第1回 HCDベストプラクティスアウォード表彰について | HCD-Net

HCD-Net - 2015年6月15日(月) 11:48
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  2014年度より新たな事業として発足した本制度は、去る5月30日の授賞式をもって無事第一回目を終えることができました.HCDベストプラクティスアウォードの申請をご検討または実際に申請していただいた方々、審査に協力いただいたHCD専門家の皆さま、選考委員の皆さま、および制度の推進に尽力いただいた表彰委員および事務局スタッフに、心より感謝申し上げます.

 

制度の趣旨について

  さて本制度は、HCD/UXD活動の手本となるようなプラクティス(注:実践や経験の意)を発掘し、日頃HCD/UXD活動や研究に従事されている方々が、その活動や研究の参考になることを狙いにスタートしています.良い活動の結果が良い成果であるという考え方もありますが、より直接的に、HCD/UXD活動そのものを一つのプラクティスととらえ審査対象としています.これを称えることで、その活動に従事された方々の自信につながったり、一つの活動モデルとして波及したりすることを期待します.またHCD専門家を主体として一次審査・二次審査を実施することにより、専門家の活躍の場の創出や、専門家同士のつながりを醸成することも狙いとしました.

 

申請状況と審査結果

  初年度である今回は、31件の応募がありました.この31件を一次審査と二次審査を経て10件にまで絞り込み、これを対象として最終審査を実施しました.当初は、製品やサービスの開発プロセスにおける活動が主体であろうと想定しました。しかし申請結果を見てみると、人材育成や指標づくりや啓蒙活動など、間接的な活動も多く、概ね半々という状況でした。この点で言えば、例えば人材育成にもHCDの考え方を当てはめ、トレーニーである研修参加者の特定やスキルレベルなどを把握した上で繰り返しフォーローしている点が素晴らしいと思いました。また指標づくりや啓蒙活動などでは、『ここまでやるのか』と思えるような熱意や追求の姿勢を感じました。最終審査は、別途定めた選考委員会(選考委員6名)により、その審議が厳正に行われました.授与賞について当初は、優秀賞と奨励賞の2種類を念頭においておりましたが、審査員による真摯な議論の末、優秀賞2件、奨励賞2件に加え、審査員特別賞1件の計5件となりました.その5件どれを取っても、当事者の皆様の熱意や探求心に溢れ、素晴らしいプラクティスであったと思います。

 

次回に向けて

  審査では、「プレゼンや質疑の時間が短い」「進行がスムーズでは無かった」などの運営上の問題も判明しました.また申請についても、「申請用紙が書きにくい」「補足資料はどこまで提出すれば良いのか分からない」など、分かりづらい点がありご迷惑をおかけしました。これらの点を議論し、次回の課題として整理したいと思います。第2回目も、12月末を申請期日として実施する予定です。関係諸氏におかれましては、是非申請にチャレンジしていただきますよう、お願い申し上げます。またHCDペストプラクティスアウォード表彰制度を有効に活用していただき、HCD/UXD力の向上に役立てていただきたいと思います。HCD専門家の方々には、どうぞ一次審査・二次審査へのご協力をお願いいたします。

 

      2015年6月15日

      HCDペストプラクティスアウォード表彰員会 委員長

      松原幸行

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