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Falling in Love With Measurement

9 years 3ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Falling in Love With Measurement」を元に構成しております。

マーケティングに欠かせない存在、それは成果の計測


モバイルファーストの今日において、マーケティングと計測の関係性を表現するならば「複雑な関係」といえるでしょう。いわば、一緒に食事をしたり、時折世間話をしたりするものの、しっくりこない関係ではないでしょうか。

本来、マーケティングと計測は非常に相性が良いものであるため、これは実に残念な状況です。

点と点を結ぶ


今日の消費者は、何かを購入する前にオンラインで数十回から数百回も下調べをするケースが多く、そうしたオンラインでの接点におけるデータ量は膨大なものになっています。購入経路の全貌を明らかにするための接点については、十分すぎるほどデータが揃っているのです。

しかし、十分なマーケティング データが揃うようになった今でも、そこから有意義なインサイトを導き出せずにいる企業が多いのが現状です。マーケティングと計測が同じソファの両端に離れて座っているような状態の企業もあるのです。



マーケティングの意思決定に関する最近の調査によれば、キャンペーンの戦略を立てる段階で計測について考慮すると回答したマーケティング担当者は 10 人中 5 人にすぎません*1。しかし、戦略を立てる当初から計測目標を決めておかなければ適切なデータを収集できず、成果を上げている要素とそうでない要素を特定できない恐れがあります。

マーケティングと計測は、キャンペーン戦略を立てる早い段階からセットで考えられるべきものです。どのタイミングで計測について考えるかマーケティング担当者に尋ねたところ、マーケティングの資料やアセットの作成中と答えた人が約 16%、キャンペーンの運用開始後と答えた人が 9%、キャンペーンの終了後と答えた人が約 6% に上り、なんとキャンペーンの成果をまったく計測しないと回答した人も 16% に上っています*2


こうした結果から、今こそマーケティングにおける計測の活用法について見直していく必要がありそうです。ご自身の所属企業でこの取り組みを推進するなら、まずは次の 3 つのポイントをご確認ください。

  1. ビジネスの成果改善にとって本当に重要な接点を計測できているか
  2. 収集したデータに潜む重要なインサイトを迅速に見出せているか
  3. 見出したインサイトをユーザー エクスペリエンスの改善につなげられているか
マーケティングにおいて計測をさらに活用するには、「自社の成果はどうなっているか」を明らかにするだけでは不十分であり、「どうすればさらに成果が高まるか」という点に焦点を当てることが重要になるのです。


いつも一緒に



マーケティングと計測の関係をより良くするのは難しいことではありません。消費者の購入経路の全般においてマーケティングと計測が手に手を取って取り組むことで、有益なインサイトが増え、収益が増加し、誰にとっても利便性が高まるのです。

Google で広告マーケティング担当マネージング ディレクターを務める Matt Lawson によれば、「計測はマーケティングの最後に行うものではありません。よりスマートに、さらに成果を高めるためのスタート ポイントなのです*3。」


ぜひ Harvard Business Review の記事「Measuring Marketing Insights」をダウンロードして、計測や分析に関する実践的な手法やインサイトのほか、データを具体的な戦略に活かす方法をご確認ください。


* 1-2 出典: Google サーベイ「Measurement in Campaign Timeline」、回答者: アメリカのマーケティング管理職 1,092 名、2016 年 8 月。

* 3 Harvard Business Review「Rethink Measurement From the Ground Up」、Google アナリティクス 360 スイート提供コンテンツ、2016 年 8 月。



投稿者: Karen Budell - Google アナリティクス 360 スイート担当コンテンツ マーケティング マネージャー
noreply@blogger.com (Bruna)

企業のパーソナルデータ活用に7割が「不快」。商品レコメンドの利用にも否定的

9 years 3ヶ月 ago

「企業がパーソナルデータを活用していることは不快」――。企業がWebの閲覧履歴や購入履歴などを収集し、マーケティング活動や広告ビジネスなどに利用していることについて、消費者の約7割が不快だと感じていることがNTTデータ経営研究所の調査でわかった。

その内、企業がパーソナルデータを知っていた上で「不快である」と回答したのは48.9%。知らなかったので「不快である」は21.4%だった。

企業側がパーソナルデータをビジネス利用することについて、消費者は不快感を持っている傾向が多いようだ。

NTTデータ研究所の「パーソナルデータに関する一般消費者の意識調査」、企業のパーソナルデータ活用に7割が「不快」。商品レコメンドの利用にも否定的①

企業のパーソナルデータ活用についての印象

購入履歴や登録されたパーソナルデータなどを、レコメンドに活用しているケースは多い。パーソナルデータを活用したサービスの利用ニーズの内、「商品レコメンドサービス」を「利用したい」と答えたのは34.1%。

「どちらかと言えば利用したくない」「利用したくない」の否定回答は合わせて65.8%。

NTTデータ研究所の「パーソナルデータに関する一般消費者の意識調査」、企業のパーソナルデータ活用に7割が「不快」。商品レコメンドの利用にも否定的②

パーソナルデータを活用したサービスの利用について

パーソナルデータを活用した「商品レコメンドサービス」について利用したくない理由を聞いてみると、最も多かったのが「サービスに魅力を感じないから」が30.0%。

「自分の情報を知られたくない」(29.4%)「情報漏えいした場合のリスクが怖いから」(25.8%)が続いた。

NTTデータ研究所の「パーソナルデータに関する一般消費者の意識調査」、企業のパーソナルデータ活用に7割が「不快」。商品レコメンドの利用にも否定的③

パーソナルデータを活用したサービスを利用しない理由

NTTデータ研究所は「パーソナルデータに関する一般消費者の意識調査」を実施、11月22日にその結果を公表した。

調査概要は次の通り。

  • 調査対象:10~60代の男女
  • 調査方法:NTTコム リサーチ クローズド調査 非公開型インターネットアンケート
  • 調査期間:2016年8月16~19日
  • 有効回答者数:1059人
  • 回答者の属性:性別、年齢

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

ECをよく利用しているのは首都圏と宮城、京都だと判明【今週のアクセス数ランキング】 | 週間人気記事ランキング

9 years 3ヶ月 ago

JADMA調査でEC利用頻度、利用額ともに京都府、宮城県、奈良県が上位に入っていました。デバイス別調査ではスマホ利用率が最も高いのが沖縄県という結果に。「県民性研究家」矢野新一氏のユニークな解説にも注目です。

  1. 【通販の都道府県ランキング】最もお金を使う地域は? スマホEC利用率が高いのはどこ?

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    「年間通販利用額」「スマホでの通販利用率」の都道府県ランキング

    2016/11/18
  2. 楽天の年間流通額を1日で超えた中国の「独身の日」まとめ[EC流通額は約2.7兆円]

    tweet13このエントリーをはてなブックマークに追加

    中国のEC専門メディア「ebrun」によると、1日で1770億元もの買い物が中国のECサイト上で行われたという

    2016/11/22
  3. 中国EC市場で成功するには? 「独身の日」の日本勢9社の越境EC事例を学ぶ

    tweet4このエントリーをはてなブックマークに追加

    アスクル、ケンコーコム、キリン堂、トーキョーオタクモード、千趣会、ヤーマン、白鳩、Hamee、楽天の販売状況を調査

    2016/11/21
  4. ユニー、ECサイトで「ブラックフライデーセール」を11/28から開催

    配送は店頭受け取りのみで展開し、年末商戦期における店頭への呼び込みに活用していく

    2016/11/24
  5. 三越伊勢丹が中国ECを本格始動、アリババ「天猫国際」の「ブラックフライデー」から

    日用品が多い他の出店ブランドとの差別化を図るため、三越伊勢丹グループの独自商品を中心に商品を取りそろえた

    2016/11/22
  6. 「Google アナリティクスを見るのはもう疲れた……」そんなあなたにAIはいかが?【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2016年11月21日〜27日のニュース

    2016/11/22
  7. 「ネットオフ」を展開するリネットジャパングループが東証マザーズ上場へ

    調達資金で集客力向上や外部依存コスト削減図る

    2016/11/18
  8. 30代女性向けパーティドレス専門ECサイト「darial」を12/1に開設、fast step

    11月17日にティザーサイトを開設

    2016/11/18
  9. 野村総研 2022年度のBtoCEC市場を26兆円と予測

    スマートフォンの普及が市場をけん引

    2016/11/22
  10. 2016年のファッションECサービスの振り返り&事例紹介セミナー12/8開催

    スタイラー、電通ダイレクトフォース、バーチャサイズ、ブティックスターの4社共催

    2016/11/18

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    uchiya-m

    Google、レストラン・オンライン講座・ホテルのリッチカードを専用カルーセルでサポート開始。AMPとの連携も。

    9 years 3ヶ月 ago

    レストランとオンライン講座のリッチカードをサポートしたことをGoogleはアナウンスした。発表はないが、ホテルのリッチカードもサポートした模様。レストランとホテルのリッチカードはカルーセル形式で表示される。AMPに対応している場合は、レシピと同じようにAMPカルーセルになる。

    - Google、レストラン・オンライン講座・ホテルのリッチカードを専用カルーセルでサポート開始。AMPとの連携も。 -

    Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

    Kenichi Suzuki

    ユニー、ECサイトで「ブラックフライデーセール」を11/28から開催

    9 years 3ヶ月 ago

    ユニーは11月22日、通販サイト「アピタのインターネットショッピング」で、会員向けに「ブラックフライデーセール」を開催すると発表した。開催期間は11月28日~12月18日。「ブラックフライデーセール」は初の開催。

    会員向けに特別価格で商品を販売する一方、配送は全国のアピタ・ピアゴ214店舗の店頭受け取りのみ(洗剤・紙おむつケース販売の場合は宅配可)とする。年末商戦期における店頭への呼び込みに活用していく。

    自社のクレジットカード「UCSカード」の会員を対象に、店頭では扱っていない商品や日用品のケース販売、数量限定品など220点を特別価格で販売する。

    決済手段はUCSカードによるクレジットカード決済のみとする。既存ユーザーへの特典として今後も活用していく考え。

    2016年からイオンも「ブラックフライデー」と名づけたセールを25~27日に開催する予定。ユニクロもブラックフライデーを意識した「創業感謝祭」を1週間に延長し、23~29日に開催している。今後、ネットを含めた「ブラックフライデー」セールが広がりを見せることが予測される。

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

    ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

    読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

    中川 昌俊

    Firebase デモ プロジェクト のご紹介

    9 years 3ヶ月 ago
    この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Introducing the Firebase Demo Project」を元に構成しております。
    「すべての学びは経験に由来する」 - ジョン デューイ

    先日ご紹介したように、Firebase は Android、iOS、およびモバイルウェブ向けの開発を支える、統合型アプリ プラットフォームです。開発のスピードアップ、アプリの品質向上、ユーザー獲得と利用の活性化、そしてアプリの収益化に役立つさまざまなツールが盛り込まれています。Firebase について学習するためのリソースは、Google が作成したドキュメントガイド、無料のトレーニング コース(Android / iOS)から、さまざまな助言が得られる Firebase コミュニティまで、豊富に用意されています。しかし、やはり実践を通した学習に勝るものはありません。そこでこの度ご用意したのが、Firebase のあらゆる機能を実際のデータで確認できる「Firebase デモ プロジェクト」です。Firebase デモ プロジェクト は、本日よりどなたでもご利用いただけます(アクセスはこちらから)。

    Firebase デモ プロジェクトには、ゲームアプリ「Flood-It!」のデータが収録されています。Flood-It! は実際に公開されているアプリ(Android / iOS)で、指定された手数以内で盤面を一色に塗りつぶすパズルゲームです。つまり Firebase デモ プロジェクトでは、一般的なアプリ内課金型ゲームのデータを、サンプルとして使用できるのです。具体的には次のような情報が含まれます。

    • Analytics: アトリビューション データ、主要なイベント、コホート、目標到達プロセスに関するレポート。これには、アプリの初回起動(インストールと同等と考えて問題ありません)やアプリ内課金などについてのデータが含まれます。
    • Remote Config: アプリの動作や外観を制御するパラメータと、各パラメータ値を配信するユーザー セグメントを定義した条件。
    • Test Lab: テスト結果。Test Lab はアプリの品質保証に役立つ自動テスト機能で、さまざまな端末と OS の組み合わせで動作テストを手軽に行うことができます。
    • Crash Reporting: アプリ内で発生したさまざまな障害の詳細(コールスタックや端末情報など)。
    • Notifications: 再エンゲージメント促進のためユーザーに配信された通知キャンペーンのデータ。これには、各キャンペーンのメッセージの送信件数、開封件数、貢献したコンバージョンの件数などのデータが含まれます。


    Firebase Demo Project: Analytics ダッシュボード

    「リリース以来、私たちは Firebase の多彩な機能を利用した実践的なエクスペリエンスの構築に取り組んできました。無料で無制限に利用できるモバイルアプリ向けの解析ソリューションの Firebase Analytics は、その中でも特に重要な機能です。Firebase デモ プロジェクトは当社のこういった取り組みに大きく役立っており、Google アナリティクス デモアカウントと同様に、Firebase デモ プロジェクトを組み込んだトレーニング プログラムも提供できるようになっています。こういった実践的なプログラムは、クライアントに Firebase に習熟していただく上で大きな役割を果たしています。」 - Ben Gott 氏(Periscopix 社アナリティクス ディレクター)

    独学に最適


    Firebase デモ プロジェクトは、Firebase の多彩な機能やレポートについての学習に最適です。たとえば次のようなことが可能です。

    • Firebase Analytics のすべての標準レポートを、Flood-It! アプリの実際のデータが入った状態で参照
    • Firebase Analytics の各種レポートにさまざまなフィルタを適用して詳しく分析
    • 価値の高いユーザーの獲得に貢献している広告キャンペーンを確認
    • 発生したクラッシュ(障害)とエンドユーザーへの影響を把握し、原因を調査
    • Firebase Console から配信された通知について、目標到達プロセスの全貌を確認
    • Remote Config のパラメータを参照して、ターゲティング パラメータによる値のばらつきを確認(特にステージングのためのフィーチャー フラグや割合ターゲティング、カスタマイズのための Analytics オーディエンス ターゲティング)
    • Firebase Test Lab で行った物理および仮想デバイスでのテスト結果を参照

    教育プログラム


    Firebase の使用方法を教える立場の方は、ぜひデモ プロジェクトをカリキュラムに組み込んでみてください。たとえば、実際にデモ プロジェクトのデータを扱う、実践的な演習課題を設けることが可能です。

    デモ プロジェクトへのアクセス


    デモ プロジェクト を利用、または詳細を確認される場合は、こちらのヘルプ記事をご覧ください。サポートが必要な場合や、デモ プロジェクト をさらに便利にするアイデアをお持ちの場合は、ぜひ Google アナリティクス コミュニティに投稿してください。Firebase の新しい機能を開拓し、理解を深めていく上で、デモ プロジェクトが皆様のお役に立つことを願っております。

    Happy analyzing!

    投稿者: Deepak Aujla / Steve Ganem(Google アナリティクス チーム)
    noreply@blogger.com (Bruna)

    アパレルのオンワードが食品のネット通販、産直方式で「新鮮」「安心」を訴求

    9 years 3ヶ月 ago

    オンワードホールディングスは11月22日、食品のECサイト「オンワード・マルシェ」をオープンした。食を通じて豊かなライフスタイルを提案するのが目的。

    取り扱うのは「お酒」「お米」「調味料」「おかず・おつまみ」「スイーツ」「水・飲料」「器・キッチン用品」の7種類でスタート。取扱品目は3000品目。段階的にカテゴリを拡充していく予定

    配送は生産者が直接発送する仕組みを採用。産地直送方式で「新鮮」「安心」を訴求する。

    全国規模で抱える営業ネットワークを活用し、地域を知り尽くしたバイヤーが直接産地を訪問。生産者と交渉し、選りすぐった商品をラインアップする。また、現地訪問の際に商品を味わい、わかりやすくECサイトで紹介するという。

    スタート時点は国内のみの発送だが、海外発送や海外の食材を日本の消費者に届けるグローバルECサイトへと進化させる予定。

    アパレルのオンワードが食品のネット通販、産直方式で「新鮮」「安心」を訴求

    食の通販サイトでアパレルとの相乗効果を狙う

    オンワードホールディングスは2016年4月、ECを強化する方針を発表。120億円のネット通販売上(2016年2月期)を、2019年2月期までに3倍増となる360億円まで拡大させるとしている。

    EC売上の内訳は国内が114億円、海外ECが6億円。2019年2月期までに国内の売り上げは310億円、海外を50億円規模まで拡大させる方針。EC化率は現在の4%から12%をめざす。

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

    瀧川 正実

    この訪問はいくら? 「1回のセッションあたりの目標値」を集客効率の監視と改善に役立てよう(新GA入門講座 第22回)

    9 years 3ヶ月 ago
    Web担当者Forumの2016/11/24の記事をどうぞ。
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/11/24/24402

    1回のセッションあたりの目標値についての解説。

    ・「1回のセッションあたりの目標値」を理解する
    ・広告費の最適化や中長期的なサイトの最適化につなげる
    といった話
    noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

    EC企業のSEOはどうすればいい? グーグルのモバイルファーストインデックス対策 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    9 years 3ヶ月 ago

    PCサイトとモバイルサイトを別々に制作しているEC事業者は、グーグルの検索インデックスの変更(モバイルファーストインデックス、MFI)によって、制作・運用方法を変更する必要が出てくる可能性があります。

    ウェブマスター向け公式ブログに掲載された記事によると、グーグルは今後、モバイル検索インデックスをアップデート。モバイルサイトをクロールさせ、検索結果とコンテンツの関連性の有無を測定するそうです。

    実はグーグルは、スマートフォンの検索結果は、PCサイトの内容を基準に検索キーワードとの関連性を評価し、スマホで検索結果を表示していました。グーグルの公式ブログに記事を執筆したプロダクトマネージャーのドーンタム・ファン氏によると、その方法ではPCサイトよりもモバイルサイトのコンテンツが少ない場合、検索結果に問題が生じると指摘しています。

    たとえば、ユーザーが「茶色のウェッジサンダル」をスマートフォンで検索した場合。現状では、モバイルサイトに茶色いウェッジサンダルの掲載がなくても、PCサイトに茶色いウェッジサンダルが載っていると、スマホで適切に表示できるPCサイトであれば、検索結果に表示されてしまうのです。

    こうした状況について、モバイルマーケティングなどを行うPure Oxygen Lab社の創設者で社長のブライアン・クライス氏は、「今回のモバイル検索インデックス変更に伴い、そのようなことが起こりにくくなるだろう」と説明します。

    グーグルは基本的に、モバイルページはPCのコンテンツを表示する1つの手段として扱ってきました。そこで発生する問題は、消費者が特定の商品特徴やキーワードをスマートフォンで探し、検索結果として表示されたサイトをクリックしても、検索ワードに関連した商品をページ内で探すことができないというケースです。結果的に、消費者は関係のない検索結果にストレスを感じるのです。

    Pure Oxygen Lab社のクライス氏はこう言います。

    別の例をあげてみましょう。アウトドア用品のEC事業者が、PCサイトにテントの張り方を紹介する動画を載せていたとします。動画のような重いコンテンツは表示までに時間がかかるため、スマホサイトでは表示しないようにしていた場合、どうなるでしょうか。

    消費者がテントの張り方を調べるために動画を検索した場合、現在のグーグルのスマートフォン検索結果では、テントの張り方に関する紹介動画が載っていないモバイルサイトが上位表示されてしまう事象が発生します。

    ただ、モバイル検索インデックスが変更されれば、テントの動画が掲載されていないスマホサイトは検索結果に上がりにくくなります。

    MFIで対応が必要なのは?

    今回のグーグルの仕様変更は、PCサイトとは別でモバイルサイトを制作・運営しているEC事業者は影響を受けることになりそうです(PC向けとスマホ向けを別URLで運用中、同一URLで動的に出し分けしているがモバイル版のコンテンツが薄いケース)。

    「Top500Guide.com」によると、インターネットリテイラー社発行のレポート「モバイル トップ500社」のうち、142社はPCサイトとは別にモバイルサイトを制作・運用。357社はレスポンシブ・ウェブ・デザインを利用しています。グーグルによると、レスポンシブ・ウェブ・デザインや、ダイナミックサービング(レスポンシブ・ウェブ・デザインの一種で、ハイブリッドやアダプティブデザインとも呼ばれるもの)を採用しているEC事業者は、特に変更を加える必要はないそうです

    クライス氏によると、PCサイトとモバイルサイトをそれぞれ別で制作・運用しているEC事業者は、グーグルが推奨するモバイル検索エンジンを最適化するためのマークアップコードを埋め込む必要があると指摘します。そうすることにより、グーグルのボットが、モバイルサイトとデスクトップの内容が違うサイトであると認識できるようになります(編集部注記:今後、スマホ向けページのコンテンツでページを評価されるようになるので、スマホ版ページのコンテンツが薄い場合、PC向けに良いコンテンツを提供していても、全体として評価が下がってしまう可能性がある)。

    楽器や音楽用品を販売するSweetwater Sound社(インターネットリテイラー社発行「全米EC事業 トップ500社 2016」第89位)は現在、PCサイトとモバイルサイトを別で制作・運用しています。ただ、モバイルサイトとPCサイトのコンテンツはほぼ同じで、違いはいくつかのセクションに過ぎません。しかしながら、EC担当の上席副社長マイク・クレム氏によると、レスポンシブ・ウェブ・デザインへの移行を予定よりも早めることを決めました。クレム氏は次のように話します。

    これまで、最適な環境でデータを見るため、容量の問題を考慮してモバイルサイトのコンテンツを変更した例がいくつかありました。グーグルのモバイルファーストインデックスへの移行に関し、今後ダメージを受けないためには早くモバイルサイトをアップデートする必要があります

    モバイルデバイスのスクリーンサイズが多様化している中、Sweetwater Sound社はレスポンシブ・ウェブ・デザインへの変更を以前から決めていました。「レスポンシブ・ウェブ・デザインへの移行は、フルリニューアルではありません。グーグルの仕様変更に伴い、影響を受けそうなセクションを優先的に変更していく予定です」。クレム氏はこう語っています。

    グーグルは今回の変更に関し、数か月間に小規模な実験を行い、徐々に拡大していく予定。PCサイトしかない小売業者の場合は、スマートフォンの検索結果に引き続きインデックスされます。

    グーグルの今回の発表は、スマートフォンのランキングシステムにモバイルフレンドリーであるかどうかが加味された、2015年4月の「モバイルゲドン」の延長線上の策。2015年5月のグーグルの発表では、消費者がグーグル検索を行うのは、PCよりもモバイルの方が多かったそうです。

    Internet RETAILER

    世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

    Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

    Internet RETAILER

    IoTはネット通販をどう変える? CRMや接客などを支援する楽天、ヤフーらの取り組み | 通販新聞ダイジェスト

    9 years 3ヶ月 ago

    「IoT(モノのインターネット)」が各分野で注目され始めている。モノにインターネットがつながることで例えば庫内の残り物で作れるレシピを提案する冷蔵庫といった家電に様々な利便性の高い機能を付加できるなど人々の生活シーンを劇的に変える可能性を秘めており、IoTを活用した商品やサービスについても各社で様々な取り組みを進めているようだ。では通販業界でのIoTの取り組みや活用の進捗は現状、どのような段階となっているのか。それによって通販は今後、どのように変化していくのだろうか。注目すべき各社の取り組みなどを見つつ、IoTの通販活用の可能性を探る。

    自然なコーデ提案や“疑似バー”も

    IoTの登場で、通販はどう変わっていくのか。まずIoTによる「最先端の通販の姿」を見ていく。

    近い将来には実用化される可能性の高いIoT関連サービスを示したのは楽天だ。同社では10月4日~7日にかけて開催された展示会「シーテックジャパン2016」で開発中のIoT関連の展示を行った。

    展示したのは「KiTeMiROOM」「PhySig」「zapzap」という3つのユニークなサービスだ。

    「KiTeMiROOM」(写真)はユーザーの属性や服装などの環境情報をもとに、商品数を絞り込んだり、ランダムに切り替えたりすることで、自然な組み合わせを生み出すコーディネーション提案システムとなっている。3Dセンサーが人の性別分析し、似合いそうな衣服をコーディネートする。

    IoTはネット通販をどう変える? CRMや接客などを支援する楽天、ヤフー、天真堂の取り組み 楽天の「KiTeMiROOM」

    出展したシステムの場合、「楽天市場」で販売されている商品の中から検索し、合いそうな衣服を提案した。将来的には、楽天市場の出店店舗が実店舗を出した際に、店に置いていない商品を同システムで薦める、といった使い方を考えているようだ。アイテムの情報をすべて読み取るので、価格帯などで条件付けするといったことも可能だ。

    「PhySig」(写真)は商品がディスプレーされている場とスマートフォンを連動させ、プロジェクターで壁に投影されるカーソルを使って、商品の情報を探すというもの。プロジェクターに追加情報を表示することで、より買い物を楽しくするのが目的だ。

    IoTはネット通販をどう変える? CRMや接客などを支援する楽天、ヤフー、天真堂の取り組み 楽天の「PhySig」

    展示会では「楽天市場」に「よなよなの里」を出店するヤッホーブルーイングと連携したデモを行った。デモではバーをイメージし、ビールを注いで色が分かるようにしたり、レビューを表示。また、プロジェクター上で店長と「乾杯」をすると、スマホに詳しい情報が表示され、そこからネット販売につなげるといったことも可能となることを示した。また、他のユーザーと「乾杯」することもでき、そのユーザーがどんなビールを飲んでいたかが分かるという。ユーザー同士のコミュニケーションから買い物につながる、といったケースを想定しての機能だ。今後は店舗に設置して実証実験をしたい考えのようだ。

    「zapzap」(写真)は書籍の体験システムだ。ディスプレーの上に本を置くと、多く出現する単語が本の周りに表示され、気になる単語をタッチすると、その単語を含む文が画面に現れるもの。読み取った表紙のデータを電子書籍データと紐付けることでこうした仕組みを実現している。書店における購買支援が目的だという。

    IoTはネット通販をどう変える? CRMや接客などを支援する楽天、ヤフー、天真堂の取り組み 楽天の「zapzap」

    いずれも実用化されれば既存の通販サービスに確実な変化をもたらしそうだ。

    光センサー容器でCRM最適化

    サービス面だけでなく、商品自体へのIoT活用も進み始めている。

    例えば通販化粧品の企画、OEMを多く手掛ける天真堂は来春をメドに化粧品容器にIoTを活かすことを構想中だ。容器メーカーと共同で専用容器の開発に着手。蓋の開閉に合せて光センサーが反応し、使用量を計測するもの写真)だ。使用量を正確に把握することで通販企業のCRM最適化を支援していく

    IoTはネット通販をどう変える? CRMや接客などを支援する楽天、ヤフー、天真堂の取り組み 化粧品容器にIoTを活かす

    容器は蓋部分に化粧品を使う際に使用できる鏡つき。これを活かし、底面部のボタン電池つき基盤から発した光センサーを反射させて使用量を測るという。データはブルートゥースで専用のアプリケーションに飛ばす。使用量に応じて最適なタイミングでキャンペーンを展開して次回購入のアプローチをしたり、顧客に使用を促したりするのに役立てる。

    必要となる専用アプリ「TEN」は12月初旬をメドに開発。まずは取引先の化粧品企業の顧客に使ってもらうことでダウンロード数を増やしていく。商品の購入機能のほか、美容情報の発信やくちコミ機能を持たせてメディア化も目指す。

    新容器はまだ開発段階。技術的には容器の底面部に埋め込み可能な小さな基盤も開発できており、すでに特許も出願しているという。ただ、製造コストが大幅に高まることが実現に向けた課題。大口の取引先に採用されるなど大ロットの製造でコスト低減を図る必要があるほか、埋め込み基盤の低コスト化も必要という。これら課題は2回目以降の購入をレフィル(詰め替え用容器)対応にすることで一定のコスト圧縮を図る。電池が切れるタイミングで外側容器の購入が必要であるものの、レフィルのみであればメール便が可能なため配送コストなどを大幅に削減できるとみる。

    また、外側容器自体は雑貨扱いのため成分表示が必要なく、デザイン性を高められる。育毛剤など人に知られたくないような“悩み系”商材に適したデザインが施せる点でもメリットがある。

    容器のIoT化が実現すれば、化粧品だけでなく、食品などほかの分野でもこの技術を活かす。たとえば使用量を把握しつつ料理レシピを配信するようなアプリと組み合わせた展開に応用する。

    同社ではこのほか、バーチャルリアリティ(VR)やAR(拡張現実)も活用する予定。近く取引先が組立式3Dメガネ(写真)を使ったCRMのテストを開始するが、使用する動画素材は8月、社内に開設した撮影スタジオ「TENSTA」で制作してサポートする。専用キャラクターをつくり、商品を説明したりゲーム感覚で商品の継続購入を促す考え。同様の販促はARでも行っていく。

    IoTはネット通販をどう変える? CRMや接客などを支援する楽天、ヤフー、天真堂の取り組み 組立式3Dメガネ

    各IoT製品とECをつなぐ

    IoT製品と通販をつなぎ、新しいサービスを生み出す仕組みも出てきている。ヤフーは昨夏からIoT製品とECを含むウェブサービスを組み合わせ、利用者が便利なサービスを享受できるスマホアプリ「myThings(マイシングス)」を配信中だ。

    例えば、「Yahoo!防災速報」と家電製品を操作できるリモコン端末「iRemocon」を組み合わせて、地震情報が出たらテレビをつける(地域設定、震度X以上で発動の設定も可能)といった設定や、EC関連では仮想モール「ヤフーショッピング」で実施中のセールや設定したキーワードに関連する商品が発売された際にメールで知らせたり、ネット競売「ヤフオク!」で最高額入札者でなくなったらスマホのプッシュ通知で知らせるなど様々なサービスを受けられるもの

    ヤフーではIoTの次なる試みとして9月に事業者向けにIoTプラットフォーム「マイシングスデベロッパーズベータ版」を公開。ウェブサービス提供社やIoT製品のメーカーなどが当該サービス・製品のAPI情報を公開することで、ウェブサービス提供やメーカーなどが当該情報を活用した新サービス創出や機能拡張による製品価値向上、開発工数削減などにつながるという。

    例えば、家電メーカーが自社製品とECサイトのAPIを連携させることで洗剤やペットフードなどの日用品などの補充が必要となった際に自動的に当該商品を通販サイトの買い物カゴに入れるようなサービスが提案できるようになるという。通販事業者にとっては自社サイトのAPI情報を公開しておくことで様々なIoT製品が連携し、それ経由で商品が売れるなどの新たな購入のきっかけが生まれる可能性も出てくるよう。どのような製品と通販が融合して新たな商品・サービスが誕生するか。注目されそうだ。

    通販新聞

    Googleのモバイルファーストインデックスで特に重要なことのまとめ #StateOfSearch

    9 years 3ヶ月 ago

    米ダラスで参加した State of Searchカンファレンスからのセッションレポート。テーマは、Googleが導入を予定している「モバイル ファースト インデックス」。特に重要なことをスピーカーのジェニファー・スレッグ氏が包括的にまとめてくれた。

    - Googleのモバイルファーストインデックスで特に重要なことのまとめ #StateOfSearch -

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    Kenichi Suzuki

    野村総研 2022年度のBtoCEC市場を26兆円と予測

    9 years 3ヶ月 ago

    野村総合研究所は11月21日発表した「ICT・メディア市場の動向分析・市場規模予測」で、2022年度にB2C EC市場が26兆円に成長すると予測した。2015年度のB2C EC市場は15.4兆円となっており、7年後に約1.7倍の市場になるとしている。

    今回の調査で対象としたのはBtoC向けの商品・サービス。金融サービス、音楽・映像などのデジタルコンテンツなどは対象外となっている

    市場の成長はスマートフォンの普及により、自宅のPC経由だけでなく、時間や場所を問わずに便利にECを利用できるようになってきたためで、特にアプリからのネット接続が増加するとしている。これにより、「Apple Pay」や「Android Pay」など、スマホのプラットフォームを活用したスマートペイメントも拡大すると予測している。

    また、インターネット広告ではアプリ内のリワード広告や、SNSを活用した新たな広告手法が登場し、こうした広告が拡大するとしている。インターネット広告市場全体は2015年の9194億円から2022年には1兆2725億円に拡大し、そのうちモバイル向けの広告の比率が、2015年の42%から2022年には60%へ増加するとしている。

    同調査は、ICT(情報通信技術)とメディアに関連する主要5市場(デバイス・ネットワーク・プラットフォーム・コンテンツ配信・ソリューション)について、国内と世界(一部)での動向分析と5年後までの市場規模を予測したもの。

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

    ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

    読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

    中川 昌俊

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