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栗山米菓、消費者の投稿をそのまま広告に

1 year 3ヶ月 ago

栗山米菓「瀬戸しお」が、Xに実在する消費者の投稿を広告に利用。過去にも消費者投稿を利用した広告事例はあるが、素材の良さをこれほどそのまま活かした広告は珍しく好感が持てる。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000063435.html

noreply@blogger.com (Kenji)

フューチャーショップ、Kivaのウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」と連携

1 year 3ヶ月 ago

フューチャーショップは、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」とKivaが提供するウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」との連携を開始した。

「futureshop」または「futureshop omni-channel」を利用しているEC事業者は、ECサイトでアクセシビリティ機能をスムーズに提供できるようになる。

ウェブアクセシビリティとは、高齢者や障害者を含めた誰もが、ホームページなどで提供される情報や機能を支障なく利用できること。4月1日に改正された障害者差別解消法により、努力義務だった合理的配慮の提供(障害のある人から「社会的なバリアを取り除いてほしい」と意思が示された場合、その実施に伴う負担が過重でない範囲で、バリアを取り除くために必要かつ合理的な対応をすること)が事業者にも義務化された。

そのため、合理的配慮の提供を的確に行うための環境整備として努力義務となったウェブアクセシビリティの向上に着手するECサイトが増えている。「ユニウェブ」はウェブサイトにコードを追加することで、導入当日にウェブアクセシビリティに対応できる。

「ユニウェブ」はWebサイトにコードを追加することで、事業者は導入当日にウェブアクセシビリティに対応できるようになるサービス。加齢による視力・聴力低下、視覚に障害、怪我をして一時的に手が使えなくなったといった状況のユーザーに対し、Webページのコントラスト変更といった対応を通じて、正しい情報を理解できる状態にする。

松原 沙甫

最低賃金の全国平均は51円引き上げの時給1055円/世帯年収2000万円以上の富裕層は一般消費者に比べてEC利用率は高い傾向【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

1 year 3ヶ月 ago
2024年8月30日~2024年9月5日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. 最低賃金の全国平均は51円引き上げの時給1055円。最も高いのは東京都で1163円、低いのは秋田県で951円

    7月25日に厚生労働大臣の諮問機関である中央最低賃金審議会が示した「令和6年度地域別最低賃金額改定の目安について」などを参考に、各地方最低賃金審議会が調査・審議して答申した結果を厚生労働省が取りまとめた。

    2024/9/4
  2. 世帯年収2000万円以上の富裕層はどんな消費行動をする? 一般消費者に比べてEC利用率は高い傾向

    富裕層は一般消費者と比べてEC利用率が高く、特に「飲料(清涼飲料・アルコール)」や「日用品」では一般消費者より1割以上EC利用率が高いことがわかった。

    2024/9/3
  3. 【台風10号】引き続き西日本で荷物の配送に遅れ。ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の対応まとめ(9/1現在)

    西日本地域を中心に配送の遅れが生じている

    2024/9/1
  4. 「メルカリShops」戦略顧問に元楽天常務の高橋理人氏が就任

    メルカリのGeneral Manager Shops/Adsの江川嗣政執行役員、「メルカリShops」の営業責任者である藤樹賢司氏と連携し、「メルカリShops」事業のさらなる成長をめざすとしている

    2024/9/3
     
  5. LINEヤフーの「Yahoo!ショッピング」が25周年、最大23.5%のPayPayポイント付与「ヤフービッグボーナス」実施

    LINE連携済みのLYPプレミアム会員は9月22+23日は、事前期間の購入+対象ストア+PayPayステップ前月達成で23.5%のPayPayポイント付与を受けられる。

    2024/9/3
     
  6. 「ネッ担アワードはECのプロを育成する登竜門」。いまEC業界で求められている人材とは? 石川森生氏に聞く

    通販・EC業界の発展に貢献する「人」を顕彰する「ネットショップ担当者アワード」。選考委員の1人・石川森生氏が、昨今のEC市場が抱えている問題や、求められている人材を赤裸々に語る<アワードインタビュー第5弾>

    2024/9/4
     
  7. 千趣会、関連会社のテレビ通販会社「センテンス」の保有株式を讀賣テレビ放送へ売却

    株式譲渡でセンテンスは千趣会の持分法適用会社の対象から除外れるものの、パートナーシップを継続し、今後も相互の事業発展に協力していくという。

    2024/9/4
     
  8. 経済産業省、台風10号で被害の中小企業・小規模事業者に支援措置

    愛知県、宮崎県、鹿児島県の日本政策金融公庫、商工組合中央金庫、信用保証協会、商工会議所、商工会連合会、中小企業団体中央会、よろず支援拠点、並びに全国商店街振興組合連合会、中小企業基盤整備機構の中部本部、九州本部、中部経済産業局、九州経済産業局に特別相談窓口を設置する。

    2024/9/2
     
  9. 【20代+60代へのEC調査】便利な機能は何? よく買う商品は? 便利だと思うことは何?

    年代別のEC傾向の違いを調べるため20代と60代に絞って意識調査を実施。20代と60代では利用頻度や主に購入する商品ジャンルに差が認められた。

    2024/9/2
     
  10. CRMで都度購入客の継続率を高める方法とは? 重要なのは「バックエンドデータ」の活用+RFM分析に継続率を加えたセグメント化

    通販・ECの販売手法「都度販売」。そのメリットやデメリットをトリノリンクス 赤松氏が解説します【連載2回目】

    2024/9/2
     

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

藤田遥

良品計画、宿泊事業の新プロジェクト「MUJI room」をスタート

1 year 3ヶ月 ago

良品計画は、「無印良品」の世界観が体感できる空間を宿泊施設のなかで提供する宿泊事業の新プロジェクト「MUJI room」を開始する。

「MUJI room」はホテルや旅館、貸別荘など地域の既存宿泊施設のなかに、「無印良品」のある暮らしを体感できる場を作るプロジェクト。

インバウンドにより訪日外国人は増加している一方、旅行スタイルの変化などから空室が埋まらなくなった旅館・ホテルは全国に多数存在。改善したくても資金不足や、状況打破に向けた企画が立てられない施設は多い。「MUJI room」はこうした課題を解決する事業として展開する。

ホテルや旅館、貸別荘などに対し、事業者をバックアップしながら地域と作り上げていく「地域共生型」スキームと、空間デザインやサービスを業務として提供する「受託型」を提供していく。

「地域共生型」は、良品計画が初期投資、PRと集客、予約管理を担い、既存の建築・空間を生かして省コストで空間作りを実施。空間設計や地域体験をプロデュースし、宿泊者向けサービスを開発することで、宿泊事業者は初期投資なく空室だった部屋を稼働できる他、宿や地域全体のPRにもつながるメリットがある。

「受託型」は事業者からの依頼で、空間デザイン・サービスデザインを良品計画が業務として受託する。中長期の滞在や、地域性のある暮らしを感じる体験など、既存のホテル内で「無印良品」らしい空間を体感できる体験を提供する。

良品計画は「地域に溶け込むもうひとつのくらし」をコンセプトに、地域における「無印良品」がめざす世界観を体感できる宿泊・滞在・体験を提供する宿泊事業「MUJI STAY」を展開。これまで、地域文化のショーケースとして位置付けている「MUJI HOTEL」、地域の遊休資産を活用した滞在型宿泊施設「MUJI BASE」、「自然を、自然のままに楽しむ。」をコンセプトにオープン30周年を迎える「MUJI Camp」を展開している。

松原 沙甫

価格転嫁は進んでいる? できている企業は過去最高の44.9%、できない企業は1割超え

1 year 3ヶ月 ago

帝国データバンク(TDB)が実施した価格転嫁に関する企業調査によると、コスト上昇分に対する販売価格への転嫁度合いを示す「価格転嫁率」は過去最高の44.9%となった。一方で「全く価格転嫁できない」企業の割合は1割を超えている。

帝国データバンク(TDB)が実施した価格転嫁に関する企業調査
前回調査より上昇も100円のコスト増に対し44.9円しか価格転嫁ができていない

価格転嫁率とは、コストが100円上昇した場合に販売価格に反映できている割合を示す指標。2024年2月に実施した前回調査(40.6%)より4.3円転嫁が進んだものの、100円のコスト増に対し44.9円しか価格転嫁ができておらず、依然として5割強のコストを企業が負担する状態が続いている。

企業からは、「価格高騰がユーザー目線でも一般化し、価格転嫁が進んでいる」「原材料価格の高騰に対して、販売先と認識を共有できている場合は、価格転嫁しやすい」など、値上げに対する社会全体の受け入れや取引先の理解が価格転嫁を多少なりとも進展させたようだ。

自社の主な商品・サービスで、コストの上昇分を販売価格やサービス料金にどの程度転嫁できているかと聞いたところ、コスト上昇分に対して「多少なりとも価格転嫁できている」は78.4%だった。

その内訳は「5割以上8割未満」が20.2%で最多。「2割未満」(19.6%)、「2割以上5割未満」(18.6%)、「8割以上」(15.5%)と続いた。「10割すべて転嫁できている」企業は4.6%にとどまった。

帝国データバンク(TDB)が実施した価格転嫁に関する企業調査
「全く価格転嫁できない」企業は減少傾向も依然として1割以上

一方、「全く価格転嫁できない」は10.9%。前回調査からは1.8ポイント減少したものの、価格転嫁が全くできていない企業が依然として1割を超えている。価格転嫁できていない企業からは「厳しい競争環境があり、コストを転嫁すれば顧客を失ってしまう」という声があがっている。

業種別に見ると、価格転嫁率が高いのは「化学品卸売」(65.0%)、「鉄鋼・非鉄・鉱業製品卸売」(63.0%)などで6割を超えた。

一方、価格転嫁率が低い業種としては一般病院や老人福祉事業といった「医療・福祉・保健衛生」(19.8%)が2割を下回ったほか、「娯楽サービス」(21.7%)、「金融」(25.8%)、「農・林・水産」(27.3%)などが低水準となった。

サプライチェーン別の価格転嫁動向としては、前回調査と比べ改善幅は小さいものの全体的にやや価格転嫁が進展した。価格転嫁率が2割台にとどまっていた「運輸・倉庫」は34.9%と3割台に達した。「物流の2024年問題の後押しもあり、取引先との交渉がスムーズにいくことが多い」といった声もあり2024年問題への対応が価格転嫁の追い風となったようだ。

帝国データバンク(TDB)が実施した価格転嫁に関する企業調査
2024年問題が後押しとなり「運輸・倉庫」の価格転嫁率は上昇

一方で、「飲食店」(36.0%)や「飲食料品小売」(40.9%)は前回調査から転嫁率が後退。「ある程度の値上げは消費者も理解してくれるが、あまりにも価格が上がると来店率が下がると思いなかなか値上げに踏み切れない」など、客離れを危惧して転嫁が難しいといった声もあった。業種間で価格転嫁に格差が広がりつつあるようだ。

価格転嫁に対する理解は浸透し進展はしているものの、原材料価格の高止まりや人件費の高騰、同業他社の動向、消費者の節約志向もあり「これ以上の価格転嫁は厳しい」といった声も多かったという。進み出した価格転嫁が頭打ちになる可能性もありそうだ。

調査結果を踏まえTDBでは「政府の価格転嫁に対する支援は一定の成果があがっているようだが、現状打破には、原材料の安定供給に向けた政策や賃上げの支援を継続しつつ、購買意欲を刺激する大規模な減税など収入の増加につながる多角的な経済施策が必須」と指摘している。

鳥栖 剛

余裕のある配送日の選択率が約6倍になったLINEヤフー「Yahoo!ショッピング」の「ECOくじ」とは

1 year 3ヶ月 ago

LINEヤフーが「Yahoo!ショッピング」における物流負荷低減の取り組みを強化している。7月から始めた、余裕のある配達日指定で10円相当の「PayPayポイント」が当たる「ECOくじ」施策を9月も継続する。

「物流の2024年問題」対策が求められているなか、「Yahoo!ショッピング」では、置き配や実店舗受取など多様な受取方法の活用を呼びかけるなど再配達削減に向けた取り組みを推進。2023年4月からは余裕のある配達日指定で「PayPayポイント」を付与する「おトク指定便」を始めている。

7月から実施している「ECOくじ」は「おトク指定便」と近しい施策。最短配達日+3日以降の配達日を選択すると、10円相当の「PayPayポイント」が当たるくじ券を獲得できる。合計1000円以上の商品購入時の「お届け日時の変更」で「ECOくじ券獲得」のアイコンが表示されている日程を選択するとくじを獲得できる。

くじの付与には対象注文日を設けている。9月の対象日は5日(木)・7日(土)・8日(日)・14日(土)・15日(日)・16日(月・祝)・21日(土)・22日(日)・23日(月・祝)・25日(水)・28日(土)・29日(日)――の12日程。配達日時指定ができるほぼすべてのストアが対象となる。

LINEヤフーが「Yahoo!ショッピング」における物流負荷低減の取り組みを強化している。7月から始めた、余裕のある配達日指定で10円相当の「PayPayポイント」が当たる「ECOくじ」施策を9月も継続
「お届け日時の変更」画面に「ECOくじ券獲得」のアイコンが表示される

LINEヤフーによると、「ECOくじ」施策を導入したところユーザーの3人に1人が余裕のある配達日を選択。余裕のある配達日指定の選択率は約6倍に伸びたという。最短配達日が選択される傾向がある中、ユーザーが余裕をもった配達日を指定するきっかけとなり、物流観点でも負荷軽減につながる取り組みだとしている。

LINEヤフーが「Yahoo!ショッピング」における物流負荷低減の取り組みを強化している。7月から始めた、余裕のある配達日指定で10円相当の「PayPayポイント」が当たる「ECOくじ」施策を9月も継続
「ECOくじ」施策で最短+3日以降の配達日選択が6倍に

「ECOくじ」利用ユーザーの傾向としては、30代~60代の女性が多かった。商品では、食品・飲料の買い置きなどすぐに使用しない商品の購入で「ECOくじ」を利用する傾向があった。一方、PC・スマホ用品や、DIY・自動車関連用品などすぐに必要になるものは、最短配達日指定が多く、商材によってニーズがわかれた。

「ECOくじ」利用ユーザーからは、「急いでいない荷物だったのでゆっくりな配送にしてポイントがもらえるのは10円でも嬉しい」といった声があがった。ストアからは「集中する注文を分散・平準化できることで、発送出荷業務の負担軽減につながっている。余裕をもった配送日を指定するというユーザー購買行動が今度より浸透していけばいい」といった声もあがっているという。

鳥栖 剛

製造業における動画マーケティングの活用法とは?効果的なプロモーションと事例紹介

1 year 3ヶ月 ago

製造業における動画マーケティングの活用法とは?効果的なプロモーションと事例紹介

製造業界では、従来の広告手法や営業活動だけでは製品やサービスの魅力を十分に伝えきれないという課題を抱えています。そこで注目されているのが、動画を活用したマーケティング手法です。
動画マーケティングを取り入れることで、製造業は費用対効果の高い宣伝効果を得られるだけでなく、製品の魅力を直接的にアピールすることができます。また、BtoB向けには自社の熱意や強みを効果的に伝達でき、社内向けには製造マニュアルや研修内容の効率的な共有が可能になります。

お役立ち資料集

製造業における動画マーケティングについて

製造業が動画マーケティングに注目する理由

それでは、なぜ製造業が動画マーケティングに注目しているのでしょうか。その理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は、製品やサービスの良さを十分に伝えきれていないという課題です。製造業の商品は機能性や品質面での強みがあるものの、それを言葉だけで説明するのは容易ではありません。動画なら、製品の使用シーンや効果を視覚的に訴求できるため、顧客の理解を深めやすくなります。
2つ目は、オンライン化の波に乗り遅れているという危機感です。コロナ禍でデジタルシフトが加速し、対面での営業活動が制限される中、製造業各社もオンラインでの顧客との接点構築を迫られています。動画コンテンツは、そうしたオンラインマーケティングにおける有力な手段の1つと言えます。

コロナ禍による生活様式の変化と動画視聴時間の増加

コロナ禍による外出自粛の影響で、人々の生活様式は大きく変化しました。特に顕著なのが、動画の視聴時間の増加です。
外出機会が減り、家で過ごす時間が長くなったことで、動画配信サービスの利用が急増しました。それに伴い、1人あたりの動画視聴時間も大幅に伸びています。この傾向は製造業にとって追い風になると考えられます。潜在顧客が動画に触れる機会が増えれば、自社製品を宣伝できる可能性も高まるからです。
また、巣ごもり需要の拡大により、家電や日用品など、製造業の商材へのニーズも高まっています。動画を通じて商品の魅力を訴求することで、新たな顧客の獲得につながることも期待できます。

製造業が直面するオンライン化の課題

一方で、製造業のオンライン化には課題も多いのが実情です。特にBtoBの企業は、展示会の中止などで顧客との対面の場が失われ、営業活動に支障をきたしているケースが目立ちます。
製品やサービスの良さを伝えるには、直接見てもらったり、使ってもらったりすることが何より効果的です。しかしオンラインでは、実物を手に取って確かめてもらうことができません。この点をどうカバーしていくかが、製造業のデジタルマーケティングにおける大きな課題と言えます。
動画コンテンツには、そうした課題を克服する力があります。例えば製品の機能や使い方を動画で丁寧に説明すれば、実際に使用しているかのような感覚を顧客に与えられます。オンラインでも、対面に近いコミュニケーションを実現できるのです。

製造業における動画活用の方法

ここでは、BtoC向け、BtoB向け、社内向けの3つの観点から、具体的な動画活用方法について解説します。

BtoC向けの活用方法

BtoC向けの動画活用は、製品の魅力を直接的に消費者に伝える強力なツールです。これは、視覚と聴覚を同時に刺激し、より深い印象を与えることができるためです。

  • サービス説明動画:製品の使い方や特徴を視覚的に解説
  • 商品紹介動画:新製品や新機能を短時間で効果的に紹介
  • 商品誕生ストーリー動画:製品開発の背景や企業理念を表現
  • WEB広告用動画:各広告媒体に最適化された簡潔な製品アピール

このように、BtoC向けの動画活用は、製品の魅力を多角的に伝え、消費者の購買意欲を効果的に喚起する手段となります。

BtoB向けの活用方法

BtoB向けの動画活用は、自社の専門性と信頼性を効果的にアピールする手段です。これは、複雑な製品や技術を視覚的に分かりやすく説明できるからです。

  • 企業紹介動画:自社の概要、事業内容、強みを簡潔に紹介
  • 工場紹介動画:設備やものづくりへのこだわりを可視化
  • 製品紹介動画:複雑な構造や特徴を視覚的に説明
  • 製造工程動画:高度な技術力や品質管理体制を具体的に提示

このように、BtoB向けの動画活用は、取引先との信頼関係構築や商談の円滑化に大きく貢献する重要なツールとなります。

社内向けの活用方法

社内向けの動画活用は、効率的な情報共有と教育の質の向上を実現する有効な手段です。これは、一貫した内容を繰り返し視聴できる特性を持つためです。

  • 動画研修・マニュアル:実際の製造工程を映像で示しながら統一した指導を実施
  • 採用PR動画:企業の魅力や事業内容を視覚的に訴求し、効率的な採用活動を支援

このように、社内向けの動画活用は、業務効率化や組織文化の強化に大きく寄与し、企業の内部基盤を強化する重要な役割を果たします。

製造業における動画活用のメリット

動画活用には、ターゲットごとに様々なメリットがあります。以下に、BtoC向け、BtoB向け、社内向けそれぞれのメリットを解説します。

BtoC向けのメリット

BtoC向けの動画活用は、ブランド価値の向上と顧客エンゲージメントの強化に大きく貢献します。これは、動画が視覚的・聴覚的に訴求力が高く、消費者の感情に直接訴えかけることができるためです。

  • ブランド認知度の向上:視覚的訴求力による効果的な企業イメージの構築
  • 顧客エンゲージメントの強化:感情的つながりによる長期的な顧客関係の構築
  • コストパフォーマンスの高い宣伝:広範囲への訴求力のある効率的なマーケティング
  • 購買意欲の喚起:具体的な製品イメージの提示による購入決定の促進

このように、BtoC向けの動画活用は、企業イメージの構築から購買意欲の喚起まで、幅広い効果をもたらす強力なマーケティングツールとなります。

BtoB向けのメリット

BtoB向けの動画活用は、信頼関係の構築と専門性のアピールに非常に効果的です。これは、複雑な製品やサービスの価値を分かりやすく伝えることができるためです。

  • 信頼関係の構築:技術力や品質管理体制の可視化による取引先からの信頼獲得
  • 専門性のアピール:複雑な製品価値の効果的な伝達
  • 情緒的な訴求:多感覚的情報伝達による自社の熱意や強みの効果的な表現
  • 商談の円滑化:製品理解の促進によるスムーズな商談進行

このように、BtoB向けの動画活用は、ビジネスパートナーとの関係強化と業務効率化に大きく寄与し、長期的な事業成長を支える重要な要素となります。

社内向けのメリット

社内向けの動画活用は、業務効率化と組織文化の強化に大きな効果をもたらします。これは、一貫した情報提供と効率的な知識伝達が可能となるためです。

  • 業務効率化:一貫した情報提供と効率的な知識伝達の実現
  • 教育品質の向上:標準化された指導による個人差のない高品質な教育の提供
  • コスト削減:反復利用可能なコンテンツによる指導・採用コストの低減
  • 組織文化の強化:視覚的な企業理念の伝達による組織の一体感の醸成

このように、社内向けの動画活用は、人材育成から組織強化まで、企業の内部基盤を総合的に向上させる重要な役割を果たします。

製造業における動画制作のポイントと注意点

ここでは、製造業における動画制作の際に押さえておくべきポイントと注意点を詳しく説明します。明確な目的設定、適切な尺の選択、視聴者目線のストーリー性、技術的な留意点、制作リソースの判断などを中心に解説していきます。

明確な目的とターゲットの設定

動画制作において、最も重要なのは明確な目的とターゲットの設定です。動画の目的は、製品紹介、企業ブランディング、社内教育など多岐にわたります。目的に応じて、ターゲット層を明確にすることが不可欠です。
例えば、BtoC向けの製品紹介動画であれば、製品の特徴や使用シーンを分かりやすく伝えることに重点を置きます。一方、BtoB向けの企業紹介動画では、自社の技術力や信頼性をアピールすることが重要になります。ターゲット層の関心事や悩みを的確に捉えた動画制作を心がけましょう。

適切な尺の長さと視聴者のメリットを意識したストーリー性

動画の尺は、目的やターゲット層に応じて適切に設定する必要があります。一般的に、WEB広告用の動画は15〜30秒程度、製品紹介動画は1〜3分程度が目安とされています。視聴者の集中力を維持できる尺の長さを選択することが重要です。
また、動画にはストーリー性を持たせることが効果的です。単に情報を羅列するのではなく、視聴者のメリットを意識した構成を心がけましょう。例えば、製品の使用シーンを交えたり、問題解決のプロセスを描いたりすることで、視聴者の共感を得られます。

動画フォーマットの選択と配信プラットフォームの活用

動画制作では、技術的な留意点にも注意が必要です。動画フォーマットの選択は、配信プラットフォームやデバイスに応じて最適化しましょう。一般的に、MP4形式が広く利用されています。画質と容量のバランスを考慮し、適切なビットレートを設定することが重要です。
また、動画の配信には、動画プラットフォームを活用することをおすすめします。自社サイトに埋め込むことで、SEO効果も期待できます。SNSとの連携も視野に入れ、拡散性の高い動画制作を目指しましょう。

社内リソースの活用とアウトソーシングの判断基準

動画制作にあたっては、社内リソースの活用とアウトソーシングの判断が重要になります。自社に動画制作のノウハウがある場合は、社内で制作することで費用を抑えられます。一方、高品質な動画を求める場合は、専門の制作会社に依頼することも検討すべきです。
予算や納期、求めるクオリティを総合的に判断し、最適な制作体制を選択することが肝要です。アウトソーシングする場合は、制作会社の実績や専門性を吟味し、綿密なコミュニケーションを取ることが重要になります。
以上、製造業における動画制作のポイントと注意点を解説しました。明確な目的設定、適切な尺の選択、視聴者目線のストーリー性、技術的な最適化、制作リソースの判断など、多角的な視点が求められます。これらを踏まえた戦略的な動画活用により、製造業の販促や社内コミュニケーションの活性化が期待できるます。

製造業の動画マーケティング成功事例

株式会社ワールドケミカル 製品紹介動画「LRN series 堅型リニアシール式 スラリーポンプ」


出典:Crevoの動画制作実績

株式会社ワードケミカルのLRN製品紹介動画として制作しました。
摺動部分がないことでの利点、消耗部品がないことでの利点から、耐久性に優れており、製品寿命が長いことを説明し、使えば使うほど省エネ、省コストであることを主張するとともに、製品の機能についてわかりやすく説明しています。
また、製品をCG化し、それぞれの部分がどのように稼働しているのか、また、どのような構造であるかをわかりやすく説明しました。

三菱電機株式会社 サービス紹介動画「CN for Supplier」


出典:Crevoの動画制作実績

CN for Supplierのアプリケーションは、小売電気事業者が幅広い「再エネ電気プラン」を提供し、需要家の脱炭素化ニーズに対応するサポートを目指しています。
同時に、三菱電機は再エネルギーの導入を促進し、電力事業の脱炭素化に貢献していることを発信するために、この動画を制作しました。
この動画では、5つの主機能のサポート内容を説明する際に、言葉や字幕だけでなく、図表や画面表示を活用して、どこを紹介しているのかをわかりやすく表現しています。
また、実際の使用画面を表示することで、利用時のイメージを想像できるよう工夫されています。

工機ホールディングス株式会社 パートナー企業向け製品紹介動画「マルチボルトバッテリーPV」


出典:Crevoの動画制作実績

パートナー企業に対して「マルチボルトバッテリー」のアライアンス施策の認知拡大・理解促進を行っていくために制作しました。
動画では、まずバッテリー開発の重要性を洗練されたアニメーションで伝えた後、「マルチボルトバッテリー」のスペック説明をアニメーションと実際の製品写真でわかりやすく伝えています。
こちらは物撮りに時間をかけてこだわり、質の高い映像に仕上げました。
「コードレス化を加速させる」というマルチボルトバッテリーのテーマを、スピード感ある編集でより効果的に伝わるようにしています。

株式会社ケツト科学研究所 採用動画 新卒採用向け会社紹介動画「株式会社ケツト科学研究所」


出典:Crevoの動画制作実績

この動画は新卒採用説明会で使用する採用動画です。 会社の事業内容が分かりづらいので簡潔に説明できる動画が欲しいというご要望をいただき制作しました。
会社の説明から始まり、開発した測定器はなぜ必要なのか、どのように使われているのかを具体例を織り交ぜながら説明しています。
穏やかで聴き心地の良いナレーションとテンポの良いアニメーションで、見飽きない動画に仕上げています。

株式会社サンポリ 展示会動画 「サンポリOEM事業紹介」


出典:Crevoの動画制作実績

展示会用で使用する事業紹介動画として制作しました。
再生原料を利活用することの多くのメリットを、アニメーションを効果的に使ってわかりやすく説明しています。
わかりにくい説明は避け、必要な要素を絞って、伝えたいことを的確に表現した動画に仕上げています。

まとめ

製造業において、動画マーケティングは製品やサービスの魅力を効果的に伝えるための強力なツールです。特にコロナ禍による生活様式の変化に伴い、動画を活用したデジタルマーケティングの重要性が高まっています。動画の活用は、業種やターゲットに合わせた適切な動画活用法を選択し、明確な目的とストーリー性を持った動画制作を行うことが重要です。

VIDEO SQUARE編集部

企業ブランドを高めるコーポレート動画の作り方と活用法

1 year 3ヶ月 ago

企業のブランド価値を高め、ステークホルダーとの関係を強化するためには、コーポレート動画の活用が欠かせません。企業の理念や事業内容、強みを印象的に伝えるコーポレート動画は、顧客や株主からの信頼獲得、優秀な人材の採用、従業員のモチベーション向上など、様々な効果が期待できるからです。
しかし、効果的なコーポレート動画を制作するためには、明確な目的と戦略が不可欠です。ターゲットに響く動画を制作するには、動画制作の5W1Hを適切に設定し、動画の種類や伝え方を吟味する必要があります。また、制作会社の選定や予算・スケジュール管理など、綿密な計画と実行が求められます。
さらに、コーポレート動画を最大限に活用するためには、動画をどのように発信・活用するかも重要です。コーポレートサイトや採用サイトでの掲載、営業ツールとしての活用、社内での共有など、様々な場面で動画を有効活用することで、企業ブランドの浸透と価値向上を図ることができるのです。

お役立ち資料集

コーポレート動画とは

コーポレート動画の定義

コーポレート動画とは、企業のブランディングを目的に制作される動画のことを指します。会社の理念や事業内容、強みなどを紹介し、企業イメージの向上を図ります。
単なる会社紹介動画とは異なり、企業の個性や魅力を印象的に伝えることに重点を置いています。視聴者に企業の価値観を理解してもらい、共感を得ることを目指しています。

コーポレート動画の目的

コーポレート動画の主な目的は、ブランディング、IR(インベスター・リレーションズ)、採用活動への活用です。動画を通じて、企業の認知度や好感度を高め、ステークホルダーとの良好な関係構築を図ります。
対顧客・株主に向けては、コーポレートブランディングの向上と信頼や共感の獲得を目指します。従業員に対しては、インナーブランディングの強化や従業員満足度の向上、生産性向上と離職率低下につなげます。また、求職者に対しては、採用・求人活動の効果向上と企業の魅力アピール、採用のミスマッチ防止を図ります。

コーポレート動画の主な活用シーン

コーポレート動画は、様々な場面で活用されます。代表的なのは、コーポレートサイトやオウンドメディアへの掲載です。企業の顔となるウェブサイト上で、動画を通じて企業イメージを発信します。
また、企業説明会や採用サイト、BtoBの営業ツール、展示会・セミナーイベントでの上映、WEB広告・Youtubeでの配信など、多岐にわたる活用シーンがあります。社内でも、社員総会や株主総会で上映し、従業員や株主の理解を深めるために用いられます。

コーポレート動画の効果

ここでは、顧客・株主、従業員、求職者それぞれに対するコーポレート動画の効果について解説します。

顧客・株主への効果

コーポレート動画は、顧客や株主に対して企業の理念やビジョンを伝えることで、コーポレートブランディングを向上させます。動画という形式で企業の想いを表現することで、顧客や株主の信頼や共感を獲得しやすくなります。
特に、事業紹介型動画やコンセプト紹介型動画は、企業の事業内容や価値観を分かりやすく伝えることができるため、顧客や株主との関係性構築に効果的です。また、動画は繰り返し視聴可能なため、長期的なブランディング効果も期待できます。

従業員への効果

コーポレート動画は、従業員に対してもインナーブランディングを強化する効果があります。会社の理念や目指す方向性を動画で伝えることで、従業員の一体感や帰属意識を高められます。
また、インタビュー型動画で社員の声を取り上げることで、従業員満足度の向上にもつながります。会社への愛着や誇りが高まることで、生産性の向上や離職率の低下といった効果も期待できます。

求職者への効果

採用活動においても、コーポレート動画は大きな効果を発揮します。特にコンセプト紹介型動画やインタビュー型動画は、企業の魅力を伝えるのに適しています。求職者は動画を通じて、その企業で働くイメージを具体的に持つことができます。
動画で企業の雰囲気や価値観を正しく伝えることで、採用のミスマッチ防止にもつながります。求職者は自分に合った企業を選びやすくなり、入社後の定着率向上も期待できます。

コーポレート動画活用のメリット

コーポレート動画には、企業の魅力を伝えるうえで動画媒体ならではの強みがあります。

抽象的概念の効果的な表現

コーポレート動画の最大の強みは、企業の理念やビジョン、価値観といった抽象的な概念を視覚的に表現できる点です。言葉だけでは伝えきれない企業の本質を、映像、音楽、ナレーションを駆使して訴求することができます。
例えば、環境保護への取り組みを示す際、美しい自然の映像と従業員の活動を組み合わせることで、企業の社会的責任に対する真摯な姿勢を印象的に伝えることができます。これにより、ステークホルダーの共感を得やすくなり、ブランドイメージの向上につながります。

情報の効率的な伝達

動画メディアの特性を活かし、短時間で多くの情報を効率的に伝達できることも大きなメリットです。複雑な製品説明や会社の歴史なども、適切に構成された動画であれば、わずか数分で視聴者に理解してもらうことが可能です。
これは特に、時間に制約のある展示会やプレゼンテーションの場で活躍します。限られた時間内で企業の魅力を最大限に伝えることができ、その後の詳細な説明やビジネス交渉への良いきっかけとなるからです。

感情的なつながりの創出

コーポレート動画は、視聴者の感情に直接訴えかける力を持っています。適切な音楽、ナレーション、ビジュアルを組み合わせることで、企業に対する親近感や信頼感を醸成することができます。
例えば、顧客の声や従業員のストーリーを織り交ぜることで、企業の人間的な側面を強調し、視聴者との感情的なつながりを築くことができます。これにより、長期的な顧客関係の構築や従業員のロイヤリティ向上につながります。

多様な活用シーンへの適応

コーポレート動画の大きな利点は、その 汎用性にあります。同じ基本コンテンツを、様々な目的や場面に合わせて柔軟に編集・活用できるため、高い費用対効果が得られます。
例えば、コーポレートサイトのメイン動画として使用しつつ、その一部を切り出して採用活動用のショートクリップとして活用したり、営業プレゼンテーションの冒頭で使用したりすることができます。さらに、字幕や吹き替え版を作成して、グローバルに展開することも可能です。

コーポレート動画の種類

コーポレート動画には様々な種類があり、その目的や伝えたいメッセージによって使い分けることが重要です。
ここでは、代表的なコーポレート動画の種類として、事業紹介型動画、コンセプト紹介型(ブランドメッセージ型)動画、インタビュー型動画の3つを取り上げ、それぞれの特徴と活用方法について詳しく解説していきます。

事業紹介型動画

事業紹介型動画は、企業の概要や歴史、業界説明、商品・サービスの紹介などを主な内容とする動画です。通常、5〜10分程度の尺で制作され、企業の基本情報を網羅的に伝えることを目的としています。
この種類の動画は、企業のコーポレートサイトやオウンドメディア、展示会・セミナーイベントなどで活用されることが多く、視聴者に自社の事業内容や特徴を理解してもらうために効果的です。また、BtoBの営業ツールとしても役立ちます。

コンセプト紹介型(ブランドメッセージ型)動画

コンセプト紹介型(ブランドメッセージ型)動画は、会社の理念やビジョン、価値観、想いなどの抽象的な概念に焦点を当てた動画です。ストーリー仕立てのドラマチックな構成を採用することが多く、視聴者の心に訴えかける手法が用いられます。
この種類の動画は、企業のブランディング強化に特に有効であり、顧客や株主からの信頼や共感を獲得することを目的としています。また、従業員に対するインナーブランディングの強化にも役立ちます。

インタビュー型動画

インタビュー型動画は、社員や代表へのインタビューを軸に構成された動画です。個々の従業員の声を通して、企業の雰囲気や働く人の想いを伝えることができるため、主に採用活動の場面で活用されます。
この種類の動画は、求職者に対して企業の魅力をアピールし、採用のミスマッチを防ぐ効果が期待できます。また、従業員のモチベーション向上にもつながるはずです。

各種類の動画の特徴と活用方法

ここまで見てきたように、コーポレート動画には種類ごとに異なる特徴と活用方法があります。企業は自社の目的や伝えたいメッセージに応じて、適切な動画の種類を選択することが重要です。
また、複数の種類の動画を組み合わせて活用することで、より多面的に企業の魅力を伝えることができます。例えば、事業紹介型動画でわかりやすく企業情報を伝えつつ、コンセプト紹介型動画で企業の理念や想いを訴求するといった使い方が考えられます。

コーポレート動画の制作方法

効果的なコーポレート動画を制作するためには、綿密な計画と適切な実行が求められます。ここでは、コーポレート動画制作の具体的な方法について解説していきます。

動画制作の5W1Hの設定

まずは、動画制作の目的と戦略を明確にするために、5W1Hを設定します。「Why(なぜ動画を作るのか)」「Who(誰に向けた動画なのか)」「What(何を伝えたいのか)」「How(どのように伝えるのか)」「Where(どこで公開するのか)」「Wow(驚きや気づきの要素は何か)」を明確にすることで、ターゲットに響く動画制作が可能になります。
例えば、採用目的の動画であれば、求職者に企業の魅力を伝え、応募意欲を高めることが目的になります。そのためには、社員インタビューなどを通じて、働く環境や社風、仕事のやりがいなどを伝えることが有効です。

制作委託先の選定

次に、動画制作を委託する制作会社の選定を行います。コーポレート動画制作の実績があり、企業の理念や価値観を理解してくれる会社を選ぶことが重要です。
制作会社選定の際は、次のようなポイントを確認しましょう。

  • コーポレート動画の制作実績があるか
  • 企業の理念や価値観を理解し、表現できるか
  • コミュニケーションがスムーズに取れるか
  • 予算や納期に対応できるか

制作会社とのフィーリングも重要な選定ポイントです。長期的なパートナーとして付き合える会社を選ぶことが望ましいです。

スケジュールと予算の設定

コーポレート動画の制作には、通常3ヶ月程度の期間が必要です。スケジュールを設定する際は、企画、撮影、編集の各工程に十分な時間を確保することが重要です。
また、予算についても事前に設定しておく必要があります。コーポレート動画の制作費用は、動画の尺や内容によって大きく異なりますが、おおよそ30万円から数千万円程度が相場といわれています。予算規模に応じて、動画の尺や内容、クオリティを調整することが求められます。

制作フローの概要

コーポレート動画の制作フローは、大きく分けて企画、撮影(またはイラスト作成)、編集の3つの工程に分けられます。
企画段階では、5W1Hに基づいて動画のコンセプトや構成を練り上げます。ターゲットに響くストーリーや演出を考えることが重要です。
撮影(またはイラスト作成)段階では、企画に基づいて実際に映像を撮影したり、イラストを作成したりします。出演者の選定やロケーション選び、美術セットの準備なども行います。
編集段階では、撮影した映像を編集し、音楽や効果音、ナレーションなどを加えて完成させます。編集作業では、動画の尺やテンポ、見せ方を調整し、ターゲットに響く動画に仕上げていきます。
以上が、コーポレート動画制作の具体的な方法です。明確な目的と戦略を持ち、適切な制作委託先を選定し、十分な時間と予算を確保することが、効果的なコーポレート動画制作のポイントといえます。

コーポレート動画の活用方法

コーポレートサイトでの活用

コーポレート動画を企業のウェブサイトに掲載することで、サイト訪問者に企業の理念やビジョン、価値観を効果的に伝えることができます。しかし、単に動画を掲載するだけでは十分な効果を得られない可能性があります。
コーポレートサイトでコーポレート動画を活用する際は、動画の内容とサイトの構成を連動させることが重要です。例えば、企業の沿革や事業内容を説明するページに事業紹介型の動画を、経営理念のページにはコンセプト紹介型の動画を配置するなど、動画の内容とサイトの構成を一致させることで、訪問者の理解を深めることができます。
また、動画をサイトのトップページに配置したり、「企業情報」などの主要なページからリンクを張ったりすることで、動画への誘導を強化し、視聴率を高めることも可能です。サイト内の適切な位置に動画を配置し、動画とサイトを有機的に連携させることが、コーポレートサイトでのコーポレート動画活用の鍵となります。

採用活動での活用

優秀な人材の確保は、企業の成長と発展に欠かせません。しかし、求職者の企業選びの基準が多様化する中で、自社の魅力を効果的に伝えることが難しくなっています。
こうした課題を解決する手段の一つが、採用活動でのコーポレート動画の活用です。動画を通じて企業の雰囲気や社風、働く社員の姿を伝えることで、求職者の共感を得やすくなります。特に、インタビュー型の動画を活用し、社員の生の声を届けることは、求職者の心に響く効果的な方法だと言えます。
採用サイトや求人広告、説明会など、あらゆる採用シーンでコーポレート動画を積極的に活用することで、自社の魅力を印象付け、優秀な人材の獲得につなげることが可能となります。また、動画で企業理念や事業内容を正確に伝えることで、求職者との認識のズレを防ぎ、入社後のミスマッチを軽減する効果も期待できます。

営業ツールとしての活用

BtoB企業にとって、営業活動は売上げを左右する重要な業務です。しかし、商品やサービスの特徴を的確に伝え、顧客の信頼を得ることは容易ではありません。
そこで注目されているのが、営業ツールとしてのコーポレート動画の活用です。事業紹介型の動画を営業先に見せることで、自社の事業内容や強みを短時間で分かりやすく説明できます。また、動画なら、文字や口頭での説明では伝えにくい商品・サービスのイメージや利用シーンを、視覚的に訴求することが可能です。
加えて、コンセプト紹介型の動画を活用することで、自社の理念や価値観を伝え、顧客との信頼関係を構築することも可能です。営業担当者が持参したタブレット端末で動画を再生したり、メールに動画のリンクを添付したりと、様々な営業シーンでコーポレート動画を有効活用することで、営業活動の質を高められると期待されます。

社内コミュニケーションでの活用

企業の成長には、社員一人ひとりが企業の理念や目標を理解し、共有することが不可欠です。しかし、組織が大きくなるほど、全社員に経営陣のメッセージを浸透させることは難しくなります。
こうした課題の解決策として、社内コミュニケーションにおけるコーポレート動画の活用が注目されています。経営者や幹部社員のインタビューを収めた動画を社内で共有することで、トップのメッセージを全社員に直接届けることができます。また、コンセプト紹介型の動画を活用し、企業理念や目指す姿を分かりやすく伝えることで、社員の一体感を高める効果も期待できます。
新入社員研修や社員総会、イントラネットなど、様々な社内コミュニケーションの場でコーポレート動画を積極的に活用することで、社員のエンゲージメントを高め、一丸となって目標に向かう組織づくりにつなげることが可能となります。社内コミュニケーションツールとしてのコーポレート動画の可能性は、非常に大きいと言えます。

動画の効果測定と改善

コーポレート動画を制作・活用する目的は、企業ブランドの向上や認知度の向上、採用効果の向上など様々ですが、その効果を正確に測定し、PDCAサイクルを回すことが重要です。しかし、動画の効果測定は容易ではなく、適切な指標の設定と継続的なモニタリングが求められます。
動画の効果測定には、視聴回数や視聴完了率、視聴者の属性などの定量的データと、視聴者のコメントやアンケート結果などの定性的データの両面から分析することが必要です。例えば、採用動画の効果であれば、エントリー数や内定承諾率との相関を見ることで、動画の影響度を測ることが可能です。
効果測定の結果を踏まえ、動画の改善を継続的に行うことも重要です。視聴データやユーザーの反応を分析し、よりニーズに合った内容やストーリー設計にブラッシュアップしていくことで、動画の効果を最大化していくことが可能となります。コーポレート動画は一度制作して終わりではなく、効果測定と改善を繰り返す中で、真の価値を発揮するメディアだと言えます。

まとめ

コーポレート動画は、企業の理念やビジョン、価値観を伝えるのに最適なツールです。顧客や株主との信頼関係構築、優秀な人材の採用、従業員の一体感醸成など、様々な効果が期待できます。
完成した動画は、コーポレートサイトや採用活動、営業ツール、社内コミュニケーションなど、多岐にわたるシーンで有効活用しましょう。効果測定と改善を繰り返しながら、企業ブランドの価値を高めていくことが重要です。

VIDEO SQUARE編集部

本格緑茶「伊右衛門」で知られる老舗茶舗「福寿園」がECサイトをリニューアル、刷新ポイントとは?

1 year 3ヶ月 ago

日本茶の製造・販売を手がける福寿園はこのほど、公式ECサイトとコーポレートサイトを統合し、企業情報の発信とネット通販の2つの役割を担う仕様にリニューアルした。

刷新前のコーポレートサイトはさまざまな情報が複雑に掲載されており、ユーザーが知りたい情報が見つけにくい仕様だった。2つのサイトの情報を整理し、統一性を持ったユーザーが迷わない導線のWebサイトを設計。検索ストレスや離脱率の軽減、商品を通じた自社ブランディングの向上が期待できるWebサイトに変更した。

福寿園の創業は1790年(寛政二年)。230年の歴史のなかで蓄積したお茶作りのノウハウ、歴史あるストーリーや世界観などがある。その幅広い情報を掲載することで、ユーザーの興味を高めることができるWebサイトに仕上げたという。

日本茶の製造・販売を手がける福寿園はこのほど、公式ECサイトとコーポレートサイトを統合し、企業情報の発信とネット通販の2つの役割を担う仕様にリニューアルした
リニューアルしたWebサイト

ECサイトのリニューアルには、ECサイトの構築・導入支援を手がけるエートゥジェイが提供している、販促・CRM機能一体型のクラウドECサイト構築プラットフォーム「メルカート」を採用した。

福寿園は将来的に、顧客が実店舗とECサイトでシームレスな買い物体験ができるようなOMOの実行をめざしている。OMOの実現構想を踏まえ、上位互換のあるECプラットフォーム「ecbeing」へ移行がスムーズにできる「メルカート」を採用した。

松原 沙甫

BtoB(法人取引)の受発注業務をEC化するクラウドサービス「Bカート」が導入実績2000社を突破、その理由は?

1 year 3ヶ月 ago

Dai(ダイ)はこのほど、BtoB(法人取引)の受発注業務をEC化するクラウドサービス「Bカート」の導入実績が累計2000社を突破したと発表した。

「Bカート」は、BtoB取引を前提として開発したECサイト構築クラウドサービス。BtoC向けのカートシステムでは難しい取引条件やシステム要件にも対応、スクラッチ開発・カスタマイズで課題となる開発コストや納期リスクを抑制できるとしている。

SaaS型で月額9800円から利用可能。初めてBtoB-ECを立ち上げる企業でも対応できる予算設定が支持を集めているという。

2022年6月にリリースした「Bカートアプリストア」により、「Bカート」にさまざまな拡張機能を追加するできるBtoB-ECプラットフォームへと進化。物流、決済、メール管理など、さまざまなアプリケーションを利用できる。

2023年6月に公式BtoB決済サービスとして「Bカート掛け払い powered by Money Forward Kessai」をリリース。「Bカート」を利用する事業者を対象に展開し、ECサイト上で発生する請求業務や掛け売り決済の効率化を実現した。

2024年4月には公式カード決済サービス「Bカートクレカ決済」を発表。「Bカート」を利用している事業者は、システムの追加開発を行わずに、クレジット業界のセキュリティ規準である「PCI DSS Version3.2.1」に準拠できるようにした。さらに国際ブランドが推奨する本人認証サービス「EMV 3-Dセキュア」に対応したクレジットカード決済を簡単に導入できるようになった。

松原 沙甫

アマゾンの有料会員サービス「プライム会員」にどう対抗する? ウォルマートは他社連携で特典サービスを拡充、会員増+維持を狙う | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

1 year 3ヶ月 ago
Walmartの有料会員制度では、エクソンとモービルのガソリンスタンドでガソリン代の割引き、ペット向けのデジタルヘルスクリニックであるPawpとのパートナーシップを通じた無料のペット遠隔医療サービスなども提供している

米小売大手のWalmart(ウォルマート)が有料会員向けサービスの特典内容を充実させ、少しずつAmazonの「プライム会員」との差を縮めています。このほどハンバーガーチェーンのBurger Kingと提携し、Burger Kingのハンバーガー「ワッパー」を無料で進呈する内容を特典に追加しました。有料会員向けサービスをさらに充実し、会員数の増加、既存会員の維持につなげようとしています。

Walmartが会員向けの特典を拡充

Walmartは、有料会員サービス「Walmart+(ウォルマートプラス)」の会員に対して、Burger Kingとの提携による新たな特典の提供を始めました。その1つが、Burger Kingの商品をオンライン注文する際、価格が毎日25%割引になるというものです。

「Walmart+」のサービスの1つとしてBurger Kingの特典をラインアップしている(画像は「Walmart+」の公式サイトから編集部がキャプチャ)
「Walmart+」のサービスの1つとしてBurger Kingの特典をラインアップしている(画像は「Walmart+」の公式サイトから編集部がキャプチャ)

また、「Walmart+」の会員は9月から、Burger Kingの商品を購入すると、Burger Kingのハンバーガー「ワッパー」を3か月ごとに無料で受け取ることができるようになりました。

この取り組みは、「Walmart+」の会員登録数を増やし、さらに既存顧客を維持するための戦略の一環。Walmartは、「Walmart+」をより多くのユーザーにとって魅力的なものにしたいと考えており、8月22日の提携発表でWalmartは次のように説明しています。

このユニークな特典は、会員が食料品の買い出しに行ったり料理を作る時間がなかったりするときでも、彼らの忙しいライフスタイルに寄り添い、時間とお金を節約できるように設計しています。(Walmart)

「Walmart+」の会員にBurger Kingのハンバーガーを3か月ごとに無料で進呈する(画像はWalmartコーポレートサイトのニュースルームから編集部がキャプチャ)
「Walmart+」の会員にBurger Kingのハンバーガーを3か月ごとに無料で進呈する(画像はWalmartコーポレートサイトのニュースルームから編集部がキャプチャ)

多岐にわたる所得層の顧客にリーチ

「Walmart+」はすでに、WalmartのECの送料無料、食料品の即日配達、ガソリン代や旅行の割引など、さまざまな特典を提供しており、Amazonの有料会員制度「Amazonプライム」の強力なライバルとなっています。

ガソリン代、旅行の割引、返品する商品の自宅引き取りなど「Walmart+」は会員にさまざまな特典を提供している(画像は「Walmart+」の公式サイトから編集部がキャプチャ)
ガソリン代、旅行の割引、返品する商品の自宅引き取りなど「Walmart+」は会員にさまざまな特典を提供している(画像は「Walmart+」の公式サイトから編集部がキャプチャ)

「Walmart+」の会費は月額12.95ドルまたは年額98ドルで、公的支援を受けている利用者には49ドルの割引オプションを用意しています。

「Amazonプライム」と比較すると、「Amazonプライム」の会費は月額14.99ドルまたは年額139ドルで、「Walmart+」よりも会員費は高いことがわかります。EC利用時の送料は、Walmartと同じく無料です。

「Walmart+」はBurger Kingとの新たな提携により、より幅広いユーザー層にとってさらに魅力的なものとなり、成長に拍車がかかるでしょう。

登録者数は2桁成長

Walmartのダグ・マクミロン最高経営責任者(CEO)は2024年5-7月期(第2四半期)の決算説明会で「会員登録者数が2桁増加した」と説明したものの、正確な数字は明らかにしていませんでした。第2四半期におけるグローバル会員による会費売上は前年同期比23%増加しています。

「Walmart+」は、市況に左右されず、高所得層から人気です。Walmartが成長し続ける基盤を築いています。人気の理由は、送料無料の配送サービス、店舗リニューアル、その他の米国での取り組みなどが相まっています。(マクミロン氏)

Walmartの米国CEOであるジョン・ファーナー氏は、「Walmart+」はすべての所得層に対応できるように設計していると説明しています。

「Walmart+」の会員は、たとえば配送頻度が非常に高いグループだけに注目した場合、年収が5万ドル未満の人もいますし、年収が10万ドル以上の人もいます。(ファーナー氏)

「Amazonプライム」との差を縮める

ドイツの大手メディア、アクセル・シュプリンガーの子会社で、市場調査を手がけるeMarketerによる6月度のEコマース調査によると、6月時点で米国成人の26%が「Walmart+」の会員となっており、この割合は前年から12ポイント増加。

「Walmart+」の会員普及率はCostcoの27%に近づいています。食料品の即日配達サービスを運営する米国企業Instacartの有料会員制度で、普及率が9%となっている「Instacart+」と比べると約3倍です。

eMarketerは「Walmart+」の利用者数について、2024年末までに3180万人に達すると予測しています。しかし、米国の調査会社Consumer Intelligence Research Partnersによると、「Amazonプライム」の米国での会員数は2024年3月時点で1億8000万人(前年比8%増)。有料会員数を多く持つ事業者としては、依然として大きくリードしています。

ただ、Walmartは会員プログラムに特典を追加することで、「Amazonプライム」との会員数や人気の差を徐々に縮めています。「Walmart+」の会員は「Amazonプライム」と同様に、ECの注文商品の無料配送に最低注文金額を設けていません。また、商品の先行発売、ブラックフライデー期間中のオンラインセール、動画配信サービス「Paramount+(パラマウントプラス)」の視聴、返品時の自宅への無料集荷といった特典が受けられるようになっています。

Walmartは6月、第2回目の「Walmart+Week」を実施しました。これは、Amazonの「プライムデー」に似たオンラインのセールイベントです。7日間にわたって、主に会員を対象に買い得品が販売されました。2024年の「Walmart+Week」は、7月のAmazonプライムデーの、わずか数週間前のタイミングで実施されています。

2024年の「Walmart+Week」は6月17~23日に開催された(画像はWalmartコーポレートサイトのニュースルームから編集部がキャプチャ)
2024年の「Walmart+Week」は6月17~23日に開催された(画像はWalmartコーポレートサイトのニュースルームから編集部がキャプチャ)

「Walmart+」は、Walmartが提供する重要なサービスの一部ですが、Walmartが提供するサービスはそれだけではありません。他にもさまざまな取り組みをしています。しかし、「Walmart+」に加入するお客さまに対しては、できる限り最高の体験を提供したいと考えています。(ファーナー氏)

この記事は今西由加さんが翻訳。世界最大級のEC専門メディア『Digital Commerce 360』(旧『Internet RETAILER』)の記事をネットショップ担当者フォーラムが、天井秀和さん白川久美さん中島郁さんの協力を得て、日本向けに編集したものです。

Digital Commerce 360

ファミリーマート、上新電機、東京スカイツリーなどに導入予定の決済やポイント獲得などが手ぶらでできる生体認証サービスとは

1 year 3ヶ月 ago

東武鉄道と日立製作所は9月3日、生体認証の活用により手ぶらで決済などを実現するデジタルIDプラットフォーム「SAKULaLa(サクララ)」の本格展開を開始すると発表した。2026年度までにファミリーマート、上新電機、東京スカイツリーなどで導入する予定。

「SAKULaLa」は、カードやスマートフォンを用いることなく、生体認証を活用して手ぶらで決済やポイント獲得などをできるようにするもの。ユーザーは業種横断の共通プラットフォームに氏名・生年月日などの利用者本人の情報、クレジットカード情報・各種ポイントカードのID・企業のキャンペーンIDなどを登録。その情報と指静脈や顔などの生体情報を紐づけることで、さまざまなサービスの利用時に生体認証だけで本人確認、決済、ポイント付与などをワンストップで実現する。

4月11日から東武ストアの3店舗において指静脈認証による決済をスタート、約3700人が指静脈を登録し利用したという。2025年度には指静脈認証に加え顔認証を可能とする予定。将来的には生体認証による鉄道改札の実現などさまざまなユースケースを検討している。

東武鉄道と日立製作所は9月3日、生体認証の活用により手ぶらで決済などを実現するデジタルIDプラットフォーム「SAKULaLa(サクララ)」の本格展開を開始する
SAKULaLaの利用シーンイメージ(画像は公式サイトから編集部がキャプチャ)

2025年度からは、日立ソリューションズが提供する複数の共通ポイント事業者に接続できるゲートウェイサービス「PointInfinity マルチポイントゲートウェイ」と連携し、国内の主要な共通ポイントの獲得・利用もできるようにする予定。

今後はコンビニ、家電量販店、ショッピングモール、観光施設、鉄道などさまざまな業種での導入を進め、全国100か所以上に順次導入する。直近では、9月に東京ソラマチなど商業施設でのポップアップストア、11月には埼玉県の越谷と川越エリアの飲食店など約20店舗で導入する。2024年度中には東京スカイツリーのオフィシャルショップ、2025年度には上新電機の大阪2店舗、東武東上線の座席指定制列車、2026年度にはファミリーマートでの導入を開始する予定だ。

指静脈認証を用いて店舗のセルフレジで決済を行うイメージ

ファミリーマートでは「手ぶらで買い物ができ、決済スピードアップにつながりお客さまへのサービス向上の一助として期待している。無人決済店舗やセルフレジ導入を進めているが、(SAKULaLaは)年齢確認が可能な仕組みとなり将来的な展望にも期待している」(リクルーティング・開発本部 ライン・法人部の坂本敏史部長)とコメントしている。

「SAKULaLa」は公式キャラクターとして「サクラッコ&ララガイ」も用意。またサービスの普及拡大に向け、ジェーシービー、DGフィナンシャルテクノロジー、博報堂と協力パートナー関係を結んだ。

鳥栖 剛

顧客獲得単価(CPA)削減に役立つAI+電話を組み合わせたボイスコマースプラットフォーム「テレAIカート」とは

1 year 3ヶ月 ago

AI技術と電話を組み合わせたボイスコマースプラットフォームを開発・提供のテレは9月4日、ECサイトのカゴ落ちを防ぎ顧客獲得単価(CPA)削減につながるという電話受付専用サイト機能を持つ「テレAIカート」をローンチした。

AI技術と電話を組み合わせたボイスコマースプラットフォームを開発・提供のテレは9月4日、ECサイトのカゴ落ちを防ぎ顧客獲得単価(CPA)削減につながるという電話受付専用サイト機能を持つ「テレAIカート」をローンチ
「テレAIカート」による電話受注の流れ

「テレAIカート」はECサイトから電話で注文受付するボイスコマースプラットフォーム。ユーザーは通常のECサイトと同様にほしい商品をタップし、買い物カゴに投入。「注文へ進む」をタップすると専用の電話番号が画面に表示される。注文手続きは表示された専用番号に電話し、音声ガイダンスに従って「氏名」や「住所」などの必要情報を伝えるだけで完了する。音声データはAIにより自動で受注データとして処理。そのためEC事業者は入電対応の人員を配置することなく、「24時間365日電話注文を受け付ける」という販売チャネルを構築できる。

AI技術と電話を組み合わせたボイスコマースプラットフォームを開発・提供のテレは9月4日、ECサイトのカゴ落ちを防ぎ顧客獲得単価(CPA)削減につながるという電話受付専用サイト機能を持つ「テレAIカート」をローンチ
「テレAIカート」で電話受注する際の画面遷移の流れ

「テレAIカート」はECにおけるカゴ落ち防止にも役立つという。「メールアドレス・パスワード入力・支払い方法の登録などといった入力作業」の手間を理由に離脱してしまうユーザーを電話注文に誘導することで、カゴ落ち改善が期待できるとしている。

すでに成功事例もある。健康食品メーカーの商品LPに「テレAIカート」による電話受付導線を設置。1日平均7件電話経由で注文が発生し顧客獲得単価(CPA)の削減に成功したという。テレによると「Web広告で集客するECサイトに『テレAIカート』を導入した場合、1日平均3~5件の電話注文が発生すればCPAが数千円削減できる」(同社)としている。

「テレAIカート」の利用料は、基本料金6600円(税込)、カート機能利用料金1万5400円(税込)の月額費用と、売上1件につき課金の成果報酬費用がかかる。申し込みから利用開始までは最短1週間としている。

鳥栖 剛

「紅麹」の健康被害で報告漏れや遅延が相次いだ小林製薬。今後の信頼回復に向けた方針とは? | 通販新聞ダイジェスト

1 year 3ヶ月 ago
報告漏れや遅延の原因を「社内で徹底できていなかった」と振り返る、小林製薬の山根聡社長。「紅麹」問題の余波がまだ収まらないなか、小林製薬が掲げる今後の改善や方針を聞く

「紅麹」による健康被害問題で、小林製薬は、厚生労働省に報告する死亡との関連性を調査する対象事例数に誤りがあったと公表した。8月19日、同社は補償の受け付けを開始。報告漏れを公表した会見で、山根聡社長は、「補償をやり切ることが大前提。正確な内容の把握の基盤になる」と、体制を強化する方針を示した。

健康被害の報告漏れ11件

原因はオペレーターのチェック漏れ

補償対応に向けデータベースを改めて検証するなかで、担当者が8月8日に可能性を確認した。同日、山根社長も確認。翌9日、集計数に齟齬があることを知った。同13日に会見で公表した。

報告漏れは、今年3~7月に寄せられた11件。同社の紅麹関連製品を摂取していないことが確認されたのは5件、医師への詳細調査を進めるのが4件、製品摂取の有無の精査中が2件あった。

この件数を加え、厚生労働省に報告する死亡の申し出件数は356件になる(8月8日時点)。製品摂取の確認中は3件、詳細調査中が113件、調査完了は22件(同)。

顧客からの申し出は、健康被害情報、解約など複数の項目に分類して記録している。オペレーターによるチェックに漏れがあり、遺族の問い合わせを受け、定期解約や返品の申し出した中に、健康被害情報が含まれているものがあった。健康被害情報は、「飲んでいたかもしれない」など、可能性を否定できない事例を広く収集していた。

相次ぐ報告遅延、報告漏れ

小林製薬は、再発防止に向け、「システムやルールの設定と徹底、人員体制の拡充を進める」(山根社長)としている。

8月19日には、紅麹関連製品の健康被害に対する補償の受け付けを始めた。調査完了は22人(8月8日時点)。いずれも「因果関係の有無は調査中だが、一定数。積極的に関係性が認められるものは確認されていない」(渡邊淳信頼性保証本部本部長)とする。

製品から検出された「プベルル酸」のほか、2つの化合物の検証結果が確定していないことも、因果関係を確定できない一因になっている。主治医による詳細調査も加え、対応を決める。

健康被害問題では、今年3月の製品回収の公表の報告遅延のほか、6月には、死亡の疑いのある事例数の報告遅延があった。小林製薬は、腎障害に絞り死亡例を調査し、がんなどの死亡例は報告しなかった。7月には、原料供給先の報告漏れが見つかった。

信頼回復に向け、ルール徹底+人員拡充を強化

小林製薬の山根聡社長
小林製薬の山根聡社長

小林製薬は、「紅麹」の健康被害問題で、厚生労働省への調査対象数の報告漏れが発覚した。正確・迅速な情報の把握に向け、人員体制の強化を図っていく。8月13日の会見で、同社の対応を聞いた。

――度重なる報告遅延や報告漏れをどう改善する。

山根聡社長(以下敬称略):大混乱のなかで人員体制が追い付かず、徹底できていなかった。再発防止に向け、ルールの徹底と人員拡充を図る。

――人員体制に加え、コールセンターにおける情報管理強化に向けた取り組みはあるか。

渡邊淳信頼性保証本部本部長(同):各オペレーターの判断のぶれがあった。ダブルチェックも一つの方法。オペレーターがどのような点でばらつきに悩むか、ルール化や教育も必要に思う。

山根今回の件では学びが多くあったが、それをきちんと見える化し、周知徹底していくことだと思う。

品質や安全を徹底し、取り組みは開示

――8月8日開催の取締役会で、紅麹事業からの撤退を決めたが、それ以外の健康食品等の販売は続ける。事業継続に向け、業界、消費者に向けてどのような取り組みが必要と考えているか。

山根2つある。1つはモノづくりについて、社内外に向けて品質・安全の徹底などポリシーを実践していくこと。もう一つは、その取り組みを積極的に開示していくことだと思う。

――製薬業界では「医薬品副作用被害救済制度」がある。健食で同社独自の取り組みとして想定していることはあるか。

山根現時点で明確に答えられないが、今後、検討したいと私は考えている。

――製品回収の状況は。

渡邊:9割台まできている。

――信頼回復に向けた取り組みの検討の過程においても健康食品の販売など事業は継続する認識か。

山根そう考えている。

――国内は、紅麹の健康被害問題の発生以後、全製品の広告を停止している。再開のタイミングはどう考えている。

山根:少なくとも年内は停止と考えている。

――海外は広告展開しているか。

山根エリアにより再開しているところもある。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

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通販新聞

座談会形式での採用動画メリットと事例を紹介!

1 year 3ヶ月 ago

近年、企業の採用において動画の活用が一般的になってきましたが、その形式も日々進化を続けています。

なかでも最新のトレンドとして注目を集めているのが「座談会形式」の採用動画です。従来の企業PR動画や職場紹介と比べて、より自然で親しみやすい雰囲気で求職者の印象に残るコンテンツとなっています。

本記事では、座談会形式の採用動画の効果的な制作方法や活用法を詳しく解説します。座談会形式を取り入れるメリットや制作事例、そして制作のコツや費用なども紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

お役立ち資料集

座談会形式の採用動画とは?

座談会形式の採用動画は、複数の社員が集まり、自由な雰囲気で会社の魅力や仕事の内容について語り合う形式の動画です。この形式では、社員の生の声や本音を引き出すことができ、就活生に対してより具体的で臨場感のある情報を提供することができます。

新入社員から管理職まで、様々な立場の社員が参加することで、会社の多様性や成長機会を示すことが可能です。また、社員同士の自然な会話を通じて、職場の雰囲気や人間関係をより生き生きと伝えることもできます。

この形式の動画は、一方的な企業説明会や個別インタビューとは異なり、視聴者に親近感を与え、より深い理解を促すことができます。就活生は、この動画を通じて、自分が入社後にどのような環境で働くことになるのかをイメージしやすくなるでしょう。

座談会形式の採用動画メリット

採用動画に座談会形式を取り入れることで、企業の魅力をより効果的に伝えることができます。座談会形式の動画における主なメリットは以下の3つです。

  • リアルな職場の雰囲気を伝えられる
  • 応募者の共感を得やすい説得力がある
  • 制作コストを抑えつつ高い効果が期待できる

これらのメリットを活用することで、より多くの優秀な人材を惹きつけることができるでしょう。

メリット1|リアルな職場の雰囲気を伝えられる

採用動画に座談会を取り入れるメリットの1つは、実際に働いている社員の生の声や表情を通じて、リアルな職場の雰囲気を伝えることができることです。

社員同士の自然な会話や笑顔、オフィスの様子などを映し出すことで、応募者は自分がその職場に馴染めるかどうかをイメージしやすくなります。

例えば、和やかな雰囲気の中で社員が活き活きと仕事について語る様子や、先輩社員が後輩にアドバイスをする場面などを収録することで、職場の人間関係や雰囲気をより具体的に伝えることができるでしょう。

メリット2|応募者の共感を得やすい説得力がある

座談会形式では、複数の社員が自身の経験や考えを語る場面を見ることができます。

これにより、応募者は様々な視点から企業の魅力や仕事の内容を理解することができ、自分と近い意見の人の話を聞くことで、より共感を得やすくなります。

例えば、新入社員と中堅社員、管理職の方々が一緒に座談会に参加することで、キャリアパスの具体例や、それぞれの立場からの企業の魅力を伝えることも可能です。

これにより、応募者は自身のキャリアプランをイメージしやすくなり、より強い興味を持つことができるでしょう。

メリット3|制作コストを抑えつつ高い効果が期待できる

座談会形式の採用動画は、高度な撮影技術や編集作業を必要としないため、比較的低コストで制作せることができます。

キャストは社員なので社内で撮影を行い、簡単な編集を加えるだけでも、十分な効果を得られます。さらに、動画の持つ拡散力費用対効果を高めてくれるとこともポイントです。

しかし、より質の高い採用動画を制作したい場合は、Crevoのようなプロの制作会社に依頼することをおすすめします。

より洗練された映像や音声、適切な構成で、応募者の印象に残りやすい採用動画を制作することができ、優秀な人材の獲得につながる可能性が高まります。

座談会形式の採用動画の制作事例

自社の魅力を効果的に伝える採用動画を制作するためには、実際に掲載されている動画の事例を参考にするのがいちばんの近道です。

ここでは、実際の座談会動画を通じて、効果的な採用動画の作り方をご紹介します。

動画の雰囲気や構成、トークテーマ、キャストの人数などを、他社がどのように制作しているのか確認し、吸収できるポイントはどんどん取り入れましょう。

事例1|テルウェル東日本様の事例 自然な会話で魅力を伝える

引用元:テルウェル東日本様の事例 自然な会話で魅力を伝える
この座談会は、入社3〜7年の若手社員3名と10年程度の中堅社員が和やかな雰囲気で会話を交わす内容です。

話題は仕事のやりがいから、社員だからこそわかる会社の魅力、働く中で挑戦できることなどをテーマに、1人ずつ語られています。

特に印象的なのは、社員の方々が仕事のやりがいや、会社の魅力について語っている点です。これにより、視聴者は企業の実態をより身近に感じることができます。

また、社員の表情や仕草も自然で、企業の雰囲気の良さが伝わってきます。このような自然な会話と雰囲気作りは、視聴者の共感を得るのに非常に効果的です。

事例2|バンダイの事例 社員の個性を活かした構成

引用元:バンダイの事例 社員の個性を活かした構成

この座談会は、同期入社の社員6名が登場し、それぞれの印象深い仕事や仕事で嬉しかったこと、今後の夢について語るという内容です。

各社員の個性が際立つように、話題や質問が工夫されており、視聴者は多様な視点から企業を知ることができます。

特に印象的なのは、各社員が一番印象に残っている仕事や、嬉しかったことを生き生きと語っている点です。これにより、企業の魅力だけでなく、そこで働く社員の充実感も伝わってきます。

また、社員同士の和やかな交流も見られ、良好な職場環境が感じられます。このような社員の個性と企業の魅力を両立させた構成は、就活生の印象に残りやすい採用動画となっています。

事例3|JALの事例

引用元:JALの事例

JALの座談会動画は、客室乗務員(CA)とパイロットという航空業界の憧れの職種に焦点を当てた内容となっています。

この動画では、CAとパイロットが同じテーブルを囲み、お互いの仕事の魅力や苦労話、社内の雰囲気などについて率直に語り合っています。

特に印象的なのは、それぞれの職種の専門性や、やりがいについて詳しく語られている点です。また、社内の雰囲気や福利厚生についても触れられており、視聴者は JAL で働くことの魅力を多角的に理解することができます。

このように、専門性の高い職種の魅力を、当事者の生の声で伝える座談会形式は、就活生の興味を引き、企業への理解を深めるのに非常に効果的です。

座談会形式の採用動画に関するよくある質問

採用動画の費用はいくらくらいですか?

採用動画の費用は、種類や内容によって大きく異なります。

一般的なインタビュー動画では30万〜80万円程度、社内風景動画では50万〜100万円程度が相場となっています。より本格的な事業紹介動画や会社説明会動画になると、100万〜300万円程度かかることもあります。

予算や目的に応じて最適な形式を選ぶことが大切です。

関連記事:採用動画とは?期待できる効果や費用相場について解説

採用動画にはどんな種類がありますか?

採用動画には多様な種類があり、それぞれ異なる特徴と効果があります。

会社説明会動画 求職者の理解を深めるのに効果的で、説明会の代替としても活用できる。
プランディング動画  求職者の理解を深めるのに効果的で、説明会の代替としても活用できる。
インタビュー動画  実際の社員の声や仕事の様子を通じて、リアルな職場の雰囲気を伝えることが可能
オフィス紹介動画  働く環境を視覚的に示すことで、求職者の興味を引き立てる。
座談会動画  複数の社員による自然な会話を通じて、職場の雰囲気や仕事の実態をよりリアルに伝えることが可能。

これらの中から、企業の魅力を最も効果的に伝えられる形式を選ぶことが重要です。

採用動画の制作のコツは?

採用動画制作のコツは、企業の強みを適切に表現し、具体的な仕事内容を紹介することです。

社員の生の声を取り入れ、視聴者との共感を生むことも効果的です。2〜3分程度の印象的な構成で、ターゲット層に響くメッセージを心がけましょう。

これらのポイントを押さえることで、魅力的な採用動画が制作でき、優秀な人材の獲得につながります。必要に応じてプロの動画制作会社の力を借りることも検討してみてください。

関連記事:採用動画の最新トレンドを解説!制作のコツや成功事例を紹介【2024最新】

座談会形式の採用動画の制作ならCrevoへ

Crevoの強みは、経験豊富なディレクターによる一貫したサポートです。企画から制作、効果検証までワンストップでサポートするため、一貫性のある質の高い動画制作が可能となり、また顧客側の負担も大幅に軽減されます。

これまでに10,000件以上の動画制作を手がけてきたノウハウをもとに、社員の皆様の魅力を引き出し、採用活動の目的に合わせた最適な動画制作をサポートすることが可能です。

特に座談会形式では、参加者の自然な対話を引き出しつつ、企業の魅力を効果的に伝える技術に長けています。採用市場の最新トレンドや効果的な動画活用方法にも精通しているため、採用活動全体を見据えたサポートを提供することができます。

座談会形式の採用動画は、リアルな社員の姿を通じて企業の魅力を伝える効果的な手法です。Crevoのプロフェッショナルなサポートを体験してみてください。

VIDEO SQUARE編集部

1分の会社紹介動画とは?メリットや制作方法、事例を紹介

1 year 3ヶ月 ago

会社紹介動画は、企業の魅力を効果的に伝える重要なツールです。しかし、長すぎる動画は視聴者の興味を失わせてしまう可能性があります。

そこで注目したいのが、1分程度の短い会社紹介動画です。なぜこの長さが推奨されるのか、そして制作時にどのような点に気をつけるべきなのでしょうか。

本記事では、実際の制作事例を交えながら、1分の会社紹介動画の作り方についてご紹介します。視聴した人の印象に残るような動画制作を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

お役立ち資料集

会社紹介動画の1分動画とは?

会社紹介動画の1分動画とは、企業の魅力や特徴を凝縮して伝えるショートムービーです。限られた時間内で、会社の理念、製品・サービス、社風などの重要な要素を効果的に紹介します。

1分というのは、視覚的なインパクトと簡潔なメッセージを組み合わせ、視聴者の興味を引き、記憶に残る印象を与えることが目的です。

SNSでの拡散や企業ウェブサイトでの活用に適しており、忙しい現代人の注意を引くのに効果的といわれています。

短時間で企業の魅力を伝えるのは難しいという側面もありますが、創意工夫次第で強力なマーケティングツールとなります。

1分の会社紹介動画の注意点

効果的な1分の会社紹介動画には、以下の点に注意が必要です。

  • メッセージを絞り込む
  • 動画冒頭で視聴者の興味を引く
  • 視覚的な要素を使い簡潔に表現する

まず、メッセージを1〜2点に絞り込み、会社の強みや特徴を簡潔に伝えることが重要です。

次に、動画冒頭の3〜4秒で視聴者の興味を引き、期待を高める工夫が必要になります。

そして視覚的なインパクトや音声で注目を集めるのが効果的です。グラフ、イラスト、写真などの視覚的要素を活用し、情報を簡潔に表現することが大切になります。

これらの点に注意して制作することで、短時間で多くの情報を印象的に伝えることが可能です。また、視聴者に強く印象づける効果的な動画を作成することで、Googleでの上位表示も期待できるでしょう。

1分の会社紹介動画を制作するメリット

1分の会社紹介動画は、短時間で企業の魅力を伝えられるため、多くの企業から人気の形式となっています。

メリット1|動画制作のコストを削減できる

1分の会社紹介動画は、制作コストの削減に大きく貢献します。長尺の動画と比べて、撮影や編集にかかる時間が大幅に短縮されるためです。

例えば、5分の動画を1分に凝縮することで、撮影日数や編集作業時間が約80%削減できるケースもあります。これにより、制作費用を抑えつつ、効果的な会社紹介が可能になります。

また、1分という短い時間枠では、伝えるべき情報を厳選する必要があります。そのため、余計な要素を省いた、メッセージ性の高い動画になりやすいのも利点の一つです。

関連記事:「動画制作・映像制作の費用相場 – 動画の長さ別の費用から費用を抑えるポイントまで解説 | 【動画の長さ別】の費用相場」

メリット2|視聴者の集中力を維持しやすい

冒頭でもお伝えしたように、1分という短い時間は視聴者の集中力を維持するのに最適な長さです。

近年、デジタル社会の進展に伴い人々の注意力が低下していると言われる中、簡潔で魅力的な内容を提供することが重要になっています。

例えば、スマートフォンでの動画視聴が一般的になった現在、電車の中や休憩時間など、短い時間で完結する動画が好まれる傾向にあります。

1分の会社紹介動画は、そうしたニーズにぴったりと合致しているのが特徴です。

現代の忙しい視聴者の生活リズムに合わせつつ、効果的に企業メッセージを伝える理想的な形式と言えるでしょう。

メリット3|SNSでの共有に適している

1分の会社紹介動画は、SNSでの共有に最適なフォーマットです。多くのSNSプラットフォームが短い動画を推奨しています。

各プラットフォームの推奨動画長は以下の通りです。

Facebook 1分程度
Twitter 40秒程度
Instagram 30秒程度
YouTube 2分程度

1分の会社紹介動画はこれらの主要SNSプラットフォームで視聴者の関心を引きやすく、より多くの人々に企業の魅力を効果的に伝えることができます。

1分の会社紹介動画の費用相場

会社紹介動画を1分で制作する場合の費用相場は、一般的に50万円から100万円程度です。この価格帯は、基本的な企画、撮影、編集、ナレーション、BGM等を含んだ標準的な制作プロセスを想定しています。

ただし、実際の費用は様々な要因によって変動します。出演者の有無、ロケーション撮影の必要性、特殊な撮影技術の使用、アニメーションやCGの導入などは、価格が上下する要素です。また、制作会社の規模や知名度、クオリティへのこだわりなどによっても、異なります。
一方で、低予算で制作することも可能です。既存の素材を活用したり、シンプルな構成にしたりすることで、30万円程度で制作できるケースもあります。逆に、高品質な映像や複雑な演出を求める場合は、200万円を超えることもあるでしょう。

重要なのは、予算と求める効果のバランスを考慮することです。1分という短い尺で会社の魅力を効果的に伝えるためには、適切な予算配分と綿密な企画が必要になります。

制作会社との綿密なコミュニケーションを通じて、コストパフォーマンスの高い動画制作を目指すことが大切です。

1分の会社紹介動画の作り方

会社紹介動画は、企業の魅力を効果的に伝える重要なツールです。1分という短い時間で、会社の特徴や強みを印象的に表現することが求められます。

その制作方法には、自社で行う方法と外部の制作会社に依頼する方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

個人・自社で制作する場合

自社で会社紹介動画を制作する場合、コスト面でのメリットがある一方で、動画制作の基盤がない場合は技術面や品質面で表現に限界があるでしょう。

メリットとしては、外注費を抑えられること、自分たちのペースで作業を進められること、そして思い通りの内容に編集できることが挙げられます。

一方、デメリットとしては、必要な機材の購入費用がかかること、プロの手によるものと比べてクオリティが劣る可能性があること、そして制作に多くの時間と労力を要することがあります。

自社制作は、コスト削減を重視する企業や、独自の創造性を発揮したい企業に適しています。ただし、動画制作の経験や技術がない場合は、品質面で不安が残る可能性への考慮が必要です。

制作会社に依頼して制作する場合

制作会社に依頼する場合、高品質な動画を制作できる可能性が高まりますが、それに伴いコストも増加します。

メリットとしては、プロフェッショナルの技術と経験を活かした高品質な動画が期待できること、企画や構成についての専門的なアドバイスが得られること、そして必要な機材を自前で用意する必要がないことが挙げられます。

一方、デメリットとしては、制作費用が高額になる可能性があること、選択する制作会社によって品質にばらつきが生じる可能性もあります。

制作会社への依頼は、高品質な動画を求める企業や、自社での制作に不安がある企業に適しています。費用は高くなりますが、専門家の技術とノウハウを活用することで、効果的な会社紹介動画を制作できる可能性が高まるでしょう。

1分の会社紹介動画の事例

それでは、1分程度の会社紹介動画の具体的な制作事例をいくつかご紹介します。効果的な会社紹介動画を制作する際の参考にしてみてください。

制作事例1|会社紹介動画 株式会社パンフォーユー(Crevo制作実績)

動画の種類 アニメーション
長さ・尺 60秒〜120秒
費用レンジ 50〜99万円

引用:会社紹介動画「株式会社パンフォーユー」

株式会社パンフォーユーの会社紹介動画は、営業ツールや投資家向けのサービス紹介を目的に制作されました。この動画では、同社の独自冷凍技術を活用し、食品ロスの削減と職人から消費者へのパン提供の仕組みを紹介しています。

制作のポイントは、飽きのこない可愛らしいイラストを用いたアイキャッチと、企業の世界観を表現する広がりのあるアニメーション演出です。

これにより、地域のパン屋さんが抱える課題を独自の冷凍技術とITで解決するという同社のビジョンを、視覚的に魅力的な形で伝えることに成功しています。

1分35秒という短い尺の中でも、技術的な内容を親しみやすく表現し、企業の理念や事業内容を効果的に伝える会社紹介動画の好例といえるでしょう。

制作事例2|会社紹介動画「田島ルーフィング株式会社」(Crevo制作実績)

動画の種類 アニメーション
長さ・尺 60秒〜120秒
費用レンジ 100万円〜299万円

引用:採用動画・会社紹介動画 「田島ルーフィング株式会社」

田島ルーフィング株式会社の会社紹介動画は、新卒採用に向けて制作されました。「屋根で守り、床で支える」という創業以来のミッションを持つ同社ですが、建築資材という馴染みの薄い業界を、飽きさせないストーリー展開で学生の興味を引くことに成功しています。

通常堅くなりがちな採用動画をコミカルなタッチで描くという大胆なアプローチが特徴です。この手法により、他社との差別化を図るとともに、ビル、マンション、住宅、商業施設、超高層建築物の防水材・床材を提供する同社の事業内容を親しみやすく伝えています。

1919年の創業以来の歴史と実績を持つ企業の魅力を、新鮮な切り口で表現した本動画は、業界の垣根を越えて学生の関心を引き付ける採用動画の好例といえるでしょう。

制作事例3|山口キャピタル株式会社|イベントオープニングムービー(Crevo制作実績)

動画の種類 アニメーション
長さ・尺 30秒〜60秒
費用レンジ 50〜99万円

引用:イベント動画・オープニングムービー 地域創生イベント「Shimonoseki Add-venture Summit」

山口キャピタル株式会社のイベントオープニングムービーは、「イノベーション」をテーマに、参加者の期待感とモチベーションを高めることを目的に制作されました。

この動画では、モーショングラフィックスを駆使し、次々とキーワードが展開される斬新な演出が特徴です。印象的なデザイン、ダイナミックなモーション、そして効果的なBGMの組み合わせにより、先進的でスタイリッシュなイメージを見事に具現化しています。

スタートアップ投資と事業承継投資を軸に活動する山口キャピタルの革新的な姿勢を、動画表現を通じて効果的に伝えた好例といえるでしょう。

制作事例4|Web広告動画 「The Public stand(パブスタ)」

動画の種類 実写
長さ・尺 15秒〜30秒
費用レンジ 100万円〜299万円

引用:Web広告動画 「The Public stand(パブスタ)」

この動画は、「The Public stand(パブスタ)」のウェブ広告用動画です。わずか30秒という短い時間の中で、「パブスタ」をキーワードに、サービスの認知拡大を目的に制作しています。

主人公は「パブスタ」シールを日常のシーンで何度も目にする女性です。職場の同僚の何気ない会話やカフェでのカップルの会話やテレビのニュース速報にまでと、あらゆる場面に「パブスタ」が登場します。

日常の中に「パブスタ」という存在をひそませることで、「パブスタ」が日常の延長にある楽しみというイメージがわくような動画となっています。「パブスタ」に視聴者が親近感をもってもらえるような見せ方がこの動画のポイントです。

制作事例5|会社紹介動画 「株式会社ヌーラボ」

動画の種類 アニメーション
長さ・尺 30秒〜60秒
費用レンジ 50万円〜99万円

引用:会社紹介動画 「株式会社ヌーラボ」

この動画は、組織・チームの協力を促進し、セキュリティやガバナンスにも適合した様々サービスを提供する株式会社ヌーラボの紹介動画として制作しました。

動画の冒頭にはヌーラボのブランドメッセージ「”このチームで一緒に仕事ができて良かった”を世界中に生み出していく」を掲げ、その後にヌーラボの提供するサービスを紹介しています。

さらに動画の最後にも会社のミッションである「To make creating simple and enjoyable 創造を易しく 楽しくする」を掲げ会社の思いを動画に多く盛り込んでいます。

企業のサービス説明だけでなく、多数のタスク管理のツールがある中で、企業の思いを一緒に紹介することで、機能面だけじゃなく感情面でも訴求することを意識しました。

また、アニメーションや図解を効果的に用いることで、短い時間でも複雑な情報を視覚的に理解しやすく表現しています。

これらの事例からも分かるように、1分という短時間でも印象に残る会社紹介動画を制作することは十分可能です。企業の魅力を最大限に引き出せるような簡潔な動画を目指しましょう。

1分の会社紹介動画を制作するならCrevoがおすすめ

会社紹介動画を1分で効果的に制作するには、プロの力が不可欠です。

Crevoは、豊富な実績と専門知識を持つクリエイターが在籍しており、高品質な会社紹介動画を制作できる信頼性の高いサービスです。その特徴を以下で紹介します。

  • 業界トップクラスの制作実績(2,000社以上、10,000件以上の動画制作)
  • アニメーションから実写まで幅広い表現方法に対応
  • 専門性の高いプロデューサーによる企画から効果検証まで一気通貫のサポート
  • 1万人以上のクリエイターネットワークを活用した柔軟な制作体制

Crevoは、会社の理念やビジョン、主要な製品やサービス、そして企業文化を1分間で効果的に伝える動画を制作いたします。

高品質な会社紹介動画で企業イメージを向上させ、潜在顧客や優秀な人材の獲得につなげましょう。

会社紹介動画の詳細はこちら

VIDEO SQUARE編集部

かっこいい会社紹介動画の事例7選

1 year 3ヶ月 ago

企業のイメージを効果的に伝え、優秀な人材を惹きつけるのが会社紹介動画の重要な役割です。しかし、単なる紹介動画では視聴者の印象に残ることはできません。

本記事では、視聴した人の心に強く印象が残るようなかっこいい会社紹介動画を、実例とともに紹介します。

お役立ち資料集

会社紹介動画とは?

会社紹介動画は、企業の魅力を視覚的に伝える効果的なツールです。

会社の理念や特徴、提供する製品やサービス、そして社風などを紹介することで、潜在的な顧客や求職者に向けて、会社の魅力を短時間で印象的に伝えることができます。

また、文字や静止画だけでは伝えきれない会社の雰囲気や、従業員の生の声などを効果的に盛り込むことが可能です。

会社紹介動画は企業のウェブサイトやSNS、就職説明会などさまざまな場面で活用することができ、多くの人々に会社の魅力を伝えることができます。

かっこいい会社紹介動画の成功事例7選

ここでは、Crevoおすすめのかっこいい会社紹介動画を7つご紹介します。これらの動画は、それぞれ独自の魅力と特徴を持っているため、動画制作の参考にしてみてください。

かっこいい会社紹介動画の事例1|営業製作所

動画の種類 アニメーション・実写
長さ・尺 60秒〜120秒
費用レンジ 50万円〜99万円

参考:採用動画 「営業製作所内定式モチベーション向上動画」

営業製作所株式会社の「内定式モチベーション向上動画」は、内定者のやる気を高め、さらなる求人応募を促進するために制作された意欲的な作品です。この動画は、製造業に特化したサービスを展開する同社の魅力を鮮やかに描き出しています。

映像とテロップの効果的な演出、そして躍動感あふれるBGMを駆使し、営業製作所の将来性と、社員が携わる業務のやりがいを力強く訴求しています。具体的な数字を織り交ぜながら、モチベーショナルな言葉や素材を巧みに活用することで、視聴者の心に響く内容が特徴です。

日本のGDPの約20%、100兆円規模の基幹産業である製造業に対し、チャージマーケティングやサプライヤーマーケティング、後継者支援など、「核心をつくサービス」を提供する営業製作所。この動画は、同社が製造業と共に成長し続けるパートナーであることを印象づける、かっこいい作品となっています。

<関連サービス>50万円から99万円の動画制作・映像制作

かっこいい会社紹介動画の事例2|日本工業検査株式会社

動画の種類 アニメーション・実写
長さ・尺 120秒〜
費用レンジ 50万円〜99万円

参考:会社紹介動画「日本工業検査株式会社」

日本工業検査株式会社の会社紹介動画は、展示会での放映を目的に制作された、印象的かつ情報満載の作品です。この動画では、高度な検査技術や最新の設備が詳細に紹介されており、会社の専門性が十分に伝わってきます。

冒頭から「非破壊検査のリーディングカンパニー」というキーワードで視聴者の関心を掴み、会社概要へと巧みに展開していきます。アニメーションと実写映像を効果的に組み合わせることで、非破壊検査という専門性の高い分野を、馴染みのない視聴者にもわかりやすく伝えることに成功しました。

具体的な取り組みの紹介では、配管梁接触部減肉検査などの高度な技術を実写映像で紹介し、同社の専門性の高さを印象づけています。そして最後に、社員のメッセージで締めくくることで、社会全体の安心安全の提供に真摯に向き合う企業姿勢を強調しています。

<関連サービス>50万円から99万円の動画制作・映像制作

かっこいい会社紹介動画の事例3|NRIセキュアテクノロジーズ

動画の種類 実写
長さ・尺 60秒〜120秒
費用レンジ 300万円〜

参考:ブランディング動画「NRIセキュアテクノロジーズ株式会社」

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社の創立20周年を記念した「ブランディング動画」は、情報セキュリティの世界に新たな視点をもたらす意欲作です。「表にはでないけど社会を根底から支えなくてはならない仕事」というメッセージを軸に、セキュリティ業界の「裏方」というイメージを覆し、その社会的意義を鮮明に描き出しています。

日常生活やビジネスにおける情報セキュリティの重要性を魅力的な映像で表現し、視聴者の心に強く訴えかけているのが特徴です。この動画は、社員のモチベーション向上を図るインナーブランディングの目的を超え、業界の未来を担う人材にもアピールする内容となっています。

YouTubeやホームページでの公開を想定したこの作品は、情報セキュリティが社会の安全と発展に不可欠な存在であることを、説得力豊かに伝えています。

<関連サービス>300万円以上の動画制作・映像制作

かっこいい会社紹介動画の事例4|展示会動画・コンセプトムービー 「アルガルバイオ」

動画の種類 実写
長さ・尺 60秒〜120秒
費用レンジ 100万円〜299万円

参考:展示会動画・コンセプトムービー 「アルガルバイオ」

アルガルバイオの展示会動画は、微細藻類の可能性を美しい映像で表現した印象的な作品です。科学技術の最先端を感じさせる映像美と、地球環境への貢献を示唆するメッセージ性が見事に調和しています。

動画全体を通して、企業のビジョンと技術力が効果的に表現されており、視聴者に強い印象を与えます。特に、微細藻類の美しさを際立たせた映像は、科学の魅力を伝える上で非常に効果的です。

ストーリー全体で藻類の研究開発に対する思いや意義が語られており、藻類が現在の環境・社会問題を解決する可能性を秘めていることを示唆しています。その期待感をBGMやナレーションだけでなく、アニメーションと実写の編集を通して視覚的に伝えることに成功しています。

<関連サービス>100万円から299万円の動画制作・映像制作

かっこいい会社紹介動画の事例5|イベント動画・オープニングセレモニー動画 「東京創業ステーション」

動画の種類 実写
長さ・尺 60秒~120秒
費用レンジ ~49万円

参考:イベント動画・オープニングセレモニー動画 「東京創業ステーション」

東京創業ステーションのオープニングセレモニー動画は、起業家精神を鼓舞する力強いメッセージ性が特徴です。東京の街並みと起業家たちの姿を織り交ぜた映像構成が、視聴者の心を揺さぶります。

衛星から見た日本を描きそこから東京にズームするダイナミックな表現があったり、画面全体に映し出される「ここから始まる起業のストーリー」というコピーなどのドラマチックな演出を加えることで、印象に残るかっこいい映像に仕上げました。

音楽と映像のシンクロも見事で、視聴者の感情を高揚させる効果があります。この動画は、イベントの開始を告げるだけでなく、参加者のモチベーションを高める役割も果たしているのも特徴です。

また、企業をサポートする企業の姿勢を表現するため、実際に働いている人、起業化の卵の生き生きとした姿を描き臨場感のある仕上がりとなっています。

<関連サービス>49万円以下の動画制作・映像制作

かっこいい会社紹介動画の事例6|会社紹介動画 「株式会社ヌーラボ」

動画の種類 アニメーション
長さ・尺 30秒〜60秒
費用レンジ 50万円〜99万円

参考:会社紹介動画 「株式会社ヌーラボ」

株式会社ヌーラボの会社紹介動画は、社員の個性と企業文化を生き生きと描き出した魅力的な作品です。カジュアルでフレンドリーな雰囲気が全体を通して伝わってきます。

特に印象的なのは、ヌーラボのブランドメッセージです。動画の冒頭には「”このチームで一緒に仕事ができて良かった”を世界中に生み出していく」を掲げ、その後にヌーラボの提供するサービスを紹介しています。

さらに動画の最後にも会社のミッションである「To make creating simple and enjoyable 創造を易しく 楽しくする」を掲げ会社の思いを動画に多く盛り込んでいます。

動画全体を通して、IT企業らしい革新性と、人間味あふれる職場環境のバランスが絶妙です。この動画は、求職者に対して強いアピール力を持つと同時に、顧客に対しても親しみやすい企業イメージを伝えることに成功しています。

<関連サービス>50万円から99万円の動画制作・映像制作

かっこいい会社紹介動画の事例7|オープニング動画 不動産投資セミナー

動画の種類 実写
長さ・尺 120秒〜
費用レンジ 50万円〜99万円

参考:オープニング動画 不動産投資セミナー

不動産投資セミナーの会社紹介動画は、4人の立場の異なる社員にスポットを当て、それぞれどんな思いをもってお客様と向き合っているか紹介するストーリーとなっています。社内メンバーと意見交換するシーンやお客様と実際に話しているシーンを盛り込み、真摯にお客様に向き合っている姿が印象的です。

社員のリアルな声をインタビュー映像を通して紹介することで、視聴者であるセミナー参加者に信頼と安心を与えられるようにこだわりました。

また、最後にインタビューでクローズアップされた社員だけでなく、他の社員の笑顔も紹介し、社員一丸となってお客様と向き合っているというメッセージを視覚的に表現しています。

この動画は、セミナーの開始を告げるだけでなく、参加者の学習意欲を刺激し、セミナーの価値を高める役割を果たしていると言えるでしょう。

<関連サービス>50万円から99万円の動画制作・映像制作

かっこいい会社紹介動画を作るならCrevo

会社紹介動画を制作する際、視聴者の心を掴むかっこよさは非常に大切な要素です。インパクトのある映像、洗練されたデザイン、そして魅力的な音楽や効果音の組み合わせが、会社の魅力を最大限に引き出します。

豊富な実績と経験を持つCrevoでは、お客様のニーズに合わせた最適な採用動画を提案いたします。

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VIDEO SQUARE編集部

採用動画の制作のコツ7選!制作の流れや事例についても紹介

1 year 3ヶ月 ago

採用動画の制作のコツ7選!制作の流れや事例についても紹介

「効果的な採用動画の作り方は?」「コストを抑えつつ魅力的な採用動画を制作するコツは?」そんな疑問をお持ちではないでしょうか。

効果的な採用手法の一つとして注目を集めているのが採用動画です。

本記事では、効果的な採用動画を制作するコツを詳しく解説します。制作の流れや、実際に制作した採用動画の事例なども併せて紹介するので、人材採用に悩む企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

お役立ち資料集

採用動画の制作のコツ7選

採用動画を効果的に制作するためのコツを7つご紹介します。
これらのポイントを押さえることで、求職者の心に響く魅力的な採用動画を作成することができるでしょう。

制作のコツ1|ターゲットの属性に合わせたメッセージを考える

採用動画を制作する際は、まずターゲットとなる求職者の属性を明確にすることが肝心です。

新卒採用なのか、中途採用なのか、また、どのような職種や経験を持つ人材を求めているのかを考慮し、それに合わせたメッセージを考えましょう。

例えば、新卒採用の場合は、会社の成長性や将来性、充実した研修制度などをアピールすると効果的です。具体的には、5年後、10年後のキャリアパスや、先輩社員の成長事例を紹介するのも良いでしょう。

一方、中途採用では、キャリアアップの機会や、専門性を活かせる環境などをアピールするとよいでしょう。例えば、プロジェクトリーダーへの登用機会や、最新技術に触れられる環境、ワークライフバランスの充実度などを具体的に示すことで、経験者の関心を引くことができます。

ターゲットに合わせたメッセージを丁寧に作り込むことで、採用動画の効果を最大限に引き出し、理想の人材との出会いを増やすことができるでしょう。

制作のコツ2|具体的な目標を設定する

採用動画を制作する際は、その目的を一つに絞ることが効果的です。

例えば、「会社の知名度を上げる」「エントリー数を増やす」「内定承諾率を上げる」など、具体的な目標を設定しましょう。目的が明確になれば、それに沿った内容や構成を考えやすくなります。

具体的には、知名度向上が目的なら、会社の特徴や強みを中心に紹介し、エントリー数増加が目的なら、仕事のやりがいや成長機会を強調するなど、目的に応じて内容を変えていくことが大切です。

一つの動画で複数の目的を達成しようとすると、メッセージが散漫になり、効果が薄れてしまう可能性があります。具体的な目標を設定することで、より焦点の合った、インパクトのある動画を制作することができるでしょう。

制作のコツ3|自社の「ウリ」を発掘し、魅力を最大限に引き出す

採用動画では、自社の魅力を最大限に引き出すことが重要です。

他社との差別化ポイントや、独自の企業文化、社員の生の声など、自社ならではの「ウリ」を発掘し、それを効果的に伝えましょう。

例えば、社員インタビューを通じて、実際の仕事内容や職場の雰囲気を伝えたり、オフィスツアーで働く環境の良さをアピールしたりするのが良いでしょう。

また、会社の成長ストーリーや将来のビジョンを語ることで、求職者に入社後の夢やモチベーションを与えることもできます。

制作のコツ4|伝えたい内容に最適な「動画の型」を選ぶ

採用動画には、いくつかの「型」があります。伝えたい内容に合わせて、最適な型を選ぶことが大切です。

主な動画の型は、次の4つです。

  • 会社紹介型:企業理念や事業内容、社風などを紹介する
  • 社員インタビュー型:実際の社員の声を通じて、仕事の魅力や社内の雰囲気を伝える
  • 1日密着型:ある社員の1日の仕事の流れを追いかけ、具体的な業務内容を紹介する
  • オフィスツアー型:オフィスや施設を案内し、働く環境の良さをアピールする

これらの型を目的に合わせて組み合わせることで、より効果的な採用動画を制作することができます。

制作のコツ5|社員の生の声を活用する

採用動画において、実際に働いている社員の生の声を活用することは非常に効果的です。

社員インタビューを通じて、仕事のやりがいや、会社の魅力、キャリアアップの事例などを紹介することで、求職者に具体的なイメージを持ってもらうことができます。

例えば、入社1年目の若手社員、中堅社員、管理職など、様々な立場の社員の声を紹介することで、キャリアパスの多様性や、成長機会の豊富さをアピールできるでしょう。

また、社員の表情やしぐさなども含めて伝えることで、職場の雰囲気や人間関係の良さを自然に伝えることができます。
社員の生の声は、企業の公式メッセージよりも信頼性が高く、求職者の心に響きやすいものです。

制作のコツ6|採用の4Pから動画の軸を定める

採用動画の制作において、採用の4P(Profession、People、Philosophy、Privilege)の中でどれを動画の軸とするか決めることで、より効果的な内容を構築できます。

Profession(仕事) 自社での仕事の魅力や独自性を伝える
People(人材) 現職の社員との協働がもたらすメリットを強調する
Philosophy(理念) 組織のビジョンややりがいを明確に伝える
Privilege(待遇) 組織に属することで得られる待遇を伝える

Professionでは、具体的なプロジェクト例や成長機会を示すことで、求職者の興味を引きつけられるでしょう。Peopleでは、チームワークの雰囲気や先輩社員からのメッセージを盛り込むのがおすすめです。

Philosophyでは、社会貢献度や将来の展望を示すことで、長期的なキャリアビジョンを描きやすくなります。Privilegeでは、福利厚生や研修制度など具体的な待遇を紹介するのが良いでしょう。

項目ごとに適切な動画の内容が異なるため、制作前にどこにフォーカスするかを決めておくことが大切です。

制作のコツ7|シーンによって動画を使い分ける

採用活動の各段階に応じて、適切な動画を使い分けることが重要です。

例えば、エントリー前の求職者向けには、企業の概要や魅力を簡潔に伝える短編動画が効果的になります。この段階では、企業理念や事業内容、社風などを中心に据えると良いでしょう。

選考過程においては、より詳細な仕事内容や社員インタビューを含む動画が求職者の理解を深めます。具体的な業務の流れや、社員の成長ストーリーなどを盛り込むことで、入社後のイメージを明確にできるでしょう。

内定者向けには、入社後の研修内容や配属先の様子を紹介する動画が有効です。これにより、入社への不安を軽減し、モチベーションの維持・向上につながります。

各シーンに適した動画を用意することで、求職者に対してより適切な情報提供が可能となり、採用活動の成功率を高めることが可能です。

採用動画の制作の流れ

採用動画を制作する際は、明確な手順に従って進めることが大切です。企画から公開までの各ステップを順を追って解説します。

STEP1|企画・構成

採用動画の制作において、まず企画・構成段階から始めます。この段階では、動画の目的や伝えたいメッセージを明確にすることが重要です。

例えば、「当社の魅力的な職場環境を伝える」や「社員の成長機会を紹介する」などの具体的な目標を設定します。

次に、ターゲットとなる視聴者層を決定します。新卒採用なのか、経験者採用なのかによって、内容や表現方法が変わってくるためです。

さらに、動画の構成を練ります。導入部分で視聴者の興味を引き、中盤で会社の特徴や仕事内容を紹介し、締めくくりで応募を促すなど、明確な流れを作ります。

動画制作において基盤となるステップですので、適切な企画構成を作れるよう慎重かつ丁寧に取り組むのがポイントです。

STEP2|撮影・編集

企画・構成が固まったら、実際の撮影に入ります。社内の雰囲気や仕事風景、社員インタビューなど、計画に基づいて必要な映像を撮影します。この際、自然な表情や動きを捉えることが重要です。

撮影が完了したら、編集作業に移ります。映像のカット、テロップの挿入、BGMの選択など、視聴者を飽きさせない工夫を凝らします。

例えば、社員の生き生きとした表情にフォーカスを当てたり、会社の成長グラフをアニメーションで表現したりすることで、より印象的な動画になります。

編集作業は高度な技術と経験が必要です。動画制作に関する知識がない場合は、Crevoなどのプロの制作会社に依頼するのが良いでしょう。

STEP3|公開

完成した採用動画は、効果的に公開することが重要です。

まず、自社のウェブサイトや採用ページに掲載しましょう。これにより、企業情報を調べている就職希望者が容易に動画にアクセスできるようになります。

次に、YouTube、Instagram、TikTokなどの動画共有プラットフォームを活用します。各プラットフォームの特性に合わせて動画を最適化することで、より多くの視聴者にリーチすることが可能です。

さらに、就職情報サイトや業界特化型の求人サイトにも動画を掲載します。これにより、具体的に就職先を探している層にも直接アプローチできるでしょう。

公開後は、視聴回数やコメント、応募数などの指標を定期的にチェックするのが大切です。これらのデータを分析することで、動画の効果を測定し、必要に応じて改善点を見出すことができます。

採用動画のトレンドはどのように抑える?

採用動画のトレンドを押さえることは、効果的な人材獲得戦略を立てる上で非常に大切です。近年、採用動画の主流となっているトレンドを3つご紹介します。

1つ目は、視聴者が能動的に参加できるインタラクティブ動画です。この形式では、視聴者が動画内の選択肢をクリックすることで、異なるシナリオや情報にアクセスできます。

2つ目は、企業の実態をありのままに伝える密着動画です。従業員の1日の様子や、実際の業務風景を撮影することで、リアルな職場環境を求職者に伝えることができます。

3つ目は、SNSで拡散しやすい縦型の短尺動画です。TikTokやInstagramReelsなどの人気プラットフォームに対応したフォーマットで、若い世代の求職者にリーチしやすいのが特徴です。

これらのトレンドを押さえつつ、自社の特徴や魅力を効果的に伝える採用動画を制作することが重要です。

こちらの記事では、採用動画のトレンドについて詳しくまとめています。ぜひあわせてご覧ください。

関連記事:採用動画の最新トレンドを解説!制作のコツや成功事例を紹介【2024最新】

採用動画の参考事例8選

採用動画は企業の魅力を効果的に伝える重要なツールです。目的や対象に合わせて適切な形式を選ぶことで、求職者に強い印象を与えることができます。

参考事例1|アンリツ株式会社のYoutube広告用採用動画

動画の種類 実写
長さ・尺 30秒から60秒
費用レンジ 100万円から299万円

参考:Youtube広告動画・採用動画「アンリツ株式会社」

求めている人物像を明確にした上で、採用活動を強化して行きたいという課題を解決するため、Youtube広告で使用できる採用動画を制作しました。

この動画では、一人の女性社員がさまざまな部署の人と関わり働く様子を描くことで女性社員が活躍している職場であること、職場の雰囲気をわかりやすく伝えています。

実写形式は、撮影や編集に時間がかかる場合がありますが、求職者に「等身大の会社の姿」を伝えられるため、求職者に対してより具体的で現実味のある企業イメージを提供することが可能です。

参考事例2|採用動画・インタビュー動画 「TOKIUM」

動画の種類 実写
長さ・尺 120秒〜
費用レンジ 50万円〜99万円

参考:採用動画・インタビュー動画 「TOKIUM」

TOKIUMの採用動画では、社員のインタビューを中心に構成されています。実際に働いている社員の生の声を聞くことで、会社の雰囲気や仕事内容をより具体的に理解することが可能です。

インタビュー形式は、求職者が自分自身をその会社で働いている姿をイメージしやすくなる利点があります。また、様々な部署や役職の社員の声を聞くことで、会社全体の雰囲気や文化を把握することが可能です。

参考事例3|会社紹介動画 「株式会社グローバルウェイ」

動画の種類 実写
長さ・尺 30秒〜60秒
費用レンジ 100万円〜299万円

参考:会社紹介動画 「株式会社グローバルウェイ」

グローバルウェイの採用動画では、オフィスの様子や社員の日常業務、チームワークの場面など、会社の実態を視覚的に伝えています。

この形式は、会社の規模や雰囲気、働き方などを直接的に伝えることができます。そのため、求職者に対してオフィス環境や社員の表情など、言葉では伝えきれない部分を効果的に表現できる点が特徴です。

参考事例4|司法書士法人A.I.グローバルの採用向け会社紹介動画

動画の種類 アニメーション
長さ・尺 60秒〜120秒
費用レンジ ~49万円

参考:採用動画・会社紹介動画「司法書士法人A.I.グローバル」

採用対象者に対して他社との差別化をアピールできるよう、同社ならではのオリジナリティを感じられる動画を制作しました。

この動画では、ポップでメリハリのあるアニメーションにより、風通しが良く、活発な意見交換がおこなわれる社風や会社の雰囲気、会社のモットーなどをポジティブなイメージで伝えています。

アニメーション形式は、実写での撮影が難しい場面や未来のビジョンを表現するのに最適です。また、求職者の印象に残りやすく、企業のブランドイメージを効果的に構築できる利点があります。

参考事例5|採用動画・会社紹介動画 「田島ルーフィング株式会社」

動画の種類 アニメーション
長さ・尺 60秒〜120秒
費用レンジ 100万円〜299万円

参考:採用動画・会社紹介動画 「田島ルーフィング株式会社」

田島ルーフィング株式会社の採用動画では、普段なじみのない業界でも学生が理解しやすいようアニメーションで表現しています。

飽きさせないストーリーで、堅くなりがちな採用動画をコミカルなタッチで描いているのが特徴です。会社の強みや特徴を視覚的に印象付けることができ、求職者の記憶に残りやすい動画となっています。

参考事例6|採用動画 新卒採用向け会社紹介動画「株式会社ケツト科学研究所」

動画の種類 アニメーション
長さ・尺 120秒〜
費用レンジ 100万円〜299万円

参考:採用動画 新卒採用向け会社紹介動画「株式会社ケツト科学研究所」

ケツト科学研究所の新卒採用向け採用動画では、複雑で分かりづらい会社の事業内容をアニメーションを活用することで簡潔に説明しています。

新卒向けの動画では、会社や仕事の内容を詳しく知らない学生に対して、分かりやすく魅力を伝えることが重要です。アニメーション形式を活用することで、複雑な情報も分かりやすく伝えることができます。

参考事例7|営業製作所 内定式モチベーション向上動画

動画の種類 アニメーション・実写
長さ・尺 60秒〜120秒
費用レンジ 50万円〜99万円

参考:採用動画 「営業製作所内定式モチベーション向上動画」

この動画は、内定者のモチベーション向上と求人応募数増加の目的で制作しました。

映像に具体的な数字や、モチベーショナルな言葉と素材をアニメーションを活用し、企業の今後の成長性と、やりがいのある業務に携われる同社の魅力を訴求しています。

実写とアニメーションを織り交ぜた映像とテロップの演出、躍動感のあるかっこいいBGMで訴求しているのが特徴です。

この形式は、制作に時間とコストがかかる場合がありますが、求職者の印象に残りやすく、採用活動において高い効果が期待できます。

参考事例8|採用動画・会社紹介動画 「株式会社グローバルビジョンテクノロジー」

動画の種類 アニメーション
長さ・尺 60秒〜120秒
費用レンジ 100万円〜299万円

参考:採用動画・会社紹介動画 「株式会社グローバルビジョンテクノロジー」

株式会社グローバルビジョンテクノロジーの採用動画は、人材や働き方の多様性に焦点をあて、新卒・中途採用を目的に制作しました。

グローバルな事業展開、16期連続黒字、充実した研修と福利厚生の3つのポイントを冒頭で紹介し、後半では、どのように日本企業の海外進出や国内システムのグローバル化を支援してきたのか、企業の歴史にふれています。

2Dと実写を融合させたハンドアニメーションが本動画の特徴です。

採用動画の費用相場はどのくらい?

採用動画は、制作会社へ依頼するケースが一般的です。制作費用は、内容や尺によって大きく変わりますが、一般的な採用動画の費用相場は、以下のとおりです。

動画内容 費用相場 撮影期間 完成期間
インタビュー動画 30万円〜80万円 1〜2日 2週間〜1.5ヶ月
社内風景動画 50万円〜100万円 1〜2日 1ヶ月から1.5ヶ月
会社説明会動画 150万円〜300万円 2週間〜1ヶ月 1.5ヶ月〜3ヶ月
ドラマ仕立ての動画 200万円〜300万円 3ヶ月〜4ヶ月 3ヶ月〜5ヶ月

参考:「採用動画とは?期待できる効果や費用相場について解説」

採用動画の制作費用は、動画の内容や品質、制作会社によって大きく異なります。一般的な相場としては、30万円から300万円程度と幅広く存在します。

低予算の場合、社内で撮影や編集をおこなうことで、10万円程度での制作も可能です。しかし、プロの技術や経験が不足していると、質の低い動画になってしまう恐れがあります。

必ずしも制作費を多くかけるほど、高い効果が得られるわけではありません。予算や目的に合わせて慎重に検討することが大切です。

採用動画は企業の顔となる重要なツールです。適切な長さ、公開場所、そして予算を考慮し、効果的な採用動画を制作することで、優秀な人材の獲得につながります。

採用動画の費用を抑えるコツ

採用動画を制作したいけれど、コストはなるべく抑えたい企業の方は多いでしょう。ここでは、コストを抑えながら効果的な採用動画を制作するためのポイントをご紹介します。

費用を抑えるコツ1|動画の尺を短くする

動画の尺を短くすることで、制作コストを大幅に抑えることができます。長い動画は撮影時間が増えるだけでなく、編集作業にも多くの時間がかかり、それに比例して費用も増加してしまいます。

効率的な構成を心がけることで、30秒から1分程度の短い動画でも企業の魅力や仕事内容を十分に伝えることは可能です。

むしろ、求職者の集中力が持続する短い動画の方が、途中離脱を減らすことができるというメリットもあります。

動画の尺を短くすることは、コストを抑えるだけでなく、簡潔で印象的な動画は視聴した人の記憶に残りやすくなるのでおすすめです。

費用を抑えるコツ2|高度な撮影技術や機材を使わない

制作コストを抑えるためには、高度な撮影技術や機材を使わないことも大切です。

ドローンやステディカムなどの特殊な撮影機材を使用すると、制作費が高くなります。シンプルな撮影方法でも、工夫次第で魅力的な動画を作ることができます。

例えば、スマートフォンやデジタルカメラを使用し、自然光を活用した撮影をすることで、機材費を抑えられます。また、編集ソフトも無料や低価格のものを利用すれば、さらなるコストダウンも可能です。

費用を抑えた撮影方法であっても工夫次第で効果的な動画を制作することは十分可能ですので、ぜひ試してみてください。

費用を抑えるコツ3|出演者は社内の人間を選ぶ

プロの俳優やタレントを起用すると、出演料が発生し制作費が高くなるため、制作費を抑えたいのであれば、出演者は社内の人間を選ぶのがおすすめです。

社員に出演してもらうことで、コストを抑えつつ、より身近で親しみやすい採用動画を制作することができます。

実際に働いている社員の生の声や表情は、就職活動中の人にとって貴重な情報源です。さらに、社員が出演することで、社内の一体感や活気を伝えることもできるでしょう。

もし、動画制作の経験がない場合や、より質の高い採用動画を制作したい場合は、プロの制作会社に依頼するのがおすすめです。

まとめ 効果的な採用動画制作のポイント

求職者に自社の魅力を効果的に伝え、優秀な人材確保のためには、目的に合う高品質な採用動画の作成が重要です。

魅力的な採用動画を制作するコツとしては、ターゲットに合わせたメッセージの設計、自社の魅力の最大限の引き出し、適切な動画の型の選択が挙げられます。これらのポイントを押さえることで、求職者の心をつかむ採用動画を制作できるでしょう。

効果的な採用動画の制作に悩んでいる企業の方々は、ぜひCrevoの利用をご検討ください。

VIDEO SQUARE編集部

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