数を多く売るだけが商売じゃない。“高級感”“高品質”なこだわり商材にも商機あり | スイーツ通販で目指せ大成功! | ネットショップ担当者フォーラム | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2015年10月19日(月) 08:00
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デパ地下での大量販売に否定的なエイジの意見を受け、ヒロシは新たな“とろッポ”の開発を考案することに(連載第6回)

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ここからスタートヒロシ:“とろッポ”をデパ地下で売るなんて考えた事もなかったなぁ こりゃあますます売り上げが伸びそうだぞ! しかも超大手デパートの西急百貨店さんからの申し出だしなぁ~ っと浮かれている場合じゃなかった スーツでご挨拶だ! 会社辞めてからスーツ着るの半年ぶりだな・・・

登場人物

ヒロシ

竹田 ヒロシ
お調子者だけど努力家の30歳。「とろッポ」の通販を始めたばかり。

ユカリ

梅川 ユカリ
ヒロシの彼女。27歳。いきなり脱サラしたヒロシに腹を立てながらも見守っている。

エイジ
松井 エイジ
ヒロシの高校の後輩。家業の和菓子屋「松井」を継いで「とろッポ」を生み出した。
マモル

長山 マモル
ヒロシのよきアドバイザー。ネットショップのコンサルをしている。

ここからスタート西急百貨店:どーもどーも 今日はわざわざお越しいただいて・・・ ヒロシ:はじめまして!お土産はやはりコレにしました 西急百貨店:わぁ “とろッポ”嬉しいです さすがですね いや~ホントにおいしいです!“とろッポ” これは女子ウケ間違いないですよぉ~ いやいや最近は僕みたいな甘党スイーツ男子も増えてますから! ヒロシ:僕も大の甘党なんですよ!良かった 一流デパートのスイーツ担当者さんも喜んでくれてる!
ここからスタートヒロシ:よろしくお願いします! こうして西急百貨店デパートの地下食品売り場にて“とろッポ”は売られる事となった ヒロシ:2人ともすげー“とろッポ”を気に入ってくれたんだよっ! ユカリ:へぇ~デパ地下でねぇ エイジくんにもちゃんと言ったの? ヒロシ:おっとそうだった エイジにも電話しないとな アイツも喜ぶぞぉ! ユカリ:でもヒロシもエイジ君もますます忙しくなりそうね
ここからスタートエイジ:はい!和菓子の松井です!ああ!先輩!お疲れ様です!デパ地下でですか?そんな急に・・・ヒロシ:東京のデパ地下は客であふれているからな こりゃ売り上げも・・・ エイジ:出来ませんよ! ヒロシ:え?
ここからスタートエイジ:そんな大量発注いきなり無理ッスよ!こっちは数名の職人の手作業で作ってるんですから! ヒロシ:わかってるけど・・・いや でも エイジ:“とろッポ”の味が落ちてもいいって事ですか!? ヒロシ:エイジすまん・・・とりあえず三ヶ月は期間限定でいいから・・・ エイジ・・・わかりました 三ヶ月だけなら・・・
ここからスタートヒロシ:やっちまったぁ バカか俺は エイジが手作りで味にこだわって“とろッポ”を作って居ることはわかってたはずなのに・・・ ヒロシ:マジでうまぁーッ! エイジ:“とろッポ”は丹精込めてひとつひとつ手作りですからね そしてエイジとの関係がギクシャクしたまま デパ地下では“とろッポ”が売り出される事となってしまった いらっしゃいませー “とろッポ”下さ~い
ここからスタートマモル:でヒロシ デパ地下の件は成功したのか? ヒロシ:はい・・・一応は無事終わりました マモル:そうか・・・そいつは和菓子屋の松井にとっては大変だったろうになぁ・・・ ヒロシ:そうなんです・・・もっとエイジの店賀の大切にしている味の質をウリにするべきだした・・・ マモル:その通りだな 味にこだわる和菓子“とろッポ” ヒロシもエイジも大切にしたのはそこだろ?
ここからスタートマモル:だったらとことんまで 味にこだわってみるってのはどうだ? 手軽な価格で数多く売るだけが商売じゃないぜ 高級感たっぷりの贅沢な“とろッポ”を開発してみろよ! ヒロシ:味にこだわり抜いた高級感をウリにした“とろッポ”ですか!

次回は11月公開予定

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北上 諭志
北上  諭志(きたがみ  さとし)
漫画家・イラストレーター
太田出版より『デビルズ・ダンディ・ドッグス』発売中。COMIC LIVE!にて『Bye Bye Blackbird』掲載中。CSエンタメ~テレ オカルティック・ドキュメンタリー番組『キ号冒険学校が行く!』にキ号冒険学校メンバーとして出演中。その他にサブカル系実録漫画なども手がける。
長山 衛
株式会社ネットショップ総研

株式会社ネットショップ総研
代表取締役社長 長山衛(ながやま まもる)

食品EC戦略・デザイン・広報戦術を得意とする。過去12年で商品ページ作り込みを5000ページ以上経験。そこから累計250億円以上の売り上げ樹立した。

ECデザイナーとして撮影からデザイン制作を前線で行い、楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。ECおせち販促師として各種メディアに取り上げられ、著書に『食品ネットショップ10倍売るための教科書』(日本実業出版)、「日本ネット経済新聞」にて「売れるデザイン演出テク」コラム連載(2012年5月~)。食品ECの知見を深めるため、自身で農業法人を経営し、1次生産者の現状を知るEC運営者。

EC運営者のスキル認定資格「ネットショップマスター認定講座」のカリキュラム監修担当。経済産業省後援事業「ドリームゲート」認定専門家。

また、アーティストとして、さくら水産のテーマソングを作詞作曲しカラオケ化。「オリンポス16闘神」の8弦ギター作詞作曲担当。

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