データ連携ソリューション事業の米国CData Softwareは、AI(人工知能)と連携するための同社のプラットフォーム「Connect AI」が、マイクロソフトが展開する「Microsoft Copilot Studio」「Microsoft Agent 365」に対してModel Context Protocol(MCP)接続の提供を始めた、と11月18日発表した。日本法人のCData Software Japanが発表文の日本語訳を11月19日に公表した。
CData Connect AIは企業のデータシステムとAIを安全に接続してAIの活用を可能にするMCPプラットフォーム。MCPは、大規模言語モデル(LLM)搭載のAIアプリケーションなどと外部データやツールをつなぐ規格。Microsoft Copilot StudioはAIチャットボットや業務アシスタントが作成できるプラットフォームで、Microsoft Agent 365はAIエージェントを包括管理するツール。
Connect AIはMicrosoft Copilotで構築されたAIエージェントにコネクティビティ、コンテキスト、コントロールといった必須要件を1つの統合MCPプラットフォームで提供。企業は「Salesforce」「Snowflake」「NetSuite」「SAP」「ServiceNow」をはじめ350以上の企業システム全体でリアルタイムデータを読み取り、書き込み、操作可能なAIエージェントが素早く構築できる。