デジタル集客「サイト離脱率50%以上」の現状!“LINE活用で防止”を検討するマーケターが多数【DOTZ調べ】
DOTZは、「デジタル集客の実態」に関する調査結果を発表した。「LINEを活用したマーケティング施策を未実施だが、今後の導入を検討している」という、D2C企業のマーケティング担当者111人が回答している。
「LINEを活用したマーケティング」の優先度は8割以上
近年、D2C企業は自社サイトへの流入拡大に取り組んでいるがサイト離脱率への課題も多く、「ページ表示速度の高速化」「チャットボットの設置」「UX/UI改善」などの対策が採り入れられている。特に「LINEを活用したコミュニケーション施策」への期待が大きいという。
まず「勤め先のサイト訪問者の平均離脱率」を聞くと、「30%以上50%未満」14.4%、「30%未満」は合わせても2割を切っている。「50%以上70%未満」32.8%が最も多く、「70%以上90%未満」28.8%、「90%以上」10.8%となり、ほぼ8割が50%以上になっていると回答しており、良好な状態ではない様子がうかがえる

「サイト訪問者の離脱対策として実施しているもの」を聞くと、「ページ表示速度の高速化」61.3%がもっとも多く、「チャットボット/友人チャットの設置」「サイトUX/UIの改善」「コンテンツ拡充」が45%前後で続く。基本的には利便性・内容よりUI/UXの快適さが重視されているといえる。

一方「現在実施している対策に、成果を感じているか」という質問に対しては、34.5%が「成果を感じていない」と回答。感じていないという人たちに理由を聞くと「実施施策がターゲットユーザーに合っていない」52.6%、「離脱の原因が特定できていない」39.5%、「離脱後の再アプローチの仕組みが弱い」39.5%が上位だった。


今後の離脱防止対策における「LINEを活用したマーケティング」の優先度を聞くと、「かなり高い」33.3%、「やや高い」52.3%で、計8割以上が前向きに捉えていた。「LINEマーケティングに期待する点」では「新規顧客獲得」55.0%が最多だった。


調査概要
- 【調査対象】D2C企業に勤めており、現在はLINEを活用した施策を実施していないが、今後LINEでの施策を強化したいと考えているマーケティング担当者
- 【調査方法】IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 【調査時期】2025年6月17日~18日
- 【有効回答数】111人
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