されるECサイトの条件」「パーソナライズの今」の最新データ、買い物体験の向上で重要性が高まるサイト内検索について解説します

    2022/10/5
  4. LINEが上質な顧客体験の提供に適している3つの理由とトヨタLINE公式アカウントの事例

    スマホアプリの開発やCRMシステムの構築を考えているEC事業者のみなさん、まずはLINE公式アカウントの運用を試してみませんか?(連載10回)

    2022/10/3
     
  5. Googleがショッピング関連の新機能を発表。商品の情報収集が便利になるかも?【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2022年9月26日~10月2日のニュース

    2022/10/4
     
  6. コロナ禍で「釣り」関連アイテムに注目集まる。「PayPayフリマ」における購入金額は約2.3倍、特に伸びたのは「ロッド、釣り竿」

    「PayPayフリマ」における2021年9月~2022年8月の「釣り」カテゴリーの購入金額を前年同時期と比較。釣り初心者が中古の釣り具を手頃な価格で入手していると考えられる

    2022/10/3
     
  7. お取り寄せは自宅でぜいたく&ファンを巻き込むPR成功の商品が台頭。「ベストお取り寄せ大賞」から見る2022年の傾向

    「おとりよせネット」を運営するアイランドは、「ベストお取り寄せ大賞2022」を発表。ファンを巻き込むような商品開発や商品PRに奏功している商品が多く選ばれた

    2022/10/6
     
  8. 「LINEギフト」と「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」において注文データの連係を開始

    2021年10月に開始した商品と在庫の連携に加え、「LINEギフト」経由の注文データの管理が可能になる

    2022/10/5
     
  9. 【食品通販・EC市場】2021年度は2.9%増の4.4兆円、2022年度は4.3兆円と予測

    内訳は、ショッピングサイトが40.5%、生協(班配+個配)が35.1%、食品メーカーダイレクト販売(直販)が17.1%、ネットスーパーが4.8%、自然派食品宅配・通販が2.5%

    2022/10/3
     
  10. ニトリ、IKEA、無印良品の口コミ分析でわかった「Yahoo! MAP」への口コミ投稿増加とその対応の必要性

    Yahoo! MAPへの投稿が急増しており、このことからGoogleマップ・Yahoo! MAPへの対応が必要と言えます

    2022/10/3
     

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

藤田遥

デイトナ・インターナショナルが「FREAK'S STORE ONLINE SHOP」にレビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」を導入

3 years 2ヶ月 ago

デイトナ・インターナショナルは、サイト内のUGC強化に向けて、公式ECサイト「FREAK'S STORE ONLINE SHOP(フリークス ストア オンライン ショップ)」にレビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」を導入した。

レビューで商品購入前の不安解消につなげる

投稿したレビューには、「星評価」「コメント」「購入サイズ」「色」「性別」「年代」「身長」「体重」「足のサイズ」を表示する。

購入検討者は、自分と同じ年代、身長、体重のレビュアーによるレビューを参考にすることでサイズなどの不安を解消し、購入検討ができるという。

FREAK'S STORE ONLINE SHOP フリークス ストア オンライン ショップ 口コミ レビュー 星評価、レビュアーのコメントなどを表示
星評価、レビュアーのコメントや性別などを表示

「ZETA VOICE」とは

サイト自体や提供する商品・サービスに対して、複数の評価軸を用いた多面な評価によるレビューコンテンツをサイトに実装できるエンジン。点数による評価やフリーコメント、スタッフレスポンスなどの機能を有するほか、投稿レビューデータの分析、A/Bテストでの活用ができる。

ZETA VOICE 主な機能
「ZETA VOICE」の主な機能(画像は「ZETA CX」サイトからキャプチャ)
藤田遥

ビールの9月取引数は前月比1.3倍、スナック菓子は1.5倍。調査結果から見えた値上げに備えた「買いだめ」傾向

3 years 2ヶ月 ago

オークション相場比較サイトなどを運営するオークファンは、10月からの大幅な値上げラッシュに伴い、ネットショッピング・オークション市場におけるビールやスナック菓子類の取引数の変化を調査した。

値上げに備えた買いだめとして、嗜好品であるビールやスナック菓子は取引数の増加が目立ったという。9月のビールの取引数は前月比約1.3倍、スナック菓子の取引数は同約1.5倍に増加した。

10月からの値上げに備えたストック買いが顕著に

世界情勢や円安の影響を受け、9月は多くの企業が10月からの値上げを発表。これに伴い、ネットショッピング・オークション市場ではビールやスナック菓子の取引数の増加が顕著に現れた。

ビールやスナック菓子のように、比較的賞味期限が長く、嗜好品として日常的に飲んだり食べたりするものに関しては、あらかじめストック買いをすることで、値上げラッシュに備える動きが見られた。

9月に取引数が前月より約1.3倍増加したビールは、24缶入りを複数ケースで指定する取り引きが多く、平均落札価格は4200円を前後しているという。

9月のビールの取引数は前月よりも約1.3倍増加した

 

取引数が同約1.5倍増加したスナック菓子は、ビール同様、スナック菓子も段ボールでの箱買いや詰め合わせでの購入が多く、1回あたり1600円前後で取り引きされているという。

9月のスナック菓子の取引数は前月よりも約1.5倍増加した

調査概要

  • 調査期間 :2022年7月~9月
  • 調査方法 : インターネット調査
高野 真維

しまむらのEC事業、2022年度上期は16億円で1.5倍。店舗受け取り比率は約9割、店舗で他の商品購入する比率は約5割

3 years 2ヶ月 ago

しまむらの2022年2月21日-8月20日(中間期)のEC売上高は、前年同期比約1.5倍となる16億円だった。

オンラインストアの会員数は144万人に拡大。注文した商品の店舗受け取り比率は約9割、店舗受け取り時に他の商品を店舗で購入する比率は約5割となり、オンラインから店舗への送客効果と買い上げ点数向上につながっているという。

店舗受け取りは送料はしまむら負担、自宅配送では「ゆうパック」で全国一律550円。商品の配送料金設定、グループで2000店舗を抱える店舗数というビジネスモデルが高い店舗受け取り比率を支えていると見られる。

しまむらの2022年2月21日-8月20日(中間期)のEC売上高は、前年同期比約1.5倍となる16億円だった
しまむらのEC事業(画像はIR資料からキャプチャ)

2022年2月21日-5月20日(第1四半期)は、上海のロックダウンによる納期遅れの影響で売上高は計画を若干下回ったが、第2四半期はEC限定の商品が好調だったことで、上期では、ほぼ計画通りの売上高となった。

4月にアベイル事業とシャンブル事業のEC展開も開始、グループ内での相互送客による相乗効果も順調に進んでいる。各事業では、EC限定のインフルエンサー企画やキャラクター商品が好調だった。サービス面では、4月から自宅配送での後払い決済を開始、顧客の支払い方法の利便性を高めた。

下期は、SNSによる販促を活用して顧客数の増加を図る。社内のスタジオを活用した撮影作業の内製化で、オンラインストアの商品掲載点数を増やし、インフルエンサーによるライブコマースも予定している。

しまむらのEC2年目となる2022年2月期のEC売上高は、前期比64.7%増の28億円。2000店舗を超えるグループ内店舗(ディバロを除く)での店舗受け取りを実施。注文商品のうち店舗受け取りは9割という高い水準で、そのうち5割の消費者が店舗で合わせ買いをしていた。

瀧川 正実

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