セールスフォースがAIエージェントの最新版「Agentforce 3.0」の日本での提供開始

AIエージェントの可視性と制御性を解決、外部データベースのアクセスが容易なMCP対応

CRM(顧客関係管理)ソリューション事業の米国Salesforceの日本法人、セールスフォース・ジャパンは、AIエージェントの最新版「Agentforce 3」を日本国内で提供を始めると7月28日に発表した。AIエージェントを本格的に業務に拡張する上で課題となる「可視性」と「制御性」を解決する多数の新機能を実装している。

Salesforce、完全なる可視性とシームレスな統合でデジタル労働力の可能性を解き放つ「Agentforce 3」の日本提供開始を発表

「Agentforce Command Center」は、顧客とAIエージェントの会話内容を掘り下げて詳細に分析。問い合わせの自己解決率、商談成約日数などさまざまなKPI(重要業績指標)をダッシュボードで追跡できる。あらゆるAIエージェントとのやりとりを分析して使用傾向を理解し、タグ付けされた会話タイプにAIによるAgentforceの改善提案を提供する。

ログデータ管理のオープン規格「OpenTelemetry」に対応し、「Splunk」などの統合ログ管理プラットフォームでAIエージェントも含めた監視がより容易にできる。外部データベースのアクセスが容易な共通オープンプロトコル「Model Context Protocol(MCP)」に対応し、MCP準拠のサーバーにAgentforceのAIエージェントが接続できるようになる。

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