13 years 11ヶ月 ago
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■ 多変量解析によってギャンブルで勝っている人はいるのだろうか
最近親しい編集者から、統計本の監修をやって欲しいという話があり快諾しました。私は実務者ではあるけど、統計学者ではないので、難しい数式とかが出てきても実はよくわかりませんよ、という前提でお仕事をお受けしました。
何と統計分析を使って競馬で勝とうという、大変興味深い内容でした。一体どういう展開で話をまとめていくのだろうかと読ませて頂きました。
賭けごとや投資・投機などに共通するのは、胴元が多少の取り分を取った後は、ゼロサムゲームであること。ルーレットや宝くじなどのように完全に確率に支配されている世界か、競馬や株みたいに沢山の要因によっ左右される世界かに大きく分けられるような気がします。
その監修本は、競馬を例にしているのですが、まずは全ての馬の勝つ率が同じモデルから入って、強弱の違う実際の競馬の例に進んで解説するという流れになっています。
つまり宝くじモデルで単純な確率の話をした上で、複数の「説明変数」から、馬の着順という「目的変数」を占うという流れで話を複雑化していきます。
私は競馬、パチンコなどの大衆娯楽的なギャンブルは一切やりません。ギャンブルをやらないのは、結局胴元の取り分が多そうで割に合わないと感じるのに加えて、仕事以外で統計分析に時間を掛けてまで稼ぐ確率が高いという確証もないことに人生を費やしたくないという思いからです。
大学の先生などで、こういった多数の要因が絡む複雑な事象を多変量析して、実際にギャンブルなどで実証した方はいらっしゃるのでしょうか。
株の予測モデルの例では、ホットリンクの内山氏が「クチコミから株式市場を予測できる」という研究発表が最近では話題になりましたが、皆さんはご存知でしたか?http://blog.livedoor.jp/koki_uchiyama/archives/1334353.html
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13 years 11ヶ月 ago
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■ ウェブサイトを作ってから、計測やテストをしても後の祭り
アクセス解析イニシアチブでウェブアナリスト養成講座という定例のセミナーを行っているのですが、先週は「ユーザ中心設計とユーザテスト」というテーマで、利用品質ラボ代表の樽本徹也氏からお話を伺いました。
その中で印象に残っているのが、総括的評価と形成的評価の二つがあという話。TOIECの試験のようなものが「総括的評価」で、これは「測定」が目的になります。つまり一定以上のレベルかどうかを測る意図で行う試験のようなもの。
「改善」が目的になるのが形成的評価で、こちらがユーザーテストをする目的だといいます。欠陥のあるサービスを提供しないために、事前にテストをして、事前に施した上で、サービスをリリースするということです。
最近ウェブサイトの改善活動についても、大規模リニューアルを諌める意見を識者の多くがしています。前後の計測によって、善し悪しの原因を把握しにくいということに加えて、そもそも「リニューアル」が目的という本末転倒な場合が多いという事だからでしょう。
「改善」が目的なら、きちんとテストをしてからリリースするのが正しい姿ですが、まあそんな面倒なことをきちんとしているという話はあまり聞きません。僕の耳に入って来ないだけだと信じたいですが。
さてアクセス解析ですが、この総括的評価と形成的評価の両方の側面兼ね備えていると考えています。総括的評価は定点観測で、同じ基準での成績を追跡する意図を持っている一方、改善を意識した形成的評価としても、役に立てることができると考えています。
同じ試験問題を単に受験するのに比べると、点数を上げるために必死に勉強する活動の方が大変なのですが、大規模リニューアルをした後に致命的な欠陥が見つかるようなことのないように、事前の勉強、つまりユーザーテストなどでしっかり準備することが大事だと思います。
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13 years 11ヶ月 ago
タイトルに東大式...みたいなのが付くとは聞いてなかったが、まあそんなもんだろう。そもそも本のタイトルって発行する直前に決まるものだ。KKベストセラーズの「競馬ベスト新書」(そんなカテゴリーがあるのも初めて知ったけど)の中には、「現役東大生 偏差値80の馬券術」なる本もあるようで、「東大」ってバリューがまだあるんだ。
監修の話が来たときは、確率と統計、多変量解析に関する入門書という話だったので、二つ返事でお引き受けした次第だが、何と中身は「競馬」だったという顛末でして。帯にある「小難しい馬券術より数字の仕組みを知るほうが競馬は儲かる!」というのはよくわからんが、まあこの手の本ではとにかく手に取って頂くという戦略が大事だろう。表紙もオレンジと黄色で目立つことこの上ない。
競馬やっている人なら多分自然にやっていることだと思うが、結局常識的な期待値とのギャップが実際のギャンブルではおきるので、その差をうまくとらえるかということに尽きるんだろうけど、馬だけをとっても調子その他いろんな条件があって、多変量解析するといっても、まあ殆ど無理だろうなと想像される。そういう意味で必勝法なんてある訳がないというと身も蓋もないかな。
一番最後の「基本用語解説」は校正を見ていないんだけど、面白かったのは、最後の索引もそうだけど、「ひらがな」が全部ついていたこと。確かに競馬用語ってなんとなくわかるけど、正確な読みがわからないことがありそうで、競馬ならではなのかと関心した。例えば「3連複」ってどう読むのか知っているだろうか。
少なくとも確率や統計をまっとうに学ぼうという人には全くおススメしない。競馬ファンで確率とかって面白そうだなあと思う人がいたら確率や統計の世界を垣間見て頂くという機会にはなるだろう。そういう方はどうぞ。
個人的には競馬と確率みたいな話をどう説明・展開していくのかという構成は監修していて面白かった。最初は前提がおかしいなと感じる部分もあったのだが、最終的にはそのままでいいと判断した部分もある。
<目次>
第1章:確率とは何か?-ギャンブルにおける確率の基礎知識
第2章:期待値と確率とオッズの気になる関係
第3章:知らないと損!競馬データ分析の命は「統計」にあり!
第4章:競馬データの「相関関係」を調べる方法
第5章:予想精度をアップする「多変量解析という技」
発行:KKベストセラーズ
著者:内村正毅
定価:895+税
約200ページ
関連リンク:
書評ページをまとめた
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ウェブアナリスト 宏美のブログ。WebAnalyticsの3Cデータと関連情報を提供。一つはcompetitor、市場マクロデータや競合データ。一つはcompany、自社のアクセス解析データ。最後はcustomer、ユーザー行動データ。数値の一人歩きをさせたくないので、詳しくは原典と各調査方法を確認のこと。Unknownnoreply@blogger.comBlogger9007125
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