NTTドコモのマーケティング分野における新規事業型子会社DearOneは9月26日、伴走型アプリ開発サービス「ModueApps2.0」(モジュールアップス ニーテンゼロ)に、新たなモジュールとして「シナリオ機能」を搭載したと発表した。
「シナリオ機能」の活用によって、導入企業はユーザーの行動に応じた施策を講じることができるようになる。
提供する伴走型アプリ開発サービスに、新たに「シナリオ機能」を搭載
ユーザー行動に応じたきめ細やかな施策が可能に
「シナリオ機能」とは、アプリユーザーの行動に応じた施策を実行できる機能。「アプリを過去〇日以内にダウンロードした」、「過去〇日以内に会員登録を行った」、「特定のバナーやクーポンを利用した」などのユーザー行動に応じて、次に実施する施策(プッシュ配信、クーポン配信など)を自動で変更できる。
たとえば、特定のクーポンの配信後、「ユーザーがクーポンを利用したか否か」という行動に応じて、次に配信するクーポンの種類を、事前の設定に基づいて自動で変更することができるようになる。
こうした条件分岐をさらに連鎖させて、ユーザー行動に応じた細やかな施策を行うことも可能だ。
ユーザーの行動に応じた施策を自動で行うことができる
自社の公式アプリ開発を伴走
「ModuleApps2.0」は、「モジュール」と呼ばれるあらかじめ開発した豊富なアプリ機能から、必要な機能を組み込むことで自社オリジナルの公式アプリを短期間で開発できるサービス。低価格・短納期でありつつ、高いカスタマイズ性を持つ伴走型アプリと位置付けている。
標準機能だけにとどまらず、デザインや機能をオーダーメイドで開発することもできる。
アプリのリリース後も分析や改善アドバイスを行うことでDearOneが伴走し、アプリのグロース(=成長)を支援するという。
「シナリオ機能」は「ModuleApps2.0」を利用しているユーザーは月額料金の追加無しで利用できる。また、「ModuleApps2.0」以外で作成したアプリ以外にも単独機能として組み込むことが可能だ。
「ModueApps2.0」は今後もこうした機能のアップデートを行っていく予定としている。
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オリジナル記事:DearOneが自社公式アプリの開発支援サービスに「シナリオ機能」追加、ユーザー1人ひとりの行動に応じた施策を実現
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