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Googleが類似画像検索公開。あの人とこの人が似ている??」 からご覧ください。
Googleが類似画像検索を公開しました。
http://googleblog.blogspot.com/2009/10/similar-images-graduates-from-google.html (英文)
通常の画像検索だけでは見つけられなかった画像が見つけられる可能性があり、
用途はいろいろありそうですが、
単純に遊んでいて楽しめました(笑)
有名人の名前で検索すると、本人の画像と似た別人の画像も。。
(ちょっとここで具体例を紹介してしまうとまずそうなので)
「え?この人とこの人が似てるの??」
「あ、確かに言われてみると似てるかも」
と少しの間楽しんでしまいました。
ただ、特定個人の画像は類似検索が出たり出なかったりのようです。
日本の総理大臣やアメリカ大統領などでは、ほとんど類似検索へのリンクが出ませんでした。(google.co.jpにおいて)
一方、タレントやアイドルなどでは結構出てきています。
ただし、この類似検索は、単純に画像がビジュアル的に似ているというだけで出るわけではないようです。
をご覧頂くと、リンゴのケーキのようなものまで出ています。
そのワードに関連したものも出てくるようで、
いろんな意味で“類似”した検索結果が出る模様です。
ただ、
をご覧頂くと、
似た画像がずらりと並びますので、どちらかというとビジュアル的な要素が優先されていると言ってもよいかもしれません。
いろいろなワードで検索してひとしきり楽しんだあとは、この技術がオーガニック検索に流用されることを考えていかなければならないかもしれません。
bingにはVIPS(a Vision-based Page Segmentation Algorithm)が導入されていてユーザーが実際に見ているものをシミュレートして評価につなげるという機能が含まれて居ます。
Googleもリンク位置によってそのリンクの重要度を変えている節があり、
この概念がもともとなかったかと言われれば、そんなことはないと思いますが、
画像で似たものが判別できるということは、
ウェブサイト全体において、ユーザーにどのように見えているかをシミュレートすることは難しくないでしょう。
実際ウェブサイトのデザインはCSSや画像によって決められることが多いわけですが、
それらすべてを判読できるようになった場合は、
文字を画像化してある場合はaltではなくその画像の中の文字そのものを読めるようになったり、
画像についてその画像がなんなのかをインデックスしていくことは可能になるのでしょう。
HTMLレベルで最適化していくということが難しくなり、
見た目上でも最適化していかなくてはならなくなるわけですね。
まあ、当然このあたりはユーザーに見られることを意識して、ウェブサイトの本当の“効果”を考慮してウェブサイトを作ればあまり問題にならないわけですが、
一部のサイトにおいては大きなダメージを受ける可能性が出てくるのだと思います。
Googleのこういったひとつのプロダクトから、今後どういう変化が起きるか勝手に予想するのは楽しいですね。
それが当たるにせよ、当たらないにせよ・・・。
【木村 賢】