Salesforceが自律型AIエージェント「Agentforce」の最新版「Agentforce 2.0」を発表

デジタル労働力を創出、業務フローの中でAIエージェントをチームに拡張するシステム

CRM(顧客管理)ソリューション事業の米国Salesforceの日本法人、セールスフォース・ジャパンは、本社が同社のAI(人工知能)エージェント「Agentforce」の最新版「Agentforce 2.0」を12月17日に発表した、と12月19日公表した。企業向けで初のデジタル労働力を生み出すプラットフォームといい、業務フローの中で自律型AIエージェントをチームに拡張するAIシステムとなる。

自律型エージェントは、顧客の問い合わせを人を介することなく理解して対応するAI。Agentforce 2.0は、ビジネス用チャットツール「Slack」への展開▽カスタマイズを迅速にする事前作成済みスキルの新たなライブラリ▽自律的に意思決定するエージェンティック推論能力▽検索拡張生成(RAG)--を強化。複雑な複数ステップのタスクがより高い精度と正確性で処理できる。

事前作成済みスキルの新たなライブラリは、CRM「Salesforce」、Slack、BI(ビジネスインテリジェンス)ツール「Tableau」や、Salesforce用にパートナーが開発したアプリケーションストア「AppExchange」に導入した。Salesforce統合プラットフォーム「MuleSoft」を使ってさまざまなシステムやワークフローにAgentforceを拡張でき、AIエージェントによる労働力を供給する。

Salesforceが「Agentforce 2.0」を発表
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