Google+とTwitterを徹底比較 – ダニー・サリバンの見解 | SEO Japan

SEO Japan - 2011年7月27日(水) 11:03
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Google+の話題で大盛り上がりの最近のネット界ですが、Google+はFacebookを超えられるのか?という議論に加えて最近はGoogle+はむしろTwitterにとって脅威ではないかという話もちらほら出始めました。Google+のリリース前にGoogleとTwitterの提携が切れたのもタイムリーでしたが、今回はサーチ業界のご意見番、ダニー・サリバン先生が自らの体験を元にGoogle+とTwitterを徹底比較した記事を紹介します。 — SEO Japan グーグル+がデビューしてから2週間目を迎えようとしているが、うまくいっているのだろうか?幾つかスタッツを引用することが出来る。後ほど披露するつもりだ。しかし、まずは私が必要不可欠と考える別のソーシャルサイトと比較させてもらいたい。と言ってもフェイスブックではない。ツイッターだ。 フェイスブックと私 私はフェイスブックのアカウントを持っている。しかし、このアカウントではほとんど何もしていない。理由が何であれ、ツイッターとは異なり、フェイスブックのアプリケーションベースのインターフェースを使う気が起きない。つまり、フェイスブックにアクセスして、自分のストリームを確認しなければならない。面倒な作業だ。 また、フェイスブックは2009年の年末、アカウントの閉鎖も考えたほどのプライバシーにおける変更が行われた際に、どうでもよくなった。最終的に私は、昨年投稿した「(まだ)フェイスブックのアカウントを削除しない理由」でも詳しく説明したように、何と言っても、自分でわざわざページを作成したのだ。 時折、このページで自分が作成した作品へのリンクを投稿している。しかし、基本的にはほとんどチェックしていない。 ツイッターと私 フェイスブックとは反対に、私は自分のツイッターのアカウントを介してひっきりなしに共有を行っている。恐らく、私が共有を望むアイテムがツイッターの“電光石火”な気質にフィットすることが原因なのだろう。私自身にフィットしているのかもしれない。アプリを通して時間をかけずに使い始めたために、より好きになったのだろう。アプリのおかげで、ブラウザとは別にツイッターをスクリーンの脇に常に開いておくことが出来るのだ。 (フェイスブックのストリームをツイッターを処理している同じアプリに反映させることが出来る点は心得ているが、そうすると気が散る。) 理由は何であれ、ツイッターは間違いなく私のメインのソーシャルネットワークである。そこで、ソーシャルネットワークに参入したグーグル+とツイッターを比較することに決定した。これから詳しく検証していく。 まずは見た目から検証しようと思った。以下に本日の午後1:07(太平洋標準時間)にツイッターとグーグル+で私が実際に見た10個のアイテムの写真を掲載する: クリックすると拡大する。違いを理解するため、グーグル+がツイッターのストリームと全く同じだったらどうなるかを確かめようとした。現実では、私のグーグル+のストリームの典型的な“ページ”は、コメントやイメージのエンベッド等の素材が存在し、個別のアイテムがとても長くなっているため、3-4個のアイテムしか表示されない。 コンテンツの多様性 個人的には、様々なコンテンツが存在することは健康なソーシャルネットワークの証拠だと思っている。以前、「1週間経過、Google+のユーザはフォロワーを増やし、トラフィックを獲得中」でも綴ったように、ロバート・スコブル氏ばかりが目につくなら、きっと問題があるはずだ。 問題を作っているのは私自身なのかもしれない。ツイッターは、メジャーなニュースメディアを含む、誰でも参加することが可能な成熟したソーシャルネットワークである。ここ数年の間に2000近くの人物、企業、そして、ニュースのソースのアカウントをフォローしている。グーグル+では、実際に利用しているユーザーが少ないため、フォローしているアカウントの数は遥かに少ない。 その通り。ソースが少ないと、アクティビティも多様性も少なくなる。しかし、既に私は400人以上をフォローしている。そのため、グーグル+のストリームで何かしらのアクティビティがあってもおかしくないはずである。それでは詳しくビジュアル面を見ていこう。 比較 ツイッターでは、10個の上位のアイテムはすべて1分以内に投稿されたものであり – さらにスクロールしていくとさらに1分以内に投稿されたアイテムが続いていた。グーグル+では、10個のアイテムは7分の間に投稿されていた。 現時点では私はグーグル+よりもツイッターを活発に利用している。これは、直感だが、フォローする人が少ないことよりも、誕生して間もないためにアクティビティが少ないことが影響しているのだ思う。 このテストを行った際、ビングでのパンダのイメージに関する自分のエントリがいまだに表示されていた点もアクティビティの少なさを実証している。私は同時期に同じようなアイテムをツイートしていた。このアイテムはとっくに私のツイッターのフィードから消えていた。 しかし、アクティビティがすべてではない。次に質を検証していく ツイッターのこのサンプルでは、特に重要だと思えるアイテムやクリックしたくなるようなアイテムは見当たらない。グーグル+のサンプルでは、1つ目と2つ目のアイテムが気になった。マットカッツ氏の投稿に関しては、実際にクリックし、ストーリーを読むほどであった。 それではグーグル+は質で勝っているのだろうか?そう言い切れるほど単純ではない。私はスクリーンの脇でツイッターのフィードが流れる光景に慣れている。たくさんの“ノイズ”が存在するが、同時に常にたくさんの“注目に値するコンテンツ”も見つけている。また、グーグル+も多少ノイズを作り出している。 共有 & 引用 & 繰り返し マット・カッツ氏のエントリは同じ日の早い時間に見ていた。私はコメントを残したため、グーグル+のストリームに跳ね返されていたのだ。 これはツイッターでは起きない。コメントを残した場合、— 実際にはカッツ氏に@replyすることになる — もともとのツイートを跳ね返すことはない。 この類の機能はあっという間に迷惑に思われる可能性があるため、あまり良い特徴とは言えないだろう。誰かがアイテムを“共有”する度に起きるため、既にうっとうしくなっている。 以下にグーグル+のアイテムの一つを拡大した写真を掲載する: ここではケイト・ガーディナー氏がもとともマーク・グレーザー氏が共有していたアイテムを共有している。これがツイッターだったら — そしてガーディナー氏がツイッター独自のリツイートを使っていたなら — まったく同氏の名前は出てこなかったはずだ。グレーザー氏から直接届いたように見える形で表示されていただろう。 グーグル+はこのようなリツイートのコンセプトは持っていない。アイテムの共有は、完全に新しいアイテムを共有することを意味する。新しい投稿を作り出し、コメントが提供される — そして何がなんだか分からなくなる。 複数名が同じオリジナルのアイテムを共有している可能性がある。同じ複数名のユーザーをフォローしていると、ストリームで何度も何度も同じアイテムが現れることになる。その全てに各々のコメントが加えられている可能性があり、当該のトピックに対する一般的な見解を把握することは難しくなる。 場合によっては、自分の考えとともにアイテムを共有したくなるはずだ(ツイッターの“引用”と同じように)。その際、「オリジナルを共有」もしくは「新しい投稿として共有」の選択肢を、共有する際のオプションとして加えれば、グーグル+が「共有」がツイッターの「リツイート」以上に役に立つような気がする。 コメント 個人的に、グーグル+が最も優れていると思うポイントは、投稿に寄せられるコメントのスピードと量である。ツイッターで何かを投稿しても、2、3本の返信しか期待出来ないが、グーグル+での投稿は、投稿後の数分間で10、20、あるいはそれ以上の数のコメントが寄せられることが多い。 そして、最も大きな問題の1つが、あまりにも多くのコメントが投稿に寄せられる点であり、グーグルにはスレッドの選択肢を用意してもらいたい。また、コメントの多い投稿に対してはストリーム内で“折り畳む”必要がある。 継続的に過去に遡る グーグルバズを使ったとき、私はアクティブに活動するまでにあまりにも時間がかかってしまうことにすぐに気づいた。また、グーグルバズ自体からすぐにアクティビティが消えてしまう点も把握した。この点をカバーするため、私はツイッターの投稿をグーグルバズに移動した。それでおしまいだった。 [...]
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