みずほ銀行がメガバンクで初めて外部メディアへのデジタル広告配信サービスを開始

「Mi-Int LinX」の新サービス、サイバーエージェントとフライウィールとの提携で展開

みずほ銀行、サイバーエージェント、データソリューション事業のフライウィールの3社は、7月25日から新たにデジタル広告のサービス提供を始めたと同日発表した。みずほが保有する顧客データを活用して個人に合わせたパーソナライズ広告を配信する。デジタル広告は独自開発のDSP(広告主側配信プラットフォーム)を活用して自社メディアだけでなく、メガバンクでは初めて外部メディアへの配信にも乗り出す。

みずほ銀行、サイバーエージェント、フライウィールの戦略的業務提携に基づくデジタル広告の提供開始

みずほが保有するWebサイトやアプリなどのウンドメディアは、まず取引先企業の役職員向け会員制サイト「みずほプロムナードウェブ」から始めて「みずほポイントモール」などに順次拡大する。外部メディア・広告配信プラットフォームへの配信はトレジャーデータの「Treasure Data CDP」を活用。フライウィールの「Conata(コナタ)」を用いて共同開発した同意管理基盤でオプトイン(事前同意)で取得したデータのみを利用する。

3社は2024年1月の戦略的業務提携に基づいて同年10月からデジタルサイネージ広告と配送ダイレクトメールを提供しており、今回、新たにデジタル広告を追加した。広告事業全体は「Mizuho Insight Interactive LinX、愛称:Mi-Int LinX/ミントリンクス」として提供される。3社は個人情報の保護を最優先に考えた安心・安全な枠組みを構築しながら、マーケティングの高度化を目指したサービス開発を継続するとしている。

サービスのイメージ図
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