日本クレジット協会は、「クレジットカード不正利用被害実態調査」の2025年第4四半期(10月~12月分)を発表した。クレジットカード発行会社40社を対象に調査している。
クレカ不正利用被害額、2025年4Qは93.9億円、前年同期比42.1%減
調査によると、2025年第4四半期のクレジットカード不正利用被害額は93.9億円となり、前期比7.9%減、前年同期比42.1%減となった。内訳を見ると、偽造カード被害額は1.0億円(前期比69.7%減)、番号盗用被害額は86.6億円(同6.5%減)、その他の不正利用被害額は6.3億円(同3.3%増)だった。
なお、2025年通年の不正利用被害額は510.5億円で、前年比8.0%減となった。内訳は、偽造被害額が7.2億円(同22.0%増)、番号盗用被害額が475.4億円(同7.4%減)、その他の不正利用被害額が27.9億円(同21.6%減)となっている。
また、2025年第4四半期の不正利用発生率は0.027%となり、前期から0.003ポイントの低下。四半期別に見ると、第1四半期(1~3月)は0.059%、第2四半期(4~6月)は0.036%、第3四半期(7~9月)は0.030%で、年初から低下傾向が続いている。2025年通年の発生率は0.038%となった。
調査概要
- 【調査対象】国際ブランドカード発行会社を中心とする、銀行系カード会社、信販会社、流通系クレジット会社、中小小売商団体等。
- 【有効回答数】40社
- 【調査方法】日本クレジット協会による調査票回収・集計
- 【備考】集計数字は、調査票提出会社のキャッシングを含む不正利用被害額の合計で、海外発行カード分は含まない。不正利用発生率は「クレジットカード不正利用被害額÷クレジットカードショッピング信用供与額×100」で算出。「クレジットカードショッピング信用供与額」は、消費者が当該期間にクレジットカードショッピングを利用した額を指す。
