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企業PR動画制作の費用相場は?10万円〜200万円の予算別事例と費用を抑える3つの方法

1 year 4ヶ月 ago

企業PR動画制作の費用相場は?10万円〜200万円の予算別事例と費用を抑える3つの方法

視覚と聴覚に訴えかける動画コンテンツは、文字や静止画では伝えきれない企業の魅力や製品・サービスの価値を、わずか数分で効果的に伝えることができます。しかし、多くの企業担当者が頭を悩ませるのが「どのくらいの予算が必要なのか」という点です。

本記事では、企業PR動画の種類や長さ別の費用相場、制作工程ごとの費用内訳、予算別の制作事例などを詳しく解説します。また、限られた予算でも効果的な動画を制作するためのコスト削減方法についても紹介します。

企業PR動画の制作費用相場は10万円から200万円と幅広い

企業PR動画とは、企業が自社のブランド、製品、サービス、理念、または活動を効果的に伝えるために制作する映像コンテンツのことです。主にマーケティングやブランディングを目的としており、視覚と聴覚を活用して情報を分かりやすく、かつ印象的に伝える手段として広く利用されています。

企業PR動画の制作費用は、動画の種類や長さ、内容の複雑さ、使用する技術や機材など、様々な要素が費用に影響するため、10万円から200万円程度と、実に幅広い価格帯です。

高品質な動画は制作コストが高くなる傾向がありますが、企業のブランド価値や視聴者に与える印象を大きく左右するため、過度に予算を削るのは避けた方が良いでしょう。

企業PR動画の長さ別費用相場を種類別に紹介

企業PR動画の費用は、動画の長さによっても大きく変動します。ここでは、長さ別の費用相場を紹介します。

これらの費用相場はあくまでも目安であり、企業の具体的なニーズや予算に応じて調整されることが多いです。

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企業PR動画の種類別に費用相場と制作事例を紹介

企業PR動画の制作費用は、動画の種類や長さ、内容によって大きく変動します。10万円程度の簡易的なものから、200万円を超える大規模なものまで様々です。

ここでは、会社紹介、商品紹介、ブランディングなど、種類別の費用相場を解説します。

会社紹介動画の費用相場は50万〜200万円

動画の種類アニメーション
長さ・尺15秒〜30秒
費用レンジ50〜99万円

参考:会社紹介動画「Braze株式会社」
会社紹介動画は、企業の事業内容や企業理念、従業員の様子などを映像で紹介する動画です。視聴者に企業の魅力を伝え、認知度向上やブランディング、採用活動などの効果が期待できます。

会社紹介動画の制作費用は、企画構成、撮影、編集、CGやアニメーションの有無、ナレーションの有無など、様々な要素によって大きく変動しますが、一般的な相場としては50万円から200万円程度を見込んでおくと良いでしょう。

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商品・サービス紹介動画の費用相場は30万〜100万円

動画の種類アニメーション・実写
長さ・尺60〜120秒
費用レンジ50〜99万円

参考:商品紹介動画「レキシリス.ブラック スカルプシャンプー」
商品・サービス紹介動画の制作費用は、30万円から100万円程度が相場です。この価格帯は、動画の長さや構成、撮影の規模、編集の複雑さなどによって変動します。

比較的シンプルな紹介動画であれば30万円程度で制作可能ですが、より高品質な映像や特殊な撮影、アニメーションなどを盛り込む場合は、100万円程度になることもあります。

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ブランディング動画の費用相場は10万〜300万円程度

動画の種類実写
長さ・尺60〜120秒
費用レンジ100~299万

参考:展示会動画・コンセプトムービー 「アルガルバイオ」

ブランディング動画の制作費用は、10万円から300万円程度と、非常に幅広いです。これは、ブランディング動画の目的や表現方法が多岐にわたるためです。

低予算の場合は、既存の素材を活用したり、シンプルな構成にしたりすることで費用を抑えられます。一方、企業のイメージを深く印象づけるために、高品質な映像や音楽、ストーリー性を重視する場合は、費用が高額になる傾向があります。

特に、著名なクリエイターを起用したり、大規模な撮影を行ったりする場合は、300万円を超えることも珍しくありません。

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広報・IR動画の費用相場は50万〜150万円

動画の種類アニメーション・実写
長さ・尺120秒〜
費用レンジ100~299万

参考:IR動画 キーコーヒー株式会社

広報・IR動画の制作費用は、50万円から150万円程度が相場です。いずれも企業の情報を正確かつ魅力的に伝える必要があるため、比較的費用が高くなる傾向にあります。

特にIR動画では、企業の業績や将来像を明確に示すため、グラフや図表、アニメーションなどを効果的に用いるケースが多く、広報動画においては、企業の活動や社会貢献を視覚的に伝え、視聴者の共感を呼ぶために、撮影や編集に高度な技術や工夫が求めらます。

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h3 採用動画の費用相場は50万〜200万円程度

動画の種類実写
長さ・尺30〜60秒
費用レンジ100~299万

参考:Youtube広告動画・採用動画「アンリツ株式会社」

採用動画の制作費用は、50万円から200万円程度が一般的な相場です。

インタビュー中心のシンプルな構成であれば比較的安価に制作できますが、社員の日常や仕事風景を密着取材し、企業の魅力をドラマチックに表現するような場合は、撮影期間や編集作業が長くなるため、費用が高額になる傾向があります。

採用動画は、企業のブランドイメージや求める人物像を明確に伝える重要なツールであるため、費用対効果を考慮しながら、最適な制作プランを選択することが重要です。

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企業PR動画の制作工程別の費用相

企業PR動画の制作費用は、工程ごとに分かれています。それぞれの工程でどれくらいの費用がかかるのか、詳しく見ていきましょう。(これらの費用相場はあくまでも目安です。)

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企画・構成の費用相場は5万~30万円

企画・構成の費用は、5万円から30万円程度が相場です。動画の尺や内容の複雑さによって費用は変動し、1分30秒~3分程度の簡易的なPR動画であれば5万円~10万円程度、5分を超える尺でインタビューなどを交えた本格的なPR動画の場合は15万円~30万円程度が目安となります。

企画・構成は動画制作の土台となる重要な工程であり、目的やターゲットに合わせた構成が求められるため、内容が複雑になるほど費用も高くなる傾向にあります。

撮影の費用相場は5万〜40万円

撮影費用は、5万円から40万円程度が相場です。撮影場所や機材、撮影日数などによって費用は大きく変動します。インタビュー形式の動画であれば30万円~80万円程度、プロの演者を起用する場合は200万円近くになることもあります。

また、特殊な機材の使用や遠方でのロケなど、撮影の規模が大きくなるほど費用は高くなる傾向にあります。

編集の費用相場は5万〜25万円

編集費用は、5万円から25万円程度が相場です。動画の長さや編集の複雑さによって費用は変動し、アニメーションやCGを多用する動画は編集費用が高くなる傾向にあります。

編集は、撮影素材を繋ぎ合わせ、テロップや効果音などを加えて動画を完成させる工程であり、クオリティの高い動画を制作するためには、編集技術のある編集者に依頼することが重要です。

音響・ナレーションの費用相場は5万〜20万円

音響・ナレーション費用は、5万円から20万円程度が相場です。動画に合わせたBGMの選定や効果音の挿入、ナレーションの収録などにかかる費用が含まれます。プロのナレーターを起用する場合や、BGMをオリジナルで制作する場合は、費用が上がる可能性があります。

音響・ナレーションは、動画の印象を大きく左右する要素であり、視聴者の理解を深めるためにも重要なポイントです。

その他オプションの費用相場は1万円〜10万円

その他オプション費用として、DVD・ブルーレイの作成や字幕・翻訳などで1万円から10万円程度かかる場合があります。これらの費用は、動画の用途や目的に応じて発生するもので、必要に応じて検討する必要があります。

企業PR動画の費用相場別の制作事例を紹介

「企業PR動画の種類別に費用相場と制作事例を紹介」では、企業PR動画の種類別に費用相場と制作事例を紹介しましたが、ここでは費用相場別に焦点を当て、具体的にどのようなクオリティの動画制作が可能かを事例を通して紹介します。

予算に応じた動画制作のイメージを掴み、最適な動画制作の参考にしてください。

~49万円|プロモーション動画「西川公式オンラインショップ」

動画の種類アニメーション
長さ・尺120秒〜
費用レンジ〜49万

参考:プロモーション動画「西川公式オンラインショップ」
49万円以下の予算で制作された「西川公式オンラインショップ」のプロモーション動画は、サイトの魅力と具体的な操作方法を分かりやすく伝えることで、ユーザー体験の向上と購買意欲の促進を目指しました。

動画では、オンラインショップの利用方法や魅力を丁寧に紹介。特に、初めて利用するユーザーでも迷わないよう、実際のオンラインショップ画面に沿ってナレーションを加え、操作手順を具体的に解説しています。

制作のポイントは、オンラインショップの使いやすさを効果的に伝える構成です。実写映像とテロップ、BGMを組み合わせ、商品の魅力をテンポ良く紹介することで、視聴者の関心を高めています。
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50〜99万円|プロモーション動画「おやつタウン」

動画の種類アニメーション
長さ・尺120秒〜
費用レンジ50〜99万

参考:プロモーション動画「おやつタウン」

50万円から99万円の予算で制作された「おやつタウン」のプロモーション動画は、施設紹介と新キャラクターのPRを目的としています。動画を通してキャラクターの魅力を伝え、来場を促進することを意図しており、子どもたちの興味を引くストーリーとなっています。

制作のポイントは、子どもが親しみやすく楽しめるように、題材、会話、効果音、アニメーション、色使いなどを工夫している点です。明るくポップな映像と音楽で、おやつタウンの魅力を効果的に表現しています。

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100〜299万円|プロモーション動画「株式会社リクルート(365日のケーススタディ)」

動画の種類アニメーション・実写
長さ・尺120秒〜
費用レンジ100〜299万

参考:プロモーション動画「株式会社リクルート(365日のケーススタディ)」

100万円から299万円の予算で制作された「株式会社リクルート(365日のケーススタディ)」のプロモーション動画は、17歳から21歳の若年層への認知拡大を目的としています。

動画は「365日のケーススタディ」をテーマに、学生が抱える悩みを題材とし、それに対する解決策としてリクルート社員からのアドバイスを紹介する構成です。これにより、若年層の共感を呼び、企業への関心を高めることを目指しています。

現代的なイラストを用いることで、若年層に親しみやすい映像に仕上がっているのがポイントです。この事例は、ターゲット層に合わせたコンテンツと表現方法が、効果的なプロモーションに繋がることを示しています。

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300万円〜|茨城県石岡市 プロモーション動画

動画の種類実写
長さ・尺60〜120秒
費用レンジ300万円〜

参考:茨城県石岡市 プロモーション動画

茨城県石岡市のプロモーション動画は、300万円以上の予算をかけた大規模な制作事例です。動画は、旅行先を探す女性たちが、マッチングアプリのように石岡市と「マッチング」するストーリーで展開されています。

制作のポイントは、情報の新陳代謝が早い20代、30代の女性の目に留まるよう、「綺麗」「映え」といった既視感のある情報に留まらず、斬新なストーリーで展開している点です。これにより、視聴者の興味を引き、石岡市への関心を高めることを目指しています。

この事例は、地域PRにおいて、ターゲット層に合わせたクリエイティブなアプローチが重要であることを示しています。

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企業PR動画を費用相場より安く制作する3つの方法

企業PR動画の制作費用は、相場として10万円から200万円程度と幅広く、動画の種類や長さ、内容によって変動します。ここでは、費用相場より安く企業PR動画を制作する方法を3つ紹介します。

自社で企画や素材を準備する

動画制作会社に依頼する際、企画構成や撮影素材の準備を自社で行うことで、制作費用を大幅に抑えることが可能です。また、撮影素材として、自社の写真や動画、社員インタビューなどを提供することで、撮影費用を削減できます。

ただし、自社で準備した企画や素材のクオリティが動画の仕上がりに影響するため、高品質なものを用意することが重要です。自社で準備できる範囲を明確にし、制作会社と連携することで、費用対効果の高い動画制作が実現できるでしょう。

短尺動画や静止画メインの動画にする

動画の尺を短くしたり、静止画をメインとした動画にすることで、撮影や編集にかかる時間を短縮し、制作費用を抑えることができます。

短尺動画は、視聴者の集中力を維持しやすく、SNSでの拡散にも適しています。静止画メインの動画は、写真やイラストを活用し、テロップやナレーションで情報を伝えるため、動画撮影の必要性が低く、比較的安価に制作できます。

ただし、短尺動画や静止画メインの動画にする場合でも、構成や演出を工夫することで、企業の魅力を効果的に伝えることが大切です。目的やターゲットに合わせて、最適な動画形式を選択しましょう。

複数社から見積もりをとって比較する

動画制作を依頼する際は、複数社から見積もりを取り、比較検討することが重要です。見積もりを比較することで、各社の料金体系やサービス内容を把握し、自社の予算や要望に合った制作会社を選ぶことができます。

見積もりを依頼する際は、動画の目的や内容、尺、納期などを具体的に伝えることで、より正確な見積もりを得ることができます。また、過去の制作実績や得意分野なども確認し、信頼できる制作会社を選びましょう。

価格だけでなく、提案内容やコミュニケーションの円滑さなども考慮することで、満足度の高い動画制作に繋がります。

Crevoなら予算に合わせた企業PR動画の制作が可能

動画制作会社のCrevoでは、お客様の予算とニーズに柔軟に対応し、幅広い価格帯で企業PR動画の制作を承っています。創業以来、2,000社以上、10,000件以上の動画制作を手がけており、幅広いジャンルに対応可能です。

Crevoの費用目安
〜49万円シンプルなメッセージを伝える動画
50〜99万円ストーリー性を取り入れた差別化動画
100〜299万円表現の幅を広げた高品質動画
300万円〜テレビCMレベルのハイクオリティ動画画

Crevoでは、企画から制作、そして動画の活用提案まで、トータルでサポートを提供しており、アニメーションや実写など、多彩な表現方法に対応しています。お客様の目的や予算に応じた最適な動画制作プランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

企業PR動画の制作費用の相場は幅がある!予算を抑えたいならクオリティを落とさずに工夫しよう

企業PR動画の制作費用は、動画の長さや種類、内容の複雑さによって10万円から200万円と幅広い相場があります。15秒〜30秒の短尺なら50万円程度、5分〜10分の長尺になると200万円程度まで費用が上がります。

種類別では、会社紹介動画は50万〜200万円、商品・サービス紹介動画は30万〜100万円、ブランディング動画は10万〜300万円、広報・IR動画は50万〜150万円、採用動画は50万〜200万円が一般的な相場です。

制作工程別では、企画・構成に5万〜30万円、撮影に5万〜40万円、編集に5万〜25万円、音響・ナレーションに5万〜20万円、その他オプションに1万〜10万円程度かかります。

予算を抑えたい場合は、自社で企画や素材を準備する、短尺動画や静止画メインの動画にする、複数社から見積もりをとって比較するなどの方法があります。

動画制作会社のCrevoでは、お客様の目的や予算に応じた最適な動画制作プランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

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VIDEO SQUARE編集部

PR動画制作の費用相場とは?10万〜300万円の価格差が生じる要因と種類別の制作事例も紹介

1 year 4ヶ月 ago

PR動画制作の費用相場とは?10万〜300万円の価格差が生じる要因と種類別の制作事例も紹介

デジタルマーケティングが主流となった現代、企業の認知度向上や商品・サービスの販売促進において、PR動画は欠かせない存在となっています。しかし、「PR動画の制作にはどれくらいの費用がかかるのか」と疑問を抱く担当者も多いのではないでしょうか。
本記事では、PR動画制作の費用相場を詳しく解説するとともに、種類別の費用目安や工程ごとの予算配分、価格差が生じる要因、費用を抑えるポイントなど、PR動画制作を検討している担当者必見の情報をお届けします。

PR動画制作の費用相場は10万~300万円以上

PR動画は、特定の商品やサービスの認知度向上や販売促進を目的とする動画コンテンツです。PR動画制作にかかる費用相場は10万〜300万円以上となっており、その規模やクオリティによって大きく変動します。

動画制作の総額の制作費用目安は下記の通りです。

小規模・簡易な動画10万~30万円
中規模・標準的な動画30万~150万円
大規模・高品質動画150万~300万円以上

例えば、インタビューを中心としたシンプルな構成の動画であれば、10万円~30万円程度で制作できる場合もあります。一方、アニメーションを多用した動画や、俳優・モデルを起用したCM風の動画などは、150万円~300万円以上かかるケースも珍しくありません。

動画の長さや、ナレーションの有無、BGM、撮影場所なども費用に影響します。

PR動画の種類別に費用相場と制作事例を解説

PR動画にも様々な種類があり、それぞれ目的やターゲット層が異なります。種類によって費用相場も大きく変わるため、まずは代表的なPR動画の種類と費用相場、制作事例を見ていきましょう。

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動画制作・映像制作の費用相場・料金とは?動画の長さ別の費用から費用を抑えるポイントまで解説

商品・サービスのPR動画の費用相場は50万〜200万円

商品・サービスPR動画は、特定の商品やサービスの魅力を伝えるための動画です。新商品の機能説明や使い方を紹介する動画、既存商品の魅力を再発見させる動画などが挙げられます。制作の費用相場は、50万円から200万円程度です。

動画の種類アニメーション
長さ・尺~15秒
費用レンジ50〜99万円

参考:プロモーション動画 「KFCカード(クリスマス篇)
この動画は、「KFCカード」の魅力を効果的に伝え、利用を促進することを目的として制作されました。お礼や祝い事、日頃の感謝など、幅広いシーンで活用できる「KFCカード」の利便性を紹介し、最終的に主人公の悩みが解決されるという構成になっています。

制作のポイントは、カーネル・サンダースの立像を登場させ、ポップな色使いを用いることで、視聴者の注意を引きつつ、「KFCカード」の良さを分かりやすく伝えている点です。

この事例は、商品・サービスのPR動画において、ストーリー性と視覚的な工夫が重要であることを示しています。

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企業PR動画の費用相場は50万〜250万円

企業PR動画は、企業全体のブランドイメージ向上や認知度向上を目的とした動画です。企業理念や事業内容、企業文化などを伝えることで、顧客や投資家、採用候補者など、様々なステークホルダーへの訴求を目指します。制作の費用相場は、50万〜250万円程度です。

動画の種類アニメーション
長さ・尺15〜30秒
費用レンジ50〜99万円

参考:会社紹介動画「Braze株式会社」

この動画は、インサイドセールスにおける架電後のフォローとして活用され、サービスの理解促進とアポイント率向上を目的としています。

制作のポイントは、サービスをアニメーションイラストで紹介することで、利用シーンを分かりやすく具体的にイメージできるように工夫している点です。

また、クライアントのブランドカラーを中心に動画を制作することで、企業の認知度向上と統一感のあるブランディングを図り、視聴者の印象に残るように仕上げています。

会社紹介の動画制作・映像制作の事例をもっと見る

広告(CM・ウェブCM)動画の費用相場は50万〜500万円

広告動画は、テレビやウェブ上で放送される、短尺の動画です。商品・サービスPR動画や企業PR動画と比較して、より多くの視聴者にリーチすることを目的としています。制作費用の相場は、50万〜500万円程度です。

動画の種類実写
長さ・尺~15秒
費用レンジ300万円〜

参考:WebCM・Web広告動画「三菱地所の住まいリレー」

このCM動画は、特に不動産売却を検討している層へのアプローチを目的として制作されました。不動産の売買を検討している顧客との対話シーンや回想シーンを中心に構成されており、サービスの利用を検討している視聴者の共感を呼び、行動を促すことを目指しています。

制作のポイントは、伝えたいメッセージを印象的なシーンに凝縮することで、ブランドに込めた想いを端的に表現している点です。また、無音環境でも情報が伝わるように、テキスト情報を効果的に表示しています。

広告(Web・テレビCM)の動画制作・映像制作の実績をもっと見る

PR動画制作の内訳とは?工程ごとの費用目安


PR動画制作は、複数の工程を経て完成します。各工程の費用は、動画のクオリティや制作会社によって大きく変動しますが、ここでは一般的な費用目安を紹介します。

企画・ディレクションの費用目安は5万〜50万円

企画・ディレクションは、動画制作の方向性を決定する重要な工程です。費用は、企画の複雑さやディレクターの経験によって変動し、5万円から50万円程度が目安です。

綿密な企画と的確なディレクションは、動画の成功を左右するため、予算をかける価値のある工程と言えます。

構成・シナリオ作成の費用目安は8万〜25万円

構成・シナリオ作成は、動画の内容を具体的に落とし込む工程です。企画で決定した内容をもとに、動画全体の流れやシーン構成、セリフなどを詳細に記述します。

シナリオは、撮影や編集の際の指示書となるため、分かりやすく、具体的な内容が求められます。費用は、シナリオの長さや複雑さによって変動し、8万円から25万円程度が目安です。

撮影の費用目安は5万〜40万円

撮影は、シナリオに基づいて映像を記録する工程です。撮影場所や機材、撮影日数、出演者の人数などによって費用は大きく変動します。

スタジオ撮影やロケ撮影、特殊な機材の使用などは、費用が高くなる要因となります。また、プロのカメラマンや照明スタッフを起用する場合も、費用が上がります。費用を抑えるためには、撮影場所を限定したり、撮影日数を短縮したりするなどの工夫が必要です。

編集の費用目安は5万〜50万円

編集は、撮影した映像素材を繋ぎ合わせ、テロップや効果音、BGMなどを加えて動画を完成させる工程です。編集の複雑さや動画の長さによって費用は変動します。

簡単な編集であれば比較的安価に済みますが、特殊効果やCGなどを多用する場合は、費用が高くなる傾向にあります。編集は、動画のクオリティを大きく左右する重要な工程であり、視聴者の印象を決定づける要素となります。

音響・ナレーションの費用目安は1万〜10万円

音響・ナレーションは、動画に音声情報を加える工程です。BGMの選定や効果音の挿入、ナレーションの収録などを行います。プロのナレーターを起用する場合や、オリジナル楽曲を使用する場合は、費用が上がることがあります。

音響は、動画の雰囲気を演出し、視聴者の感情を動かす重要な要素です。ナレーションは、情報を分かりやすく伝え、視聴者の理解を深める役割を果たします。

PR動画制作の費用相場はなぜ広い?価格に差が出る3つの要因


PR動画の制作費用は、10万円から数百万円と非常に幅広く、様々な要因によって価格が大きく変動します。ここでは、PR動画の費用相場に差が出る主な要因を3つ紹介します。

動画の長さや内容の複雑さ

まず、動画の長さが費用に直結します。30秒の動画と3分の動画では、必要な撮影時間や編集作業時間が大きく異なります。当然、長い動画の方が費用は高額になります。

また、動画の内容も費用に影響します。シンプルなインタビュー動画であれば比較的費用は抑えられますが、CGを駆使した複雑な演出や、ロケ地を複数使った大規模な撮影が必要な場合は、費用が大幅に増加するでしょう。

例えば、商品紹介のシンプルな動画と、企業理念を伝えるドラマ仕立ての動画では、後者の方が費用は高くなります。

実写かアニメーションかによる違い

実写動画とアニメーション動画でも費用は大きく変わります。実写動画の場合は、出演者の手配、撮影場所の確保、撮影機材のレンタルなどが必要になります。

一方、アニメーション動画の場合は、キャラクターデザイン、作画、アニメーション制作など、専門的なスキルを持った人材が必要になります。

どちらの動画形式を選ぶかによって、必要な人材や機材が変わるため、費用にも差が出ます。

使用機材や技術レベルの違い

動画制作に使用する機材や、制作会社の技術レベルも費用に影響します。高性能なカメラや編集ソフトを使用すれば、高画質でクオリティの高い動画を制作できますが、その分費用も高額になります。

また、経験豊富なスタッフや、高い技術力を持つ制作会社に依頼すれば、より効果的なPR動画を制作できます。しかし、当然ながら費用は高くなる点に注意が必要です。

PR動画の制作費用を抑えるための3つのポイント

PR動画の制作は、企業の魅力を効果的に伝えるための重要な手段ですが、費用を抑えたいと考える企業も多いでしょう。ここでは、PR動画の制作費用を抑えるための3つのポイントを紹介します。

動画の目的や構成を自社で立案する

動画制作会社に依頼する前に、動画の目的、ターゲット、伝えたいメッセージ、動画の構成(ストーリー展開)を明確にしておきましょう。

企画段階を自社である程度の方向性を固めておくことで、制作会社との打ち合わせがスムーズに進み、修正回数も減り、結果的に費用を抑えることに繋がります。

例えば、新商品のPR動画を制作する場合、「商品のどのような機能を誰に伝えたいのか」「動画を見た人にどのような行動を取ってほしいのか」などを事前に決めておくことが重要です。

フリー素材やテンプレートを活用する

動画素材やテンプレートを活用することで、撮影費用や編集費用を削減できます。

高品質なフリー素材サイトや、動画編集ソフトに搭載されているテンプレートを利用すれば、プロが制作したようなクオリティの高い動画を低コストで制作することが可能です。

背景動画や効果音、BGMなどをフリー素材で賄うことで、オリジナル素材を制作するよりも費用を抑えられます。

撮影規模や時間を最小限に抑える

撮影場所、出演者、撮影日数など、撮影規模を小さくすることで費用を抑えられます。

例えば、自社オフィスで撮影したり、社員を出演者にすることで、スタジオレンタル費用や出演料を削減できます。また、撮影時間を短縮するために、事前に綿密な撮影計画を立て、リハーサルをしっかり行うことも重要です。

PR動画制作は自社制作と外注、どっちがいいの?

PR動画制作を検討する際、自社制作と外注のどちらを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。どちらの方法を選択するかは、企業の目的や予算、リソースなどによって異なるため、それぞれのメリットとデメリットを比較しながら検討してみてください。

PR動画制作を自社制作する場合のメリット・デメリット

メリット・コストを抑えられる
・修正や変更に柔軟に対応できる
・社内の細かいニュアンスを反映させやすい
デメリット・クオリティの高い動画を制作するのが難しい
・動画制作のノウハウがないと学習コストがかかる

自社制作の最大のメリットは、コストを抑えられる点です。外注する場合に発生する制作会社への費用を削減できます。また、修正や変更に柔軟に対応可能です。社内の細かいニュアンスを反映させやすい点もメリットと言えるでしょう。

一方で、デメリットも存在します。動画制作には専門的な知識や技術、機材が必要となるため、クオリティの高い動画を制作するには、相応の労力と時間を要します。さらに、社内に動画制作のノウハウがない場合、学習コストもかかります。

そのため、動画制作に慣れていない企業の場合は、外注したほうがよいでしょう。

PR動画制作を外注する場合のメリット・デメリット

メリット・高品質な動画制作が期待できる
・動画制作にかかる時間や労力を削減できる
デメリット・外注コストがかかる
・修正や変更の意図がうまく伝わらない可能性がある

外注のメリットは、高品質な動画制作を期待できる点です。専門的な知識と技術、高度な機材を持つプロに依頼することで、訴求力の高い動画を作成できます。また、動画制作にかかる時間や労力を大幅に削減できます。

しかし、外注にはコストがかかります。予算と求めるクオリティのバランスを考慮する必要があります。また、修正や変更の際に、意図がうまく伝わらず、想定していたものとは異なる動画に仕上がってしまう可能性もあります。

自社制作と外注、どちらにもメリット・デメリットがあります。社内のリソースや予算、求めるクオリティなどを総合的に判断し、最適な方法を選択しましょう。動画制作会社への依頼を検討する際には、実績や費用などを比較検討し、信頼できる会社を選ぶことが大切です。

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イメージ通りに仕上がる!外注で失敗しない動画制作のコツとは?

PR動画制作会社を比較するときの注意点

PR動画制作会社を選ぶ際には、複数の会社を比較検討することが重要です。様々な会社の特徴を把握することで、自社のニーズに最適な会社を見つけることができます。

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【初心者向け】動画制作会社の選び方は?5つの選定ポイントを解説!

見積もりの取得は複数社に依頼する

複数のPR動画制作会社に見積もりを依頼することで、費用やサービス内容を比較検討できます。相場観を掴むためにも、少なくとも3社以上の見積もりを取得することをおすすめします。

例えば、A社は企画力に強みがあり、B社はアニメーション制作を得意とし、C社は低価格帯でサービスを提供しているなど、会社によって特徴が異なります。

これらの違いを比較することで、自社に最適な会社を見極めることができます。

PR効果に対する費用対効果を見極める

PR動画制作費用は、単に制作費だけで判断するのではなく、期待されるPR効果と合わせて費用対効果を検討することが大切です。

例えば、100万円の動画制作費用でも、それ以上の効果が見込める場合は費用対効果が大きく異なります。動画のクオリティだけでなく、ターゲット層へのリーチや、動画公開後のプロモーション戦略なども考慮に入れて、予算を組むようにしましょう。

オプション費や追加料金の有無を確認する

初期見積もりで提示された費用以外に、オプション費や追加料金が発生する可能性があるかどうかも確認しておきましょう。例えば、ナレーションの追加や、動画の長さ変更、修正回数などによって追加料金が発生する場合があります。

動画制作会社を選ぶ際には、見積もりの内訳を細かく確認し、不明点があれば担当者に問い合わせて、費用に関する疑問を解消しておくことが重要です。

Crevoなら予算に合わせた企業PR動画の制作が可能

Crevoの費用目安
〜49万円シンプルなメッセージを伝える動画
50〜99万円ストーリー性を取り入れた差別化動画
100〜299万円表現の幅を広げた高品質動画
300万円〜テレビCMレベルのハイクオリティ動画画

動画制作会社のCrevoでは、企業のPR動画制作において幅広い価格帯とプランを用意しているため、シンプルなメッセージを伝える動画から、テレビCMレベルの高品質な動画まで、お客様に合わせた様々なプランを提供しています。

予算とニーズに合わせた柔軟な対応が可能なため、安心して依頼できる制作会社です。お客様の目的やブランドイメージを丁寧にヒアリングし、最適な動画制作プランを提案いたします。

効果的なPR動画を制作するためのポイント

効果的なPR動画は、企業のブランドイメージ向上や商品・サービスの認知拡大に大きく貢献します。ここでは、視聴者の心を掴み、記憶に残るPR動画を制作するための重要なポイントを3つ紹介します。

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【担当者必見】PR動画を制作するポイントを活用事例とともにご紹介!

動画の視聴者層を明確にする

PR動画の制作において、誰にメッセージを届けたいのかを明確にすることは非常に重要です。視聴者層を絞り込むことで、彼らの興味や関心を惹きつけるコンテンツを作成できます。

年齢、性別、職業、趣味、価値観など、具体的な属性を洗い出し、ペルソナを設定することで、より効果的な動画制作が可能です。視聴者層のニーズや課題を理解し、彼らが求める情報や共感できるストーリーを盛り込むことで、視聴者の心に響く動画を制作できるでしょう。

PRしたい内容を1つに絞る

多くの情報を伝えようとすると、動画の焦点がぼやけ、視聴者の印象に残りにくくなります。効果的なPR動画を制作するためには、PRしたい内容を1つに絞り、そのメッセージを深く掘り下げることが重要です。

伝えたい情報を絞り込むことで、動画全体の構成が明確になり、視聴者も内容を理解しやすくなります。1つのメッセージに焦点を当て、それを印象的に伝えることで、視聴者の記憶に残りやすく、行動を促す効果も期待できます。

視聴者の興味を引きつける構成を考える

視聴者の興味を引きつけ、最後まで見てもらうためには、動画の構成が非常に重要です。冒頭で視聴者の心を掴み、ストーリー展開で引き込み、最後に印象的なメッセージで締めくくる構成を意識しましょう。

視聴者の興味や関心を考慮し、飽きさせない工夫も必要です。動画の構成は、起承転結を意識したり、視聴者の疑問や期待に応える形にしたりするなど、工夫次第で大きく効果が変わります。

PR動画制作費用を理解して効果的な動画マーケティングを実現しよう

PR動画制作は、企業や商品・サービスの魅力を効果的に伝える重要なマーケティング手段です。費用相場は10万〜300万円以上と幅広く、規模や目的によって大きく変動します。

種類別では、商品・サービスPR動画が50万〜200万円、企業PR動画が50万〜250万円、広告動画が50万〜500万円が一般的な相場です。各工程の費用目安としては、企画・ディレクション(5万〜50万円)、構成・シナリオ作成(8万〜25万円)、撮影(5万〜40万円)、編集(5万〜50万円)、音響・ナレーション(1万〜10万円)と分かれています。

費用に差が出る主な要因は、動画の長さや内容の複雑さ、実写かアニメーションかの違い、使用機材や技術レベルの違いです。

費用を抑えるポイントとしては、動画の目的や構成を自社で立案する、フリー素材やテンプレートを活用する、撮影規模や時間を最小限に抑えるといった工夫が挙げられます。また、自社制作と外注それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、自社に最適な方法を選ぶことも重要です。

効果的なPR動画を制作するためには、視聴者層を明確にし、PRしたい内容を1つに絞り、視聴者の興味を引きつける構成を考えることが大切です。目的を明確にし、予算とのバランスを見極めながら、視聴者に響くコンテンツづくりを心がけましょう。

The post PR動画制作の費用相場とは?10万〜300万円の価格差が生じる要因と種類別の制作事例も紹介 first appeared on 動画制作・動画マーケティング専門メディア「VIDEO SQUARE(ビデオスクエア)」.

VIDEO SQUARE編集部

アマゾンの「Amazon Pay」、支払い方法にJCBの「JCB Oki Doki ポイント」を追加

1 year 4ヶ月 ago

AmazonのID決済サービス「Amazon Pay」は、JCBのポイントプログラム「Oki Dokiポイント」を支払い方法に追加した。

 これにより、消費者は「Amazon Pay」を導入している自社ECサイトでも「Oki Dokiポイント」で支払いができるようになる。​

「Amazon Pay」は、Amazonアカウントに登録した配送先住所と支払い方法を利用して、「Amazon.co.jp」以外のECサイトでも買い物ができるID決済サービス。決済方法で「Amazon Pay」を選択し、支払い方法から「Oki Dokiポイントを利用する」をチェックすると、「Oki Dokiポイント」を利用して買い物できる。

「Oki Dokiポイント」の利用は、事前に「Amazonパートナーポイントプログラム」への登録が必要。利用手数料は不要。

「Amazon Pay」の支払い方法は「Oki Dokiポイント」のほか、クレジットカード、Amazonギフトカード、あと払い(ペイディ)となった。

AmazonのID決済サービス「Amazon Pay」は4月1日、JCBのポイントプログラム「Oki Dokiポイント」を支払い方法に追加
「Oki Dokiポイント」利用のイメージ
宮本和弥

三越伊勢丹の“館業”から“個客業”へ変革を進める新たな施策、年会費永年無料の「エムアイカード ベーシック」とは

1 year 4ヶ月 ago

三越伊勢丹ホールディングスはこのほど、新たな国内向けクレジットカードサービス「エムアイカード ベーシック」と海外顧客向けアプリ「MITSUKOSHI ISETAN JAPAN」のサービス提供を開始した。世界中から顧客を集客し、識別化してつながった顧客=「個客」に、多様な価値を提案するビジネスモデルの構築を進める。

三越伊勢丹グループは2024年11月に2025年〜2030年の中期経営計画を策定。「お客さまの暮らしを豊かにする、特別な百貨店を中核とした小売グループ」の実現に向けて、ビジネスモデルを“館業”から“個客業”へ変革を進めている。

三越伊勢丹グループの2025年〜2030年中期経営計画の全体像
三越伊勢丹グループの2025年〜2030年中期経営計画の全体像

“館業”から“個客業”へ変革について、具体的には①集客②識別化③利用拡大④生涯顧客化――の4つのプロセスで施策を展開する。

三越伊勢丹グループ “館業”から“個客業”へ変革について、具体的には①集客②識別化③利用拡大④生涯顧客化――の4つのプロセスで施策を展開
2つの新サービスは「識別化」施策の一環となる

「エムアイカード ベーシック」「MITSUKOSHI ISETAN JAPAN」は、「識別化」の施策の一環となる。従来から発行しているクレジットカード「エムアイカード プラス」や三越伊勢丹アプリでの識別化は堅調に推移しており、新サービス提供でさらなる識別化の規模を広げる。「識別化」をした上で、さらに三越伊勢丹グループの百貨店を中心に利用を促進し、顧客ごとに応じたパーソナルな体験の提供から生涯個客化をめざす。

エムアイカード ベーシック

「エムアイカード ベーシック」は3月19日からサービス提供を開始した。従来から発行している「エムアイカード プラス」と異なり年会費は永年無料。三越伊勢丹グループ百貨店でのカード利用で独自ポイント「エムアイポイント」を原則2%付与する。三越伊勢丹アプリと連携すると、アプリを通じてパーソナライズされた最新情報や利用履歴の確認ができる。

三越伊勢丹グループ エムアイカード ベーシック
年会費永年無料で原則ポイント2%還元

MITSUKOSHI ISETAN JAPAN

訪日外国人など海外顧客向けアプリ「MITSUKOSHI ISETAN JAPAN」は3月26日からサービス提供を開始。海外顧客の興味関心に沿った各店のイベント情報やフロアマップなどを掲載するほか、買い物に利用できる5%割引のショッピングクーポンなどを用意している。

国内顧客向けアプリ「三越伊勢丹アプリ」と同様に、海外の顧客1人ひとりに合わせたサービス提案、双方向コミュニケーションの実現に向けて、さらにサービス機能拡大をめざす。

三越伊勢丹グループ エムアイカード ベーシック
海外顧客向けアプリでは5%割引クーポンなどを用意
鳥栖 剛

アダストリアと伊藤忠商事、カリマーインターナショナルの株式を共同取得

1 year 4ヶ月 ago

アダストリアは3月31日、伊藤忠商事と共同でイギリス発のアウトドアブランド「カリマー」の日本事業を手がけるカリマーインターナショナルの株式を取得した。

アダストリアは伊藤忠商事とのJV(ジョイントベンチャー)を通じて「カリマー」の日本事業を展開、ライフスタイルブランドへの成長をめざす。

「カリマー」は、1946年創業のイギリスの老舗アウトドアブランド。リュックサックやアパレル製品が世界中の登山ファンに支持されている。アダストリアと伊藤忠商事が共同で、未開拓層へのアプローチを強化、ブランド成長を促進。アダストリアはアウトドアカテゴリーに本格的に参入することで、マルチカテゴリー展開をさらに強化していく。

アダストリアは伊藤忠商事と、「カリマー」の伝統的な価値を尊重しながら、丈夫で機能的な商品の開発をさらに進める。従来からの強みであるリュックサック販売を強化しながら、アパレルアイテムの拡充や店舗展開を推進。ライフスタイルブランドへの成長をめざす。

アダストリアが持つ商品企画力、ショッピングセンターやファッションビルなどの商業施設とのネットワーク、1900万人を超える会員基盤を活用しながら、日本市場での「カリマー」の販路・顧客層拡大、およびブランド認知度の向上を実現。将来的には、カリマーインターナショナルを基盤に、「カリマー」だけではなく複数のアウトドア・ライフスタイルブランドを取り扱い、アダストリアの事業成長につなげる。

鳥栖 剛

EC成熟期で重要なことは「力配分の見直し」。伸びしろを探せば、まだまだ成長できる! | 『売れる! EC事業の経営・運営 ネットショップ担当者、チームのための成功法則。』ダイジェスト

1 year 4ヶ月 ago
『売れる! EC事業の経営・運営 ネットショップ担当者、チームのための成功法則。』著者の坂本悟史が、EC成熟期における自社の"伸びしろ"を発掘する方法と解説します

かつてはSEOとメルマガだけでぐんぐん売り上げを伸ばせたEC業界。ところが今や、多店舗展開や即日出荷をこなし、SNS運営、動画の制作までしてもなお売り上げが足りない……。「このままで大丈夫だろうか」――そう不安に感じているEC事業者も多いのではないでしょうか。そんな成熟期を迎えたEC市場において、私たちが再び成長軌道に乗るためには何が必要なのか。本連載では、書籍『売れる! EC事業の経営・運営 ネットショップ担当者、チームのための成功法則』のエッセンスから、埋もれている“伸びしろ”を発見するヒントをお伝えします。

はじめに:ご挨拶

こんにちは。コマースデザイン代表の坂本です。このたび全21回の連載を担当することになりました。まずは自己紹介を兼ねて軽く経歴をお伝えします。

コマースデザイン 坂本悟史氏 経歴
楽天出身で現在はコマースデザインの代表を務めている

私は楽天(現:楽天グループ)出身で、マーケティングや出店者さんの支援などを手がけていました。そこからECコンサルティング会社のコマースデザインを立ち上げ、2025年2月に創業から丸17年を迎えました。

コマースデザインでは「経営者や店長さんの顧問」のようなコンサルとして、売上アップだけでなく、業務効率や組織体制、中長期の戦略まで幅広く支援。おかげさまで多くのお店からご依頼をいただいています。

2010年に出版した『売れるネットショップ開業・運営 eコマース担当者・店長が身につけておくべき新・100の法則。』は、おかげさまで累計2.6万部を突破。業界でも多くの人たちに読んでいただきました。2024年には新著『売れる! EC事業の経営・運営 ネットショップ担当者、チームのための成功法則。』を出版し、こちらも好評をいただいています。

近年はセミナーにも力を入れていて、EC事業者向けのAI活用の講演なども行っていますので、機会があればぜひご参加ください。

EC業界は今、成熟期に突入している

さて、本題に入りましょう。私は楽天時代も含めて20年以上EC業界を見てきましたが、ここ数年は成熟期の風を強く感じるようになりました。

コマースデザイン ECの市場規模や前年対比成長率のデータ
EC市場規模や前年対比成長率のグラフ

上の図は、経済産業省が毎年発表しているECの市場規模や前年対比成長率のデータです。2020年のコロナ禍では21.7%と大きな成長があったものの、2022年からは伸び率が6%未満に落ち込むなど、明らかに勢いが落ち着いてきました

また、楽天の国内EC流通総額が2024年に初めてマイナス成長を記録したというニュースも、業界の成熟を物語っているように思います(参考:日本ネット経済新聞「【株式公開以来初めて】楽天、国内EC流通がマイナスに 「楽天市場」はプラス成長、三木谷社長「SPU改定なければ4.6%増」」。モバイル事業の赤字補填のためにポイント還元や販促費の引き下げが影響したと見られますが、それでもマイナスは衝撃的でした。

もちろんEC全体の規模はまだ成長しています。しかし、新興市場として爆発的に伸びていた時代は終わり、世の中の多くの業界と同じように当たり前の成熟した業界になりつつあると言えるのではないでしょうか。

頭を切り替えて、力配分を見直そう

ではこうしたトレンド下において、私たちEC事業者はどうすべきか。私は、まず「頭を切り替えて、力配分を見直すこと」が必要だと考えています。

長年のEC事業運営で、業務手順、販売手法、販路、取扱商品など、リソースやコスト、無駄などが膨れ上がっていませんか? これを見直し、捨てるべきものは捨てる。そうすれば、身軽になって勢いを取り戻すことができるはずです。

コマースデザイン EC業界が複雑化し付帯業務が増加することで、推進力が低下している
EC業界が複雑化し付帯業務が増加することで、推進力が低下している

そもそもEC事業は、商品を用意し、ページを作ってお客さんを集め、受注・出荷のバックヤードを回しつつ組織体制も整え――と、とにかく付帯業務が多い世界。これが昔は「楽天市場」一本だったのでまだ良かったものの、今では多店舗運営は当たり前、即日出荷もしなければならなくなりました。

現場もリーダーもみんな忙しいので、社内のコミュニケーションは減り、組織体制的にも混乱しやすい状況です。そのまま規模の拡大にひた走れば、当然どこかでほころびが生じるわけです。実際にコンサルの現場でも「業務フローを整備しないまま規模を拡大した結果、属人化が進み、ベテランが辞めた途端に業務が回らなくなった」というケースをいくつも見てきました。これでは規模の拡大どころではありませんよね。

ですから、必要以上に膨れたEC事業のカオス度合いを減らしてシンプルにし、伸びていく成長分野に投資をしていく。自分たちが幸せに商売できる規模を意識しつつ、事業を育てていく。いわゆる「力配分の見直し」が大切なのではないかと私は考えています。

実は伸びしろはまだまだ残されている

「いやいや、やれることをやりつくして伸びしろがなくなったから、規模を広げるしかなかったんだよ」――そんな声が聞こえてきそうです。

ただ、一度立ち止まって考えてみてほしいのですが、「本当にやれることはやりつくした」と自信を持って言えますか? 「あまり考えてこなかった盲点」や「気になりつつも後回しにしたままの仕事」が残っていませんか?

焼き魚は、表面を食べつくしたと思いきや、裏返してみるとまだまだおいしい身が結構残っています。これと同じで、EC事業も表面ではやりつくしたと思いきや、まだまだできることが残されていたりするものです。私はこれを「焼き魚の法則」と呼んでいます。

自分たちにとっての当たり前だけで「やりつくした」「規模を広げるしかない」と判断するのは、もったいないことかもしれません。

私が規模の拡大よりも力配分にフォーカスしている理由は、伸びしろを埋もれさせているお店があまりに多いと感じているからなのです。

マンダラ図で「伸びしろ」をチェックする

ではどうやって“魚の裏側”、つまり盲点になって埋もれている伸びしろを探せばいいのか。そのヒントになるのが、以下に示す「マンダラ図」です。「マンダラ図」は、野球の大谷翔平選手が高校生の時に書いていたというモノと構造はほぼ同じです。

コマースデザイン マンダラ図
"伸びしろ"を探すヒントになる「マンダラ図」

中央に「経営」の円があり、その周囲に4つの色つきの円があります。これは「販売」「業務」「組織」「戦略」の4つが循環することで、中央の「経営」が回っていくことを表しています。具体的には次のようなイメージです。

  • まず商品を販売する(青)
  • 売り上げが発生すると業務が発生する(オレンジ)
  • 業務負荷を分散させるためには組織が必要になる(緑)
  • 組織を円滑に回すために戦略や方針が必要になる(ピンク)
  • その戦略により販売が増える(青に戻る)
  • このサイクルにより、経営が回っていく(中央)

そして経営を囲む4つの円の内側にも、それぞれ小さな円がありますね。これも同じように各円を回すために必要なことを表現しています。

  • 販売を回すには、お客さんを集めて(集客)、商品ページで販売し(接客)、リピートしてもらう(追客)プロセスが必要になる
  • 業務を回すには仕入れや製造(MD)、販売促進などのストアフロント(SF)に加え、受注・出荷といったバックヤード対応(BY)が必要になる
コマースデザイン マンダラ図 ECの仕事はすべてがつながり合う「サイクル構造」になっている
ECの仕事はすべてがつながり合う「サイクル構造」になっている

つまり、ECの仕事はバラバラのように見えて、実はすべてがつながりあう「サイクル構造」になっているということです。

人体にも消化器系、呼吸器系、循環器系などのサイクルがあり、滞ると病気になりますよね。これと同じでEC事業もどこかに穴があいていると、サイクルが滞ってどんどん売り上げや成果が漏れ出て機能不全に陥ります

なので、あたかも人間ドックをするかのように、この「マンダラ図」に沿ってEC業務全体のやり残しや不足を細かくチェックし、穴(伸びしろ)を特定して埋めていくのです。

伸びしろを埋めると、あらゆることが改善する

「マンダラ図」で見つけた伸びしろを埋めると、あらゆることが改善します。たとえば、組織(緑)における典型的な問題である「リーダーが日々の業務に忙殺され、チーム運営にまで手が回らない」というケース。メンバーとの対話や相談に応じる時間もなく、育成まで手が回らないという状況、覚えのある人も多いのではないでしょうか。

この伸びしろが埋まり、リーダーに余裕が生まれてくると、たとえば以下のように組織(緑)以外にもさまざまな良い影響が連鎖して広がります。

  • 新商品を開発する時間が捻出される(オレンジの業務領域)
  • 未開拓の集客方法を試すリソースができる(青の販売領域)
  • 事業を次のステージに進める方針を検討する(ピンクの戦略領域)

「マンダラ図」に沿って事業を俯瞰(ふかん)し、不調の根本原因や伸びしろを特定して改善していくと、無理なく自然な形で事業を次のステージに進める取っかかりが見えてくるのです。

これが前半でお伝えした、「大規模な拡大」をがむしゃらに求めるのではなく、注力すべき成長分野に絞り込み「自分たちが幸せに商売できる規模での成長」をめざすことの本筋です。

一緒にEC成熟期を乗り越えましょう

コマースデザイン代表の坂本悟史氏
コマースデザイン代表の坂本悟史氏

長くなりましたが、今回の連載では、拙著『売れる! EC事業の経営・運営 ネットショップ担当者、チームのための成功法則』でも紹介する「マンダラ図」をもとに、EC成熟期を乗り越えるためのノウハウをお届けします。

本当は1から100まですべて伝えたいところですが、さすがに全21回では難しいので、基本的には「販売編」の話を中心に紹介していきます。

といっても、SEOやメルマガといった施策に閉じるつもりはありません。これらの販促の土台にある「そもそもどんなお客さん・競合がいて、そのなかで自分たちはどのような理由で選ばれているのか」「自分たちの強みは何で、どういったお客さんにアピールすべきなのか」。こういった本質的な角度から掘り下げていきます。

皆さんの伸びしろ探しの参考になる話ができればと思っています。お付き合いのほど、よろしくお願いします!

次回はEC販売の構造について解説します。自社の商品・サービスがお客さんから「比較されている」こと、きちんと意識していますか?

  • 販売は「比較されている自覚」から始まる。「価格以外の比較基準」に敏感になることが選ばれることの近道(X/XX公開)
売れる! EC事業の経営・運営 ネットショップ担当者、チームのための成功法則。

売れる! EC事業の経営・運営 ネットショップ担当者、チームのための成功法則。

坂本悟史 /コマースデザイン 著
インプレス 刊
価格 2,400円+税

ECの仕事を「販売・業務・組織・戦略」の 4 分類に整理。現代のEC販売はもちろんのこと、仕入れ・製造から受注・出荷までのEC業務、AIやリモートを活用したEC組織運営、商品開発やブランディング、会計や経営計画などのEC戦略までをカバー。経営者の学び直し、担当者の育成、組織の共通言語におすすめです。

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坂本 悟史

アダストリアのECモール「and ST」、2030年2月期に流通総額1000億円めざす中期経営計画とは

1 year 4ヶ月 ago

アダストリアは2030年2月期にECモール「and ST」の流通総額を1000億円に拡大させる。4月4日に公表した「中期経営計画2030」で明らかにした。また、アダストリアは2025年9月からホールディングス体制へ移行する。

アダストリアのECモール「and ST」、2030年2月期に流通総額1000億円めざす中期経営計画とは
「and ST」売上高は340億円をめざす(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

4つの収益モデルで「and ST」を拡大

中経では2030年に連結売上高4000億円、連結営業利益率8%、「and ST」の流通総額1000億円を目標に掲げた。「and ST」を擁するプラットフォーム事業は「グループ価値革新のエンジン」と位置付け、売上高は340億円(連結消去後200億円)、営業利益率31%(連結消去後22%)の達成をめざす。「and ST」をモール+メディアとして成長させ、カテゴリー拡張やポイント連携などを通じ、IDを基盤とするLTV拡大の成長戦略を進める。

「and ST」は多様なサービス(収益モデル)の展開で、「IDの拡大」と「LTVの最大化」を実現し好循環の創出をめざす。アクティブ会員数の増加と購買頻度の向上により、リアルも含めた豊かな顧客体験と持続可能な収益構造を実現するプラットフォームへと進化させる。収益モデルとしては、①モール&メディア②プロデュース③ソリューション④ユーザーサービス――を展開していく。

アダストリアのECモール「and ST」、2030年2月期に流通総額1000億円めざす中期経営計画とは
多様なサービス(収益モデル)の展開により「IDの拡大」と「LTVの最大化」を図り好循環の創出をめざす(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

モール&メディア

モール「and ST」の出店者から得る販売手数料収入。カテゴリー拡大で流通総額(GMV)を拡大させながら「メディア」を新設、広告収入も拡充していく。

プロデュース

卸やブランドプロデュース。ユニフォーム、空間などのクリエイティブやプロモーションなどの無形商材プロデュースを提供していく。

ソリューション

すでに展開しているアダストリアのスタッフによるコンテンツ「STAFF BOARD」や「STAFF VOICE」などのサービスを活用したシステムソリューションを外販。システム拡張を通した継続的な収益化をめざす。

ユーザーサービス

「and ST」が発行するポイント関連サービスを提供。ポイントの価値向上・LTV拡大を目的に、他社とのIDやポイント連携を推進し、連携範囲拡大での利便性を向上させる。

外販比率を自社97:他社3→自社60:他社40へ

「and ST」成長戦略のKPIも細かく設定した。2025年2月期に403億円だった流通総額を2030年2月期に1000億円へと拡大させる。外販比率は現在の「自社97:他社3」から「自社60:他社40」とした。重要指標として、アクティブ会員数は現在の750万人から1100万人へ、総会員数は1970万人から2600万人へ拡大させる。ユーザー1人当たりの年間平均購入回数は現在の3.0回から4.5回へと増やす。

アダストリアのECモール「and ST」、2030年2月期に流通総額1000億円めざす中期経営計画とは
アクティブ会員数を現在の750万人から1100万人に拡大へ(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

海外戦略では東南アジア向け「and ST」構想も

そのほか中経では海外戦略、既存ブランド強化などにも触れている。海外展開は中国・香港・台湾市場と東南アジアに注力。東南アジア市場では「and ST」を開設し、東南アジアと日本を相互につなぐEC先行進出モデルを推進していく。既存ブランドでは注力ブランドへの集中投資や出店戦略のアップデートを通じて収益性を高めていくとしている。

アダストリアのECモール「and ST」、2030年2月期に流通総額1000億円めざす中期経営計画とは
東南アジア地域にはEC先行進出モデルで拡大を図る(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

2025年9月よりHD体制へ移行

2025年9月1日からホールディングス体制への移行を予定している。「アンドエスティHD」とし、アンドエスティやアダストリアなどを傘下に置き、さまざまな個性を持つグループ会社を管理する。

HD体制とすることで、グループにない特色を持つ企業のM&Aを加速させ、マルチカンパニーを実現させるとしている。

アダストリアのECモール「and ST」、2030年2月期に流通総額1000億円めざす中期経営計画とは
9月から「アンドエスティHD」としてHD体制へ移行する(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
鳥栖 剛

アダストリアのEC売上は5.7%増の728億円、EC化率は28.4%。「and ST」のオープン化で流通総額は403億円

1 year 4ヶ月 ago

アダストリアの2025年2月期における国内EC売上高は、前期比5.7%増の728億円となった。ECサイト「and ST(アンドエスティ)」のモール化による外部ブランドの流通額などの伸びが増収をけん引した。

国内売上高のうちEC売上高が占める比率(EC化率)は28.4%。自社ECである「and ST」の売上比率は約14.9%だった。会員数は前期末比約220万人増の約1970万人、アクティブ会員数は750万人。

なお、アダストリアでは2024年10月に「.st(ドットエスティ)」を「and ST」に名称変更。同年12月1日から「and ST」関連事業を100%子会社であるアンドエスティへ承継している。

アダストリアのEC売上は5.7%増の728億円、EC化率は28.4%。「and ST」のオープン化で流通総額は403億円
国内ECの売上高は前期比5.7%増の728億円(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

2025年2月期は外部企業が「and ST」に出店するモール型事業のオープン化が大きく進捗。2025年2月期末で27ブランドが出店し、流通総額は403億円となった。そのうち、自社グループ販売額は392億円、オープン化販売額は11億円だった。オープン化による外部ブランドの流通額推移は、2024年2月期第1四半期の5ブランド約1億円から、2025年2月期第4四半期に急成長を果たし、27ブランド約5億円と成長した。

アダストリアのEC売上は5.7%増の728億円、EC化率は28.4%。「and ST」のオープン化で流通総額は403億円
オープン化した「and ST」の流通額は403億円に(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

連結業績は増収減益、アダストリア単体では下期に苦戦

アダストリアの2025年2月期における連結売上高は前期比6.4%増の2931億1000万円。「and ST」承継後のアダストリア単体売上高は同5.0%増の2309億8300万円。承継前と同基準で算出した単体売上高は同5.2%増の2314億6400万円だった。

営業利益は同13.9%減の155億1000万円。「and ST」承継後のアダストリア単体の営業利益は17.7%減の134億4900万円。承継前と同基準で算出した単体営業利益は同12.3%減の143億3500万円。

経常利益は同13.2%減の159億6400万円。当期純利益は28.9%減の96億1400万円だった。アダストリア単体では天候の変化への対応不足や在庫不足により下期に苦戦した。また円安進行による粗利率悪化、人件費・設備費上昇により営業利益は減少した。そのほか海外事業と飲食事業のグループ会社が、通期で苦戦した。

鳥栖 剛

4割以上の顧客が「営業時間外」などの理由で問い合わせを断念。生成AI導入予定の事業者は約20%【カスタマーサポート調査2025】

1 year 4ヶ月 ago

PR TIMESが実施したカスタマーサポート調査によると、購入した商品やサービスに問題が生じた際に4割以上の顧客が問い合わせを断念した経験があることがわかった。事業者側は、カスタマーサポート用のシステムへの投資について約4割が「これまでと同じ」または「増額」と回答している。このうち、生成AIの導入は約2割が検討しており、今後使う予定としている。

調査期間は2025年2月25日~3月3日。調査対象は①20〜59歳の男女で問い合わせ経験のあるビジネスパーソン1万400人 ②カスタマーサポートあるいは問い合わせ対応業務に従事する309人。

1年以内に購入した商品やサービスに問題が発生した際、解決手段として利用したものを聞いたところ、最も多かったのは「お問い合わせフォーム」で62.7%、続いて「電話窓口」が43.0%、「メール」が37.0%だった。「ヘルプページ(FAQ)」(25.6%)よりも「チャットボット」(27.8%)の割合が上回った。

1年以内に購入した商品やサービスに問題が発生した際、解決手段として利用したもの(複数回答可)
1年以内に購入した商品やサービスに問題が発生した際、解決手段として利用したもの(複数回答可)

解決の手段として利用したいと考えるものを聞いたところ、「利用したもの」と上位3つの順位は同じで「お問い合わせフォーム」が65.7%、「電話窓口」が38.2%、「メール」が30.3%だった。

前回の2024年調査と比べると、「SNS(公式アカウント)」が3.4%(前回調査比0.1ポイント減)となり減る一方で、「SNS(一般ユーザー・投稿)」は3.8%(同0.8ポイント増)、「レビューサイト」は5.1%(0.3ポイント増)となっており、増加傾向になった。

1年以内に購入した商品やサービスに問題が発生した際、解決手段として利用したいもの(重視する3つ)
1年以内に購入した商品やサービスに問題が発生した際、解決手段として利用したいもの(重視する3つ)

過去6か月以内にカスタマーサポートへの問い合わせを検討したものの、実際には問い合わせなかったことがあるかを聞いたところ、サイレントカスタマーと言える「ある」は43.7%となり、「ない」は56.3%だった。

問い合わせしなかった人の理由は、「営業時間外だったのでまた今度にしようと後回しにした」が最多の19.0%、続いて「返信までの時間や待ち時間を見て、長すぎると諦めた」が16.5%、「必要な情報(注文番号など)を探すのが面倒で断念した」が15.6%だった。

この結果を踏まえて、PR TIMESは「これらの要因に対しては、営業時間を問わずいつでも質問ができるチャットボットや、自らよくある質問から解決策を探せるFAQなど、生成AIの導入やコンテンツの拡充が効果を発揮する可能性がある。チャットボットのニーズが高まっていることから、生成AIの導入はカスタマーサポート業務の効率化にとどまらず、顧客満足度向上にも寄与すると考えられる」と考察している。

問い合わせを検討したものの、実際には問い合わせなかったことがあるか(左)、問い合わせなかった理由(右)
問い合わせを検討したものの、実際には問い合わせなかったことがあるか(左)、問い合わせなかった理由(右)

次からは、問い合わせ業務に従事するカスタマーサポート従事者への調査となる。

自社運営のカスタマーサポート業務についてKPIとしてどのような指標を設定しているかを聞いたところ、「問題解決率」が最多の24.4%(前回調査比8.3ポイント増)、次いで「コール応答率」が23.7%(同5.5ポイント増)となった。

自社運営のカスタマーサポート業務で設定しているKPI(複数回答可)
自社運営のカスタマーサポート業務で設定している指標KPI(複数回答可)

カスタマーサポート業務におけるチーム(部署)の課題を聞いたところ、最も多かったのは「トレーニングやスキルセットの不足」で24.9%(前回調査比横ばい)、続いて「問い合わせ全体のパフォーマンス改善」が22.3%(同6.2ポイント増)、「問い合わせ対応業務の品質管理」が21.7%(同6.3ポイント増)となった。

カスタマーサポート業務におけるチーム(部署)の課題(重視する3つ)
カスタマーサポート業務におけるチーム(部署)の課題(重視する3つ)

カスタマーサポートにおける生成AIの利用方針を聞いたところ、最も多かったのは「関心がない、考えていない」で39.2%だった。「検討しており、今後使う予定である」は前回調査比5ポイント増の20.5%だった。このほか、「既に使用しており、満足している」は9.1%だった。

カスタマーサポートにおける生成AIの利用方針
カスタマーサポートにおける生成AIの利用方針

生成AIの利用で満足した機能について聞いたところ、最多は「チャットボットの自動応答」で39.4%、続いて「文脈を理解した回答文の自動生成」が37.9%、「FAQ・解決策の自動提案」が33.3%となった。「問い合わせデータからの傾向分析」は27.3%だった。

生成AI利用で満足した機能
生成AI利用で満足した機能

カスタマーサポートに関するシステムへの投資計画は、これまでと同じ、または増額を計画していると回答した人が40.7%だった。計画がない、または予算の減額を計画していると回答した人は37.2%で、前回調査の数値を上回った。

カスタマーサポートに関するシステムへの投資計画
カスタマーサポートに関するシステムへの投資計画

調査概要

  • 調査テーマ:カスタマーサポート・問い合わせ対応に関するアンケート
  • 調査期間:2025年2月25日~3月3日
  • 調査対象:①20~59歳の男女で問い合わせ経験のあるビジネスパーソン1万400人 ②カスタマーサポートあるいは問い合わせ対応業務に従事する309人
大嶋 喜子

越境EC、国内の人気ファッションブランドは「SEIKO」。海外は「LOUIS VUITTON」「CHANEL」ほか【楽天ラクマの2024年版調査】

1 year 4ヶ月 ago

フリマアプリ「楽天ラクマ」を運営する楽天グループと、海外在住のユーザー向けに越境ECサイト「FROM JAPAN」を運営するFROM JAPANは、「楽天ラクマ」における越境取引データから、国・地域別で取引数が多いファッションブランドのランキング2024年版を発表した。

発表によると、20代~30代の購入者を中心に、「LOUIS VUITTON」「CHANEL」などラグジュアリーブランドのリユース品の需要が高まっている。

ラグジュアリーブランドと並んで、日本のブランド「SEIKO」がカナダ、オーストラリア、ドイツ、シンガポール、フランス、オランダの6か国で5位以内に入っている。楽天グループとFROM JAPANは「SEIKO」について「日本の高い品質・技術による信頼と、数千円台から買えるカジュアルなラインからハイエンドな『グランドセイコー』まで展開する多様なラインアップにより、人気が高まっていることがわかった」と解説している。

越境取引におけるファッションブランドの国・地域別の傾向
越境取引におけるファッションブランドの国・地域別の傾向

調査は2024年に続き2回目。「FROM JAPAN」において、2024年の1年間に「楽天ラクマ」を通じて取引されたファッションブランド品の実績に基づき、特に取引数が多い10の国・地域ごとにランキング形式で集計した。

越境取引における国・地域別ファッションブランドランキング2024年
越境取引における国・地域別ファッションブランドランキング2024年

米国

2023年に引き続き、取引件数は2024年も米国が最も多かったという。1位は「LOUIS VUITTON」、2位が「CHANEL」、3位が「GUCCI」、4位が「CHRISTIAN DIOR」、5位が自国発祥の「Chrome Hearts」だった。

FROM JAPANは次のように考察している。

日本で出品されているラグジュアリーブランドのリユース品は、保存状態の良さや為替の影響などにより、とても需要が高い状況。米国の利用者層は男女ともに20代が最も多く、比較的安価にラグジュアリーブランドが買えることが支持を得ていると考えられる。

香港

香港では、1位が「Supreme」、2位が「Nike」、3位が「HERMES」、4位が「CHANEL」、5位が「CHRISTIAN DIOR」となり、米国発祥のブランドが上位2ブランドを占めた。

香港は利用者のうち約70%の割合で男性が多い地域で、ストリート系やスポーツ系ファッションが人気。他の東アジア地域と同様に越境取引が活性化しており、高価格なラグジュアリーブランドも人気がある。背景には、米国と同じく日本のリユース品における品質の良さなどがあると考えられる。(FROM JAPAN)

カナダ

カナダでは、1位が2023年から2年連続で「LOUIS VUITTON」、2位が日本の「SEIKO」、3位も日本のファッションブランド「YOHJI YAMAMOTO」、4位は米国発祥の「Chrome Hearts」、5位は日本のブランド「COMME des GARCONS」という結果だった。

「LOUIS VUITTON」は、2023年は財布などのファッション小物の取引が多い傾向でしたが、2024年ではバッグだった。「SEIKO」は、1万円未満の「デイデイト」(日付・曜日を表示する機能)を搭載した商品の取引が最多だった。「YOHJI YAMAMOTO」は、「Y's」「Yohji Yamamoto POUR HOMME」「Yohji Yamamoto FEMME」など複数のラインで購入されており、全体として人気が高い傾向。

カナダは、「FROM JAPAN」の利用者層では10~30代が約80%を占める。若年層が多いことから、「SEIKO」においても2024年に世界的に人気が高まった比較的安価に手に入るモデルが人気の傾向。(FROM JAPAN)

英国

英国では、1位が「COMME des GARCONS」、2位が「YOHJI YAMAMOTO」となり、どちらも日本のブランドが1位、2位となった。3位は「Nike」、4位は日本のブランド「ISSEY MIYAKE」、5位は自国発祥ブランドである「ROLEX」となった。

英国の利用者層は20代~40代の男性が最も多いことから、日本でも男性ファンを中心に数十年にわたって人気のある「COMME des GARCONS」「YOHJI YAMAMOTO」を中心に、日本のファッション文化が支持されていると考えられる。(FROM JAPAN)

オーストラリア

オーストラリアは2024年に取引が大きく伸長した。1位は「COACH」、2位が日本の「COMME des GARCONS」、3位が「CHRISTIAN DIOR」、4位が日本の「SEIKO」、5位が「adidas」となった。

1位の「COACH」では、象徴的な柄であるシグネチャー柄のハンドバッグなどが多く取引された。「SEIKO」の取引における1人当たりの平均購入金額は約3万円で、取引の6割以上が日本限定で販売されたファッションブランド「NANO universe」とのコラボ商品。

オーストラリアでは若者に人気の高いブランドが注目を集めており、特に20代の購入者が全体の半数を占めた。(FROM JAPAN)

ドイツ

ドイツでは、1位が「GUCCI」、2位が日本の「SEIKO」、3位が「LOUIS VUITTON」、4位が「COACH」、5位が「PRADA」だった。1位の「GUCCI」は「GGキャンバス」と呼ばれるシリーズのバッグの取引が特に多い傾向となった。

ドイツは利用者の約50%が20~30代の女性。「楽天ラクマ」のリユース事業者による店舗「ラクマ公式ショップ」からの購入が多い傾向となっている。法人事業者ならではの豊富な品ぞろえや、真贋判定における質の高さが支持されていると推測される。(FROM JAPAN)

シンガポール

シンガポールでは、1位が日本の「SEIKO」、2位も日本の「HUMAN MADE」、3位が「LOUIS VUITTON」、4位が「CHRISTIAN DIOR」、5位が「Nike」。「SEIKO」は幅広い価格帯の商品が取引されており、「CHRISTIAN DIOR」はバッグのほかに、1万円以下のアクセサリーが多数取引された。

近年、「SEIKO」の中で最もハイエンドなラインである「グランドセイコー」が、特に海外の時計コレクターの間で注目を集めている。精密な製造技術と美しいデザインが評価され、ヴィンテージ市場でも需要が増加している。(FROM JAPAN)

フランス

フランスでは、1位が「GUCCI」、2位が「Nike」、3位が「PRADA」、4位が「SEIKO」、5位が日本の「COMME des GARCONS」という結果だった。

2023年の調査では、日本の「Kawaii」文化を象徴する「Angelic Pretty」「Secret Honey」などのレディースブランドが多くランキングに並んでいたが、2024年は変化が見られた。

「GUCCI」では、2万円〜4万円の価格帯が主流で、ドイツと同じく「GGキャンバス」シリーズのバッグが最も多かった。

ヨーロッパで人気の高い型番の商品や、過去に販売されていて現在は廃盤になっている商品でも、数万円で買えるラグジュアリーブランドのリユース品はとても需要が高くなっている。(FROM JAPAN)

オランダ

オランダでは、1位が「LOUIS VUITTON」、2位が「GUCCI」、3位が「Nike」、4位が日本の「SEIKO」、5位も日本の「HYSTERIC GLAMOUR」だった。1位の「LOUIS VUITTON」は、「ノエ」と呼ばれる象徴的なシルエットのバッグの取引が最も多かった。

オランダは20代の利用者層による購入が最も多く、比較的若年層に人気のあるブランドが5位以内にランクインした。(FROM JAPAN)

マレーシア

マレーシアでは、1位が「MARC JACOBS」、2位が「HERMES」、3位が「COACH」、4位が「CHANEL」、5位が日本の時計ブランド「G-SHOCK」だった。「MARC JACOBS」は2023年に続いて2年連続で1位。2位の「HERMES」は「ケリー」「バーキン」など高価格帯のバッグの取引が多く取引された。

マレーシアは利用者層は20代~40代の男性が最も多い国だが、女性向けのブランドが上位にあがっている。直近では30代~40代女性の利用が進み、現在は「MARC JACOBS」の廃盤となって手に入らないモデルや、資産価値の高い「HERMES」などのブランドが人気。(FROM JAPAN)

調査概要

  • 調査期間: 2024年1月1日~12月31日
  • 調査実施機関:楽天グループ、FROM JAPAN
  • 調査エリア: 米国・英国・オーストラリア・オランダ・カナダ・シンガポール・ドイツ・フランス・香港・マレーシアの計10の国と地域
  • 調査対象者:「FROM JAPAN」から「楽天ラクマ」の商品を購入した海外ユーザー
大嶋 喜子

「ディノス」が「株式会社dinos」に商号変更、新ブランドメッセージは「わたしの『好き』、みつけた。」

1 year 4ヶ月 ago

DINOS CORPORATIONは7月1日に社名を変更する。新商号は「株式会社dinos」。通販ブランド「ディノス」の新たなブランドメッセージ「わたしの『好き』、みつけた。」も策定し、リブランディングを図る。

「ディノス」が「株式会社dinos」に商号変更、新ブランドメッセージは「わたしの『好き』、みつけた。」
社名は創業時と同じ「dinos」に

ブランドメッセージ策定によるリブランディングに伴い、7月1日に商号を変更する。創業の原点に改めて立ち返るとし、通販ブランド「ディノス」を英語表記とした創業時と同じ「株式会社dinos」とした。社名変更に伴うコーポレートサイトドメインや事業所住所などの変更はない。

2025~2027年度の中期経営計画を策定し、そのなかで「ディノス」の顧客提供価値として、「自分らしさを楽しめるか」「上質さ」「信頼感」の3つを定義。顧客などさまざまなステークホルダーにわかりやすく伝えるため、社内公募をベースとした新ブランドメッセージ「私の『好き』、みつけた。」を策定した。ディノスとしてブランドメッセージを設定するのは2005年以来、20年ぶりという。

新ブランドメッセージには、厳選した商品の品ぞろえ、新しい暮らしの提案、選びやすい売り場作りを通して、顧客の日々の暮らしに「わたしの好き」を積み重ねていく存在になっていきたい――という思いを込めたとしている。

今後、ブランドメッセージはテレビ通販、ECサイト、カタログなどのチャネルを通じて展開するほか、さらなる認知拡大をめざし、4月から地上波でテレビCMを全国で放送する。テレビCM第1弾は「たためるつっぱりラダー物干し」篇。室内干しニーズなどに応える人気商品を紹介する。今後もブランドメッセージを体現した商品シリーズのCMを放送予定としている。

「ディノス」が「株式会社dinos」に商号変更、新ブランドメッセージは「わたしの『好き』、みつけた。」
テレビCM第1弾では人気商品「たためるツッパリラダー物干し」を紹介
鳥栖 剛

昔のBaiduspiderよりひどい? 悪質AIクローラーが世界のサイトをゲリラ攻撃【海外&国内SEO情報ウォッチ】

1 year 4ヶ月 ago
Web担当者Forum の連載コーナー「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。生成 AI がモーレツな人気だが、その裏で悪質な AI 用クローラーが暴れていることをご存じだろうか。SEO 関係者なら「Baiduspider の行儀が悪かった」ことを覚えているかもしれないが、それを超えるひどさなのだという
Kenichi Suzuki

ShopifyのAIアシスタント「Sidekick」、日本語など20言語に対応開始

1 year 4ヶ月 ago

Shopify Japanは4月1日、AI搭載のコマースアシスタント「Sidekick(サイドキック)」が日本語を含む20言語に対応したと発表した。​

「Sidekick」は、「Shopify」のプラットフォームに関する知識と各事業者のストアデータを組み合わせ、自然な対話を通じて具体的な提案やアドバイスを提供するコマース特化のAIアシスタント。最新のAI技術で開発した「Sidekick」は「仮想の共同創業者」のように機能するという。

「Shopify」を利用する事業者は、ビジネスデータの即時分析、SEOを意識した商品説明の改善、日常業務の自動化、的確な意思決定など日々の業務フローを、「Sidekick」との対話を通じてスムーズに実行できるとしている。

「Sidekick」は、「Shopify」のプラットフォームに関する知識と各事業者のストアデータを組み合わせ、自然な対話を通じて具体的な提案やアドバイスを提供するコマース特化のAIアシスタント
「Sidekick」のイメージ

「Sidekick」は事業者が使用する言語を自動的に検出し、その言語で応答できるようになった。事業者が入力した言語に自動で対応し、自然に会話を続ける。新たに日本語・中国語・タイ語・韓国語など20言語に対応した。

多言語対応は、Shopifyが掲げる「宣言的コマース(Declarative Commerce)」のビジョンを推進する1つ。最適な方法をシステムが自動で提示することで、事業者は日常的な作業の負担を抑えつつ、成長に向けた戦略設計により多くの時間を割けるようになるという。

「Sidekick」の日本語対応について、暫定カントリーマネージャーのショーン・ブロートンは次のようにコメントしている。

「Sidekick」が日本語に対応したことで、言語や知識レベルに関係なく、すべての規模の事業者がAIの力を身近に活用できるようになった。日々の業務を自動化し、新たなアイデアを生み出す時間を確保することで、時間のかかる作業の負担を減らし、戦略的な成長により集中できるよう支援していく。

宮本和弥

アスクルが内部通報制度を取引先に拡大、コンプライアンス上疑義のある行為を早期に把握

1 year 4ヶ月 ago

アスクルは4月3日、内部通報制度を拡充し、対象を取引先にも拡大した。外部の通報サービスも活用し、新たに英語など多言語にも対応する。

アスクルが内部通報制度を取引先に拡大、コンプライアンス上疑義のある行為を早期に把握
内部通報制度の対象を取引先にも拡大(画像は編集部が「アスクルホットライン」のトップページをキャプチャ)

アスクルグループは、従前から不祥事や事業リスクなどの発生を未然に防止し、会社内部での自浄作用を活性化するため、内部統制システム構築の一環として「アスクルホットライン」(内部通報制度)を設置していり。

「アスクルホットライン」は、組織的または個人による法令違反、不正行為または反倫理的行為、潜在的事業リスクあるいは非効率的な業務運用などを発見した際、通常の業務遂行の手段・方法によって改善することが不可能または困難である場合に、相談窓口である「アスクルホットライン」に通報、申告できる制度。匿名での通報も受け付けている。

相談窓口は社内だけではなく社外窓口も設けており、コンプライアンス上疑義のある行為を早期に把握するための体制を構築してきた。

さらなるコンプライアンス体制強化のため、取引先など外部からの通報も受け付けることが必要と考え、通報対象を取引先にも拡大した。 対象は、アスクルとアスクルグループの企業と継続的に取り引きをしている取引先の役員および従業員(1年前までに退職された人を含む)。匿名の通報も受け付け、通報者は公益通報者保護法に基づいて保護する。

従業員の多国籍化をふまえ、新たに英語、インドネシア語、ベトナム語での通報が行える制度を構築した。

鳥栖 剛

ECでの衝動買い、影響を受けるのは「セールやクーポン」。購買意欲に影響を与えるのは「SNSの投稿・広告」「動画コンテンツ」

1 year 4ヶ月 ago

リサーチ会社のアスマークは4月3日、全国の20~50歳代男女に「総合ECサイトの衝動買いに関するアンケート調査」の結果を公表した。

それによると、衝動買いへの影響は全体の6割以上が「セールやクーポンがあったため」と回答。購買意欲に影響を与える情報源では「SNSの投稿・広告(Instagram・X・TikTokなど)」「動画コンテンツ(YouTube・動画配信サービスなど)」が上位だった。

商品カテゴリ別衝動買い実態

商品カテゴリ別の衝動買いは、性別で比べた際に商品カテゴリで差が見られた。男性の1位は「食品・飲料」、女性の1位は「ファッション(服・靴・バッグなど)」だった。

アスマーク調査 ECでの衝動買い、影響を受けるのは「セールやクーポン」。購買意欲に影響を与えるのは「SNSの投稿・広告」「動画コンテンツ」
男女で衝動買いする商品カテゴリに違いがみられる

なかでも、女性の50%以上が「美容・コスメ」「ファッション」を衝動買いしたことがあると回答。性年代別で見ると、「食品・飲料」「日用品・消耗品」は年代と比例して数値が高まる傾向がある。「食品・飲料」では女性20歳代と50歳代で最大23ポイントの差があった。「家電・ガジェット」は男女差が表れており、全年代において男性が女性の約2倍だった。また、「ゲーム・ホビー・おもちゃ」では男性30歳代、40歳代で高かった。

アスマーク調査 ECでの衝動買い、影響を受けるのは「セールやクーポン」。購買意欲に影響を与えるのは「SNSの投稿・広告」「動画コンテンツ」
女性の50%以上が「美容・コスメ」「ファッション」の衝動買いしたことがあると回答

衝動買いに影響を与えるサイト機能やサービス

衝動買いに影響を与えるサイト機能やサービスについて複数回答可で聞いたところ、6割以上が「セールやクーポンがあったため」と回答した。性年代別で見ると、年代と比例して高まっており、特に女性40歳代、50歳代が突出。対して20歳代は低く、特に男性20歳代は唯一、5割を下回った。

アスマーク調査 ECでの衝動買い、影響を受けるのは「セールやクーポン」。購買意欲に影響を与えるのは「SNSの投稿・広告」「動画コンテンツ」
全体の6割以上が「セールやクーポンがあったため」と回答

衝動買いに影響を与えるサイト機能やサービスで、最も影響を受けるものを単一回答で調査。「セールやクーポンがあったため」(36.6%)が最も高かった。次いで「『〇〇円以上で送料無料』だったので追加で購入した」(14.4%)、「買い物かごに入れておいた商品が、セール・クーポン適用された」(14.3%)が続いた。費用面でのアプローチが衝動買いの後押しとなっている。

アスマーク調査 ECでの衝動買い、影響を受けるのは「セールやクーポン」。購買意欲に影響を与えるのは「SNSの投稿・広告」「動画コンテンツ」
単一回答でも「セールやクーポンがあったため」(36.6%)が最多

購入直前の行動実態

衝動買いの直前に、どのような行動を取っているかも調査。全体では4割以上が「商品レビューを読んで確認した」と答えた。性年代別で見ると、女性40歳代、50歳代が約6割だったのに対し、男性20歳代、30歳代、女性20歳代は約3割と年代差が大きかった。「SNSやネット上で使用レビューを検索した」の回答では、女性30代のみ突出。レビュー検索行動は女性の数値が高く、年代が高まると男女で差が開いていく傾向があった。

アスマーク調査 ECでの衝動買い、影響を受けるのは「セールやクーポン」。購買意欲に影響を与えるのは「SNSの投稿・広告」「動画コンテンツ」
レビュー検索行動は女性の数値が高かった

購買意欲に影響を与える情報源

衝動買いの際の購買意欲に影響を与える情報源は、「SNSの投稿・広告(Instagram・X・TikTokなど)」「動画コンテンツ(YouTube・動画配信サービスなど)」の影響力が高い。

最も影響を与える情報源を単一回答で聞いたところ、「SNSの投稿・広告(Instagram・X・TikTokなど)」は女性20歳代、30歳代に大きな影響を与えている。「動画コンテンツ(YouTube・動画配信サービスなど)」は男性20歳代、30歳代の数値が突出している。

アスマーク調査 ECでの衝動買い、影響を受けるのは「セールやクーポン」。購買意欲に影響を与えるのは「SNSの投稿・広告」「動画コンテンツ」
SNSの投稿・広告は女性20代、30代に大きな影響を与えている

調査概要

  • 対象者条件:全国の20〜50代の男女で、過去1年以内に総合ECサイトで買い物をしている人・ECサイトで衝動買いしたことがある人
  • サンプル数:800サンプル
  • 調査期間:3月14日(金)~3月18日(火)
  • 調査方法:Webアンケート
鳥栖 剛

Z世代のコスメ購入タイミング「SNSで話題」が54%/ヘラルボニーが初の旗艦店を岩手県盛岡市に開設【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

1 year 4ヶ月 ago
2025年3月28日~2025年4月3日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. 【コスメ購買意欲調査】購入タイミングはZ世代がSNSで話題が54%、インフルエンサーなどの紹介が39%。ミレニアル世代はポイント還元、ストックが切れそうになった時で4割超

    調査結果によると、ECサイトで購入するタイミングや商品は、Z世代とミレニアル世代でさまざまな違いがあることがわかった。そのほか、両世代のECサイトでのコスメ購入について消費動向を調べた

    2025/3/31
  2. ヘラルボニー、初の旗艦店を岩手県盛岡市に開設。ギャラリースペース、カフェスペースも併設

    ヘラルボニーは初の旗艦店をオープンした。ストアスペースには店舗限定の商品もラインアップする

    2025/4/1
  3. SEOと広告は"水と油"ではない。「広告を出さないと売れない」「広告を出せば売れる」と考える前にやるべきこと【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2025年3月1日~3月28日のニュース

    2025/4/1
  4. メガネの「JINS」、正社員の基本給を3年連続ベースアップ。新卒社員は初任給30万円に引き上げ

    2026年4月入社より新卒社員を「グローバル社員」と位置付け、初任給を月額支給額30万円~に改定する。既存社員も2025年9月より基本給1万5000円増、グローバル社員を選択した場合に手当を2万円増とし、月額支給額30万円~に改定する。

    2025/3/28
     
  5. 富士ソフトがネットオークションなどのモバオクを買収、DeNAとKDDIから株式を取得

    富士ソフトがネットオークションなどのモバオクを買収、DeNAとKDDIから株式を取得富士ソフトは2010年からモバオクのシステム開発の一部を受託していた。富士ソフトのノウハウを掛け合わせモバオクのサービス強化を目指す。

    2025/4/2
     
  6. しまむらのEC売上が100億円を突破、2025年2月期は129億円、2027年2月期は180億円を計画

    しまむらの2025年2月期におけるEC売上高は前期比79.0%増の129億円となった。EC化率は0.9ポイント増の2.0%。2027年2月期にはEC売上高180億円達成を見込む。

    2025/4/1
     
  7. 2025年4月の値上げは4225品目、大規模な値上げラッシュが発生する見通し【食品主要195社の価格改定動向調査】

    帝国データバンクの調べによると4月の値上げは4225品目、1年6カ月ぶりに4000品目を超える。平均値上げ率は月平均で16%、値上げ品目数は「調味料」が最多。値上げ要因は原材料費に加え人件費・物流費由来が拡大した。

    2025/4/1
     
  8. EC担当者506人に聞いた「楽天市場」攻略のコツ。商品説明での構成で重視するのは「価格との比較」「商品の特長」が47%

    調査では、楽天市場における商品ページの作成について、商品タイトルや説明文、画像、レビュー、価格設定などの要素をどのように最適化し調査・分析。商品説明での構成で重視するのは「価格との比較」「商品の特長」が47%だった。

    2025/3/31
     
  9. KDDIグループの通販モール「au PAY マーケット」、2024年の総合グランプリはヤマダデンキが初受賞

    KDDIグループのECモール「au PAY マーケット」のアワード「BEST SHOP AWARD 2024」の1位は「ヤマダデンキ」、2位は「アイリスプラザ au PAY マーケット店」、3位は「お酒のビッグボス」の順となった

    2025/4/1
     
  10. 京王百貨店が「京王ネットショッピング」の配送料金を改定、一般常温+クール便は全国一律に(沖縄除く)

    京王ネットショッピングは4月1日から配送料金を改定し、一般常温便は税込550円、クール便は税込990円とそれぞれ沖縄を除く全国一律料金とする。多くの地域で実質値下げとなる。一方で沖縄は値上げとなる。

    2025/3/28
     

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    藤田遥

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