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「消費」から「体験」へ 。オムニチャネル時代を生き抜くために、知っておきたい消費市場の「いま」 | 消費から体験へ。オムニチャネル時代を生き抜くために | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 8ヶ月 ago
小売企業は「地域の売上を伸ばす」競争から、「消費者の時間と可処分所得を奪い合う」競争へと、ゲームのルールが変わった。

2014年は「オムニチャネル元年」と言われ、消費市場は大きな転換点を迎えています。これまでも、市場の飽和などを背景に、もはやモノを作って流通させれば売れるという時代ではないといった指摘がされてきました。しかし今、デジタル・モバイル・テクノロジーの進化によって引き起こされているのは、世界規模での消費市場の同期化や、バリューチェーンそのものの変化という、企業の存在意義に関わる非常に大きな変化です。

消費者の「本質回帰」や「経験価値」への要請が高まる中、消費財企業や小売企業は、消費者にどのような価値を提供できるのか、自らの存在意義は何なのか、再定義する必要に迫られています。本レポートでは、こうした変化を踏まえ、企業の成功要因と課題について考察していきます。

世界の消費市場の同期化

テクノロジー変化のトレンド KEY TECHINOLOGY TRENDS
決済機能の多様化→実物のお金は不要な時代に
買い物体験のデジタル化→リアルの疑似使用体験が可能に AR(拡張現実)、3Dプリンターなど
Internet of things→PC/TV/タブレット/ウェアラブルの同期化によるタッチポイント増と24時間の買い物体験 購買プロセス短縮化
データアナリティクス→消費者の行動観察に基づく製品開発やプロモーション 世界の物価データが入手可能
SNS→オープン/クローズドな口コミ情報伝播

EC市場(消費者向けの電子商取引市場)は、急速に拡大しています。世界のEC市場は、2018年までに年率17%成長と、店舗小売市場の年率6%を大きく上回る高成長が予想されています。日本でも、店舗小売市場の年率0.3%に対して、EC市場は9%成長が予想されており、2018年には小売市場に占めるEC市場の割合は、現在の3%から6%へと拡大する見込みです(出所:Euromonitor)。

中でも、アリババ集団の成長にけん引される中国、Amazon.comや楽天が浸透している日本を含むアジア市場は、2016年には北米を逆転して世界最大のEC市場になると予想されています。これまでEC化率が低かった食品・飲料・日用品のEC利用の拡大も、EC市場の高成長のドライバーとなる見込みです。日本でも、ネットスーパーに先行参入した企業の努力により、食品分野での品質管理スタンダードは確保されており、生鮮を含めてEC市場拡大の素地が整いつつあります。

デジタル・モバイル・テクノロジーの進化は、「世界の消費市場の同期化」という、企業にとって非常に重要な変化を引き起こしています。これは、企業の競争が国や業種を超えて起こることを意味しており、大きなビジネスチャンスであると同時に、環境変化に対応できない企業にとっては存続にかかわる大きな変化となります。

例えば、重要なテクノロジーの進化の一つに、データアナリティクスがありますが、この分野の動きとしては、世界の小売店の物価データをリアルタイムで提供する米国のPremiseのような新興企業の出現や、本社から全店舗の瞬時の値付け変更を可能にするダイナミックなリアルタイムプライシングなどが挙げられます。

また、ソーシャル・ネットワーキング・サービスは、オープンまたはクローズドな口コミ情報伝播ツールとして強い力を持ちつつありますが、LINEが海外でも普及するなど、国を超えたネットワークが急速に広がっています。

テレビ、PC、タブレット、モバイルといったマルチディスプレイの同期化に加え、ウェアラブル端末を含めてさまざまな「モノ」がネットワーク接続されるようになる「Internet of things」も進みつつあり、消費者とのタッチポイントの増加や購買プロセスの短縮化が進んでいます。

また、拡張現実(Augmented Reality)技術の活用により、実物を利用しなくても、疑似体験をすることが可能となるなど、買い物体験のデジタル化も進んでいます。さらには、決済機能の多様化により購入時に実物のお金が不要であるケースが急増しています。

例えばPayPal は世界で1億3,000万人以上のアクティブユーザーを抱えており、2013年の決済総額は2,000億米ドルを超える規模まで成長しています(出所:会社ウェブサイト、eBay AnnualReport)。また、スマホなどの携帯機器を使った決済の世界市場は、現在の約2,300億米ドルから、2017年には7,000億米ドルを超える規模に拡大するとの予測もあります(出所:Gartner)。

変わるゲームのルールとバリューチェーン

「共同創造型」のバリューチェーン
情報の流れ メーカー 販売者 消費者 情報の流れ(双方向) 従来の情報の流れ

モバイルテクノロジーの進化、そしてそれが引き起こす世界の同期化を背景に、消費市場を取り巻く競争環境は大きく変化しています。ここでは、中でも重要な変化として、

  1. ゲームのルールの変更
  2. 企業の差別化要因の変化
  3. バリューチェーンの変更

の3点に触れたいと思います。

これまで小売企業は、主に実店舗において、地域の売上シェアをいかに伸ばすかを競ってきました。しかし、Amazon.com、楽天、Google、Appleといったインターネットテクノロジー企業や、Facebook、LINEといったソーシャル・ネットワーキング・サービス企業が、それぞれの「経済圏」を構築・拡大しており、今後はそうしたチャネルを超えた経済圏も含めて、消費者の「時間と可処分所得」を奪い合う競争へとゲームのルールが変わっていくことが予想されます。

それぞれの「経済圏」においては、テクノロジーの進化を背景として、コンテンツそのものを生み出すのではなく、コンテンツの作成者と消費者との間で情報や財、サービス、資金などの交換が円滑に行われるための「場」を提供する「プラットフォーム事業者」が台頭しているのが大きな特徴になっています。

テクノロジーの変化や競争相手の変化に伴い、企業の差別化要素も変化しています。商品価格差がますます縮小することが予想されますが、そうした中、物流が一つの重要な差別化要因になってきており、小売各社もクリック&コレクト(Click & Collect)サービスに力を入れ始めています。

例えばWalmart は、顧客調査で55%が食料品を自宅配送ではなくピックアップを希望していることを受け、米コロラド州デンバーの11店舗で食料品オンライン販売の受取りを試験的に開始しました(出所:IntegratedSolutions for Retailers)。NordstromのECサイトでは、店舗受取り限定品の絞込み検索が可能となっています。また、Tescoでは、受取場所を店舗にとどまらず、学校やスポーツクラブなどの地域コミュニティへと拡大させています。

物流効率の追求に関しては、Amazon.comが非常に力を入れていることで有名です。巨額の物流投資を行って物流網構築を進めていることに加え、クリック&コレクトの拠点であるamazonlockerの全米での設置、ビッグデータの分析結果をもとに顧客が望む商品を注文前に出荷する「予想出荷システム」の特許取得、無人飛行機の利用による配送に関する航空当局への申請など、将来を見据えて積極的な対策を進めています。

日本においても、アマゾンジャパンの売上高は年率20%に迫る成長を続けており(出所:Amazon.com)、小売業売上高ランキングでも11位にランクインする規模へと拡大するなど、同社のあくなき物流効率の追求は、日本の小売業にとっても脅威となっています。

バリューチェーンに関しても、根本的な変化が生じつつあります。上で述べた「プラットフォーム事業者」が台頭している背景として重要なのは、それらのプラットフォームが、双方向的な情報の流れを提供しているという点です。これまでの情報の流れは、メーカーが製品を作り、小売企業が店舗という場でその製品の魅力を展示し、それを受け取った消費者が購入する、といった一方向的なものでした。

今後は、インターネット上のショッピングモール、コンテンツ配信サービス、ソーシャル・ネットワーキング・サービス、クラウドソーシング、オープンイノベーションなど、さまざまなプラットフォームの拡充により、「企業と消費者」「消費者と消費者」が協力しながら価値を創造していくという、「共同創造型」のバリューチェーンがより一層広がっていくことが予想されます。こうした中、従来はメーカーと消費者の間をつなぐ役割を果たしていた小売業は、新たな時代に即した付加価値が提供できない限り「中抜き」のリスクに直面することとなります。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:「消費」から「体験」へ 。オムニチャネル時代を生き抜くために、知っておきたい消費市場の「いま」 | 消費から体験へ。オムニチャネル時代を生き抜くために | ネットショップ担当者フォーラム
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消費から体験へ。オムニチャネル時代を生き抜くために
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新日本有限責任監査法人 消費財セクター

国内市場の縮小と新興国市場の台頭、グローバルな価格競争と生産コストの上昇、そして消費者ニーズの多様化と複雑化―消費財・流通企業を取り巻く経営環境は今、「新たな秩序」ともいうべき変革の時を迎えています。成功の鍵は、変化の兆しをいち早く捉え、機会とリスクの正しい理解に基づいて、時代に一歩先んずることにあります。

新日本有限責任監査法人(EY)は、英国ロンドンに食品、飲料、日用品、タバコの4つのサブセクターを擁するグローバル・コンシューマー・プロダクツ・センター(Global Consumer Products Center)を設置し、各国に在籍する専門家や業界の利害関係者から日々もたらされる最新情報や知見、ナレッジを幅広く収集・分析し、導き出されたインテリジェンスをグローバルでシェアしています。

日本においては、新日本有限責任監査法人をはじめとするEY Japanのメンバー・ファームに所属するアシュアランス、税務(EY税理士法人が税務サービスを提供)、トランザクション、アドバイザリーの専門家からなる消費財セクターに特化したチームが、グローバル・コンシューマー・プロダクツ・センターをはじめ、世界150カ国に広がるEYのグローバル・ネットワークと緊密に連携し、「新たな秩序」に立ち向かうクライアントの戦略的な意思決定と迅速な課題解決を支援しています。

新日本有限責任監査法人 消費財セクター

Googleウェブマスターツールのアドレス変更ツールがサブドメイン間の移転をサポート

10 years 8ヶ月 ago

Googleウェブマスターツールのアドレス変更ツールがサブドメイン間の移転をサポートするようになった。これまでは、wwwあり・なしのドメインだけに対応していた。

- Googleウェブマスターツールのアドレス変更ツールがサブドメイン間の移転をサポート -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

【海外SEO】鈴木謙一

第52回HCD-Netサロン「UXと組織のデザイン」開催案内

10 years 8ヶ月 ago
継続的なイノベーションを生み出すためには、「組織のデザイン」が不可欠です。「組織のデザイン」とは、組織のしくみをデザインすることであり、ユーザーエクスペリエンスという視点で組織をデザインすることが必要になってきています。
今回は「UXと組織のデザイン」をテーマに、お二人に話題提供をしていただき、「 UXと組織のデザイン」についてのパネル・ディスカッションを企画しています。HCDや企画開発関連者だけでなく、戦略、組織や人事に関わる皆様の参加も歓迎します。
近日中に申し込みをできるようになります。
■日時:5月14日(木)18:30-21:00(受付18:10~)
■会場:amu (渋谷区恵比寿西1-17-2)
http://www.a-m-u.jp/access/
■定員:40名(先着順)
■参加費:HCD-Net会員:3000円 、一般:5000円
■プログラム:
18:30-18:40  「UXと組織のデザイン」
・山崎 和彦氏(千葉工業大学、教授)
18:40-19:10  「使いやすい組織のデザイン:Organization Ease of Use」
・ケビン・クラーク氏(Content Evolution、代表)
19:10-19:40  「Yahoo! JAPANにおけるHCDと組織の活動」
・日野 隆史氏(ヤフー株式会社 システム統括本部 技術支援本部 開発促進部)
19:40-21:10 「UXと組織のデザイン」パネル・ディスカッション
・日野 隆史氏(ヤフー株式会社 システム統括本部 技術支援本部 開発促進部)
・長谷川 敦士氏(コンセント株式会社、代表)
・山崎 和彦氏(千葉工業大学、教授)コーディネーター
・パネラーを追加することも検討中です。
20:20-21:00 会場・ディスカッション
・パネラーと参加者で会場でディスカッションします。
・若干のお飲物も準備します。
継続的なイノベーションを生み出すためには、「組織のデザイン」が不可欠です。「組織のデザイン」とは、組織のしくみをデザインすることであり、ユーザーエクスペリエンスという視点で組織をデザインすることが必要になってきています。
今回は、昨年度に引き続いて「UXと組織のデザイン」をテーマに、お二人に話題提供をしていただき、「 UXと組織のデザイン」についてのパネル・ディスカッションを企画しています。HCDや企画開発関連者だけでなく、戦略、組織や人事に関わる皆様の参加も歓迎します。
参加申し込みは少しお待ちください。
■日時:5月14日(木)18:30-21:00(受付18:10~)
■会場:amu (渋谷区恵比寿西1-17-2)
■定員:40名(先着順)
■参加費:HCD-Net会員:3000円 、一般:5000円
■プログラム:
18:30-18:40  「UXと組織のデザイン」
・山崎 和彦氏(千葉工業大学 教授)
18:40-19:10  「使いやすい組織のデザイン:Organization Ease of Use」
・ケビン・クラーク氏(Content Evolution 代表)
19:10-19:40  「Yahoo! JAPANにおけるHCDと組織の活動」
・日野 隆史氏(ヤフー株式会社 システム統括本部 技術支援本部 開発促進部)
19:40-21:10 「UXと組織のデザイン」パネル・ディスカッション
・日野 隆史氏(ヤフー株式会社 システム統括本部 技術支援本部 開発促進部)
・長谷川 敦士氏(コンセント株式会社 代表)
・山崎 和彦氏(千葉工業大学 教授)コーディネーター
・パネラーを追加することも検討中です。
20:20-21:00 会場・ディスカッション
・パネラーと参加者で会場でディスカッションします。
・若干のお飲物も準備します。
山崎和彦

リスティングの地域ターゲティング最適化でCPAが約半分に〜統計が語る、あるインテリアショップの改善事例〜

10 years 8ヶ月 ago

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1.あるインテリアショップの悩み

東京に店を構え十数年。リピート顧客も増えてきたインテリアショップY社は、3年前から全国を対象としたインターネットショッピングにも力を入れ始めました。WEBサイト開設とほぼ同時期にリスティング広告を開始して、CVも徐々に増えていきました。リスティング広告のパフォーマンスをさらに向上させたい、そんな思いからY社の担当者は「地域ターゲティング」を活用して、CPAを改善させることを考えつきました。

1-1.ゆらぐ「経験」、この仮説は正しいのだろうか

Y社の過去の売上実績を見ると、東京や神奈川といった首都圏からの売上が多くの割合を占めていました。リスティング広告経由の注文も、やはり首都圏が中心でそれ以外のエリアは比較的少なく、さらに一部のエリアでCPCが平均を上回っており、全体のパフォーマンスを損ねているように見られました。

ご存じの通り、スポンサードサーチの「地域ターゲティング」では指定した地域(都道府県や市区町村単位)にのみ広告を配信したり、あるいは配信を除外したりすることができます。そこで今回はこの「地域ターゲティング」を使って首都圏以外の配信を「停止」しました。

結果は、思い通りにはいきませんでした。CPAは下がらず、ほぼ同水準で推移しました。2か月経っても、3か月経っても変わらないままです。「何がおかしかったのだろうか?効率の良い広告に資源を集中的に投下することは理にかなっているはずだ」。Y社の担当者はもう一度「過去のデータ」と向き合うことを決心しました。

1-2.「データ」と向き合うことで見えてきたモノ

Y社の担当者は過去2年分のリスティング広告について、データをあらためて見直しました。そもそもの仮説が間違っていたのではないか、データの分析にミスがあったのではないか。スミからスミまでデータを眺めているうちに、あることに気づきました。首都圏以外の地域はCVRが低く、CPAが高いという「イメージ」を持っていたのですが、中にはそれ以上にCVRが高く、CPAが安いエリアもいくつか存在し、その数は決して少なくなかったのです。「もしかしたら、首都圏のみに絞り込むことで、効率の悪い広告と一緒に、効率の良い広告も停止してしまったのかもしれない」。Y社のご担当者はさらに踏み込んで「データ」を分析してみることにしました。

2か月後、驚くほどの効果が得られました。それまで15,000円台だったCPAが8,000円台になり、それまでの半分近くにまで下げることに成功したのです。(図1:データは一部加工してあります)

CPA改善結果
(図1)

なぜ、CPAを下げることに成功したのでしょうか?

Y社のご担当者が「地域ターゲティング」を再度設定する前に、仮説を検証した「ある手法」をご紹介します。

2.統計が語る「地域ターゲティング」

ビジネスにおいて、過去の体験から得られる「知見」はとても重要です。多くの場合、それはとてもすばらしい武器になります。一方、「データ」も使い方次第で心強い、味方になってくれます。Y社の担当者は実際に「地域ターゲティング」を行う前にある統計的手法を用いて、自身の仮説を検証してみました。

2-1.「ロジスティック回帰分析」とは

「ロジスティック回帰分析」という分析手法があります。これは回帰分析のひとつで、たとえば「CPAが上がった」「CPAが上がらなかった」などのように結果が「0」か「1」になるような事象の分析に用いられます。実際に「R」というフリーの統計ソフトを使用して「ロジスティック回帰分析」を行ってみましょう。「R」の利用方法についてはこちらの記事がわかりやすいかと思いますので、ご参照ください。

2-2.「R」で「地域ターゲティング」を分析してみる

ここで、わかりやすくするために、よりシンプルな条件で分析します。分析したい結果を「全体のCPAが過去の平均CPAより下回ったかどうか(allcpa)」ということにして、下回った場合を「1」、そうでない場合を「0」としました。また、そのほかの変数(条件項目)として、「首都圏の平均クリック単価(capitalbid)」「首都圏の広告コスト(capitalcost)」「首都圏以外の平均クリック単価(localbid)」「首都圏以外の広告コスト(localcost)」としました。図2は1行ごとに過去1か月ごとの実績を入れたデータになります。

ロジスティック回帰分析のデータ
(図2)

「R」を使えば「ロジスティック回帰分析」をとても簡単に行えます。以下の関数を入力するだけで、結果が出力されます。

> res = glm ( allcpa ~ + localbid + localcost + capitalbid + capitalcost , data , family = binomial )
> summary ( res )

結果から導き出された式は次のようになります。

log( 全体CPAが上がる確率 / 全体CPAが上がらない確率 )=
3.94 ×(首都圏以外の平均クリック単価)+ 1.59 ×(首都圏以外の広告コスト)
+ 1.4 ×(首都圏の平均クリック単価)− 3.41 ×(首都圏の広告コスト)− 1.15

この式に実際に数値をあてはめて、全体CPAが上がる確率を予測してみました。ここでは「首都圏以外のクリック単価」を「34」、「首都圏以外の広告コスト」を「77,000」、「首都圏のクリック単価」を「36」、「首都圏の広告コスト」を「160,000」に設定しました。つまり、首都圏以外のコストを上げて、首都圏のコストをやや下げるということをした場合に、全体CPAが下がる確率は何%か、という検証になります。

結果は93.7%の確率で「CPAが下がる」と出ました。

Y社のご担当者は「データ」と向き合い「統計」というアプローチをとることで、今までは得られなかった「解答」を得ることができたのです。

3.リスティング オートフライトの「ターゲティング最適化」

このお客様は現在、ジャストシステムが提供するリスティング広告の運用ツール、リスティング オートフライトを利用されています。CPAも順調に推移しています。

「ロジスティック回帰分析」はあくまでリスティング オートフライトの「コアエンジン」を構成する基礎技術のひとつにすぎず、実際ははるかに複雑で高度な処理を行っています。また「統計的手法」は非常に有効な手段ではありますが、毎回人手で行うのには無理があります。リスティング オートフライトではこれら「統計的手法」と「独自の自然言語処理」を基盤に、柔軟で高度な独自アルゴリズム「SLAT: Statistical and Linguistic Ad Technology」を構築しており、きめ細かな「ターゲティング最適化」をまさに「手ばなし」で行うことが可能です。

4.実際のエンジンを使用したシミュレーションを無料で受け付けています

現在リスティング オートフライトでは、実際に使用している「エンジン」を用いてシミュレーションを実施し、「キーワード候補リスト」や「流入数」などの成果をご案内しています。下記のボタンから簡単にシミュレーションの申し込みが可能ですので、お気軽にお申し込みください。

統計が語る集客を試す
InsideLAF

第52回HCD-Netサロン「UXと組織のデザイン」開催告知

10 years 8ヶ月 ago
山本様
いつもお世話になります。
今年も下記のようなイベントを計画しています。
もしお時間がありましたら、パネルディスカッションに参加していただけないでしょうか? よろしくご検討ください。
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第52回HCD-Netサロン「UXと組織のデザイン」
継続的なイノベーションを生み出すためには、「組織のデザイン」が不可欠です。「組織のデザイン」とは、組織のしくみをデザインすることであり、ユーザーエクスペリエンスという視点で組織をデザインすることが必要になってきています。
今回は「UXと組織のデザイン」をテーマに、お二人に話題提供をしていただき、「 UXと組織のデザイン」についてのパネル・ディスカッションを企画しています。HCDや企画開発関連者だけでなく、戦略、組織や人事に関わる皆様の参加も歓迎します。
■日時:5月14日(木)18:30-21:00(受付18:10~)
■会場:amu (渋谷区恵比寿西1-17-2)
http://www.a-m-u.jp/access/
■定員:40名(先着順)
■参加費:HCD-Net会員:3000円 、一般:5000円
■プログラム:
18:30-18:40  「UXと組織のデザイン」
山崎 和彦氏(千葉工大、教授)
18:40-19:10  「使いやすい組織のデザイン:Organization Ease of Use」
ケビン・クラーク氏(Content Evolution 代表)
19:10-19:40  「Yahoo! JAPANにおけるHCDと組織の活動」
日野 隆史氏(ヤフー株式会社 システム統括本部 技術支援本部 開発促進部)
19:40-21:10 「UXと組織のデザイン」パネル・ディスカッション
・日野 隆史氏(ヤフー株式会社 システム統括本部 技術支援本部 開発促進部)
・長谷川 敦士氏(コンセント株式会社 代表)
・山崎 和彦氏(千葉工大 教授)コーディネーター
・パネラーを追加することも検討中です。
20:20-21:00 会場・ディスカッション
・パネラーと参加者で会場でディスカッションします。
・若干のお飲物も準備します。
継続的なイノベーションを生み出すためには、「組織のデザイン」が不可欠です。「組織のデザイン」とは、組織のしくみをデザインすることであり、ユーザーエクスペリエンスという視点で組織をデザインすることが必要になってきています。
今回は「UXと組織のデザイン」をテーマに、お二人に話題提供をしていただき、「 UXと組織のデザイン」についてのパネル・ディスカッションを企画しています。HCDや企画開発関連者だけでなく、戦略、組織や人事に関わる皆様の参加も歓迎します。
近日中に申し込みをできるようになります。
■日時:5月14日(木)18:30-21:00(受付18:10~)
■会場:amu (渋谷区恵比寿西1-17-2)
■定員:40名(先着順)
■参加費:HCD-Net会員:3000円 、一般:5000円
■プログラム:
18:30-18:40  「UXと組織のデザイン」
山崎 和彦氏(千葉工大、教授)
18:40-19:10  「使いやすい組織のデザイン:Organization Ease of Use」
ケビン・クラーク氏(Content Evolution 代表)
19:10-19:40  「Yahoo! JAPANにおけるHCDと組織の活動」
日野 隆史氏(ヤフー株式会社 システム統括本部 技術支援本部 開発促進部)
19:40-21:10 「UXと組織のデザイン」パネル・ディスカッション
・日野 隆史氏(ヤフー株式会社 システム統括本部 技術支援本部 開発促進部)
・長谷川 敦士氏(コンセント株式会社 代表)
・山崎 和彦氏(千葉工大 教授)コーディネーター
・パネラーを追加することも検討中です。
20:20-21:00 会場・ディスカッション
・パネラーと参加者で会場でディスカッションします。
・若干のお飲物も準備します。
山崎和彦

モバイルフレンドリーアルゴリズムについて

10 years 8ヶ月 ago

今更ながらに加えてタイトルにやる気が感じられない点はお詫び申し上げます。
さすがにこれだけの話題に触れないのもどうかと思うことと、
一部のアメーバブログをご利用頂いているユーザー様よりご質問もいただきましたので、
私の個人的な考えも書かせていただこうかと思っております。

モバイルフレンドリーアルゴリズムとは


4.21より導入されるGoogleの検索アルゴリズムであり、
パンダアップデートがローンチされた際よりも影響が大きいと言われています。

モバイルフレンドリーアルゴリズムの内容は、簡単に言うと、
「モバイルに対応していないウェブサイトはモバイルの検索結果で落とすよ」
ということになります。

モバイルと言っても基本的に今回はスマートフォンと考えて良いと思います。
鈴木謙一さんも書かれているように

このアップデートは、タブレット端末からのGoogle検索には影響しません。
スマートフォン端末からのモバイル検索だけに影響します。

出典:Googleのモバイルフレンドリーのアルゴリズム変更はタブレット検索には影響しない-海外SEO情報ブログ

とあります。
フィーチャーフォンももちろんモバイルではありますが、こちらはフィーチャーフォン専用の検索結果となっており(フィーチャーフォンへの対応が記される等)特段対応の必要はなく
モバイルフレンドリーアルゴリズムと言えど、今回はスマートフォンのみを意識すれば良い
と言えます。

モバイルフレンドリーアルゴリズムの基準について


先述の通りモバイルの定義がやや曖昧な部分もある中で今回の基準としては
モバイルフレンドリーテストを実施した結果」
と考えれば良いと思います。
また、このモバイルフレンドリーテキストの結果問題がない場合は、スマートフォン検索検索結果において
「スマホ対応」
の文字が記載されます。逆を言うとこれが記載されているものは基本的に問題がないと言って良いでしょう。
スマホ対応バッチ

モバイルフレンドリーテストの使い方


まずモバイルフレンドリーテストにアクセスしURLを入力します。
モバイルフレンドリーテスト
分析中・・・
モバイルフレンドリーテスト2
結果・・・
モバイルフレンドリーテスト3
問題がなければ(=モバイルフレンドリーであれば)
「問題ありません。 このページはモバイル フレンドリーです。」
と表示されます。
対応していないと下記のようになります。
モバイルフレンドリーテスト4
「モバイルフレンドリーではありません」とともに4/21以降にスマートフォンの検索結果で上位に表示されなくなる可能性があります。
(上記ページはもともとnoindexであり検索結果へは影響しません)
上記画像右下の「Googleウェブマスターツールを使用していますか?」の「ウェブマスターツールアカウント」をクリックすると、
ウェブマスターツールの「モバイルユーザビリティ」の画面に遷移します。
(※上記とは別のURLにおける画面です)
モバイルユーザビリティ
何がいけないのか?のヒントがここに記載されています。
ただし問題がある項目は記載されているものの、どう直せばクリアできるのかまでは記載されていません。

モバイルフレンドリーにするために


モバイルフレンドリーテストでNGが出た場合にどう対処するかですが、
そこまで恐れる必要はないと思います。
スマートフォンに最適化しようとして作ったウェブページの大半ははじめからモバイルフレンドリーテストをクリアできると思います。

例えばWeb担当者Forumさんは
グーグルで「スマホ対応」ラベルを出すために僕がやった3つのこと
の記事内でその対処方法を紹介されていますが、

1,全ページにビューポートを適切に指定するようにHTMLテンプレートを修正した
2,画像をレスポンシブ対応にするCSSを指定した
3,表示を微調整した

の3点のみだそうです。
ちなみにその結果がこちら・・・
MFTウェブ担

ちなみにスマートフォン対応させるのは、Web担当者フォーラムさんが行った
レスポンシブウェブデザインだけでなく、セパレートやダイナミックサービングでも問題ありません。
参考:Googleが推奨するスマートフォンサイトの構築方法とは

なお、Googleは下記の項目を見ているようなので、
モバイルエラー要素

・適切にViewportを設定し
 (参考:ビューポートを設定する>PageSpeed Insights>Google Developers
・スマートフォンでも閲覧しやすフォントサイズに調整し
・最適なコンテンツ幅にし
・タップできる部分を適切に離し
・Flashなどのスマートフォン端末が対応していないプラグインを使わない
でかつ、
・CSSやJavaScriptを含めてGooglebotをブロックしない
ということを行えばほぼ問題ないはずです。

なお、このアルゴリズムは
・ページ単位で影響するもの
であり、なおかつ
・リアルタイムである
とのことです。

注意:Googleは、リアルタイムという意味を、モバイルフレンドリーのページをクロールし、インデックスをした直後を意味するものであるか、クエリが検索ボックスに入力された直後を意味するものであるか、そのどちらかを明言はしていない。
出典:Googleのモバイルフレンドリーのランキングファクターはリアルタイム&ページ単位基準。-SEO Japan

またナビゲーショナルクエリについては、
Vitalフラグが立てられているURLはモバイルフレンドリーでなくても問題なく表示されるとのことです。

モバイルフレンドリー対応の優先度


仮に順次しかモバイルフレンドリー対応ができない場合ですが、
今回のモバイルフレンドリーアルゴリズムがページ単位での適用であることから
"現状検索流入が多いページからの対応"
を実施すべきです。
おそらくテンプレートごとだったりディレクトリ単位で対応できることがほとんどだとは思いますが、
いくつかのフェーズに分けて対応する必要がある場合には、
検索流入が現時点で多く、4/21に仮にスマートフォンでランクダウンしたら検索流入が落ち込んでしまうページから対応すべきです。

4/21までにできそうだなと思っても上記順序で対応したほうが無難だと思われます。

モバイルフレンドリーアルゴリズムについてのまとめ



  • 4/21にやってくるGoogleの新アルゴリズムでスマートフォン対応していないウェブサイトの表示順位がスマートフォンの検索結果でランクダウンする

  • モバイルフレンドリーテストで問題が発生していなければ基本OK

  • モバイルフレンドリーアルゴリズムの適用はページ単位であるため、検索流入があるページ群から対応すれば良い

  • Viewport設定など基本的なスマートフォンへの対応を行えばさほど恐れる必要はない


最後にPageSpeed Insightsではクローラーをブロックしていたとしてもエラーが表示されずにモバイルフレンドリーである旨の表示が出てしまうことがあります。
確認はモバイルフレンドリーテストで行い、今一度クローラーをブロックしていないか確認しておきたいものです。


なお、一部のアメーバブログユーザー様よりご指摘頂きましたが
アメーバブログにおいてもスマートフォン対応していない一部URL群がございました。
ユーザー様にはご心配おかけしましたことをお詫び申し上げます。
これらのURL群に関しては現状99%のユーザー様には検索流入に関係のないページになっておりましたので対応を後にまわしておりましたが現在は対応をしております。
万一対応していないURL群が見つかりましたがご指摘いただけますと幸いです。(@kimuyan
検索流入影響がある部分は対処終了していると思いますが、見つかり次第順次対応させて頂きます。
(なお、noindexにしているURL群も多々ございますのでご注意ください)
その他アメーバサービス全般においても未対応のものがあると思われますが、
気になるところがありましたら上記ツイッターアカウントまでお送り頂ければ必要に応じて対応させて頂きます。
(CGMにおいてユーザー様の不利益となるところを優先的に対応させて頂きます)

モバイルフレンドリーアルゴリズムについて

10 years 8ヶ月 ago

今更ながらに加えてタイトルにやる気が感じられない点はお詫び申し上げます。
さすがにこれだけの話題に触れないのもどうかと思うことと、
一部のアメーバブログをご利用頂いているユーザー様よりご質問もいただきましたので、
私の個人的な考えも書かせていただこうかと思っております。

モバイルフレンドリーアルゴリズムとは


4.21より導入されるGoogleの検索アルゴリズムであり、
パンダアップデートがローンチされた際よりも影響が大きいと言われています。

モバイルフレンドリーアルゴリズムの内容は、簡単に言うと、
「モバイルに対応していないウェブサイトはモバイルの検索結果で落とすよ」
ということになります。

モバイルと言っても基本的に今回はスマートフォンと考えて良いと思います。
鈴木謙一さんも書かれているように

このアップデートは、タブレット端末からのGoogle検索には影響しません。
スマートフォン端末からのモバイル検索だけに影響します。

出典:Googleのモバイルフレンドリーのアルゴリズム変更はタブレット検索には影響しない-海外SEO情報ブログ

とあります。
フィーチャーフォンももちろんモバイルではありますが、こちらはフィーチャーフォン専用の検索結果となっており(フィーチャーフォンへの対応が記される等)特段対応の必要はなく
モバイルフレンドリーアルゴリズムと言えど、今回はスマートフォンのみを意識すれば良い
と言えます。

モバイルフレンドリーアルゴリズムの基準について


先述の通りモバイルの定義がやや曖昧な部分もある中で今回の基準としては
モバイルフレンドリーテストを実施した結果」
と考えれば良いと思います。
また、このモバイルフレンドリーテキストの結果問題がない場合は、スマートフォン検索検索結果において
「スマホ対応」
の文字が記載されます。逆を言うとこれが記載されているものは基本的に問題がないと言って良いでしょう。
スマホ対応バッチ

モバイルフレンドリーテストの使い方


まずモバイルフレンドリーテストにアクセスしURLを入力します。
モバイルフレンドリーテスト
分析中・・・
モバイルフレンドリーテスト2
結果・・・
モバイルフレンドリーテスト3
問題がなければ(=モバイルフレンドリーであれば)
「問題ありません。 このページはモバイル フレンドリーです。」
と表示されます。
対応していないと下記のようになります。
モバイルフレンドリーテスト4
「モバイルフレンドリーではありません」とともに4/21以降にスマートフォンの検索結果で上位に表示されなくなる可能性があります。
(上記ページはもともとnoindexであり検索結果へは影響しません)
上記画像右下の「Googleウェブマスターツールを使用していますか?」の「ウェブマスターツールアカウント」をクリックすると、
ウェブマスターツールの「モバイルユーザビリティ」の画面に遷移します。
(※上記とは別のURLにおける画面です)
モバイルユーザビリティ
何がいけないのか?のヒントがここに記載されています。
ただし問題がある項目は記載されているものの、どう直せばクリアできるのかまでは記載されていません。

モバイルフレンドリーにするために


モバイルフレンドリーテストでNGが出た場合にどう対処するかですが、
そこまで恐れる必要はないと思います。
スマートフォンに最適化しようとして作ったウェブページの大半ははじめからモバイルフレンドリーテストをクリアできると思います。

例えばWeb担当者Forumさんは
グーグルで「スマホ対応」ラベルを出すために僕がやった3つのこと
の記事内でその対処方法を紹介されていますが、

1,全ページにビューポートを適切に指定するようにHTMLテンプレートを修正した
2,画像をレスポンシブ対応にするCSSを指定した
3,表示を微調整した

の3点のみだそうです。
ちなみにその結果がこちら・・・
MFTウェブ担

ちなみにスマートフォン対応させるのは、Web担当者フォーラムさんが行った
レスポンシブウェブデザインだけでなく、セパレートやダイナミックサービングでも問題ありません。
参考:Googleが推奨するスマートフォンサイトの構築方法とは

なお、Googleは下記の項目を見ているようなので、
モバイルエラー要素

・適切にViewportを設定し
 (参考:ビューポートを設定する>PageSpeed Insights>Google Developers
・スマートフォンでも閲覧しやすフォントサイズに調整し
・最適なコンテンツ幅にし
・タップできる部分を適切に離し
・Flashなどのスマートフォン端末が対応していないプラグインを使わない
でかつ、
・CSSやJavaScriptを含めてGooglebotをブロックしない
ということを行えばほぼ問題ないはずです。

なお、このアルゴリズムは
・ページ単位で影響するもの
であり、なおかつ
・リアルタイムである
とのことです。

注意:Googleは、リアルタイムという意味を、モバイルフレンドリーのページをクロールし、インデックスをした直後を意味するものであるか、クエリが検索ボックスに入力された直後を意味するものであるか、そのどちらかを明言はしていない。
出典:Googleのモバイルフレンドリーのランキングファクターはリアルタイム&ページ単位基準。-SEO Japan

またナビゲーショナルクエリについては、
Vitalフラグが立てられているURLはモバイルフレンドリーでなくても問題なく表示されるとのことです。

モバイルフレンドリー対応の優先度


仮に順次しかモバイルフレンドリー対応ができない場合ですが、
今回のモバイルフレンドリーアルゴリズムがページ単位での適用であることから
"現状検索流入が多いページからの対応"
を実施すべきです。
おそらくテンプレートごとだったりディレクトリ単位で対応できることがほとんどだとは思いますが、
いくつかのフェーズに分けて対応する必要がある場合には、
検索流入が現時点で多く、4/21に仮にスマートフォンでランクダウンしたら検索流入が落ち込んでしまうページから対応すべきです。

4/21までにできそうだなと思っても上記順序で対応したほうが無難だと思われます。

モバイルフレンドリーアルゴリズムについてのまとめ



  • 4/21にやってくるGoogleの新アルゴリズムでスマートフォン対応していないウェブサイトの表示順位がスマートフォンの検索結果でランクダウンする

  • モバイルフレンドリーテストで問題が発生していなければ基本OK

  • モバイルフレンドリーアルゴリズムの適用はページ単位であるため、検索流入があるページ群から対応すれば良い

  • Viewport設定など基本的なスマートフォンへの対応を行えばさほど恐れる必要はない


最後にPageSpeed Insightsではクローラーをブロックしていたとしてもエラーが表示されずにモバイルフレンドリーである旨の表示が出てしまうことがあります。
確認はモバイルフレンドリーテストで行い、今一度クローラーをブロックしていないか確認しておきたいものです。


なお、一部のアメーバブログユーザー様よりご指摘頂きましたが
アメーバブログにおいてもスマートフォン対応していない一部URL群がございました。
ユーザー様にはご心配おかけしましたことをお詫び申し上げます。
これらのURL群に関しては現状99%のユーザー様には検索流入に関係のないページになっておりましたので対応を後にまわしておりましたが現在は対応をしております。
万一対応していないURL群が見つかりましたがご指摘いただけますと幸いです。(@kimuyan
検索流入影響がある部分は対処終了していると思いますが、見つかり次第順次対応させて頂きます。
(なお、noindexにしているURL群も多々ございますのでご注意ください)
その他アメーバサービス全般においても未対応のものがあると思われますが、
気になるところがありましたら上記ツイッターアカウントまでお送り頂ければ必要に応じて対応させて頂きます。
(CGMにおいてユーザー様の不利益となるところを優先的に対応させて頂きます)

YouTube TrueView とテレビ CM を活用した戦略的なプロモーションで 300 万ダウンロードを達成 - CPI も 200 円以下を実現

10 years 8ヶ月 ago
Posted by 武田 圭司 - アジア太平洋地域 モバイルアプリ ソリューションスペシャリスト

755(ナナゴーゴー)は、著名人や人気アーティストのトークに対して自由に閲覧・コメントができる新世代トークアプリ。2014 年 2 月にサービスインして以来、20 代を中心とした若年層に人気を集めています。

本アプリを運営する株式会社7gogo は、ユーザー数の拡大を目指し、YouTube TrueView* とテレビ CM を活用した認知向上施策を実施。プロモーション開始からわずか 1 か月で 300 万ダウンロードを獲得することに成功しました。
*モバイルアプリ プロモーション用 TrueView 動画広告



課題・背景 : 若年層へのサービス認知を高めるためのリーチ手段を模索


サービスインして以来、AKB48 や E-girls など人気芸能人のオフィシャル アカウント開設を受け、徐々にユーザー数を伸ばしていた同社。さらなるユーザー数の拡大を実現するためには、他の SNS サービスとの違いを強調した上で、アプリの認知を向上させる必要がありました。

また、ターゲットとなる若年層のながら視聴などのメディア接触態度の変化を考慮すると、セカンドスクリーンであるスマートフォンの活用は必須と考えていました。

解決策:YouTube TrueView とテレビ CM を活用した戦略的プロモーション


そこで同社は、AKB48 と E-girls を起用したテレビ CM を 大々的に投下し、「芸能人と話せるアプリ」というコンセプトを訴求。テレビ CM の中に「755」というサービス名を繰り返し登場させることで、サービス名が視聴者の耳に残るように意識しました。

さらに、スマートフォンでの視聴をはじめから考慮し、無音で視聴してもサービス内容が伝わるようにテキスト表示を多くするなど、テレビ CM の素材をオンラインでも有効活用できるようクリエイティブに工夫を加えました。

スマートフォンの利用傾向の高い若年層に向けては、YouTube TrueView を用いて動画広告を配信。年齢・性別でのターゲティングに加え、755 を利用する芸能人の公式 YouTube 動画や関連動画に配信したり、テレビ CM が出るタイミングに合わせて広告の配信ボリュームを調整するなどの最適化を実施。ファンに直接アプローチすることで、効率的なユーザー獲得を目指しました。

また、YouTube TrueView の動画下部にインストールボタンを配置できるフォーマットを採用することで、動画を視聴し興味をもったユーザーがシームレスにアプリをダウンロードできる環境を整えました。






導入後の成果 : プロモーション開始からわずか 1 か月で 300 万ダウンロードを達成


本取り組みの結果、テレビ視聴層に加え、スマートフォンを多用する若年層へもリーチすることに成功し、わずか 1 か月で 300 万ダウンロードを達成。インストール単価(CPI)は 200 円以下と他の獲得施策に比べても非常に良いパフォーマンスを実現し、動画視聴単価も通常の約 4 分の 1 と低く抑えることに成功しました。

成功のポイントと今後の取り組み


「当初、YouTube TrueView は認知向上を主目的としていましたので、今回ユーザー獲得単価も非常に低く抑えられたのには正直驚きました。今後はアプリの利用継続率を向上させる取り組みにも注力したいと考えており、認知から獲得、リテンションまでシームレスにつなげられる Google のサービスには期待しています。」(株式会社サイバーエージェント 宣伝本部 マーケティングプラットフォーム室 室長 市橋 正太郎 様)

「今回の施策では、はじめからオンラインでの視聴を想定してテレビ CM のクリエイティブを開発し、テレビ CM が出るタイミングに合わせてオンライン広告の配信を調整するなど、緻密なプロモーション設計をしたことが非常に高い ROI に繋がったと思います。755 は”芸能人と話せるアプリ”をコンセプトにしていますが、今後はユーザー同士がより積極的にコミュニケーションができ、コンテンツを発信したり楽しめるようなプラットフォームに育てていきたいと考えています。」(株式会社7gogo 代表取締役社長 森 正樹 様)

*本活用事例を記載した PDF はこちらからダウンロードいただけます。
*モバイルアプリ プロモーション用 TrueView 動画広告の詳細についてはこちらよりご覧いただけます。

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株式会社 7gogo

株式会社サイバーエージェントと SNS 株式会社が共同で設立。サイバーエージェントの藤田晋氏と取締役、堀江貴文氏をファウンダーとして、著名人の公開グループトークアプリ「755」の開発を行っている。
http://www.7gogo.co.jp/company/index.html
noreply@blogger.com (Google Blog)

楽天受注APIへの対応が進む受注管理システム、ネットショップ支援室&ブランジスタ | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 8ヶ月 ago
今年1月の無料化に伴い、メールやCSVから取り込んでいた方法を変更

楽天市場の受注APIに対応する受注管理システムが増えている。従来、楽天の受注WEB APIを利用するには、初期導入費用10万円、1件あたり7円の処理手数料が必要だったが、2015年1月から無料化に。これを受け、従来メールやCSVからデータを取り込んでコストを抑えようとしていたEC事業者も、手間のかからないAPIの利用ニーズが増加。受注管理システムがこうしたEC事業者のニーズに対応し始めている。

ネットショップ支援室は4月13日、受注管理システム「アシスト店長」で、メールやCSVから受注データを取り込んでいた方法を変更し、APIベースでの受注データの取り込みに切り替えた。メールや商品登録画面と「アシスト店長」が切り離せるようになり、「アシスト店長」だけで受注処理が完結するようになったとしている。

ブランジスタも4月13日、受注管理システム「まとまるEC店長」で楽天受注APIとの連携を開始した。受注情報の取り込みの安定、送り状番号・配送会社の自動登録、在庫情報の時間短縮といった効果が見込まれ、受注管理の効率向上が図れるとしている。

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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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通販コスメの探索アプリ「美よたん」の提供を開始、ディー・キュービック | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 8ヶ月 ago
掲載している化粧品は「たまごリピート」を利用している企業の商品に限定

コンタクトセンター事業のディー・キュービックは4月14日、通販コスメの試用ができる美容探索アプリ「美(び)よたん」の提供を開始した。テモナが提供している定期専用通販システム「たまごリピート」を導入している企業専用に、ネイティブ広告を提供するサービスとして展開。「たまごリピート」導入事業者の売り上げアップにつなげ、システムの導入企業の拡大につなげていく。

「美よたん」は、最初の簡易アンケートで肌質、年齢などを入力すると、アンケートの結果にもとづいたお薦め商品を表示。無料・有料トライアルや、初回限定割引商品の申し込み・購入ができる。

アンケート結果は価格・新着・人気順などに並び替えることも可能。気になる商品を登録し、複数の商品を比較したり、後で詳しく見ることもできるようになっている。

掲載している化粧品は「たまごリピート」を利用している企業の商品に限定。「たまごリピート」の利用企業であれば、初期費用無料。消費者が商品を購入した場合に成果報酬が発生する料金体系となっている。

「たまごリピート」の導入事業者は現在650社。化粧品以外の導入企業も多く、初年度は400品目・200社の掲載を目標にしている。ダウンロード数は50万ダウンロードをめざす。

「美よたん」での購入イメージ

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小売業の円安倒産、2014年度は前年度比約3.5倍。3月には有名EC企業の事業停止も | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 8ヶ月 ago
EC業界では3月、ファッションECの高田企画、タイヤ専門ECのエクシブが円安の影響を受け、事業を停止している

帝国データバンクが4月6日に発表した「『円安関連倒産』の動向調査」によると、急速な円安進行が影響した2014年度の小売業の倒産は、2013年度比244.4%増の31件だった。全業種のなかに占める構成比率は7.7%で、同2.6ポイント増えた。

他の業種では建設業のほか、卸売業が105件の倒産件数で、同183.8%増。製造業は91件で、同184.4%増だった。

食料品や繊維・アパレル関係の業者を中心に円安倒産が広がっていると、帝国データバンクは指摘している。

帝国データバンクが実施した円安関連倒産の動向調査

業種別の円安倒産件数など

EC業界では、夢展望が円安による原価高騰などの影響を受け、業績が悪化。3月末に健康コーポレーションの傘下に入り、事業継続のための資金を調達している。

楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーのファッションジャンル賞を獲得したこともある、女性向けファッション通販サイト「スプリングデイズ」を運営する高田企画は3月9日に事業を停止した。低価格商材で売り上げを伸ばしていたが、近年は円安などの影響で仕入れコストが増加。負債が膨らんだとみられる。

Yahoo!ショッピングのアワード常連店で、タイヤ・ホイールの専門ECサイト「セレクションパーツ」を運営するエクシブは3月末、円安による輸入単価の高騰による収益悪化で事業を停止した。

2015年3月度は集計開始後、最多の倒産件数を記録。帝国データバンクによると、現在の円安傾向は当面続くとみられるという。4月以降も引き続き、円安の影響を受けた関連倒産は高水準で推移する可能性が高いとしている。

円安関連倒産の動向調査による、「円安関連倒産」の推移

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 デスク

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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機能性表示食品制度がスタート、業界最大手サントリーウェルネスは「セサミンEX」で届出 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 8ヶ月 ago
4月1日に機能性表示食品制度がの届出が確認できたのは、サントリーウエルネス、ファンケル、ライオン、八幡物産

機能性表示食品制度」が始まった。4月1日、届出が確認できたのは4社。これに遅れじと、虎視眈々と制度活用を狙う企業も現れている。業界最大手のサントリーウエルネスは「セサミンEX」で届出。表示内容は“抗酸化作用”とシンプルだ。理由はどこにあるのか。

健康食品の訴求は大きく2つに分類

4月1日時点で機能性表示食品制度に届出を行ったことが確認できた企業
届出を行ったことが確認できた企業

健康食品の訴求は大きく2つに分かれる「グルコサミン=関節」「ブルーベリー=目」のように成分と「1機能」の結びつきが強いもの。もう一つは、多様な機能から“元気の素”のように理解されるものだ。前者は強い訴求力があるが参入企業の増加で競争が激化する。後者は、イメージの醸成に時間がかかるが、ビタミンやミネラルのように「ベースサプリメント」と認識されれば市場を独占できる魅力がある。

ただ、制度は成分の特定とその評価で「機能」を明示する必要がある。多様な機能を訴求する“マルチファンクションクレーム”を目指す複数の企業が頭を悩ませていたのがこの部分だ。表示機能の限定は、ターゲットを狭めることにもつながるからだ。

さまざまな角度の訴求から顧客の獲得を進めてきたセサミンもその一つといえる。これを意識してか分からないが、表示はシンプルなもの。機能を明確にイメージしにくいが、領域を広くとることで広告の表現次第で訴求の幅が広がりそうだ。

ファンケルは「えんきん」など2アイテム。表示内容も具体的かつ分かりやすい。

今回、複数社で「アイケア関連」の届出予定が確認でき、すでに厳しい競争が予想される。中小にはハードルの高い“製品の臨床試験”で、他社と差別化を図る狙いがあるのかもしれない。一方、中堅通販でまっさきに名乗りを上げた八幡物産は、“成分の研究レビュー”を活用。ルテインで、「目の調子を整える」といった表示を行う。

後発組ながら急成長を遂げたライオンも主力製品で届出。制度に乗らない“いわゆる健食”では、ダイエットサプリの規制が厳しさを増しており、制度活用で一気にシェア拡大を図る狙いがあるか。

近く届出を行う企業も5社あった。山田養蜂場は、近く3アイテムを予定。「積極的に活用する。研究レビューで対応困難なものや(蜂産品関連など)主力製品は臨床試験で対応する」と意気込む。ほかに「(EPAを使い)秋の新商品で検討。夏前に届出予定」(日本水産)、「パッケージなど詳細の詰めに入っており4~5月中に」(興和)、「4月中の申請を目指す」(小林製薬)、「近日中に届け出る」(森永製菓)と、大手が制度活用を表明する。

一方、美容ドリンクの通販を行う第一三共ヘルスケアは「現時点で具体的な製品開発の検討は行っていない」と静観の構え。ただ、届出時期を未定とする企業も「積極的に活用」(ダイドードリンコ)、「専門家と研究・協議を続けている」(やずや)など関心は高い。研究レビューを使い「コラーゲンペプチドで『肌の保湿』関連の表示を行う」「関節系の商品で予定している」という企業もある。

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通販・EC企業はチェックしておきたい特商法改正に向けた内閣府消費者委員会の動向 | 業界の最新&重要情報がすぐわかる「JADMA 通販業界ウォッチ」 | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 8ヶ月 ago
通販・EC事業者が知ってると得する2~3月上旬の通販業界重要情報
内閣府消費者委員会にて第1回特定商取引法専門調査会が行われました。公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)も参加し、JADMAの紹介と通販業界の現状について説明。消費者委員会では、8月に中間報告をまとめたいとしています。

通販・EC企業は要チェックの特商法改正動向、ヤマトグループ羽田クロノゲートを見学など

3月5日に、内閣府消費者委員会にて第1回特定商取引法専門調査会が行われ、JADMAからは佐々木会長が委員として参加した。JADMAの紹介と通販業界の現状について説明を行ったほか、消費者庁や経産省からの報告もあった。

特商法はその法律の性質から、適宜点検及び必要な見直しを行うこととしている。この調査会は、その論点整理を行うため、施行状況を踏まえた購入者などの利益の保護及び特定商取引の適正化を図るための規律の在り方について議論する。委員は、学識者、弁護士、消費者団体、事業者団体、東京都など15名から構成している(下記参照)。

消費者委員会では、8月に中間報告をまとめたいとしており、定期的に調査会を開催していく。

特定商取引法専門調査会 委員名簿

  • 座長:後藤 巻則(早稲田大学大学院法務研究科教授)
  • 座長代理:村 千鶴子(東京経済大学現代法学部教授)
  • 阿部 泰久(一般社団法人日本経済団体連合会常務)
  • 有山 雅子(公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会理事)
  • 池本 誠司(弁護士)
  • 沖野 眞已(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
  • 河野 康子(一般社団法人全国消費者団体連絡会事務局長(共同代表))
  • 佐々木 迅(公益社団法人日本通信販売協会会長)
  • 鈴木 弘樹(公益社団法人日本訪問販売協会副会長)
  • 高芝 利仁(弁護士)
  • 杤原 克彦(日本商工会議所理事)
  • 野坂 雅一(株式会社読売新聞東京本社調査研究本部総務)
  • 花井 泰子(特定非営利活動法人消費者被害防止ネットワーク東海理事)
  • 増田 悦子(公益社団法人全国消費生活相談員協会専務理事)
  • 山本 明(東京都生活文化局消費生活部長)
第1回特定商取引法専門調査会
第1回特定商取引法専門調査会

特定商取引法専門調査会の動向はこちらを参照ください

物流委員会でヤマトグループ羽田クロノゲートを見学

物流委員会では2月25日にヤマトグループの羽田クロノゲートの見学会を開催し、38名が参加した。

既定の見学ルートにおけるビジュアルを駆使した説明によると、敷地面積約8万9千平方メートル、7階建ての建物で、104台のトラックが着車できるバースを備えている。単なる物流施設に留まらず、3階から7階は機能エリアとなっており、6階は羽田オンデマンドセンターとして印刷業務を、7階は羽田メンテナンスセンターとしてメーカー修理や医療機器の洗浄を行う等している。さらに7階から2階までが一本のコンベアでつながり、一時間に4万8千個の処理能力で荷物が仕分けられていく。一部作業にはロボットも試験的に導入しているとのこと。

物流委員会では今後も物流施設の見学会を行っていく方針。

ヤマトグループの羽田クロノゲートの見学会
羽田クロノゲート外観

顧客対応セミナーを全国3会場で開催

毎年恒例の消費者委員会主催「顧客対応セミナー」を、2月5日に福岡、6日に大阪、13日に東京で開催し、計約90名が出席した。同セミナーでは、各会場共通で「アクティブ・サポートの実際」と題して、アクティブ・サポート提唱者の河野氏から講演があった。この他、各社の顧客対応事例発表として、サンスター山下氏、ディノス・セシール深沢氏、ふくや平山氏、ユーキャン三枝氏の中から各会場二名ずつが登壇した。

消費者委員会では顧客対応上の情報交換を定期的に行っており、今後も継続していく。

JADMAが顧客対応セミナーを全国3会場で開催
顧客対応セミナーの様子

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オリジナル記事:通販・EC企業はチェックしておきたい特商法改正に向けた内閣府消費者委員会の動向 | 業界の最新&重要情報がすぐわかる「JADMA 通販業界ウォッチ」 | ネットショップ担当者フォーラム
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業界の最新&重要情報がすぐわかる「JADMA 通販業界ウォッチ」
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公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)

JADMAについて

JADMAは、特定商取引法の第30条に位置づけられた通信販売業界を代表する公益法人です(1983年設立)。アフターケアの徹底、広告表現の適正化、通販110番での相談などを、消費者団体や、官公庁の消費者窓口などと協力して進めています。

会員の種類によってメリットの度合いは変わりますが、内外の最新情報や、公的機関の最新情報の入手、及び各種セミナーや先進企業の見学会に参加できます。

公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)

App Indexingによってモバイル検索結果が20位から6位に順位アップした事例

10 years 8ヶ月 ago

App Indexingのコンテンツの検索順位が実際に上がっているケースに出会った。App Indexingが適用される状態では、Twitterコンテンツのディープリンクが20位から6位に順位アップしていた。クエリやアプリによってはApp Indexingは大きな影響力をもつのかもしれない。

- App Indexingによってモバイル検索結果が20位から6位に順位アップした事例 -

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【海外SEO】鈴木謙一

ギフトイベントは早くはじめて遅く終わろう | マンガで納得! インターネット販売 売れるネットショップ開業・運営 | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 8ヶ月 ago
コツ48:ギフトイベントは早くはじめて遅く終わろう

登場キャラクター

うさもりさん

うさもりさん おおくまさんの洋菓子店の通販サイト運営担当者。

おおくまさん

おおくまさん 洋菓子店を経営している。

おおくまさん「来年のバレンタインのキャンペーン商品を気合を入れて考えなきゃな。……しかし毎年毎年申し込み締切日に殺到するし、当日はとんでもない数の配達があるからトラブルが多いんだよな」
うさもりさん「ふっふっふ、来年のバレンタインは大丈夫ですよ……」
作戦その① 早割り大作戦!」
うさもりさん「このように特典を用意して早期注文を促し注文を拡散させます」
作戦その② うっかりさんへのフォロー大作戦!」
うさもりさん「バレンタイン当日や翌日に注文しはじめるうっかりさんのために、バレンタインの数日後までキャンペーン&配達を続けることで注文を拡散させます」
おおくまさん「すっかり成長したなぁ……」
うさもりさん「アフターフォローも万全です! バレンタインチョコの渡し方などの相談にのる「教えて! イケメンウサギくん」ブログを開設し……」
おおくまさん「さ、仕事しよーっと」

開催期間を増やして売り上げアップ

ここでは、母の日、敬老の日、バレンタインデー、ホワイトデー、お中元、お歳暮など、ギフトイベントの販促について紹介します。お客さんにとってもシーズンイベントは、意識していないとうっかり忘れてしまうもの。贈るプレゼントを事前に用意せず、ついつい「駆け込み」で購入してしまうことも多いですよね。

このため、イベント時期になると、受注も商品配送も一時期に集中してしまい、トラブルの原因になりやすいもの。そこで、注文の集中を避け、しかも売り上げを伸ばしつつ業務を効率化する方法を紹介します。

「早割り」で早期予約を促進する

早割り期間」を設定し、イベント前の期間内に予約してくれたユーザーに、値引きやおまけなどの特典を提供する企画です。「どうせもうすぐ注文するんだから、お得な今頼んじゃおう」と思ってもらえればいいので、あくまで理由付け程度の特典でも構いません。実額100円程度の値引きでも効果が出るものです。

他店に流れる前に注文してもらえる上に、注文が集中せず、余裕を持って処理できるので、ユーザー側にもお店側にもいい企画ですね。例えば母の日の早割りなら、3月中に開始するといいでしょう。

作戦その① 早割り大作戦!」
うさもりさん「このように特典を用意して早期注文を促し注文を拡散させます」
早割り期間を設定すれば、注文が集中することも避けられる。

「カウントダウン」で締め切り感を演出する

まず、前述の早割りの開始と同時に、「今年の母の日は○月○日です」とページやメルマガに表示します。そして、注文忘れがないよう、メルマガで「まだ間に合います」「来週まで受け付けています」「今週中なら間に合います」「本日までなら当日に間に合います」などと働きかけるのです。

このように「あと何日」といった具合に明確に締め切りを提示すると、人は行動しやすくなります。これは心理学で「締め切り効果」と言われるものです。早割り企画と、このカウントダウンを併用すると、早割り期間と、イベント(母の日など)期間とで、2回カウントダウンを行うことになります。

つまり通常1回だけの締め切りが、2回になるので、「締め切り効果」が2倍になり、売り上げが伸びやすくなるというわけです。

「お届け日指定」で到着日を分散する

ギフトの場合は、お届け日をイベント当日に指定されるケースが多いですが、生ものや、一度に用意できる個数の関係などで、到着日に自信が持てない場合は、最初から日付指定できないことを明記しましょう。ギフトの到着遅れは、自宅用の商品以上に激しいクレームの原因になります。

また、梱包やラッピング数にも限界があるので、お届け日の集中を避ける方法も検討したいものです。例えば、前もってお届け日をイベント数日前から終了後までに数日間設定しておき、ユーザーに注文時に選択してもらいます。贈り先の都合などにより当日以外の到着を希望する人もいるので、集中しがちな当日到着を少しでも分散できれば、作業の効率化が図れるでしょう。

うさもり君「注文の分散はトラブル防止にもなります!」

「遅れてごめんね企画」も忘れずに

「え? 明日母の日だったの?しまった!」というように、直前や当日に気付いたり、ギフトの購入を忘れていたりしたとき、多くの店がギフト商品の受け付けを終了しているといったケースは多いものです。

そんなうっかりさんの駆け込み寺として設定するのが、通称「遅れてごめんね企画」です。母の日に間に合わなかったお客さんの申し訳ない気持ちをくんだキャッチコピーで訴求しましょう。

例えば、「ちょっとくらい遅れても、お花が届けばお母様はやっぱりうれしいもの。今からでも贈りませんか?」という感じです。「遅れてごめんね」と書かれたメッセージカードなどを添付できればなおいいでしょう。

作戦その② うっかりさんへのフォロー大作戦!」
うさもりさん「バレンタイン当日や翌日に注文しはじめるうっかりさんのために、バレンタインの数日後までキャンペーン&配達を続けることで注文を拡散させます」
「遅れてごめんね企画」はお客さんの気持ちをくんだ企画内容で訴求しよう。

 

ギフトイベントの販促日程例(母の日の場合)3月下旬:早割開始 4月中旬:早割締め切り 4月下旬:販売ピーク 5月中旬:母の日当日 当日以降、遅れてごめん寝企画

ギリギリまで注文しないユーザーが多いので、3月下旬から4月中旬までは早割りを訴求。販売ピークの前に「早割りの締め切り間近」を理由として、他店よりも早く注文を確保する。

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川村トモエ, 湯鳥ひよ+トレンド・プロ(マンガ)

2015年度シリーズセミナーの開催案内

10 years 8ヶ月 ago

  HCD-Netでは、HCD/UXDに関して「体系的に学ぶ」ことをサポートするために、今年度は5つのシリーズセミナーを予定しています。

   新シリーズとして「サービスデザイン戦略」「人間中心設計の基礎」を開講し、昨年来の「サービスデザイン方法論」「ユーザビリティ評価」は再編して実施します。

  いずれのコースも第一線の講師陣です。是非ご活用ください。

 

※各セミナーの参加申込に関しては準備中ですので、近日中に別途お知らせいたします。

 

【基礎編 …主な対象:HCD初学者】

 

■シリーズセミナー(1)「人間中心設計の基礎」(全6回)

講師:黒須 正明氏(放送大学)

会場:芝浦工業大学・芝浦キャンパス(東京・田町)

 

①5/13(水)満足できるものづくり、ことづくり

②6/11(木)人間中心設計とユーザビリティ、UX

③7/09(木)ユーザーの特性や利用状況

④8/21(金)ユーザー調査-インタビューや観察

⑤9/11(金)人間工学と認知心理学とデザイン

⑥10/22(木)デザインの評価、人間中心設計のマネジメント

受講料:HCD-Net会員 5万円、(都度参加 1万円/回)

非会員7万円、(都度参加 2万円/回)

申込開始:4月中旬予定

 

 

【戦略編 …主な対象:戦略・組織デザインにかかわる方】

 

■シリーズセミナー(2)「サービスデザイン戦略」(全4回)

会場:ヤフー株式会社(東京ミッドタウン/六本木)

 

①6/27(土)ビジネスとサービスデザイン戦略

講師:篠原 稔和氏(ソシオメディア)

②6/28(日)エスノグラフィとサービスデザイン戦略

講師:安藤 昌也氏(千葉工業大学)

③7/4(土)デザイン思考とサービスデザイン戦略

講師:山崎 和彦氏(千葉工業大学)

④7/5(日)インタラクションデザインとサービスデザイン戦略

講師:長谷川 敦士氏(コンセント)

受講料:HCD-Net会員 6万円、非会員 8万円

*通し参加のみ。都度参加枠はありません

申込開始:5月下旬予定

 

 

【実践編 …主な対象:HCD実践者】

 

■シリーズセミナー(3)「サービスデザイン方法論」(調査編)(全4回)

講師:安藤 昌也氏(千葉工業大学)他

会場:東京都内

 

①5/16(土)

②5/17(日)

③6/6(土)

④7/25(土)

 

■シリーズセミナー(4)「サービスデザイン方法論」(コンセプトメイキング

編)(全4回)

講師:浅野 智氏(HCD-Net理事)他

会場:東京都内

 

開催日程:8月から開講予定

 

■シリーズセミナー(5)「ユーザビリティ評価」全4回

講師:古田 一義氏(道具眼)他

会場:ブラザーコミュニケーションスペース(名古屋)

 

①6/26(金)

②6/27(土)

③7/24(金)

④7/25(土)

 

なお、HCD-Netフォーラム2015での講習会の詳細を更新しました。

詳細は下記URLよりご確認をお願いします。

http://www.hcdnet.org/event/forum/hcd-net2015.php

 

Fujikawa

第51回HCD-Netサロン「ウェアラブルとHCD」(関西)開催のお知らせ

10 years 8ヶ月 ago

  B2BにおけるHMD(頭部装着型ディスプレイ)の普及、4月後半のAppleWatch発売を受け、ウェアラブル業界が活気を帯びてきています。ウェアラブルデバイスこそ、人間中心のスタンスが重要視されるべきであるとの観点から、第一人者である塚本教授をお招きして、プレゼンおよびディスカッションの機会を設けます。

  当日は、教授のプレゼン中も含め、アルコール、軽食自由のサロンとします。

(但し各自で個別精算です)。柔らかい雰囲気で語り合いましょう!

 

■日時:2015年5月19日(木) 19:00~21:00

 

■会場:グランフロント大阪 北館7F ナレッジサロン

http://kc-i.jp/facilities/salon/

 

■ゲスト:神戸大学大学院工学研究科教授 塚本昌彦氏

 

■定員:40名(先着順)

 

■プログラム:

19:00~20:00 塚本教授からのプレゼンテーション

20:00~21:00 質疑応答を含めた座談会

 

■参加費:HCD-Net会員:2000円 、学生会員:2000円、

一般:4000円、一般学生:4000円

 

■参加申込方法:

タイトルを「第51回HCD-Netサロン参加希望」として、以下の内容を

hcdnet_registration@hcdnet.org までご連絡ください。

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氏名:

所属先名:

会員種別:正会員/賛助会員/学生会員/一般/一般学生

電話番号:

メールアドレス:

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受付メールを事務局より返信いたします。参加費の支払い方法の案内は受付メールに記載されています。受付メールが2、3日(土日祝日を除く)で届かない場合は事務局にご連絡ください。請求書をご希望の場合は本文にその旨と、請求書のあて先と郵送先をご指定ください。

Fujikawa

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