AIQがカシオの商品企画支援のターゲット分析基盤「CASIO Targeting Persona」開発
AIQ独自の「HUMANISE AI」でInstagramの情報分析、3次元マップで生活者理解を高度化
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AI活用によるCX(顧客体験)支援のAIQ(アイキュー)は、カシオ計算機の商品企画部門でDX(デジタル変革)推進を支援するターゲット分析基盤「CASIO Targeting Persona(仮称)」を開発したと7月2日に発表した。カシオは7月から商品企画部門で活用を開始した。AIQ独自の特許技術「HUMANISE AI」を活用してSNS上の生活者データから価値観や興味関心を分析・可視化し、商品企画の意思決定の高度化を支援する。両社は2024年に資本業務提携しており、約10カ月の伴走プロジェクトの成果となった。

CASIO Targeting Personaは、価値観やライフスタイル、興味関心などを多面的に分析して独自の3次元マップで可視化する。まず「Instagram」上の公開情報から商品名やブランド名、ハッシュタグなどを起点に生活者を分析。AIが抽出した価値観や行動特性から生活者を3次元空間上に配置して、顧客層の特徴やブランドポジションを直感的に把握できる。「誰に支持されているのか」「競合とどのような位置関係にあるのか」など市場構造を立体的に捉え、生活者理解を高度化する。
AIによる分析結果を人が確認・編集できる設計で、分析の透明性と実務活用性の両立を実現した。コンシューマー向け製品市場ではニーズの多様化や競争環境の変化から、より迅速で精度の高い意思決定が求められているが、商品企画の現場では生活者理解に多くの時間と人的リソースが必要で、分析結果は担当者の経験や感覚に依存しやすい課題があった。AIQは10カ月にわたり、現状業務のアセスメントから課題抽出、技術検証(PoC)、MVP(実用最小限の製品)開発、本番実装まで支援してきた。
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