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QRコード決済はもう古い?中国では顔認証決済が急速に普及
中国では顔認証による決済が急速に広がっています。
2017年、Alipay(アリペイ)を運営する中国IT大手アリババは、深センのKFC(ケンタッキー・フライド・チキン)に世界初の顔認証セルフ販売端末を設置。翌2018年、同社は顔認証決済端末「蜻蛉(チン・ティン)=トンボ」をリリースしました。それに追随するようにWeChat Payを運営するテンセントが「青蛙(チン・ワン)=カエル」を発表したのです。
顔認証決済システムはすでに中国国内のセブン・イレブン約1,000店舗でも導入されており、1億人以上のユーザーが利用登録しています。
防犯カメラが普及している中国では政府による後押しもあり、顔認証決済システムはすでに一般的になりつつあります。中国のモバイル決済市場は年間200兆人民元規模(28兆米ドル)に達していますが、顔認証決済がこれに取って代わるとの予測もあります。
実は日本でも顔認証決済の実証実験は始まっている
顔認証決済技術は中国国内で普及していますが、日本国内でも実証実験は行われています。ここでは5つの事例を紹介します。
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