アクセス解析用語のユニークページビュー(Unique Pageviews)の定義は | Insight for WebAnalytics

Insight for WebAnalytics - 2010年2月2日(火) 14:43
このページは、外部サイト Insight for WebAnalytics の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「アクセス解析用語のユニークページビュー(Unique Pageviews)の定義は」 からご覧ください。
Unique Pageviewsという表現を知らなかった(正確には見ていたが、軽く見過ごしていた)が、Google Analyticsで英語表示にしてみると出てきた。日本語表示では「ページ別 セッション」というのが、英語表示では「Unique Views」とあり、さらにドリルダウンすると「Unique Pageviews」となっている。他の著名なツールでどのように扱っているのかご存知の方は教えて欲しい。





Google Analyticsのヘルプなどで見ると、
Unique Pageviewsとは、同じユーザの同セッションでの同じページの閲覧重複を除くもの。つまり1度以上そのページが見られたセッション数を示すものと記述されている。

こちらのフォーラムでは、例示もされているが、これは間違いではないかなあ。
http://www.google.com/support/forum/p/Google+Analytics/thread?tid=50bc2260d8733381&hl=en

pageA sessionA visitorA
pageA sessionA visitorA
pageB sessionA visitorA
pageA sessionB visitorA
pageA sessionC visitorB
pageB sessionC visitorB
pageC sessionC visitorB
という7ページビューの例で、

pageview,uniquepageviews,visits,visitors
pageA 4 3 3 2
pageB 2 2 2 1
pageC 1 1 1 1
全体  7 4 3 2
としているのだが、下記が正解ではないのか?

pv,upv,visit,visitor
pageA 4 3 3 2
pageB 2 2 2 2(A,B二人とも見ているから)
pageC 1 1 1 1
全体  7 6(GAでは単純にページ別の数値を合計したもののように思われるから) 3 2

日本語表示では「ページ別 セッション」というのは、分かりにくいようで実はなるほどという表現になっていることにも気がつく。基本的にはセッションをカウントしているということを明示しながら、ページ別で集計しているということも訴えているようだ。

つまり各URLの数字を横に見ていく場合に、このURLを通過したセッション数は何回(指標:ページ別 セッション)で合計何ページビュー(指標:ページビュー)見たと読み取ればよい。この指標間に乖離が多ければ多いほど、同セッションで同じページを何度も繰り返し見ていると判断できる。

サイトの特性によって、この数字をどう評価したらよいのか、変わってくるだろうが、「ページ別 セッション」と「ページビュー」の乖離が大きいほど、ユーザーを行ったり来たり迷わせているというか手間を掛けさせているという評価軸になるのだろう。

これはセッションベースの指標だが、これをユーザベースの指標にすると面白いような気もする。実際英語でUnique Pageviewsを検索すると、セッションベースでなく、cookie(ユーザー)ベースだと解釈しているようなページも散見される。

ユーザベースの指標にすると、特にリピータが新しいコンテンツを読んでいるのかを評価する指標となるような気がする。集計はやっかいそうだが、リピータだけを対象として、新規閲覧ページ率みたいなものはどうだろう。ブログのように常に内容が更新しているけど、パーマリンク以外のURLは変わらないようなサイト構造だと、もちろん使い物にならないだろうが。
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

PDCA
「PDCA」は、Plan→Do→Check→Actionのループの略。 ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]