「オリジナル販促カレンダー」で効果的な販促を

今回はネットショップ運営には欠かせない「キャンペーン」や「イベント」をする際に役立つオリジナル販促カレンダーの作り方を具体例を交えながらご紹介していきます。
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ネットショップの運営をしていく上で欠かすことのできない「キャンペーン」や「イベント」。
買い物の需要が高くなる季節イベントを利用することで、効果的な販促が可能になります。
とはいえ「もうすぐ敬老の日だからキャンペーンだ!」と思いつくのが敬老の日の10日前では効果的な販促をすることは難しいですよね。豊富なメルマガ読者を抱えている、多額の広告費を捻出して集客を行うといった環境がない限り、ターゲット顧客に情報が届く前にイベントが終わってしまいます。
また、充実したコンテンツを作るには、ある程度の時間も必要です。ネットショップを効率的に運営するには、こうした準備期間をしっかりと把握し、前倒しで準備を進める必要があります。

とはいえ、ネットショップ運営初心者の方はどのようなスケジューリングでキャンペーンを企画していけばいいのか分からない方も多いと思います。
そこで今回は、キャンペーンやイベントの管理が格段にしやすくなる、オリジナルの販促カレンダーの作成方法をご紹介したいと思います。

ネットショップ運営初心者の方はもちろん、中級者、上級者の方も再確認の意味を込めてご覧頂ければと思います。

オリジナル販促カレンダーの作り方

敬老の日のキャンペーンをするにもクリスマスにイベントをするにも、まずは計画がなければ事前に準備することはできませんから、年間の予定を網羅したカレンダーを作る必要があります。

ということで、まず始めに一年間にあるイベント(行事)を書き出します。
お中元やお歳暮、卒業祝・入学祝、母の日・父の日、バレンタインデー・ホワイトデー、クリスマスといった定番イベントから、初売り、決算セール、ボーナス商戦といったセールイベントまで、思いつくままに書き出します。
商品によっては、夏休み、運動会といった学校行事や、お正月、ハロウィンといったシーズンイベントも利用できるかもしれません。

使えそうなイベントを書き出したら、年間カレンダーに落とし込んでいきます。イベント実施時期が明確になれば、必要な準備期間がわかり、作業をスタートするべき時期を把握することができます。
一般的には3ヶ月前を目処に準備を始めますが、新商品やオリジナル商品などを用意する場合は半年以上前から準備をする必要があります。

今回はクリスマスのキャンペーンを例に、どの時期に何をすればいいのかの具体的な例をご紹介したいと思います。

キャンペーンのターゲット日

  • クリスマス:12/24・25
  • プレゼントを利用する時期:12/15~25頃
  • プレゼントを手配する時期:12上旬

まずは実施するキャンペーンのターゲットとする日を決め、その日に向けて見込み客がどのようなアクションをとるのかを予想します。場合によってはGoogleトレンドなどを利用して検索傾向から推測するのも有効です。

販促のタイミング

  • 予想販売ピーク:12/1~24
  • 先行割引ピーク:11/15~30
  • 告知および販売開始時期:11/1

次に実際にどの時期に商品が売れるのか、自分の経験や回りの意見なども聞きながら日付ベースで想定していきます。「だいたいこれぐらいから売れ始めそう」ということを想定できれば、少し早めから告知をおこなえるように告知・販売開始時期を設定します。

準備のタイミング

  • コンテンツ公開:11/1
  • コンテンツ制作:10/20~31
  • DM・メルマガ:10/20~30
  • 写真撮影・原稿:10/10~20
  • 見込み客リストアップ:10/1~10
  • 商品選択・買付:9/20~10/1

最後に、告知・販売開始時期から逆算してコンテンツの制作日やメルマガの準備などを具体的なスケジュールに落とし込んでいきます。ここは各ショップの状況によって様々に変化しますので、自社の状況に合わせて最適な日取りを設定して下さい。注意点としては、何らかのトラブルが発生しても大丈夫なように少し余裕を持ってスケジュールを組むこと。特に、今までこういったキャンペーンを計画したことがない初心者さんは要注意です。

 
あとはこのスケジュールに従って着々と準備を進めていくだけです。
この調子で年間カレンダーができたら、3ヶ月カレンダー、今月のカレンダーと、さらに詳細に落とし込み“今やるべきこと”を明確にさせていきましょう。

イベントだけがイベントじゃない!?

今までの作業で、一般的なイベントを中心にしたカレンダーができたと思います。
しかし、イベントが一般的である必要はありません。
「毎月○日は○○の日!」といった、オリジナルイベントを用意してもOKで、意外にこれが効果があったします。

例えばある食品系サイトが「毎月29日は肉の日!お肉全品10%オフ!」というようなイベントを作れば、「毎月肉が安くなるならまた来よう」とリピーターになってもらえたり、「肉の日だから肉でも食うか!」と購買を喚起できたりといった効果もあります。

また、地域によっては特定の時期に特定のものを食べる風習があったり、お祭りの必需品があったりします。過去、予測していない時期に急に売上が伸びた経験がある方は、売上の波からその背景を調査し、イベントとして使えないかと常に意識しておくことも大切です。

 
このオリジナル販促カレンダー、いわゆる普通のカレンダーで作成してももちろんOKなのですが、Yahoo! メールGmailといったwebカレンダーを使うことで更に管理がしやすくなります。

売上アップセンターでも一般的な販促カレンダーをご用意していますので、これを参考に是非、自社のオリジナル販促カレンダーを作成してみて下さい!
販促カレンダー:http://www.uriage-up.biz/knowhow/detail/20/
※ページ下部にあります。

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