異なる文化、異なる感覚 ~英語でのタイポグラフィの問題 Part 1~

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英語圏へ向けたコンテンツ制作の現場では、英語ネイティブのコピーライターは、広告代理店や制作プロダクション、Web制作会社のアートディレクターたちから、英文コピーライティングの視点からタイポグラフィ(スタイルやWebや印刷媒体での見え方)のチェックや英文が欧米のスタンダードを満たしているかという確認を依頼されることがよくあります。このことは賢明な考えと言えます。なぜならば、タイポグラフィ(スタイルやWebや印刷媒体での見え方)が予想させるものは、英語圏と日本語圏での読み手にとっては多少異なるからです。日本人アートディレクターにとって魅力的に見えるものでも、英語圏の読者にとっては魅力的でない上に読みづらいものになってしまうかもしれません。

英語を母国語とする読者たちは、何よりもまず、文章に読みやすさ理解しやすさを求めます。

文章の長さ、行間、カーニング(文字間)、トラッキング(単語間)やコピーのブロック間のアキ(ホワイト・スペース)、これらが英語を母国語とする読者たちにとって自然な感覚でなければ、彼らは即座に違和感を覚え、読むに値しない素人の文章だと思ってしまうでしょう。

フォントのスタイルもまた重要です。

欧米の視点で見て

 

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https://www.citrusjapan.co.jp/column/cj-column/l003_201709.html

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