ネットショップ担当者フォーラム

ヤフーと三越伊勢丹がビッグデータとAIを活用してファッショアイテムを開発。検索ワードや知恵袋から悩みを抽出

6 years 9ヶ月 ago

ヤフーと三越伊勢丹は「Yahoo!検索」の検索キーワードや「Yahoo!知恵袋」の質問などのビッグデータを、深層学習や自然言語処理といったAI技術で解析し、三越伊勢丹のECブランド「arm in arm」のターゲットである子育て中の女性の服装に関するトレンドや悩みを抽出した。その結果、

  • 小柄な方のロングスカートへの関心が高い
  • 「着こなし」「自転車の利用」「抱っこひもとの合わせ方」「静電気」などに悩んでいる

というインサイトを得た。三越伊勢丹は得られたインサイトをもとに子育て中の女性との座談会を行い、仮説の検証を進めてロングスカートの開発をおこなった。

「arm in arm」のロングスカート 正面

開発したロングスカートは、自宅で洗える素材を採用し、抱っこひもと合わせやすいようポケットの高さを調整するなど、子育て中の女性の意見を盛り込んだ。また、小柄な方もバランス良く着用できるよう、ボタンの色や丈についても工夫した。商品は9月下旬より「arm in arm」のECサイトで発売予定。価格は未定。

「arm in arm」のロングスカート

本商品開発は、Yahoo! JAPANが10月より提供を開始する企業間ビッグデータ連携による事業者向けデータソリューションサービス「DATA FOREST(データフォレスト)」のサービス開始に向けた実証実験の一例。

本商品の反響を踏まえ、今後も両社はビッグデータを用いたアパレル商品の開発、ファッションとテクノロジーを掛け合わせた「ファッションテック」の推進に取り組む。

内山 美枝子
内山 美枝子

ネットショップ担当者フォーラムは5周年を迎えました。5年間のアクセス数 TOP50を発表します! | 週間人気記事ランキング

6 years 9ヶ月 ago

ネットショップ担当者フォーラムは、7月29日で5周年を迎えることができました。いつもネットショップ担当者フォーラムをご覧いただき、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします!

今回は5周年を記念し、この5年でアクセスが多かった記事を50位までまとめてみました(ランキングにはプレ創刊期間中の記事を含みます)。この5年間のEC業界の出来事を振り返りつつ、「こんな出来事があったなぁ」などとお楽しみください。

編集長・瀧川より一言

瀧川
瀧川

ネットショップ担当者フォーラム編集部では、一緒にEC業界を盛り上げてくれる編集スタッフを募集しています。「ネッ担で働いてみたい」「EC業界で身につけた知見をネッ担で生かしてみたい」「EC業界向けメディアで働きたい」といったお考えの方、ご興味がある方は、こちらまで、お問い合わせください。

  1. 「謝れ」「責任者を出せ」「今すぐ回答しろ」「誠意を見せろ」「納得できない」クレーム5大表現への対処法

    連載第3回。クレーム対応の現場でよくある言葉への対処法を解説します。

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    やっと届いたZOZOSUITを使っていない人が多いらしい。その理由を考察してみる(連載第11回)

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    Instagramが導入開始したショッピング機能(Shop Now)の解説とInstagramビジネス利用の今

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    信書に該当する納品書は「何で宅配便で同梱しても大丈夫なのか?」。知っておくと役に立つ配送に関する豆知識を解説
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  5. 【2017年版】EC売上高ランキングまとめ――1位Amazon、2位ヨドバシ、3位スタートトゥデイ

    アマゾンジャパンが2位以下の企業を大きく引き離してトップとなり、ネット販売市場をけん引

    2017/9/27
  6. 【2016年夏版】EC売上ランキングまとめ~300社の合計売上は約3.2兆円

    2015年度のネット販売実施企業上位300社の合計売上高は約3兆2522億円、前年の2兆9380億円から10.7%拡大

    2016/9/30
  7. アマゾンジャパンが株式会社から合同会社になる。日本は2社体制から1社体制に変更

    5月1日、アマゾンジャパン・ロジスティクスを存続会社として合併、株式会社から合同会社に組織変更する

    2016/3/18
  8. こんな言動が出たらモンスタークレーマーかもしれません

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    2014/5/9
  9. セブン&アイグループのオムニチャネル戦略が描く、異業態連携による“新たな買い物体験”

    複数業態のリアル店舗とネットを融合するという独自モデルが、セブン&アイ・ホールディングスの「オムニチャネル」を支える
    2015/4/14
  10. 国内ECシェアのトップはAmazonで楽天は2位、大手モール3社で約5割【JETRO報告書】

    日本貿易振興機構が発表した報告書によると、EC市場におけるアマゾンと楽天のシェアはそれぞれ約20%、ヤフーは約9%

    2017/8/2
  1. ほとんど知られていない「Amazon Pay」導入の仕方とその詳細

    ECプラットフォームの「FutureShop2」を提供するフューチャーショップが「Amazon Pay」(当時の名称はAmazon ログイン&ペイメント)を実装する

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    2015/7/1
  3. 【2018年版】EC売上高ランキングまとめ――1位Amazon、2位ヨドバシ、3位スタートトゥデイ(現ZOZO)

    首位となったアマゾンは前年比13.5%増の1兆3360億円となり、唯一の1兆円越えを果たしている

    2018/10/9
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    米Amazonの2016年における連結総売上高は前期比20.7%増の1359億8700万ドルで、日本事業の売上高が占める割合は7.9%

    2017/2/15
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    リニューアル遅延の原因は、CPUの不足、委託先でのプログラムの不具合が主な原因という
    2015/6/23
  6. しまむらがスマホで注文&店頭受け取りのアプリ「しまコレ」をスタート

    アプリ「しまコレ」に決済機能は搭載されていないため、店頭で代金を支払う必要がある

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    新聞を中心とした通販広告を通じて集めた顧客のもとには月数回程度、多い時には週2回ほどさまざまな商品のオーナー募集のDMが送付されていた

    2018/10/22
  8. 海外向け発送はどうするのが最適ですか? 日本郵便さん、越境ECの基礎を教えてください!【比較表あり】

    今さら聞けない越境ECの基本と海外向け発送について、日本郵便さんに教えてもらいました(連載第22回)

    2018/3/30
  9. オンライン決済サービス15選。手軽な決済方法で、アパレルECはもっと身近になる

    ECサイトにおける決済方法の選択肢(連載第2回)

    2017/6/5
  10. アマゾン日本事業の売上高は約1.3兆円【Amazonの2017年実績・施策まとめ】

    ドルベースの売上高は119億700万ドルで前期比10.3%増(2016年の日本事業売上高は107億9700万ドルで、前の期比30.6%増)

    2018/2/15
  11. ヤマト運輸の新サービス「ネコポス」「宅急便コンパクト」の詳細と反響を担当者に聞いてみた

    ヤマト運輸法人営業部 ECソリューション課の中西優マネージャーに話を聞いた
    2015/4/6
  12. 【GW10連休】ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の配送対応&遅延可能性に関する情報まとめ

    ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便ともにGW期間中は交通渋滞が予想されるため、配送が遅れる可能性があると告知している

    2019/4/22
  13. 佐川急便で全国的な遅配が発生

    荷物量の増加と人員不足が原因か

    2016/12/26
  14. ついに「アマゾンフレッシュ」が日本参入か 来春に生鮮食品宅配を東京23区でスタート?

    食品宅配各社など競合他社への影響は必至で、各社の差別化や生き残りをかけた新たな動きが活発化しそう

    2016/12/26
  15. クロネコメール便廃止の代替新サービス「宅急便コンパクト」「ネコポス」を発表、ヤマト運輸

    小さな荷物を専用BOXで送る「宅急便コンパクト」は594円から、ポストに投かんする「ネコポス」の上限は378円
    2015/3/3
  16. 楽天が2位、Amazonは3位――ネットユーザーが選んだブランド力の高いWebサイト

    日経BPコンサルティングが実施した「Webブランド調査2017-春夏」の結果は?

    2017/6/28
  17. 年商2000億円超えが見えた“2代目”ジャパネットたかた、好調の理由は?

    2代目の髙田旭人氏が社長に就任した後、設置サービスなど“商品以外”の提供を強化、リピート増につながったという

    2018/1/16
  18. 「PayPay」がオンライン決済対応、ヤフーの「Yahoo!ショッピング」「LOHACO」などに順次導入へ

    2019年2月から、オンラインでは電子マネーで決済できるようにする

    2018/12/4
  19. ハンドメイドアプリ最大手「minne」で売り方とコツを聞いてきました!

    minne(ミンネ)で販売のコツを聞きました!(連載第17回)

    2016/10/26
  20. 日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便の年末年始の配送対応&遅延可能性に関する情報まとめ

    日本郵便は年末年始の荷物の配送に1~2日程度の遅延が発生する可能性があると公表。ヤマト運輸と佐川急便はすでに、配送に関する運用を一部変更して対応している

    2018/12/14
  21. だから売れなかったのか! スイーツ通販サイトに欠かせない4つの要素

    3か月経っても発注ゼロ! 俺に何が足りないんだ!?(連載第2回)

    2015/6/15
  22. アリババのジャック・マー氏「20年後にはECがなくなる」。中国から見た「Amazon Go」

    アマゾンが始めた「Amazon Go」を中国EC業界はどう見ているのか? ジャック・マー氏の発言などから中国ECのこれからの変化を探ります

    2016/12/22
  23. 父がマグロ漁船で猫がしゃべって、私、ネットショップで毎月100万円も稼がなきゃだなんて!

    父が営むペットショップを手伝う香菜。平穏な日常に大事件発生!

    2014/7/31
  24. 破綻寸前からロコンドはなぜV字回復できたのか? どん底からはい上がった信念の経営

    5期連続赤字、資金難、破綻寸前……それでも2015年10月度に初の単月黒字を達成したロコンドの“ぶれない経営”とは

    2015/12/15
  25. 毎月ネットショップで100万円なんてやっぱムリ! だってうちの店、お客さんが来ないんだもん

    実店舗もネットショップもお客さんがさっぱり来ない。さて、どうする?!

    2014/8/28
  26. 楽天の新決済サービス「楽天ペイ」の詳細を徹底解説! 全出店者に2017/4導入の内容とは

    サービスの詳細について決済プロジェクトの統括責任者である皆川尚久氏から話を聞いた

    2016/10/6
  27. 【詳報】中国で始まった越境ECの新税収制度。増税? 減税? 日本企業への影響は?

    1度の購入金額上限を2000元までに引き上げる(現状は1000元)など中国向け越境ECで4/8から始まった新税制度を解説

    2016/3/30
  28. 賃貸でもOK! お部屋がもっと好きになる、はがせる壁紙を体験しました!

    輸入壁紙専門店「WALPA」(ワルパ)の壁紙は、女性でも簡単に張れました!(連載第12回)

    2015/8/7
  29. ネット通販TOP200社で国内EC市場の約42%を占める。合計EC売上高は約3兆円

    1位アマゾンは9300億円、2位ヨドバシカメラは790億円

    2016/12/21
  30. 【2016年】ネット通販市場は15.1兆円、EC化率は5.4%、スマホEC市場は2.5兆円

    経産省は「我が国におけるBtoC-EC市場はまだ飽和しておらず、伸びしろを残しているものと推測される」と指摘

    2017/4/25
  31. 50代〜60代の女性。消費行動の決め手は「上質」「有意義」「健康」「信頼」

    シニア通販をけん引する「こだわりの大人女性」。メインターゲットは50〜60代の女性
    2015/3/31
  32. ネットショップも合コンと同じなのよ! 満足できなきゃ途中で帰っちゃうものなのよ!

    集客数は伸びた! なのに1個も売れない! どうして!?(連載第3回)

    2014/9/25
  33. 5分でわかる中国の新越境EC制度。押さえておくべき重要ポイント【最新版】

    中国の越境ECの小売り輸入品に関する新制度は2018年から本格スタートとなる予定、その内容を解説

    2016/12/5
  34. Amazonが2018年「サイバーマンデー」で実施する主な販売施策まとめ

    動画クリエイターがYouTubeなどでタイムセール商品を紹介

    2018/12/6
  35. ニッセンの業績不振を招いた「価格訴求」。なぜお客は離れたのか?

    競合の増加、消費者の購入行動の多様化が、「低価格」を売りしていたニッセンの価格優位性を失わせた

    2016/8/9
  36. ネットショップ始めたけど「全っ然売れへんねん!」【オカンでもわかるWeb集客の基礎】

    オカンのネットショップ開店!「サイトを知ってもらうにはどうしたらいいの?」(連載第1回)

    2017/3/8
  37. ファミマで「ヤフオク!」の配送手続きができる。「ヤフネコ!パック」がコンビニ対応

    「ヤフネコ!パック」はヤマト運輸が一般向けに提示している正規価格よりも安価に利用できるのが特徴

    2016/3/9
  38. ヤフーの中の人が語る、Yahoo!ショッピング店の売り上げを伸ばす3つのポイント

    押さえるポイントは「売れる循環を作る」「無料企画などを積極活用」「検索結果の上位表示」
    2015/9/10
  39. 2014年度のEC売上高300社合計は約2.9兆円、ヨドバシは800億円で3位にランクイン

    2014年度EC売上高の1位は断トツのトップでアマゾン、2位は千趣会、3位はヨドバシカメラ

    2015/10/8
  40. 婦人服通販のドゥクラッセが迎えた転機、“ファッションブランド”へと舵を切る理由とは

    前期(2014年7月)連結業績は売上高が4%増にとどまったのに加え、利益面では創業以来初の赤字となったことが1つの要因
    2015/4/7
ネットショップ担当者フォーラム編集部
ネットショップ担当者フォーラム編集部

ロコンドが自社EC支援先のオムニチャネル化をサポートする「BOEM PAY」などスタート

6 years 9ヶ月 ago

靴とファッションのECサイトを運営するロコンドは7月25日、同社のプラットフォームを活用して他社のECサイトの開発や運営を支援する「BOEM事業」において、実店舗とECのポイントを連携する「オムニポイント」機能や、QRコード決済の「BOEM PAY」機能の提供を開始したと発表した。

「オムニポイント」と「BOEM PAY」はこれまで試験的に運用し、機能の改修を経て本格運用を開始したという。

「オムニポイント」は実店舗での購入と、支援先の自社ECサイト(BOEM)での購入において、共通のポイントがたまる機能。クライアントのオムニチャネル化をサポートする。

「BOEM PAY」は、スマホでQRコードやバーコードを表示し、店頭で読み取って決済する機能。会員マイページの一番下の「QR コード」を押すと、QRコードやバーコードが表示される。

靴とファッションのECサイトを運営するロコンドは、ロコンドのプラットフォームを活用して他社のECサイトの開発や運営を支援する「BOEM事業」において、実店舗とECのポイントを連携する「オムニポイント」機能や、QRコード決済の「BOEM PAY」機能の提供を開始
「オムニポイント」「BOEM PAY」の利用イメージ

「オムニポイント」と「BOEM PAY」は、「Misuzu & Co.」のVANITY BEAUTYの店舗(マルイ北千住店、マルイ錦糸町店)ですでに利用を開始しているという。uf.が運営するLauna leaの合計12店舗でも近日中に開始する予定。

渡部 和章
渡部 和章

「futureshop」が世界125か国への越境ECに対応、「WorldShopping BIZ」と連携で実現

6 years 9ヶ月 ago

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」のフューチャーショップは、越境EC支援のジグザグが開発・提供する越境ECサービス「WorldShopping BIZ」との連携をスタートした。

「futureshop」で構築したECサイトは、JavaScriptタグを1行追加するだけで「WorldShopping BIZ」を導入することができる。

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」のフューチャーショップは、越境EC支援のジグザグが開発・提供する越境ECサービス「WorldShopping BIZ」との連携をスタート
連携イメージ図

海外IPアドレスから商品ページにアクセスがあった場合、多言語対応の専用カートを自動表示。商品注文受付から決済(Alipay・銀聯・Paypal)、海外発送、カスタマーサポートをジグザグが一括対応する。EC事業者は手間をかけることなく世界125か国に向けた越境ECに対応できる。

購入手続き完了後、EC事業者はジグザグの国内倉庫に商品を送ると受注処理が完了。ジグザグが注文元に商品を発送する。

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」のフューチャーショップは、越境EC支援のジグザグが開発・提供する越境ECサービス「WorldShopping BIZ」との連携をスタート
サービスの流れ

「これまで欲しくても購入できなかった」といった海外ユーザーからの購入機会の増加、海外ニーズの把握、マーケティング調査といった活用も期待できるとしている。

フューチャーショップでは越境ECに特化したSaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop overseas」を提供している。導入企業は、英語、中国語(繁体字)それぞれの言語圏に合わせたサービスサイトの構築、海外発送やカスタマーサポートをEC事業者側で行う必要がある。

瀧川 正実
瀧川 正実

カジュアル衣料品のハニーズHD、EC売上は77%増の18億円。3年後に50億円をめざす

6 years 9ヶ月 ago

カジュアルな婦人服などの製造販売を手がけるハニーズホールディングスの2019年5月期におけるEC売上高は、前期比77%増の18億円だった。

EC化率は前の期の2.2%から3.7%に上昇。フルフィルメントの強化などに取り組み、3年後にEC売上高50億円、EC化率10%をめざす。

2020年5月期のEC売上高の計画は、前の期と比べて50%増の約27億円。EC市場の動向を踏まえ、自社サイトのユーザビリティを改善するほか、SNSや広告媒体などを活用して新規ユーザーを獲得する。

また、 自社物流センターの作業効率を高めるとともに、年間売上高50億円規模に対応できるピッキングや包装、配送などの体制も整える。

ハニーズホールディングスが展開するブランドは25~45歳をターゲットにした「グラシア」、10~50歳代をターゲットにした「シネマクラブ」、15~30歳をターゲットにした「コルザ」がある。

2019年5月期の国内売上高は、前期比4.5%増の486億2500万円だった。中国事業から撤退した影響で、連結売上高は同5.2%減の497億2800万円。

渡部 和章
渡部 和章

オリパラ2020「交通対策」テストで配送遅延の可能性/成長企業のコールセンター【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

6 years 9ヶ月 ago
  1. 東京2020オリンピック・パラリンピックの交通対策テストで集荷・配送遅延の可能性(7/26まで)、佐川急便と日本郵便が発表

    「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」などのECサイトでは、交通対策テストによる配送遅延が起きる可能性について告知している

    2019/7/23
  2. 北の達人コーポレーションの急拡大を支えるコールセンター業務の裏側

    北の達人コーポレーションの2019年2月期における売上高は前期比57.1%増の52億9200万円、営業利益が32.6%増の14億300万円。急拡大を支えるカスタマーサポート業務について解説

    2019/7/22
  3. 「LOHACO」を巡るアスクルとヤフーの対立、何が起きた? 岩田社長の会見などから見る関係悪化の背景と今後

    「Yahoo!ショッピング」出店者、「LOHACO(ロハコ)」に出店する事業者などEC業界が動向を見守っているヤフーとアスクルの対立が、日増しに激しくなっている

    2019/7/24
  4. 小売はエクスペリエンス企業になるべき――米国では何が起きている? IRCE&NIKE旗艦店などで見たEC最新トレンド

    IRCE2019@RetailX(シカゴ)、NIKEの旗艦店 & NYの新名所「Hudson Yards」視察記

    2019/7/24
  5. Amazonプライムデー2019は過去最高の注文数、数百万人の会員が参加

    売れ筋上位の商品カテゴリーは「消費財」「ホーム用品」「PC アクセサリー」「ヘアケア」「ベビーケア」

    2019/7/19
  6. 三越伊勢丹が靴売り場にデジタル活用――3D計測器で足を計測→店頭在庫などからレコメンド&3Dプリンターでカスタマイズシューズ

    計測した足のサイズに合わせ、約1000種類の商品の中から店頭とオンラインで商品を提案。専用アプリもリリースする

    2019/7/19
  7. ヤフーとプラスがアスクル社長の再任反対の議決権行使、アスクルは「大変遺憾」

    アスクルとプラスは、アスクルの社外取締役・社外監査役で構成する任意機関「独立役員会」の独立役員でもある戸田一雄氏、宮田秀明氏、斉藤惇氏の再任に反対する議決権行使も行った

    2019/7/25
  8. ヤフーが「Yahoo!ショッピング」に独自AIの類似画像検索機能を追加

    自社開発の独自AI技術を活用して、任意の画像に類似した見た目の商品を「Yahoo!ショッピング」内で検索できる類似画像検索機能を開発し、「Yahoo!ショッピング」「Yahooブラウザー」のアプリで提供を始めた

    2019/7/22
  9. ネットショップはAI時代に。AI採寸でアンケート回答率が10倍、顧客満足度が1.5倍に!【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき、2019年7月15日〜21日のニュース

    2019/7/23
  10. 企業から個人への送金「LINE Pay かんたん送金サービス」、ECでの返金にも利用可能

    企業から個人への送金において、銀行口座への振込以外の手段を提供。交通費精算や経費精算、クラウドソーシングの報酬の支払い、ネット通販の返金といった用途を想定している

    2019/7/23

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    内山 美枝子

    AOKIのオムニチャネル強化策――店舗購入のみだったパーソナルオーダースーツのECをスタート

    6 years 9ヶ月 ago

    紳士服のAOKIは7月25日、店舗のみで対応していたパーソナルオーダースーツの販売をECでも受け付けると発表した。

    7月26日午後1時から、Webサイトのリニューアルを行い、自由に生地やオプションの選択・購入まで連動させた購買体験を提供する。オムニチャネル強化策の一環。

    AOKIメンバーズカード・アプリの会員顧客は、Webオーダー会員に登録すると、オーダースーツの記事やオプション選択情報を「お気に入り」にデータ保存できる。保存したデータは全国のAOKI店舗で呼び出すことができるため、AOKIスタイリスの丁寧な採寸・フィッティングを体感してオーダースーツを購入すること可能。

    サイト内にはビジネスやブライダルシーンなど、用途に合わせたスタイリングの訴求ページを新設。顧客が自身でベースとなるスタイルを選択して、生地やオプションを自由にカスタマイズ・シミュレーション表示する。

    秋冬生地の受注開始となる7月26日~9月30日の期間は「早得キャンペーン」を実施。メンズパーソナルスーツを10%割引で販売する。スーツの価格は3万8000~8万8000円(税別)。「早得キャンペーン」期間中は3万8000円のスーツが3万4200円(同)で販売する。オーダースーツの納品期間は店舗だと約3週間から、Webサイトの購入は約4週間からとなる。

    紳士服のAOKIは7月25日から、店舗のみで対応していたパーソナルオーダースーツの販売をECでも受け付ける
    リニューアルしたパーソナルオーダースーツのWebサイト

    アパレル業界で相次ぐオーダースーツEC

    アパレル業界ではECによるオーダースーツの対応が相次いでいる。

    三陽商会は6月27日、オーダースーツブランド「STORY & THE STUDY(ストーリー アンド ザ スタディー)」を9月に発売すると発表。3D解析技術などを活用し、顧客の体型に合わせて1mm単位でサイズを調整する。

    1着目を店舗で購入した際に、体型データをオンラインに登録すると、2着目以降はECサイトでも購入できる。同社がオーダースーツ事業を手がけるのは初めて。5年後の2023年度に売上高25億円を計画している。

    オンワード樫山は、カスタマイゼーションのニーズに対応するため、マス向けにオーダーメード製品を販売する「ファクトリー・トゥ・カスタマー(FtoC)」事業を加速させる。2022年2月期に同事業で年間15億円の売上高を計画している。

    「FtoC」事業では、オーダースーツの採寸から製造販売まで一気通貫で行う「KASHIYAMA the Smart Tallor(カシヤマ・ザ・スマートテイラー)」を拡大する計画だ。

    「KASHIYAMA the Smart Tallor」は全国約40店舗で採寸を行なっているほか、自宅などへの出張採寸も実施している。採寸の来店予約はオンラインでも受け付けている。顧客は身体のサイズを登録すると、2着目以降はオンラインストアからも注文できる。

    石居 岳
    石居 岳

    仏壇・仏具のECサイトでカード情報が漏えいか、セキュリティコードも流出した可能性

    6 years 9ヶ月 ago

    創価学会専門の仏壇・仏具を取り扱う金剛堂は7月23日、運営する「金剛堂オンラインストア」が外部から不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報3万830件が流失した可能性があると発表した。

    流出した可能性があるクレジットカード情報は、カード名義人名、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコード。

    2019年2月21日、一部のクレジットカード会社から、「金剛堂オンラインストア」を利用した顧客のクレジットカード情報の流出懸念について連絡を受け、同日、「金剛堂オンラインストア」でのカード決済を停止した。

    第三者機関である「P.C.F.FRONTEO」(PCF社)に調査を依頼。PCF社の最終インシデント調査報告書によると、システムの一部脆弱(ぜいじゃく)性を狙った不正な改ざん(フォームジャッキング)が発見されたことから、顧客のクレジットカード情報が不正取得された可能性があることを確認した。

    調査結果から、流出した可能性があるのは、2014年12月31日から2019年2月21日までに「金剛堂オンラインストア」においてクレジットカード決済で注文した顧客が対象となることが判明した。

    「金剛堂オンラインストア」での電話注文および、「各金剛堂の実店舗」での購入に使ったクレジットカードについては、システムが異なるため流出していない。

    すでに、クレジットカード会社と連携し、流出した可能性のあるクレジットカードよる取引のモニタリングを継続して実施、不正利用の防止に努めている。なお、顧客がクレジットカードの差し替えを希望する場合、カード再発行手数料は顧客に負担をかけないよう、金剛堂からクレジットカード会社に依頼している。

    EC業界におけるセキュリティ対策について

    経済産業省主導の「クレジット取引セキュリティ対策協議会」(事務局は日本クレジット協会)は、2017年3月8日に公表した「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画-2017-」において、EC事業者に対して2018年3月までにカード情報の非保持化、もしくは「PCI DSS準拠」を求めていく方針を掲げた。

    カード情報の漏えいの頻度が高い非対面(EC)加盟店については原則として非保持化(保持する場合はPCI DSS準拠)を推進。EC加盟店におけるカード情報の非保持化を推進するため、PCI DSS準拠済みのPSP(決済代行会社)が提供するカード情報の非通過型(「リダイレクト(リンク)型」または「JavaScriptを使用した非通過型」)の決済システムの導入を促進するとしている。

    2018年6月1日に施行された「割賦販売法の一部を改正する法律(改正割賦販売法)」では、クレジットカードを取り扱うEC事業者などに対して、「クレジットカード情報の適切な管理」と「不正使用防止対策の実施」が義務付けられている。

    また、独立行政法人情報処理推進機構では不正アクセス対策についての資料をまとめており、「安全なウェブサイトの作り方」などを閲覧することができる。

    石居 岳
    石居 岳

    ヤフーとプラスがアスクル社長の再任反対の議決権行使、アスクルは「大変遺憾」

    6 years 9ヶ月 ago

    ヤフーは7月24日、子会社のアスクルが8月2日に開催を予定している定時株主総会の取締役選任議案において、岩田彰一郎代表取締役社長の再任に反対する議決権を行使したと発表した。

    また、アスクルの社外取締役・社外監査役で構成する任意機関「独立役員会」の独立役員でもある戸田一雄氏、宮田秀明氏、斉藤惇氏の再任に反対する議決権行使を行った。理由は「業績低迷の理由である岩田社長を任命した責任など総合的な判断から」(ヤフー)としている。

    アスクルの第2位株主であるプラスも24日、岩田社長の再任に反対の議決権行使を行ったと発表。ヤフーと同様、独立役員3人の再任に反対する議決権を行使した。「LOHACO事業の成長の観点で最も重要なパートナーであるヤフーとの業務・資本提携関係の見直しという意見を出し、アスクルの企業価値を著しく損ねる可能性があった」(プラス)といったことを理由にあげた。

    アスクルの取締役は10人で、社外取締役は5人。独立役員3人のほかはヤフーの小澤隆生専務、プラスの今泉公二社長。

    一方のアスクルも24日、コメントを発表。ヤフー、アスクルの議決権行使のついて、「岩田社長のみならず、適正なガバナンスを維持するための機能を有する独立社外取締役に対してまで、当社が構築してきたガバナンスプロセスを否定し、両社が共同してこのような行使に及んだことについて大変遺憾」とコメントした。

    瀧川 正実
    瀧川 正実

    カスタマーエクスペリエンスが優れている企業が注目する3つの成功ポイント | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    6 years 9ヶ月 ago

    シームレスなカスタマーエクスペリエンスを消費者に提供することは、ますます重要になっていますが、ビジネスが複雑になるにつれて課題も増えています。企業が一貫して消費者を満足させる唯一の方法は、詳細なカスタマージャーニーのマップを作成し、調査し、改善を強化していくことです。

    価格には敏感。でも、優れたカスタマーサービスにはお金を払っても良い

    あまり語られていませんが、21世紀のビジネスのポイントは、消費者がますます価格に敏感になっているにも関わらず、一流のカスタマーサービスにはより多くの料金を支払う、ということです。彼らは惰性を許さないだけなのです。しかし、残念なことに、ほとんどの企業が惰性でビジネスを行っています。

    PwCの調査によると、顧客は速度、利便性、親しみやすさを向上させるために、最大16%多く支払うことをいとわないそうです。しかし、企業のチャンスは1度しかないと思ってください。アメリカでは、消費者があなたの製品を気に入ったとしても、何度か悪い体験をしたら59%は二度と戻って来ず、17%はたった一度でも悪い経験をしたら再来訪しないのです。

    Q:好きなブランドとのやり取りをやめるのはいつですか?
悪い経験を一度した後
悪い経験を何度かした後
    カスタマーエクスペリエンスの未来(PwC/2017年)をもとにネットショップ担当者フォーラム編集部で作成

    かゆいところに手が届くシームレスな体験は、ビジネスにとって真の金脈です。しかし、ビジネスが非常に複雑になってきている中で、シームレスな体験を実現する唯一の方法は、企業が詳細なカスタマージャーニーマップを作成し、調査し、改善を強化することです。

    実際に変化を起こしたい企業は、すべてのビジネス上の意思決定がカスタマージャーニーに沿っているのかを確認する必要があります。

    結果はどうでしょう? 販売サイクルが18倍速くなり、アップセルやクロスセルが最大56%増加します。もちろん、消費者のカスタマージャーニー自体は目新しいものではありません。真に差別化するには、カスタマージャーニーをあらゆるレベルの意思決定プロセスに組み込む必要がありますが、ほとんどの企業が行っていません。

    消費者を熟知していて、顧客中心主義の概念がビジネスの長期的なコアバリューだと思っていても、本当に会社のDNAの一部になっているでしょうか? 従業員は、日常の意思決定プロセスにインサイトを積極的に組み込んでいますか? それとも経営陣がトップレベルの意思決定に表面的に適用しているだけでしょうか?

    カスタマーエクスペリエンスで成功している企業は何が違うのか

    成功のために消費者インサイトを真に理解し、適用しているビジネスの3つの特徴をご紹介します。

    1. すべての従業員に、消費者のペルソナに応じた決定を促す

    カスタマージャーニーを作成する時、私たちは消費者の行動やペルソナをもとに複雑な消費者像を作ります。しかし、一度作成されて何度かレビューされた後は、見過ごされることが多く、どこかの引き出しに詰め込まれ、都合の良いときにだけ持ち出されるのです。ほとんどの場合、消費者イメージは忘れられています

    実際に変化を起こしたい企業は、すべてのビジネス上の意思決定がカスタマージャーニーに沿っているのかを確認する必要があります。そうすれば、カスタマージャーニーが単なるチェックボックスとして使われることがなくなります。ペルソナは従業員が自分の意思決定を確認するための拠り所となるのです。

    さらに重要なのは、見過ごされがちな消費者のパターンに気づき、エンゲージメントを強化できるようになることです。これにより、ビジネスのあらゆる側面における意思決定プロセスにおいて消費者が考慮され、すべての段階で自動的にビジネスに組み込まれるようになります。

    2. ビジネスの測定基準に基づいてタッチポイントを考える

    多くの企業は、消費者が製品を選択し、金銭的な取引を行った場合にのみ「購買経験」が発生すると考える傾向があります。しかし、それは真実からかけ離れています。

    カスタマー・エクスペリエンスは、消費者との長く、時には複雑なやりとりに沿って、複数のタッチポイントで実現されています。小売事業の場合は、以下のタッチポイントの1つ以上が当てはまるでしょう。

    • 広告を見る
    • ショッピングセンターで店をチェックする
    • 店に入って従業員と言葉を交わす
    • 店を出てオンラインでリサーチを続ける
    • アプリをダウンロードして使用する
    • ソーシャルメディアを通じて接触する
    • 店に再来訪する
    • 棚にある商品をチェックする
    • 購入した商品を返品する
    • 関連商品を実店舗ではなくオンラインで購入する
    • 追加で商品を購入する
    • ソーシャルメディアにコメントする

    これらのタッチポイントを単独で見るだけでは十分ではありません。プロセスや消費者とのやり取りを測定するために、それぞれが特定の基準に紐付いている必要があります。

    アプリのダウンロードやとエンゲージメント、店舗へのトラフィック、ソーシャルメディアでのシェアなどは簡単です。しかし、中にはもっと難しいものがあるため、カスタマージャーニーを全体として慎重に考える必要があります。例えば、オンラインショッピングの増加に伴い、店舗へのトラフィックが減少している場合などです。

    すべてをテクノロジーで解決する必要はない

    これらの取り組みは、ペルソナによっても異なります。例えば、若い層向けのペルソナは、年配層ほど店内広告には関心がないかもしれませんが、より活発なアプリ体験を期待するかもしれません。ここで重要なポイントは、すべての議論は自社の基準に照らし合わせて行われる必要があるということです。

    データに基づいた意思決定はビジネスの未来であり、これを無視するプロセスは近視眼的であることが多いです。価値の高い顧客満足度を設計する場合、データのない意思決定は主観的なものになり、誰もコントロールできません。ビジネス上の意思決定では、常に基準に立ち返り、ビジネスプランを確認または再定義する必要があります。

    ただし、カスタマージャーニーにテクノロジーを活用する際、消費者との関わりを技術でサポートする必要があると思わないでください。現在、人間との関わりは需要が高く、アメリカの消費者の82%、アメリカ以外の消費者の74%が人間との関わりを求めており、今後さらに増えると予想されます

    ドイツ 84%
アメリカ 82%
オーストラリア 81%
アルゼンチン 80%
カナダ 80%
イギリス 78%
シンガポール 76%
コロンビア 74%
メキシコ 74%
ブラジル 68%
中国 66%
日本 53%
すべての国  75%
    「技術が向上すればするほど、実際の人と交流したいと思う」と答えた人の割合(n=15,000)
    カスタマーエクスペリエンスの未来(PwC/2017年)よりネットショップ担当者フォーラム編集部でキャプチャ

    複数のタッチポイントでロボットと話をさせることなく、人との関わりを提供するには、消費者を深く知ることが重要です。彼らは、プラットフォーム間をシームレスにつないでくれるテクノロジーを求めているのです。

    3.誰もがアクセスし、変更できるようカスタマージャーニーを作成する

    消費者のカスタマージャーニーマップは、ビジネスの大部分と切り離して考えるべきではありません。経営層から現場の従業員まで、誰もがアクセスできる必要があります。また、全員が変更を提案できるようにしなくてはいけません。

    企業はカスタマージャーニーマップが定期的に見直され、調査されるような機会を実際に作る必要があります。販売データ、各タッチポイントに関連する基準によって収集された情報などを考慮します。すべてのカスタマージャーニーをレビューする必要があります。

    GDPR(EU一般データ保護規則)施行後のデータ重視の環境では、これを正しく行う必要があります。アメリカの消費者の43%は、真に価値のあるサービスでない限り、よりカスタマイズされた体験を可能にするための個人データを提供しませんが、63%は「データ共有に寛容だ」と答えています。要は、優れたカスタマーエクスペリエンスを通じてのみ構築できる信頼が大切なのです。

    しかし、顧客満足度の向上をデジタルの優先事項として認識している企業の数は、前年の25%から2017年にはわずか10%に減少しました。最も成功している企業は、消費者を理解し、エンゲージし、サービスを提供するテクノロジーに投資することが重要だと知っています

    新しい技術が生まれるたびにテクノロジーへの投資は必要になります。デバイスをまたいだタッチポイントやARは、今後10年間で新しい体験を消費者に提供するでしょう。消費者のカスタマージャーニーを理解している企業にとっては、それらは問題にはならず、単に新しい機会となるはずです。

    Internet RETAILER
    Internet RETAILER

    1日で予約20万件以上の「ZOZOMAT」、足の3D計測マットがビジネスに与える影響は? | 通販新聞ダイジェスト

    6 years 9ヶ月 ago

    ZOZO(ゾゾ)は6月24日にスマートフォンを使って足の3Dサイズを計測できる「ゾゾマット」(写真)を発表した。同日から無料配布の予約受付を開始したところ、初日だけで20万件以上の予約が寄せられた。ゾゾマットの開発にあたっては、先行して展開した採寸用ボディスーツ「ゾゾスーツ」の知見を反映している。計測時の使いやすさや、低コストでの配布を追求した。

    低コストを可能に

    ゾゾスーツは配布に時間がかかっただけでなく、計測していただく割合も想定より低かった。服をいったん脱いでからゾゾスーツを着るというのが面倒だった。ゾゾマットでは利便性についてはかなり追求した」。

    ゾゾMSP事業推進本部の常井康寛本部長(写真)はこう述べる。ゾゾスーツでの経験を生かし、改善点を盛り込んだという。

    ZOZO MSP事業推進本部 常井康寛本部長
    ZOZO MSP事業推進本部 常井康寛本部長

    ゾゾマットは、マットの上に裸足の足をのせて、周囲をスマートフォンのカメラで撮影する。マット全体に施されたドットマーカーを読み取って足の3Dサイズを計測する。計測時は音声案内に従って左右の足で撮影を進めると、足の長さ・幅・周囲など複数箇所をミリ単位で計測できる。

    音声案内を聞いてスマホカメラで撮影したり、ドットマーカーを読み取るといった点は先行するゾゾスーツに類似している。とはいえ、技術的に一部共通利用した部分はあるものの、ゾゾスーツから吸い上げた知見をもとに改善した部分もいくつかある。

    計測のしやすさというのもその1つ。当初はゾゾスーツのような形でタイツ状のものを履いて計測するというアイデアもあったという。「ただ、着たり脱いだりという煩わしさがあり、計測ツールの柔軟性を考えるとマットのほうがいいという結論になった」(常井氏)。

    ゾゾスーツは身長や体重に合わせて8種類のサイズを用意しており、体型が異なると家族間などで使いまわすことができなかった。しかし、ゾゾマットは1サイズ。サイズフリーのため、子どもから大人まで1つを使いまわすことができる

    コスト面にも気を使った。「あくまでも計測ツールなので、多くの人が欲しいとなった場合にコストが理由で配布ができないということは避けたかった」(同)と、コストをかけずに制作できる設計になっている。

    ゾゾマットは基本レイアウトが用紙に印刷された仕様であるため、チラシを印刷して配布するように低コスト・短期間での大量配布が可能になる。紙媒体にレイアウトを広告出稿したり、PDFファイルで配信し、印刷して使用することもできる。「ゾゾスーツにはコストがかかってしまったという経験は強く意識した」(同)と、ここでもゾゾスーツで得た教訓を生かしている。

    ゾゾマットはこれまでにおよそ200人の足サイズで検証し、「精度はかなり良い」(同)ようだ。簡単に計測できて精度も高いという意味では、3Dスキャナーという計測ツールがあるが、数百万円がかかるという。同程度の精度で場所を選ばずに安価に測定できるツールが技術的に可能になったことから今回の発表となったようだ。

    ZOZO MSP事業推進本部 常井康寛本部長
    「ZOZOMAT」とスマホを使った測定イメージ

    PBの展開はない

    ゾゾマットの配布時期は秋冬を予定。ユーザーの足のサイズデータを使った展開として大きく2パターンが想定できる。

    1つが、「ゾゾタウン」に出店しているブランドが扱っている既製品の靴をユーザーの足のサイズに合わせてレコメンドするというもので、まずはこれがメインのサービスになるもよう。

    2つ目はユーザーの足に合った靴を提供するというもの。ゾゾは出店ブランドが企画する商品をマルチサイズ展開して販売する「マルチサイズプラットフォーム(MSP)」事業を今秋にも開始する計画。ゾゾマットでもMSP事業の一環としてユーザーの足のサイズにふさわしい靴を作る方針だ。

    どちらのサービスでもブランドやメーカーらと共同で進めていく。「(サイズ計測という)技術をまずは確立したが、社内だけのサービスにするのではなくオープンイノベーションのような形でサービスを作れればと判断した」と常井氏。その一方でゾゾのプライベートブランドから「独自の靴を作っていくという考えはない」(常井氏)と強調する。

    「ZOZOMAT」のイメージ動画(編集部が追加)

    ゾゾでは共同でサービス開発を行うパートナー企業を募集しており、問い合わせも多く寄せられているようだ。足を計測することで靴のネット販売につなげるというのが本来の目的だが、問い合わせの中には医療関連の話なども浮上しているとのことで、さまざまな可能性を秘めていると言えるかもしれない

    ゾゾによると、ゾゾマットを発表して無料配布の受付を始めたところ、初日だけで20万件以上にのぼる予約があったようで、消費者の関心の高さがうかがわれる。ゾゾタウンの靴の取扱高は前年度で361億円。「ECで靴を買う上でサイズの不安は多く、試着してみないと買えないという人は多い。その悩みをゾゾマットで解消できれば、(取扱高は)大きく伸ばせるのではないか」と常井氏は述べる。

    サイズの不安を解消すればユーザーだけでなく、ブランド出店にも影響を与える可能性がある。

    「ブランドさんの中には靴は試着しないと買えないと思っているところもある。ゾゾがこうした計測サービスを持つことでゾゾタウンへの出店に価値があると考えてもらえたらいい」(常井氏)。

    その上で「ゾゾマットは単なる計測デバイスではなく、足の計測結果と靴をつなげるコミュニケーションツール。当社としてはブランドさんとお客様をつなげたい」(同)とする。

    通販新聞

    「BOTANIST」のI-neが韓国市場に進出、ドラッグストアや百貨店などで販売

    6 years 9ヶ月 ago

    I-ne(アイエヌイー)は7月23日、ボタニカルライフスタイルブランド「BOTANIST(ボタニスト)」による韓国市場での展開を拡大したことを明らかにした。

    2019年春から順次展開していた韓国国内の一部免税店に加え、新たにドラッグストアチェーンやプレミアムコスメティックストア、現代百貨店など約200店舗での取り扱いを開始。今後も韓国市場を強化していく。

    取り扱い店舗は現在、ドラッグストアが「LOHB's」85店舗、「LaLabla」65店舗、「Boots」29店舗の合計179店舗。プレミアムコスメティックストアは「CHICOR」が5店舗。デパートメントストアは「現代百貨店(パンギョー店・チョーノ店)」などとなっている。

    「BOTANIST」は現在、日本からアジア全土に販路を拡大。韓国での販売に先駆けて、中国の大手ECモール「T-mall」内で2017年からストアをオープンし、堅調に売り上げを伸ばしてきた。香港や台湾でも一部商品を販売している。

    韓国免税店には中華圏からの観光客も多く訪れるため、これらの市場での認知度は韓国免税店で取り扱いを決める重要な要素になったという。この中華圏での人気に注目した韓国企業からのオファーがあり、「BOTANIST」の販売が実現した。

    現地関係者によると、「PM2.5が深刻な問題になっている影響もあり、韓国でもナチュラル志向のトレンドが高まっている」と言う。こうした流れも、植物由来成分を配合した「BOTANIST」の取り扱いにつながったと捉えている。

    石居 岳
    石居 岳

    「LOHACO」を巡るアスクルとヤフーの対立、何が起きた? 岩田社長の会見などから見る関係悪化の背景と今後

    6 years 9ヶ月 ago

    「Yahoo!ショッピング」出店者、「LOHACO(ロハコ)」に出店する事業者などEC業界が動向を見守っているヤフーとアスクルの対立が、日増しに激しくなっている。ロハコ事業の譲渡に端を発した対立が表面化してから、プレスリリースや記者会見で両社が意見を表明する展開に。両社の溝は埋まらず開く一方となっている。アスクルが実施した記者会見、報道陣とのやり取り、公表資料から、対立の背景やこれまでの経緯などをまとめた。

    対立の火種「LOHACO」事業、「価値なし」と判断の第2位株主の意向

    7月18日、アスクルが行った記者会見。その席でアスクルの岩田彰一郎社長は、ヤフーからの「LOHACO」事業の譲渡要請に関するやり取りなどを説明した。だが、ヤフーはその同日夕方、プレスリリースで岩田社長とは譲渡要請を否定する。

    LOHACO事業の赤字がアスクルの業績の低迷に影響を与えているため、LOHACO事業をやめるか、譲渡を考えるべきではないか、とアスクル取締役会において社外取締役の今泉公二氏(アスクルの第2位株主のプラス社長)から再三指摘がありました。当社は、アスクルとしてそもそも譲渡をする考えがあるのかの意向をうかがったに過ぎません。アスクルからその意向はないと回答を受けたため、当社としては今後も譲渡を申し入れる方針はありません。(プレスリリース「アスクル株式会社の本日(2019年7月18日)開催の記者会見について」から)

    だが、岩田社長は記者会見で譲渡要請に関する一連のやり取りを説明した。それによると、アスクル第2位株主のプラス社長・今泉公二氏の意向があったという。なお、アスクルはプラスのアスクル事業部としてオフィス用品通販サービスをスタート、1997年にアスクルとして独立した。

    アスクルとヤフーの対立に関する経緯について
    これまでの経緯について(アスクル公表資料から編集部がキャプチャ)

    ――プラスがヤフーサイドについている。岩田社長もプラス出身。プラスとのコミュニケーションはできていなかったのか?

    岩田社長(以下岩田):プラスの今泉社長はアスクル社外取締役のため、取締役会にも参加しており、信頼できる方。今泉さんの考えが変わった原因は「LOHACO」の赤字。宅配クライシスによる送料値上げ、倉庫の火災などで90億円くらいの営業赤字になる見通しになったときに今泉さんは心配されたが、BtoB事業の利益だけになればアスクルの株価が値上がりするのではないかと考えた。だが、BtoB事業だけになると投資家への魅力がなくなり、(BtoBとBtoCの)シナジーもなくなる。たとえ利益が伸びても株価は上がりにくい。

    アスクルの売上高推移
    アスクルの売上高推移(アスクルのHPから編集部がキャプチャ)
    アスクルの営業利益推移
    アスクルの営業利益推移(アスクルのHPから編集部がキャプチャ)

    ――今泉さんの意見は。

    岩田:12月の議論で90億円の営業赤字はいまのアスクルの体力では厳しいと。だが、アスクルにとって「LOHACO」事業は将来成長するための宝。その後、今泉さんとヤフーがディスカッションするなかで、ヤフーが「LOHACO」事業を譲り受けるという話になり、今泉さんは恩義を感じた。アスクルの株価が大きく跳ね上がると……。

    ――プラスからの説明は。

    岩田:今泉さんは赤字にナーバス。何とか(赤字を)なくしたいというのは、経営者として当たり前の考え。だが、「LOHACO」はさまざまな企業にデータを開放し、それを商品開発に活用したり、マーケティングに使うオープンイノベーションの場。数字上の赤字よりも、次の時代の価値、ECビジネスにおけるビッグデータの価値が「LOHACO」にはある。だが、それを価値として見られず、数字上の赤字がクローズアップされた。私たちは「LOHACO」の将来の価値を、重要性を認識している。

    会見を行うアスクルの経営陣
    会見を行うアスクルの経営陣。写真中央がアスクルの岩田彰一郎社長

    良好な関係から一転、対立へ。アスクルとヤフーの間に何が起きた?

    ヤフーとアスクルは2012年4月、業務・資本提携を締結。「LOHACO」の共同運営で協力関係を築いてきた。2015年に業務・資本提携契約を更改。ヤフーは45.13%のアスクル株を保有する筆頭株主となった。

    「LOHACO」においては、ヤフーは主に集客と決済面、アスクルはフルフィルメントやMDといった役割分担で運営。2012年10月の立ち上げからわずか7年足らずで売上高513億円(2019年5月期)のECサイトに成長した。

    ヤフーとアスクルの業務・資本提携を締結し、「LOHACO」共同運営の道筋を作ったヤフー側のトップは宮坂学代表取締役社長兼CEO(当時)。岩田社長によると「2018年まではヤフーと良好な関係だった」と言う。

    ヤフーでは2018年、「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」といったEC関連事業を管轄するコマースグループ長だった川邊健太郎氏が代表取締役社長CEOに就き、宮坂氏は経営から退いた。

    岩田社長はヤフーの体制変更などの営業が今回の関係悪化に影響した可能性について言及。そして、ヤフーに対して業務・資本提携関係の解消を申し入れを実施している。だが、ヤフーは業務・資本提携関係を継続した上で、アスクル岩田社長の退任を6月27日に要求した。

    なお、岩田社長が第2位株主プラスの今泉社長と面談した際、「ヤフーからプラスに対し、LOHACO事業をアスクルから切り離すためには岩田社長に退任いただく必要があり、LOHACO事業の切り離しの時期は年内という話があった」といった説明を受けたという。

    ――(ヤフーとアスクルの間で)一体何があったのか? ヤフーからの一方的な申し出だったのか?

    岩田:ヤフーの社長交代(宮坂氏から川邊氏への交代)、新しい体制への移行(ヤフーの親会社がソフトバンクグループからソフトバンクへ移った)が、直接の原因か考えるところ。2019年1月に「LOHACO」事業の譲渡を自主的に考えてほしい」と川邊社長から話があった。「LOHACO」はアスクルの重要な事業。BtoB、BtoC、物流の3つがセットでアスクルは伸びている。そもそも「LOHACO」だけ切り離せるのか? 少数株主の利益になるのか? 指名・報酬委員会からもリテンションをいただいた(5月の指名・報酬委員会で現経営陣が再構築プランを実行することが最良と判断)。2018年12月の取締役会で「LOHACO」の新しい戦略を決めた直後の1月に、譲渡の話を持ってきた。そして、6月27日に私の退陣要求を突きつけてきた。突然のお話だと思っている。1月になってから関係性が変わったと思う。

    ――いまの心境は? 社長解任要求にどのように思われたのか。

    岩田:(ヤフーとプラスを合わせた)6割の株主が退任を要求している。それはあらがえない。だが、上場企業の職は公職であり、会社は公器。先方からも静かに去ったほうがいい、晩節を汚さない方がいいのではないかとも言われたが、それは違う。(この話を)黙って受け入れて、闇の中で話が進んでいくのは健全じゃない。(支配株主のヤフーが、ガバナンスプロセス、少数株主やステークホルダーの利益を無視していることなどについて)恥をさらして、公にさらすことが公職としての役割。それが責務。

    支配株主の横暴によって、独立社外取締役を入れて真面目にコーポレートガバナンスへ取り組んでも全く機能しない。コーポレートガバナンスの実効性、意味をなさなくなってしまう。だからこそ問題提起をした。日本の市場はどうあるべきか? 考えていただき、この問題を訴えていきたいと思っている。

    「LOHACO」事業の今後はどうなる?

    アスクルはヤフーに対し、提携解消協議の申し入れを実施。ヤフーは業務・資本提携関係を継続した上で、「アスクル社が新たな経営陣のもとで新たな経営戦略を推し進めることが、アスクル社の中長期的な企業価値の向上および株主共同の利益の最大化のために最善と考えている」としている。

    ――「LOHACO」事業が譲渡されるとした場合、具体的な計画はあるのか。

    吉岡晃取締役兼BtoCカンパニーCOO(以下吉岡):現実的に離れることになった時、ヤフーが具体的にどうするか予測がつかない。「LOHACO」はたくさんのお客が使っている。どんなことが起きてもあらゆる手段を模索して、「LOHACO」を継続し、進化させていくために最良な方法を考えていきたい。

    岩田:アスクルはお客さまのために進化していくことをミッションとしている。「LOHACO」のお客さまは、ヤフーにとっても大事なお客さま。ご一緒できるところは一緒に、お客さまに迷惑をかけないようにやっていきたい。

    ――ヤフーによる「LOHACO」の乗っ取りとおっしゃった。その理由はどう考えているのか。

    岩田:ソフトバンクグループはアリババグループのすごさを理解している。Alipay(アリペイ)とコマースが大きなビックビジネスとなっており、それを日本でも実現するビジョンを叶えようとしているのがヤフーの立場。だが、ヤフーが持っているネット技術だけではECビジネスはできない。アスクルの物流力、オペレーション力、お客さまへのサービス、仕入れ先との良好な関係性――。これらはビジョンを叶えるためには必要なパーツではあるが、物流力がなければECサイトだけ譲り受けてもも意味がない。ベンダーとのつながりもなくなる。現実的ではない。すべては三位一体。BtoB、BtoCの切り離しも難しい。

    ――「LOHACO」事業の切り離しに反対する理由をもうちょっと聞きたい。

    岩田:少数株主にとって「LOHACO」は将来、成長する宝である。(譲り受けた方が)ヤフーにとってはいいかもしれないが少数株主にとっては損失。独自価値を持ったECビジネスに転換しなければ成長はしない。いまの段階で、売り渡すことは少数派株主の利益にならない。

    ――ヤフーとのシナジーは定通り出ているのか。認識は。

    吉岡:いままでは出てきている。短期間で売上500億円規模のECサイトとなった。ヤフーの集客力、アスクルの物流力のかけ算で、実績を積み上げてきた。他に例はない成長率だ。

    「LOHACO」の運営に関し、アスクルとヤフーの役割分担
    「LOHACO」の運営に関するアスクルとヤフーの役割

    ヤフー、アスクルにとってのLOHACO事業の重要性

    ヤフーの2019年3月期連結決算によると、「ショッピング事業」の取扱高は前期比22.6%増の7692億円だった(「ショッピング事業」は「Yahoo!ショッピング」とアスクルの日用品通販「LOHACO」、ペット用品ECを手がけるアスクル子会社チャームの取扱高を合計したもの)。

    アスクルの2019年5月期連結決算における「BtoC事業」の売上高は、前期比28.7%増の652億円。「LOHACO」の売上高と「LOHACOマーケットプレイス」経由の取扱高、チャームの売上高を合算した「BtoC流通総額」は同29%増の668億円。

    ヤフー、アスクルの決算期はそれぞれ異なるため単純比較はできないが、ヤフーの「ショッピング事業」取扱高のうち、アスクルのBtoC流通総額は1割程度を占める計算になる。

    この数値からは見えないが、「ショッピング事業」と「LOHACO」の相乗効果は高いものと推測される。消費者が頻繁に購入する商材は日用品。「LOHACO」はヤフーと連動したポイント施策などを実施しており、「LOHACO」利用者が増えれば、たまったポイントの場所として「Yahoo!ショッピング」の利用増につながる可能性が高まる。

    また、2018年に「LOHACO」は「Yahoo!ショッピング」に出店。「Yahoo!ショッピング」内の「LOHACO」店利用者が増えれば、「Yahoo!ショッピング」のリピート顧客の増加にも寄与する。

    日用品を軸にECモールへの集客を強化しているのが楽天。爽快ドラッグ、ケンコーコムを買収し、現在はRakuten Directが日用品のネット通販を手がける。

    ヤフーにとって、ポイントを軸に消費者の利用頻度が高めやすい日用品はECモールを拡大するには必須のジャンル。一方、「LOHACO」はポータルサイトの集客効果などで、急成長を遂げた。さらなる規模拡大にはヤフーの集客力は欠かせないという声は多い。

    ◇◇◇

    アスクルの株主総会は8月2日。その席で、ヤフーとプラスはアスクル岩田社長の再任に反対票を投じる方針だ。アスクルは7月18日の会見で、資本・業務提携契約に違反があった際はアスクルがヤフーに対して株式の売り渡しを請求できる条項があると説明しており、岩田社長は「検討する」とした。

    また、アスクルの社外取締役・社外監査役で構成する任意機関「独立役員会」は7月23日、記者会見を実施。アスクルとヤフーが対立している件について見解を示した。

    アスクルの社外取締役・社外監査役で構成する任意機関「独立役員会」は7月23日、記者会見を実施
    記者会見には多くの報道陣が出席した

    「(LOHACO事業)再構築プランを立案した現経営陣の続投が適切」「再構築プランの施策の効果が出てきており、現時点で再構築プランの方向性を変更する必要はない」「アスクル経営陣の責務は、対外公表して市場に約束した再構築プランの施策を着実に実行し、お客様への約束や少数株主などステークホルダーに対しての責任を全うすることであり、LOHACO譲渡を検討するタイミングではない」などと指摘。関係修復が困難な状況にあることを示唆する次のようなメッセージも発している。

    LOHACO譲渡要求、ガバナンスプロセスを無視した水面下での社長退陣要求、その間のアスクル経営陣とY社のやりとりから、お互いにかなりの不信感が出ており、もはや関係を修復して建設的に意見交換・協力していくことは困難な状況と考えざるを得ない。

    このような状況はLOHACO事業、アスクルの企業価値向上のために大きなマイナスであり、早急に提携関係の見直しを検討し、Y社と交渉すべきであるとの意見を申し上げた。

    アスクルの独立役員会より意見書を提出した理由
    独立役員会が意見書を提出した理由の一部(アスクル公表資料から編集部がキャプチャ)
    瀧川 正実
    瀧川 正実

    ラストワンマイル物流市場は約1.8兆円、通販配送の課題「配送を担う人員不足やドライバー不足に対する根本的な解決策がないこと」

    6 years 9ヶ月 ago

    矢野経済研究所が7月23日に公表した「ラストワンマイル物流市場」に関する調査によると、2018年度の市場規模は前年度比13.7%増の1兆8300億円だった。2020年度には2兆300億円に拡大すると予測している。

    ラストワンマイル物流市場の調査対象は「通信販売」、出前などの「ワンタイム型デリバリー」、配食サービスや生協などの「定期販売型デリバリー」、「個人間宅配」の4分野。「通信販売」が市場全体の約5割を占めている。

    矢野経済研究所は今後も「通信販売」がけん引し、ラストワンマイル市場は堅調に推移すると予測。一方、通販市場の荷物量がいずれピークを迎える可能性があることや、配送を担う人員不足やドライバー不足に対する根本的な解決策がないことを課題に上げた。

    ラストワンマイル物流市場規模推移と予測
    ラストワンマイル物流市場規模推移と予測

    今回の調査対象には含まれないが、注目のトピックスとして、外食店舗から消費者宅へのデリバリーを代行する「シェアリングデリバリーサービス」に言及している。飲食店などは同サービスを利用することで、自社でデリバリーを行う初期投資が必要ないといったメリットがることから、これまでデリバリー事業を展開していなかった中小外食チェーンなどにも利用が広がっていると指摘している。

    調査概要

    1. 調査期間:2019年1月~6月
    2. 調査対象:BtoC物流に関わる事業者、管轄省庁など
    3. 調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング、ならびに文献調査併用
    渡部 和章
    渡部 和章

    小売はエクスペリエンス企業になるべき――米国では何が起きている? IRCE&NIKE旗艦店などで見たEC最新トレンド | 米国カンファレンスレポート

    6 years 9ヶ月 ago

    2019年6月25日から28日の4日間、シカゴのマコーミックプレイスで開催された「Retail-X」。今回は、EC業界ではお馴染みのインターネットリテイラーのための勉強会&展示会「IRCE」と、RFIDについてのイベント、さらに小売デザインやテクノロジー、店内マーケティングのためのイベントである「GlobalShop」という、3つのカンファレンスを統合したイベントになりました。

    ECは小売に飲み込まれた

    Retail-X WELCOME
    主催者側の発表では来場社は2万人以上とのこと

    4日間参加した率直な感想は「ECが小売に飲み込まれた。ついに来てしまったな……」ということです。キーノートはECテクノロジーというより小売業向けにアレンジされおり、セッションはより実務寄りの内容になっていました。

    Retail-Xカンファレンス客席のようす

    ドローンやIoT、VRといった最新テクノロジーは一部のみ。「イノベーションバレー」というテーマということで、派手さはなくちょっと物足りない感じがありました。バルセロナで行われていた「Mobile World Congress 2019」の方は、5Gがメインということもあり、先進的な印象です。

    Retail-X展示ゾーンの様子
    会場が昨年の2倍以上になり、歩く距離も2倍以上に

    気付いたことは、言いやすいのか「オムニチャネル」というキーワードが復活していたこと。InstagramなどSNS関連は変わらず。Linkedinが少しだけ目立っていました。Pinterestは展示はなくてセッション1つのみ。しかも人気のキーノートの裏側で寂しい印象でした。

    Retail-XのAmazonコーナー
    アマゾンは強過ぎ。セッションの数も展示も多過ぎ
    Retail-XのAIのコーナー
    AIについては普通にセッションや展示が行われていました。AIを使ったマーケティングで売上をアップしている事例も
    Retail-XのRFID「TORY」の展示
    RFID関連はとても面白い。棚卸しロボットやハンガーRFIDなどが出ていた
    Retail-X プロジェクター
    なんだがわかりづらいけど、実は展示を兼ねたプロジェクター
    Retail-X OUTFORM
    RFIDの展示から。商品を手に持ったり特定のスペースに置いたりすると、サイネージに商品説明が表示される

    次ページ:講演レポート

    データ企業ではなくエクスペリエンス企業になるべき

    講演についてもご紹介します。最初のキーノートが、ダグ・スティーブンス氏(Doug Stephens)による「The Future of Retail in a Post-Digital World」(ポストデジタル世界の小売の未来)。

    ダグ・スティーブンス氏は、『小売再生 ─リアル店舗はメディアになる』の著者として日本でも知られていますが、世界各国で本を出している有名人。セッションでは「実店舗のメディア化」について話していました。いろんなデータを紹介してくれて、「今後企業はデータ企業ではなく、エクスペリエンス企業になるべきだ」と話していました。

    Retail-X ダグ・スティーブンス氏
    初日のキーノートで講演したダグ・スティーブンス氏

    躍進中の「DNVB」とは?

    アマゾンや中国のアリババといった大手Eコマース事業者の拡大はご存じの通りですが、米国では「DNVB」が積極的なオフライン展開を進めて急拡大しています。

    「DNVB」は「Digital Native Vertical Integrated Brands」の略で、「デジタル・ネイティブを起点に生まれたバーティカル・カテゴリー(ミレニアル世代)に特化したブランド」のことを言い、別名「v-commerce brand」とも言われ、従来のEコマースに乗っかるだけの形態とは区別されています。

    「DNVB」の特徴は下記のようになります。

    1. 「製造直販」をテクノロジーで可能にしており、粗利率が高い
    2. インフルエンサーがSNS上でファンに対してブランド体験を拡散
    3. Amazonや各モール、通常のEコマースと競合しない「第3の流通チャネル」である
    4. スタートアップ起業マインドがあり、届けたいアイテムやサービスに対する気持ちが強い
    5. ファンになっている顧客情報をちゃんと保有している

    この「DNVB」というキーワードは今回のRetail-Xのいろんなセッションで聞かれました。それもそのはず、この「DNVB」という言葉は、2日目のキーノートで講演したBonobosの創業者Andy Dunn氏の造語なのです。「DNVB」躍進の背景には「2033年にはネットの流通額がリアルの流通額を上回る」と言われていることもあるようです。

    「メディア」としての実店舗

    米国ではリアル店舗が業績不振や倒産などでどんどん閉店していますが、小売企業やブランド企業はそんな中でもオンラインだけではなく実店舗においても、アマゾンやアリババなどと対抗する必要に迫られています。

    今まで小売やブランドはリアル店舗の約割を「商品のマーチャンダイジング」「商品情報の提供」「商品販売」と位置付けていたのですが、これからはリアル店舗を自社で持つ最大の「メディア」として活用する時だとしています。

    Retail-Xtrue
costomer
experience
Surprising
Unique
Personalized
Engaging
Repeatable

    実際にトラフィックや滞在時間を比較すると、実店舗はどのメディアよりもエンゲージメントが高くなっています。

    より実店舗を魅力的な「メディア」にするためには、「驚き(Surprising)」「ユニークさ(Unique)「パーソナライズ化(Personalized)」「エンゲージメント(Engaging)」「リピートしやすさ(Repeatable)」といった要素が必要で、こうした取り組みによって、顧客に素晴らしいカスタマーエクスペリエンスを提供していかなければならないとしています。

    「Strategic Guidance for the retail C-Suite」(最高のお客様のための小売の戦略ガイダンス)のセッションでも、Eコマース事業者が今後2年の間に注力するであろうEコマーステクノロジートレンドとして、オムニチャネル強化やデータ分析ツール、店舗のデジタル化などがあげられていました。

    その中でも特に、より良いユーザーエクスペリエンスを構築する上では「Personalization(パーソナライズ化)」から「Individualization(インディビジュアル化)」へのシフトが重要になるとしていいました。

    3日目のキーノートで講演した「Framebridge」のスーザン・タイナン氏(Susan Tynan)は、顧客体験の改善に注力することによって過去5年間で急成長を遂げてきています。「Framebridge」はフレームを購入し、そこに写真やアートなどをセットするというサービス。「お客様のことを優先的に考えることは当たり前のことですが、それはとても難しいこと」と指摘していました。

    顧客ファーストを実現させるためのポイントは、

    1. 会社の利益よりも消費者が求めているものを提供する
    2. 感情を消費者へ伝える
    3. 顧客が求めているものを最優先で取り組むこと
    4. データ上の数字に惑わされずに顧客の声を聞くこと
    5. 業種に関係なく、自社で重視する体験やサービスを得意とする企業をお手本とする

    と、語っていました。

    Framebridgeのスーザン・タイナン氏
    Framebridgeのスーザン・タイナン氏

    IRCE@Retail-X全体でもカスタマーエクスペリエンスの大事さを伝えていたと思います。

    「EC」というくくりが解けて、リアルの小売業も含めていよいよ「コマース」になるという、今後急展開するイメージを肌で感じたというのが、Retail-Xに参加した私の感想です。

    We Shape the future of retail.

    前ページ:展示レポート ← → 次ページ:NY新スポットレポート

    NYのNIKEとハドソンヤードにも行ってきました

    いろんな方から「最近のニューヨークは見ておいたほうが良い」と言われ、IRCE@Retail-Xに参加する前にニューヨークにも弾丸で行ってきました。ニューヨークのNIKEや最新ショッピングセンター「ハドソンヤード」は、まさしくメディア化と言っていいスポットです。そういう意味で、ニューヨークの視察とシカゴのカンファレンスはすごくつながった感じを受けました。

    ニューヨーク

    ニューヨークにオープンしたNIKEの新しい旗艦店は、1階のエントランスも地下1階の倉庫もメディア化をねらった感じに作られています。スタッフは呼ばない限り近寄りもしません。

    ナイキ店内
    地上5階、地下1階のビルすべてNIKE

    各階ともアプリで情報を得たりフィッティングサービスを受けたりできます。商品はアプリで購入してピッキング場所で受け取ります。もちろん配送してもらうことも可能。

    ナイキ店内
    NIKEビル地下1階にある「スニーカーバー」。在庫ですらショールームのようにかっこいい!

    レジで並ぶことなく、ビルのどこででも買えるのでとても便利です。POSレジは1台だけ設置されていて、アプリを使わない人も購入できるようになっています。

    ナイキ店内
    NIKEの歴史や靴のパーツ、デザイン図、設計図などもストーリーを語るように展示されていました

    一方、「ハドソンヤード」は2019年春にできたばかりのショッピングセンター。

    ハドソンヤード
    日曜日ということもあり、たくさんの人が来ていました
    ハドソンヤードのベッセル
    「ベッセル」と呼ばれているハドソンヤードのオブジェ(正式名称はまだ決まっていない)。予約すれば登れます

    米国では日本と違って基本的に店頭も店内も撮影OKですが、NIKEにもハドソンヤードにもフォトスポットがたくさんあり、撮影してInstagramに投稿したくなるように作られています。

    ハドソンヤードフォトスポット
    こんな感じでショッピングセンター内(店内にもある)にインスタ映えするフォトスポットがたくさんある

    日本でもインスタ映えをねらった店舗作りも多くなっていますが、「メディア化」を最大限に考えてお客様のタッチポイントを見直す必要があると思います。そして、拡散してくれたユーザーの情報もデータ化してパーソナライズ化、インディビジュアル化を進めていくというのが、今後の大きなテーマかと思います。

    川連 一豊
    川連 一豊

    企業から個人への送金「LINE Pay かんたん送金サービス」、ECでの返金にも利用可能

    6 years 9ヶ月 ago

    LINE Payは7月22日、企業から個人へ直接送金できる機能「LINE Pay かんたん送金サービス」の提供を開始した。

    交通費の精算や経費精算、クラウドソーシングの報酬の支払い、ネット通販の返品に伴う返金などの用途を想定している。企業から個人への送金手段として、銀行口座への振込以外の方法が求められていることからサービスを開始したという。

    「LINE Pay」のユーザーは、「LINE Payかんたん送金サービス」の導入企業に「LINE Payナンバー」を登録する送金機能を利用できる。ポイント交換やキャッシュバックに利用することも可能だ。

    ポイント交換サイトなどを運営するリアルワールドは7月22日に「LINE Pay かんたん送金サービス」を導入し、クラウドソーシングの報酬などで貯めたポイントをまとめた「RealPay」の交換先として「LINE Pay」を追加。クラウドファウンディング事業を手がけるCAMPFIREは8月から、GMOメディアは9月から「LINE Payかんたん送金サービス」の利用を開始する予定。

    LINE Payは、企業から個人へ直接送金できる機能「LINE Pay かんたん送金サービス」の提供を開始
    「RealPay」を交換し「LINE Pay」に送金する場合の取引フロー

    ログインと決済を行う「LINE Checkout」も提供

    LINE Payは、あらかじめ登録したユーザーのクレジットカード番号や住所などのアカウント情報を使い、ECサイトのログインや決済が行える新サービス「LINE Checkout」の提供を7月9日に開始している。

    加盟店が自社のECサイトに「LINE Checkout」を実装すると、「LINEアカウント」に登録済みのユーザーの氏名や住所、電話番号、メールアドレスといった情報を、ログインや決済に活用できる。

    渡部 和章
    渡部 和章

    東京2020オリンピック・パラリンピックの交通対策テストで集荷・配送遅延の可能性(7/26まで)、佐川急便と日本郵便が発表

    6 years 9ヶ月 ago

    佐川急便と日本郵便は7月中旬、東京2020オリンピック・パラリンピック開催に向けた交通対策テストの影響により、7月22~26日に預かった関東地方向けの荷物および関東地方発の荷物の配達に遅延が生じる可能性があると発表。集荷・配送状況の詳細については、担当営業所への確認を呼びかけている。

    こうした状況を受け、「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」などのECサイトでは、交通対策テストによる配送遅延が起きる可能性を告知している。

    佐川急便と日本郵便は7月中旬、東京2020オリンピック・パラリンピック開催に向けた交通対策テストの影響により、7月22~26日に預かった関東地方向けの荷物および関東地方発の荷物の配達に遅延が生じる可能性があると発表
    「楽天市場」ではトップページ上部などにお知らせを掲示している(画像は編集部が「楽天市場」からキャプチャ)

    7月24日と26日の2日間、交通対策テストを実施

    東京2020オリンピック・パラリンピックの交通対策テストは、7月24日および同26日の2日間行われる。交通対策テストに伴い東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、東京都内を中心に大規模な交通規制を実施すると発表している。

    交通対策テストの実施に伴い佐川急便は、7月23~26日に預かった関東地方向けの荷物と、関東地方から発送する荷物の配送遅延が生じる可能性があると発表。日本郵便は7月22~26日、関東地方での差し出し、または配達する郵便物・ゆうパックに1日程度の遅れが生じる場合があると発表した。

    交通対策テストは高速道路と一般道路で実施する。高速道路は本線料金所から都心方向に流入する車の通行を制限。交通状況により高速道路の入口閉鎖なども実施する。一般道路は環状七号線から都心方向に流入する車の通行を制限し、他路線への広域迂回やマイカー利用の抑制を促す。

    佐川急便と日本郵便は7月中旬、東京2020オリンピック・パラリンピック開催に向けた交通対策テストの影響により、7月22~26日に預かった関東地方向けの荷物および関東地方発の荷物の配達に遅延が生じる可能性があると発表
    テスト対象か所図(予定)。高速道路は、本線料金所から都心方向に流入する車の通行制限を実施。一般道路は、環状7号線から都心方向に流入する車の通行制限を行う(画像は編集部が東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会のWebサイトからキャプチャ)

    大会組織委員会は、7月22~26日をチャレンジウィークとして、企業などにおいても交通規制緩和に向けた取り組みを重点的に行うよう、要請している。

    石居 岳
    石居 岳

    ネットショップはAI時代に。AI採寸でアンケート回答率が10倍、顧客満足度が1.5倍に!【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

    6 years 9ヶ月 ago
    ネッ担まとめ

    AI導入する企業が増えてきました。「AIはよくわからないなあ」という方も多いかと思いますが、活用方法も確立されてきています。事例を見て自社への導入を検討していきましょう。

    AI導入はもう他人事じゃない

    ニトリホールディングス、機械学習を用いた画像検索エンジン「Image Search」を日本初導入 | ECzine
    https://eczine.jp/news/detail/6861

    オークション「モバオク」のスマホアプリが音声による商品検索機能を導入 | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/6659

    「SHOPLIST」が2枚の全身写真で採寸できるAI技術を導入、適切サイズのレコメンドや「バーチャル試着体験」を実現 | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/6652

    顧客満足度が1.5倍に。AIで顧客提供価値を最大化するファッションテック企業「FABRIC TOKYO」 | Ledge.ai
    https://ledge.ai/fabric-tokyo-tegaki-2/

    まとめると、

    • ニトリはAlibaba Cloudの画像検索エンジン「Image Search」を導入。スマホで撮影した商品写真を使ってECサイトの商品などが検索できるようにする
    • モバオクはgoo Search Solutionの「音声検索機能」を導入。音声で表示順や価格での絞り込みなどをワンステップで行え
    • SHOPLISTはボディグラム提供する高精度身体採寸テクノロジー「bodygram」を導入。4つの情報入力と2枚の全身写真だけで採寸できる
    • FABRIC TOKYOは手書き文字認識AI OCR「Tegaki」を導入。アンケートの回答率が約10倍、顧客満足度は約1.5倍に向上した

    従業員向けアプリにも同様の機能を搭載し、顧客の探している商品を店頭でスピーディーに見つけられるようにするほか、類似商品や関連商品のコーディネート提案など、リアル店舗の接客品質向上にも役立てる。
    ニトリホールディングス、機械学習を用いた画像検索エンジン「Image Search」を日本初導入

    「採寸時の満足度が高くなったことで、その後の購入率も上がりました。現在では90%前後のお客様が採寸後、商品のご購入をされています」
    FABRIC TOKYO 事業推進チーム ストアマネージャー 藤本 崇氏

    ネットショップや実店舗へのAI導入が増えてきましたね。ユーザーの手間を省くのはもちろん、接客で生じる作業の手間も省けるので、顧客満足度の向上にもつながっているようです。

    今はまだ珍しいのでこうして記事になりますが、そのうち当たり前になってくるでしょう。導入していないことがユーザーの不満になる時代になっていきますので、自社と相性の良いAIは早めに探しておきたいですね。

    関連記事

    決済や物流も絡んだ問題

    ヤフーとアスクルの「LOHACO」を巡る対立[関係悪化の経緯と背景まとめ] | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/6655

    ヤフーはなぜロハコ を自分のものにしたいのか? | note(手塚康輔)
    https://note.mu/tezu/n/n2bdfd311c145

    まとめると、

    • ヤフーがBtoC向けECの「LOHACO」の譲渡をアスクルに要求。アスクルはそれを拒否し、業務・資本提携関係の解消を申し入れた
    • ヤフーは業務・資本提携関係を継続した上で、アスクル岩田彰一郎代表取締役社長の退任を要求した
    • ヤフーはPayPayの活性化、物流強化などのためにも「LOHACO」を自社で運営したいと考えられる

    PayPayの利用を促進するため、家電量販店やコンビニなどと連携してキャンペーンを繰り返しています。みんなが利用しやすいリアルの流通チェーンで得するキャンペーンは効果絶大です。

    (中略)

    ヤフーショッピングで買い物するとTポイントではなく、PayPayボーナスが支給されるようになりました。PayPayボーナスの利用先としてもロハコの日用品は最適です。PayPayの利用を活性化するのに日用品ECの使い道はたくさんあるのです。
    ヤフーはなぜロハコ を自分のものにしたいのか?

    業界内ではこのニュースがかなり話題になりましたね。実際にどんなことが起っているのかはわかりませんが、引用した記事にあるようにヤフーとしては「LOHACO」は何としても欲しい事業のようです。PayPayを使ってもらうためにも頻繁に決済が発生する日用品は最適ですよね。17日の出来事なので今週にも動きがありそうです。

    関連記事

    EC全般

    OMO時代に知るべきネットビジネスの勝ち方 | 日経ビジネス電子版
    https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19nv/00124/00027/

    3ページ目にある「戦いに勝つために必要な要素」は必読です。シンプルですがすっと頭に入ります。

    メルカリで売れたらロッカーに入れるだけ、広島で「梱包・発送代行」実験 | ケータイ Watch
    https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1195896.html

    これは欲しい! ものすごく欲しい! 売りたいものはあるけど梱包と発送が……と思うことがよくありますので。

    「率」ばかり見てパイを狭めてませんか? システマチックに売上アップが狙える「主力製品」の見つけかた | ECzine
    https://eczine.jp/article/detail/6838

    まずはネットショップの売上を見て改善効果の算出を。

    「消費1万人調査」調査結果を発表「ネットスーパー」の利用意向、全年代で3割超え | ひらけ、みらい。生活総研
    https://seikatsusoken.jp/wp/wp-content/uploads/2019/07/shohi2.jpg

    性年代・エリアの人口構成比で調査人数を割り当てているのでこうなるかなと。都会はネットスーパーなどのサービスが充実していますよね。

    「楽天市場」で男性向け美容関連商品が伸びている――売上規模は5年間で3.5倍に | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/6653

    ここは今後伸びそう。ドラッグストアでもどんどん売り場が広がってますよね。

    「Wowma!」→「au Wowma!」に名称変更へ | 通販通信
    https://www.tsuhannews.jp/69768

    「Wowma!」の前は「auショッピングモール」。最初からこれで良かったんじゃないかと……。

    「オフラインとオンラインは区別しない。すべてをCXの一部に」メルカリがオフライン施策に注力する理由 | MarkeZine
    https://markezine.jp/article/detail/31497

    そう、どんなショップでも区別する必要はないはず。どこに接点があるかが違うだけ。

    今週の名言

    エサやりとかトイレとか、猫の面倒をロボットがぜんぶやってくれるとしたら、猫を飼う意味ってなんでしょう?

    糸井重里氏に聞く、雑用をAIにやらせる未来が「ディストピアかもしれない」理由 |ビジネス+IT
    https://www.sbbit.jp/article/cont1/36675

    なんでもかんでもAIになった先には何があるのでしょうか? AIが普及するのは良いのですが、記事中にある「人のよろこび」みたいなものを置き去りにしてはいけないですよね。

    AIを中途半端にかじった評論家、学者が『AIに何ができる』と低く評価するのは、時代錯誤も甚だしい。(AIの活用を始めるのは)いまからでも手遅れではないが、かなり遅れている状況だ。

    「日本はAI後進国」「早く自覚してほしい」 ソフトバンク孫社長が憂慮 | ITmedia NEWS
    https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1907/18/news101.html

    糸井さんの発言と真逆のように見えますがそうではないです。AIを活用する前提でどうやって幸せな生活をしていくのか? ということです。

    森野 誠之
    森野 誠之

    「futureshop」とSBペイメントサービスが連携、導入企業はカード手数料負担減&「キャッシュレス・消費者還元事業」対応が可能に

    6 years 9ヶ月 ago

    フューチャーショップは7月22日、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」と「futureshop omni-channel」(以下「futureshop」)とSBペイメントサービスの「オンライン決済サービス」との連携をスタートした。

    これまでクレジットカード決済は「エフレジ」と連携してきた。新たにSBペイメントサービスとの連携をスタートすることで、さまざまな決済手段を「futureshop」導入企業が利用できるようにする。

    フューチャーショップは、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」と「futureshop omni-channel」(以下「futureshop」)とSBペイメントサービスの「オンライン決済サービス」との連携をスタート
    連携イメージ

    2020年3月31日までにSBペイメントサービスを導入した「futureshop」導入企業に対しては、決済サービスの月額固定費が無料になる特典を用意。トランザクション費用は0円で、決済手数料はVISA/Mastercardが3.2%、JCB/AMEX/Dinnersが3.5%。

    また、「futureshop」導入企業は、ECサイトにおける不正使用を未然に防ぐ「不正検知・保証サービス」、ECサイトの集客やSNSマーケティングを支援する「マーケティング支援プラン」を無償で利用することが可能。

    フューチャーショップは、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」と「futureshop omni-channel」(以下「futureshop」)とSBペイメントサービスの「オンライン決済サービス」との連携をスタート
    基本料金(PC・スマホ利用分)について(画像はフューチャーショップのWebサイトから編集部がキャプチャ)

    「キャッシュレス・消費者還元事業」に対応

    SBペイメントサービスは、経済産業省が実施する「キャッシュレス・消費者還元事業」の加盟店支援事業者として登録している。

    「futureshop」を導入している企業が「キャッシュレス・消費者還元事業」の対象事業者であれば、クレジットカード決済手数料の1/3が補助される(キャッシュレス・消費者還元事業が適用された場合、キャッシュレス決済が手数料3.25%以下へ引き下げられる)。

    フューチャーショップは、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」と「futureshop omni-channel」(以下「futureshop」)とSBペイメントサービスの「オンライン決済サービス」との連携をスタート
    キャッシュレス・消費者還元事業が適用された場合の参考価格(画像はフューチャーショップのWebサイトから編集部がキャプチャ)

    事業に参加する通販・EC事業者にとって、決済手数料の負担が減少。加えて、国の予算を通じた5%分のポイント還元が行われるので、消費者へのポイント訴求によって新規顧客の獲得などにつなげることができる。

    「キャッシュレス・消費者還元事業」とは、消費税率引上げ後の一定期間、中小・小規模事業者が提供するキャッシュレス手段を使った買い物に対して、ポイント還元・割引を支援するというもの。事業予算として2798億円を投じる予定。「キャッシュレス・消費者還元事業」の内容は次の通り。

    • 実施期間:2019年10月からの9か月間、2020年6月まで
    • 支援内容(一般の中小・小規模事業者の場合):消費者還元5%のポイント付与。加盟店手数料率3.25%以下への引下げを条件とし、加盟店手数料の1/3を国が補助。中小企業の負担ゼロで端末導入(1/3を決済事業者、残り2/3を国が補助)
    • 支援内容(フランチャイズなどの場合):消費者還元2%(端末費用及び加盟店手数料の補助はなし)
    瀧川 正実
    瀧川 正実

    消費税率に対する企業の意識は? 軽減税率への対応は?

    6 years 9ヶ月 ago

    2019年10月に予定されている消費税率の引き上げに対する企業の見解や意識について、帝国データバンクが全国2万3632社を対象に行った調査によると、回答企業の44.1%が税率引き上げを「予定通り実施すべき」と回答した。

    一方、2019年10月の税率引き上げに否定的な企業も合計44.3%を占めており、賛否は拮抗している。

    また、消費増税が企業活動に「マイナスの影響がある」と回答した企業は50.8%と過半数を占めた。

    調査は2019年6月17日から30日に全国2万3632社を対象に実施し、有効回答企業数は9977社(回答率42.2%)。

    予定通りの税比率引き上げに「賛成」44%

    消費税率の引き上げを予定通り実施すべきか質問したところ、「予定通り実施すべき」が44.1%だった。

    一方、「時期を延期して実施するべき」は13.3%、「実施するべきでない(現行の8%を維持)」は23.6%、「消費税率を引き下げるべき」は7.4%となっており、これらを合計すると2019年10月の税率引き上げに否定的な企業は44.3%を占めた。企業の規模が小さいほど、2019年10月の税率引き上げに否定的な企業の割合が高い。

    帝国データバンクが全国2万3632社を対象に行った「消費税率引き上げに対する企業の意識調査(2019 年)」

    増税の悪影響「ある」50%、小売が突出

    消費増税が実施された場合、自社の企業活動にどのような影響を見込んでいるか質問した。その結果、「マイナスの影響がある」と回答した企業は50.8%、「影響はない」は30.3%、「プラスの影響がある」は1.2%だった。

    「マイナスの影響がある」と回答した割合を業界別で見ると、「小売」は78.4%で突出している。

    帝国データバンクが全国2万3632社を対象に行った「消費税率引き上げに対する企業の意識調査(2019年)」

    「駆け込み需要はない」48%

    消費増税前の駆け込み需要の状況を質問したところ、「すでに駆け込み需要があ る」と答えた企業は7.4%、「(現在はないが)今後出てくる」は23.1% だった。駆け込み需要があると答えた企業を業界別で見ると、建設や不動産は比較的割合が高い。

    一方、「(現在も今後も)駆け込み需要はない」は48.2%だった。

    帝国データバンクが全国2万3632社を対象に行った「消費税率引き上げに対する企業の意識調査(2019年)」

    食料品などに適用される軽減税率への対応を実施(予定含む)していると答えた割合は合計40.4%。特に対応していないと答えた企業の割合は49.3%となっている。

    渡部 和章
    渡部 和章
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    31 分 27 秒 ago
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