YST、Bing統合が動き出す!~Yahoo!,Bingの事業提携をアメリカ司法省が承認 | CyberAgent SEO Information

CyberAgent SEO Information - 2010年2月19日(金) 15:29
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Yahoo!(US)による、Bing移行への正式なリリース(英語)
マイクロソフトによる正式リリース(英語)

アメリカの司法省が、Yahoo!とマイクロソフトの検索領域での事業提携を承認しました。
これによって、2社がリリース。
いよいよ、Yahoo!のYSTからマイクロソフトのBingへの移行が本格化します。

リリースによると、遅くとも今年中、できれば11月には移行したいとのこと。
思ったより早いなという印象です。
グローバルでの移行は、2012年にとの記載がありますが、
ここは早まる可能性もあるのではないでしょうか?
そもそもYahoo!Japanは他のグローバルなYahoo!サーチとちょっと違いますし。
いずれにしても、心がまえはしっかりとしておきたいと思います。

なお、UIはYahoo!側が考えて動くはずです。
ユニバーサルサーチの出し方をはじめとして、
SERPsを作っていくのはYahoo!です。
イメージとしては、昔のYahoo!がGoogleの検索エンジンを利用していたのと同じですね。

提携内容には、
マイクロソフトはヤフーが保有する検索技術を10年間独占的に利用することができ、マイクロソフトの検索プラットフォームに統合することが可能である。
とあります。
一見、Yahoo!が完全にBingになると思われがちなのですが、YSTの技術もMSに移ることになります。
つまり、「良いとこどり」ができるわけです。
私見ですが、YSTと現Bingの考え方とアルゴリズムの双方を組み合わせて新しいBingエンジンに徐々になっていくのではないかと思っています。
そのベースはおそらく現Bingなのでしょうが、YSTベースで現Bingの要素を付け加えていくということもゼロではないのかなと。
(勝手に前回の1月26日のYahoo!のインデックスアップデートと関連付けているだけかもしれませんが・・)
いずれにしても、今のBingがそのまま入るとは誰も言っていないことには注意すべきだと思います。

弊社としては今後のYSTの動き・アルゴリズム、Bingの動き・アルゴリズムともに注意深く追いかけていきたいと思います。
アルゴリズムはいまや一つの要素に過ぎず、
「ユニバーサルサーチを含めたSERPs全体の最適化」

「リッチスニペットを含めたCTR向上への策」

「流入後のCVR向上のための対策」

なども重要ですが、オーガニックの変化はやはり無視できないと思っています。
引き続き、状況を見守っていきたいと思います。

【木村 賢】
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