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SEO対策ワードにおける「ダウンジャケット」と「奥多摩バスツアー」の意外な関係」 からご覧ください。
SEOに取り組む目的は多様化するも、やはり検索ユーザとの接点を増やすという目的での取り組みが最もポピュラーである。そして、一般名詞(誰もが一定以上の共通概念を持つワード)は検索数が非常に多く、検索結果で上位表示できれば、より多くの検索ユーザとの接点がうまれる。他の競合全サイトが注目しているといっても過言ではなく、こうしたメリットの大きいワードでの競争は非常に激しい。時間もコストもかかるために戦略上有意義であるかといえば必ずしもそうではない。そこで、今回のコラムでは、激化する自然検索結果の上位表示争いをかわしながらアクセスアップを実現していく方法をご案内したい。 結論から言うと、「対策ワードの水平展開」を行うことである。服飾系ECサイトを例に挙げると、「ファッション」の様な業界を標榜する様なワードから「ニット帽」などのアイテム名、「コート通販」というワードで対策をし、上位表示されれば最も有意義な施策となりうる。ただし既に他のサイトは往々にして、こうしたワードでの対策を済ませている。実際に、検索していただければ、1秒でも早く対策ワードの水平展開が必要であるということがお分かりだろう。 対策ワードの水平展開の方法は非常にシンプルで、前述した業態に焦点を当てると、洋服の購入に関連する行為を対策ワードとすることである。つまり、『洋服を買うその目的は?』にフォーカスするのである。国内旅行を例に挙げると、特に季節の変わり目である11月には全国の名所へ紅葉を楽しみに行くツアー客が増える。彼(彼女)らはツアー参加のためにダウンベストや長袖シャツなどを探している可能性が高い。こうした季節において「奥多摩バスツアー」という検索ワードでダウンジャケットを探しているユーザと有意義な接点を持つことができる。実は、服飾系ECサイトにおいては、旅行業界のサイトが取り込もうとしているユーザさえも有意義なターゲットとなりうるのである。 競合サイトとのコンフリクトによって、なかなか検索ユーザと接触できなかったご担当者には、こうした”ニーズの顕在化している潜在ユーザ”との接触をまず第一に考えてみてはいかがだろうか。 (執筆:マーケティンググループ Y.M)...