スマートニュースが記事閲読行動データ活用の「SmartNews Ads Dynamic Affinity」提供

博報堂・Hakuhodo DY ONEと連携、興味・関心を800カテゴリでAIスコア化して分析支援

小島昇(Web担編集部)

7:01

ニュースアプリ運営のスマートニュースは、広告事業「SmartNews Ads」でニュースアプリ「SmartNews」の記事閲読行動データを活用したマーケティング分析ソリューション「SmartNews Ads Dynamic Affinity」の提供を始めたと12月23日に発表した。ニュースの閲読傾向、広告接触履歴など同社が保有する独自データを活用して潜在的な興味・関心を可視化・分析するソリューションで、マーケティング施策の立案・検証を支援する。

記事閲読行動データを活用したマーケティング分析ソリューション「SmartNews Ads Dynamic Affinity」を提供開始

3000以上の提携媒体から約40万本の記事を毎日配信するSmartNewsの記事閲読行動データから、生活者の興味・関心を約800カテゴリでAIスコア化。潜在的な関心構造を動的に分析し、生活者の「無意識の情報接触」からブランドや商品への関心が高まる前段階の兆しを可視化する。各種データを統計的に処理して特定個人を識別できなくし、プライバシーに配慮した安全な環境であるデータクリーンルームを活用してサービスを提供する。

第1弾として、博報堂と、博報堂DYグループでデジタルマーケティングサービス事業のHakuhodo DY ONEと連携して広告主のマーケティング分析を支援する。両社が保有・契約する購買データや視聴データと、スマートニュースが保有する記事閲読行動データを組み合わせることによって、企業のマーケティング活動の高度化に貢献する。この取り組みを支える興味・関心データの生成とスコアリング手法は、関連特許を出願している。

概要と特徴

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