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パンダ・アップデート全世界の英語圏への導入完了」 からご覧ください。
Google Webmaster Central Blogにて、下記の発表がありました。
High-quality sites algorithm goes global, incorporates user feedback(英語)
通称:パンダ・アップデート(ファーマー・アップデート)と呼ばれる、
Googleが低品質と考えるサイトのランクを低下させ、Googleが高品質と考えるサイトのランクを上昇させるためのアルゴリズムが、全世界の英語圏に導入されたとのことです。
※現状ではランクダウン事象が多く確認されており、ランクアップ事象はあまり確認されておりません。低品質なサイトをランクダウンさせることによって、相対的に高品質サイトが上がるように対応している可能性があります
この変化は、これまでになくロングテールにも影響を及ぼすということ、さらにユーザーのフィードバックもアルゴリズムに活用するということまで言及しています。
ユーザーフィードバックについては、Chromeの拡張機能も信頼できるものは利用していくとのこと。
これまで、Googleはその他のGoogleのプロダクトを検索アルゴリズムに流用することをことごとく否定してきましたが、今回はChromeの拡張機能を使用する旨を公表しています。
今回のこのパンダ・アップデートのアルゴリズム自体がユーザーテストを元にしていると言われており、
Googleはユーザーの行動をアルゴリズムに反映するテクノロジーを完全に形にしていると思われます。
また、学習機能によってユーザー行動を元にそのアルゴリズムを常時進化させているのではないか?とする推測もあるようです。
現状では、ユーザーテストの結果とフィードバックという、ユーザーが自らGoogleへ提供するものになっていますが、
Googleの現状としたら、その他いろいろなものを利用してユーザー行動を分析できるわけで・・
というと考えすぎになってしまいますが、
そうなると本当に、“SEOの施策”のような概念が薄れ、
ユーザーから支持される、信頼される、好まれる
みたいな部分にフォーカスしてウェブサイトを作る必要が出てくることは間違いないでしょう。
Googleは、その他に使えるであろう彼らが取得できる情報については、当分の間、(もしくは永久に)検索アルゴリズムには使わないと思いますが、
既にユーザー目線というものを学習し、分析し、数式化していることから、
「ユーザーを意識したウェブサイト制作」
「ユーザーを意識したSEO対策」
が必要になってきているのはこれまでにも言及した通りです。
現状日本にはパンダアップデートが導入されたというアナウンスはありません。
しかしながら、先に報告した通り、日本でもUSで起こったパンダアップデートと似たようなサイトのランクが下がるという減少も確認できています。
また、この報告が起こる数日前から若干Google,Yahoo!JAPANともに小規模にランキングが動いており、いくつかのパンダ・アップデートでランクダウンしたものと共通した特徴を持つサイトがランクダウンしています。
「日本にいつ来るのか?」ではなく、すでに来ていると思って対応したほうが良いように思います。
また、結果その対策は、ユーザー視点にマッチしたものになるはずですので、ウェブサイトの価値を高め、例えばコンバージョンレートが高まるなどの結果を生む可能性があると思われます。
次回は現状で見えてきている状況をGoogleのリリースと絡めながらもう少し詳細に書きたいと思います。
【木村 賢】@kimuyan