通販新聞社が2015年12月に実施した「第65回通販・通教売上高ランキング」調査によると、上位300社の合計売上高は14年12月調査時と比べ4.4%増の5兆8916億9400万円となった。伸び率は前年同期調査時の8.8%増から低下。また上位200社までの合計売上高は5兆2846億4400万円、伸び率が4.4%増だった。(※表は週刊通販新聞本紙で掲載した1~300位までの売上高ランキングの中から上位10位のみを掲載。11位~300位および、利益率・増収率ランキングなどは本紙のみに掲載しております。「通販新聞」の購読はこちらご覧下さい)

上位300社の売上高合計額は、前年同期の調査(5兆6440億6300万円)と比べ4.4%増、金額ベースでは2476億3100万円の増加となった。3月期決算の企業が大半となっているなかで、一昨年4月の消費税率の引き上げに伴う反動減が影響し、伸び率は前年同期調査時から低下したと見られる。
また、昨年7月に実施した第64回調査の上位300社の売上高合計額と比較すると、0.1%の増加にとどまっている。ネット販売市場の拡大が見られる一方で、消費増税特需の反動以外に企業間の競争激化も加わり前回7月の調査と同様に今回の調査にも影響している。

各社の数値は、昨年7月の調査と比べ大きく変動していることはない。多くの通販企業の決算期が2月、3月、12月などで、7月の調査と今回の12月の調査で調査対象期間が重なっているためだ。企業数は多くないものの、15年6月から9月に前期決算期を迎えた企業に関しては売上高と営業利益の数値が変わっており、この分が今回調査に反映されている。
売上高が1000億円を超える最大手は11社がランキングし、前年同期調査時より1社減少した。減収で1000億円を下回ったQVCジャパンが抜けた以外、顔ぶれは前年と同一になっている。1000億円超の企業11社のうち増収は7社、減収が4社。増収組はトップのアマゾンジャパンほか、アスクル、ミスミグループ本社、大塚商会などネット販売やBtoB通販を行っている企業が目立つ。これらの好調企業に対し、ニッセンホールディングス、千趣会、ベルーナなど総合系通販は減収になっているところが多い。
1000億円超企業に迫る企業もランキングしている。13位の家電量販店のヨドバシカメラは前期が800億円の実績で、今期は25%増の1000億円を目指している。幅広い品ぞろえと当日配送の実施などで勢いを増している。
一方でヨドバシカメラが拡大基調にある中、ビックカメラやアベルネットなど他の家電量販店は多少苦戦を強いられているようだ。ビックカメラはグループ(ビックカメラ、コジマ、ソフマップ)合計で前期比約3.9%減の660億円で、当初見込みの800億円を下回った。今期はグループ合計で前期比約13.6%増の750億円を目指すとしている。
家電量販店に限らず強豪企業の台頭により、売り上げの伸び悩んでいるジャンルは少なくないようだ。

「第65回通販・通教売上高ランキング」調査における増収・減収の企業数を見ると、上位300社のうち「増収」は120社(前年同期調査時156社)で全体の40%(同52%)、「減収」が95社(同48社)で32%(同16%)、「横ばい」が7社(同2社)で2%(同1%)、「不明・算出せず」は残りの78社(同94社)で26%(同31%)だった。前年調査時との比較では「増収」がほぼ半減し、一方で「減収」が倍増している。
「増収」については連記事で触れるため、本項では「減収」についてみる。
減収だった95社のうち2桁減は34社に達している。前年同期調査時の12社と比べ大幅に増加している。ただし、いずれも30%未満の減少幅でとどまっており、前年同期調査時のような40%台の減収企業は見当たらない。1桁台の減収企業は61社となっている。
2桁減のうち20%台の減収幅だったのは6社で、売り上げ規模が100億円未満の企業が多い。最大は95位のサン宝石(本紙推定=29.0%減)だった。また238位のヤーマンは、前年同時期調査時に比べ減収幅が縮小したが23.8%減。インフォマーシャルなどで費用対効果を重視した広告戦略への取り組みを続けていることにより減収となった。
10%台の減収企業では、売り上げ規模が100億円を超えるところが多くなる。70位のアベルネットは家電業界が消費税増税に伴う反動減の影響に加え、販売力を持つ強力な企業の台頭も要因となって減収になった。価格競争力や迅速な配達を武器にした企業の勢力が一層強まっているようだ。
一方、健康食品などの自社企画による商品で強味を持つと思われる通販企業でも減収に見舞われている。54位のやずや、128位の小林製薬も10%台の減収になった。売れ筋商品の販売力の低下や新規顧客獲得が難しい状況になっていると見られる。
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オリジナル記事:トップ300社合計の売上高は5.8兆円で4.4%増。通販・ECなどの売上ランキング調査 | 通販新聞ダイジェスト
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今回は食品表示を作成する上でおそらく最も大変な作業となる「原材料名」について取り上げます。食品表示基準の施行で原材料名欄は原材料と添加物をわけて表示することが原則とされました。使用する原材料や配合が変われば、原材料表示も変わります。原材料表示には「アレルギー」と「添加物」の表示が含まれるため、実務の多くの場合で重要管理点になってくるでしょう。
正しい原材料表示を作成するためには、「仕入れた原材料の規格書(もしくは原材料表示)」の情報を取り寄せ、以下の項目を確認する必要があります。
これら以外にも、商品によって確認が必要な情報もあります。たとえば、ポップコーンのように「とうもろこし」を原料とした焼菓子を作成する場合や、せんべいなど米菓やだんごを作成する場合には、それぞれ遺伝子組み換えと原産地に関する情報が必要です。「植物性の○○を使用」など強調した表示をする場合には、その由来を確認するための情報が必要です。
ここで事例を見てみましょう。たとえばキッチンにある原材料を組み合わせて、新しいお菓子を作ったとします。知り合いの店から買い付けたばかりのドライアプリコットに自家製のチョコレートをコーティングしたものに、通販用の原材料表示を作ります。
まず、チョコレートにはスキムミルクを加えたのでアレルギー表示を記載しました(「乳成分を含む」の部分)。そして配合割合から原材料を重量順に並び替え(原材料名は使用した原材料をすべて重量順に表示するのが原則)、またチョコレートにはバニラエッセンスを加えたので、添加物の項目に記載しました。さて、これは正しい表示でしょうか?

答えは、「特にドライアプリコットに関する情報が足りないので正しいかどうかは判断できない」です。
ドライアプリコットに「亜硫酸塩」など添加物が使用されていないか、ほかにアレルギー表示が必要な二次原料がないか、などを確認しなければ正しい表示を作ることができません。
回答見本はこのような感じです。

正しい表示でなかった場合、まずはシールやパッケージの再印刷が必要になります。
なかでも添加物やアレルギーの表示漏れがあった場合は、多くはお客様にお知らせして回収となるので注意が必要となりますが、特にアレルギーについては、事故を起こす前に気づくことができる環境を整備することがより大切と言えるでしょう。
上記の例から、原材料に関して必要な情報をまとめた規格書の一般的な様式例をまとめてみます。

原材料表示の基本は重量順ですので、作業時間の多くが重量計算にかかるでしょう。数十以上の原材料名の項目が配合割合で並んでいることも一般的です。
ただこの作業は時間がかるとはいえ、計算間違いに注意して確認すれば「間違えそうなポイント」を予測しやすいでしょう。原材料表示で一番間違えやすいのは、以下の2つのケースです。
大切なことは、「何の情報を確認するかを決めておく」ことです。
これらの問題を解決するには、「書類管理チェックリスト」などを用意して、取り扱う情報を整理しておくとよいでしょう。またその書類をチェックするときにも、以下の点に注意しながらみていくとよいでしょう。
原材料表示は、賞味期限や商品名を除けば一般消費者の方が最もよく見る箇所です。最も食品表示らしい表示部分でもあります。それだけに、確認作業でとても重要な箇所なのです。その上でも大切なのは、とにかく「情報の整理」と言えます。
次回は、原材料のうち「アレルギー表示」についてもう少し詳しくまとめてみましょう。
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オリジナル記事:間違ったら大変!? 消費者がもっとも見る「原材料表示」の作成で注意すべきこと | はじめてでもわかる食品ECのための食品表示講座
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近い将来、モバイルフレンドリーであることの条件に「ページの表示速度が十分に速いこと」が加わるかもしれない。単にスマホ端末でもそれなりにみやすく表示されるだけでは不十分で、スピードが速いモバイルサイトこそが本当のモバイルフレンドリーになる可能性がゆくゆくはありえる。
- モバイルフレンドリーの条件にページの表示速度が加わるのは時間の問題か? -
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ネット通販市場は拡大しているけれども、倒産する企業が増加しているらしい。
東京商工リサーチが2015年12月に公表した「2015年1-11月『通信販売・訪問販売小売業』の倒産状況」によると、通信販売・訪問販売小売業の倒産が増えているという。
2015年1-11月累計で2009年の調査開始以来、倒産は最多となる64件に拡大。調査を開始した2009年以降では2013年(56件)の年間件数を上回った。
東京商工リサーチの分析によると、
通販事業は、個人でも、人手が少なくても、事業の立ち上げが可能だ。だが、一方で消費者の嗜好変化や評判に敏感に左右される面が強い。また、スマートフォンの普及でネット利用が増大しているが、同業との差別化などの「強み」がなければ淘汰され、そのスピードが速くなっている。
倒産事例をみると、アベノミクスの円安加速で輸入品などのコストが上昇し、価格面での競争力を喪失して企業体力が消耗した事例も増えている。このため個人消費の回復度合いに加えて、円安基調がどう展開するか今後の推移が注目される。

なお、ネットショップ担当者フォーラムが2015年に報じた倒産関連のニュースは次のようのものがある。
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オリジナル記事:ネット通販企業の倒産が増えているってホント? 円安、価格競争、競争激化で経営難に
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モノよりコト。コトよりジブンゴト。動画広告こそ立ち返るべきマーケティングの基本。
インターネットやソーシャルメディアが広く普及し、動画というものがぐっと身近なものになりました。企業だけでなく、一般消費者が撮影/編集した動画が数百万再生を稼ぐ時代です。
数年前には想像もできなかったほど、がらっと変わってしまった動画を取り巻く環境。そんな中、今こそ動画広告が立ち返らなければならないマーケティングの基本に注目してみたいと思います。
冒頭でも述べた通り、今の時代、パソコンでもスマートフォンでもインターネットにアクセスすれば面白いコンテンツが溢れています。
そんな中で企業が面白いコンテンツを作ろうとすると、エッジの効いたことに挑戦する必要があります。
しかし、純粋に面白いコンテンツが数多く転がっている世の中、商魂が透けて見えるコンテンツは避けられてしまいます。
そのため、面白いコンテンツを作ろうとすればするほど、「売る」という行為からは離れがちであることも事実。
では、「売る」という至上命題を背負っている企業のマーケターはどうすればよいのでしょうか?
今こそマーケティングの基本である「消費者に何を伝えれば、売りにつながるのか」に立ち返る必要があります。
消費者が求める「コト」を起点にマーケティングを行う。これは、マーケティングの真理です。
しかし、「コト」に関する情報も簡単に手に入るため、「コト」を伝えるだけでは、「モノ」は売れません。
では消費者に何を伝えれば、購買活動に結び付くのか?「コト」の先に何があるのかを、示す必要があるのです。「モノ」を買い、「コト」を手に入れることで、「どんな体験」が待っているのか。
そこまで提案して初めて、消費者にとって広告は「ジブンゴト」となります。
「ジブンゴト」とは、消費者が「自分に関係のあるコンテンツ」と感じてくれる状況。「自分に関係のある」と思うからこそ、広告の中身をしっかりと見て、記憶してもらうことができます。
つまり「ジブンゴト」とすることで、面白いだけのコンテンツからの脱却を図ることができるのです。だから、「モノ」より「コト」、「コト」より「ジブンゴト」なのです。
ここでコンテンツの「ジブンゴト」化に挑戦したキヤノンの例を見てみたいと思います。
『#SightShooting at KAMAKURA, Japan』
キヤノンの「#SightShooting」キャンペーン。「単に旅行するだけじゃなく、カメラを持って行って写真を撮ることを旅行の一部としよう」というキャンペーンです。
単なる「コト(写真が撮れる)」の訴求ではなく、その先にあるライフスタイルの提案となっています。
最近では、「モノ(カメラ)」、「コト(写真を撮る)」だけなら、スマートフォンで十分という人が増えています。
そこで、スマートフォンでは体験できない「ライフスタイル(ちゃんとしたカメラを持って、知らない土地を訪れ、写真を撮る)」を提案することで、コンテンツを「ジブンゴト」化しようとしているのです。
もちろん、カメラには興味あるけど旅行には興味ない、という層には刺さりづらいコンテンツです。
その一方で、キヤノンが提案するライフスタイルに共感を覚える人にとっては、世の中にあふれている面白いだけのコンテンツよりも、はるかに「ジブンゴト」として心に残ります。
そして、この「ライフスタイル」を体験したいと思った消費者は、最終的に実際のアクション(購買活動)を起こす可能性があります。
面白いコンテンツは消費者の注意を惹く強いパワーを持っています。それは、今も昔も広告において、非常に重要なことです。
しかし、10年前と状況が違うのは、コンテンツメーカー側というよりも、受け手の消費者を取り巻く状況です。
動画系のコンテンツは、今ほど、一般個人が容易に作ることはできませんでした。
クオリティを加味すれば、企業発の動画コンテンツが、ほとんどすべてであったといっても過言ではありません。
一方で、今の時代、スマートフォンで動画の撮影も編集もできます。作った動画を共有するYouTubeなどのプラットフォームも充実しています。
そのため、ちょっと面白いコンテンツを作っただけでは一回見られてお終いです。そこから先のアクションはありません。
ここで、T.レビット博士が語ったマーケティングについての名言を思い出してみます。
『ドリルを買う人はドリルがほしいのではない、穴がほしいのである』
言い換えるならば、消費者が求める「コト(=穴)」を満たすために、どんな「モノ(=ドリル)」を提供するのか意識しないといけないということです。
もう一歩、広告的な観点に踏み込むと、「モノ」を売るためには「コト」を伝えなければならないという意味でもあります。
「一回見られてお終い」の面白いコンテンツから脱却し、消費者の購買行動につながる動画広告を発信するヒントがここにあります。
インターネットが普及し、情報が氾濫しています。そこで、いかに面白いことをして注意を惹くかにフォーカスしがちな時代になっています。
しかし、マーケターの背負ったミッションは「売る」こと。注意を惹くだけで終わってはいけません。
消費者のアクションまで道筋を立てる必要があるのです。
そのため、「面白いコンテンツ」ではなく、消費者を「アクションに駆り立てるコンテンツ」を発信することを心掛けなければなりません。
それには、動画広告を「ジブンゴト」として捉えてもらうような仕掛けが必要です。
消費者にしっかりと、モノ/コトの先にある体験を伝え、ジブンゴトとしてもらって初めて、アクションにつながる可能性がでてくるのです。
(文:Scott Nomura)
メルセデスベンツに見る「攻め」のブランド戦略
見逃し配信「TVer」、好調の理由とテレビ局のジレンマ
2015年は「日本のVOD元年」だったか
その4)デジタル人材の本格的な流動化スタートの年
~レガシー代理店マーケ・ストプラ系人材復権の年~
昨年からいわゆるデジタルマーケティング人材が転職する傾向が始まったと言える。2016年はさらに流動的になるだろう。マーケター側もエージェンシー側も両方である。
特にエージェンシー側は、デジタルに特化していた人材をレガシー代理店が取り込もうとする傾向が顕著になる。しかしいわゆる転職市場にいる人材は限られている。デジタルマーケティング支援をする企業は、地頭の良い学生をいかにこの業界に連れて来られるかは今後の業界の趨勢を決めるだろう。
またコンサルティングファーム系にデジタル人材が異動する傾向はさらに顕著になるだろう。コンサルティングファームはIT系人材や広告会社人材、ブランドマーケター人材などを取り込むだろうが、そもそもコンサル会社の文化の違いによって、取り込んだもののうまく機能しないケースが多いだろう。
コンサルも従来の概念論で終わる訳にはいかず、エグゼキューションを担ったり、成功報酬モデルを導入するなど、マーケティングのデジタルシフトでは実際成果を上げることを求められるだろう。
~使うのはデジタルデータでも必要なのは従来のマーケター発想~
一方、レガシー代理店では、従来のマーケ・ストプラ系人材にデータドリブンなプランニングを求められる傾向がいっそう強くなる。これはネット専業系にデジタル領域を任せてきた広告主が、「打ち手」がネットに閉じていた間は良かったが、「打ち手」の広がりと伴に、プランニングにそもそものマーケター発想が必要なことに気づき始めるからだ。
デジタルデータを駆使して最適化されるのはテレビであったり、リアルなメディアだったりするようになる。スマホのロケーションデータを使ったターゲティング発想もネット専業文化の知見では難しいだろう。
その意味で、レガシー代理店のこうしたスキルへの見直しが起きるだろう。
しかし、事はそう簡単ではない。
レガシー代理店のマーケ・ストプラがこうしたデータドリブンなプランニングが出来るかどうかである。
料理すべきデータの扱い方に慣れている人材はほとんどいないだろう。
アウトプットする能力はあっても、インプットデータを咀嚼する能力がないというのが実態だろう。ここがこういう能力開発も最もキモになるところだ。
ただ、マーケター発想でデジタルを料理しなければならない以上、まず必要なのは従来のストプラ思考なのであって、デジタルしか知らない人材には求められるアウトプットは出来ないと考えていいだろう。
いずれにしても、「マスメディア・リアルプロモーション、クリエイティブ」という領域と「ネット・テクノロジー・デジタルデータ処理」という領域が分かれて存在することでの「価値の低減」はなんとか食い止めなければならない。
ベムは従来から、アナログおじさんのところにデジタル小僧が来てマン・トゥ・マンでコンビを組んで新たなスキルを創出するようなトライがされるべきだと発信している。
そうした意味では単なる人材流動だけではだめで、オン・ザ・ジョブでの融合スキル開発などチャレンジすべきことはたくさんある。そもそも新しい種が出来る時は個体に突然変異が起きる。あまり大きな組織単位の発想ではなく、個人に「突然変異」が起きやすい環境を用意することが先である。
何人かにスキルが生まれてからスキルトランスファーのための組織を考えるべきだ。
マス広告を扱う人材のデジタルデータ活用能力が試され始める年だとも言える。
その5)マーケティングダッシュボードから事業ダッシュボード・経営ダッシュボードへの進化の年
~POEリアルタイムダッシュボードが確立することで入力変数は広告プロモーション領域だけではなくなる~
ビデオリサーチ以外にも秒間データでテレビ視聴ログデータを供給する事業者も複数現れている。ほぼリアルタイムでテレビCMのアクチャル到達データを自社競合とも取得して、ダッシュボードに反映させることが可能だ。テレビに限ってはペイドメディアのリアルタイムデータは取り込める。ここにオウンドのセッション数やブランド名検索数、ソーシャルメディアでもブランド名記述などが持ってくることが出来る。
従って、POEの動向をリアルタイムで表示するダッシュボードが成立する。これらの説明変数をもとに、例えばメーカーなら取得しているPOSデータなどを目的変数としてフィードするとPOEダッシュボードが出来る。少し狭義な意味でのマーケティングダッシュボードである。
今年はPOEダッシュボードが普及し出す元年となるだろう。
・テレビCM出稿量
・テレビ番組内でのブランドや商品カテゴリーに関する話題発信数
・ブランド名、競合ブランド名検索数
・自社ブランドサイト訪問数
・ソーシャルメディア上でブランド名を記述するソーシャルアカウント数
・POSデータなどの売上データ
これらをリアルタイム捕捉することで、一定の閾値を超えた場合の「打ち手」を想定しておき、随時アクションが起こせる状況にするのは「マーケティング施策対応のあり方だと言えよう。
そして、このようなダッシュボードが価値を持ってくると、説明変数には単に広告プロモーション施策だけでなく、値引きのデータや工場からの出荷状況など、より売上利益に影響するデータの入力が求められるようになるだろう。
「狭義のマーケティングダッシュボード」から「事業ダッシュボード」に変革していく。
また、データドリブンな思考をより活性化するために、「データドリブンなオフィス環境」をつくることも課題になるだろう。実際にイトーキなどはこうしたオフィス環境設計を提案している。
エージェンシーがそうなるのはまだまだだと思うが・・・。
その6)ユーザーの関心文脈でコミュニケーションする動画制作がスタートする年
~テレビはブランドの文脈、オンラインはユーザーの文脈~
シェアやすく、かつブランドメッセージが伝わるクリエイティブとは?
ターゲットユーザーが反応する要素(因子)は何か
オンライン動画広告の市場拡大は顕著になっている。しかしまだまだテレビCMと同じ素材を使っている例の方が主流で、動画広告というより動画のブランデッドコンテンツを作りシェアさせようという試みにテレビCM以外の素材制作は向けられている。
それはプロセスとしては当然の流れだが、オンライン動画広告用素材制作もオンライン独自素材を制作する企業が増えるだろう。
もちろんインストリームでのスキップ防止なども目的に改修されるCMというものから始まり、テレビとは違うオンラインでの視聴を前提にしたクリエイティブが量産され出すだろう。
テレビは非常にパッシブな環境であり、オンラインは基本アクティブな接触だ。またテレビでは視聴者はどういうユーザーか分からないが、オンラインではある程度分かる。どんなユーザーが広告配信面に来たかで配信する素材を最適化できる。
であれば、オンライン動画広告はそのユーザーが興味を持っている文脈でのブランド訴求にクリエイティブを最適化するという考え方が出来る。
オンライン用の動画の意味はそもそもどう考えたらいいのだろうか。
ベムが提起するのは、「テレビはブランドの文脈、オンラインはユーザーの文脈で」つくるべきだということだ。話を単純化すると「猫が大好き」で「可愛い猫の動画」をよく観ているユーザーには「猫」はユーザーが強く反応する文脈である。こういう要素分析を行い、ターゲットに強く刺さるクリエイティブを創出するのがオンライン側の役割になるだろう。そして、テレビCMとオンラインCMの双方を視聴した時に(おそらくターゲットによってはテレビCMは同じでもオンライン動画は違う)、化学反応のようにブランドメッセージがより強くスパークすることを目標にするようになる。
またブランディング効果に繋がる指標として「よりシェアされる」というデータ取得が可能で、「シェアされやすく、かつブランドメッセージが伝わるクリエイティブ」を制作する能力がオンライン動画クリエイティブでのスキルとして標榜されるだろう。
またユーザーが反応する因子分析をして、「クリエイティブに持ち込む要素」をデータから特定するようにもなると思われる。
データドリブンな「クリエイティブ・ブリーフ」が作られ、その上で良いアイディア、良いジャンプが出来るクリエーターが「良いクリエーター」として評価されるようになるだろう。(従来から本来そういうものだったはずだが)
その7)広告ブロックが端緒となってその連鎖によるネット専業ビジネス衰退の始まりの年
2015年はステマ問題などデジタル広告のなかでも「野放し」感のあるものに警鐘が鳴った年でもあった。またアドブロックの出現で業界は騒然となった。
広告ブロック自体の直接的な影響は少ないと思うが、ユーザーが気持ちよく受け入れられる広告配信への基調が出来る。うんざりするオンライン広告を是正する動きは、「刈り取れればよい」とする広告の配信を抑制する方向になるだろう。
既に買ったものやオーダーしたのに在庫がないとキャンセルさせられた商品の広告を配信してくる杜撰なリタゲに対する明確な拒否感も出てくる可能性も高い。
もうひとつは「消費者契約法」の改正がらみ。ここには業界的にもたいへん懸念される状況がある。一連の動きはユーザー重視、消費者重視の観点から、「刈り取れればよい」系の広告に一線を画して、そのあり方を問う傾向が強くなるだろう。この流れをきっかけとして、この領域の広告市場だけで食っている専業会社の淘汰が始まると思われる。
~ネットに閉じているスキルとCPA至上主義の限界露呈~
とはいえ、ネットを販売チャネルとしている事業者にとってのネット広告の「刈り取り機能」のパフォーマンス最大化志向はまだまだ続くだろう。刈り取り広告市場がシュリンクすることはない。しかしその最適化ソリューションを提供するサプライヤー側のスキルの限界は露呈してくる。そもそも「打ち手」が配信先や配信手法を変えるだけというのでは、もう誤魔化しは効かない。つまりそうした「打ち手」だけのパフォーマンス改善に限界が来るので、抜本的なクリエイティブ改善やそもそも広告以外の本当のソリューションを提供できるプレイヤーでないと淘汰され始めるだろう。
今までは、広告主の担当者が広告費を使うアカウンタビリティのあるCPAで社内を通してきた傾向は、パフォーマンスが頭打ちになることでもっとトータルな施策な考え方と効果指標が求められるようになる。ただCPAだけが目標化されてきた行動様式は特定の専業代理店では「文化」として浸透しきっているので、これを改革することは容易でないかもしれない。
~ダイレクトマーケティングでもブランディング効果を付加しないと続かない~
ブランディングとは「マーケティングの時間軸を長く設定したときのROIの最大化」だとすると、ダイレクトマーケティングの世界でも今日明日の売上の最大化ではなく、今後1年または今後3年の売上を最大化するにはどんなコミュニケーションが必要かを考える事業者も出てくるだろう。こうしたことは俯瞰して全体最適が考えられる経営に近いポジションから生まれる必要があるが、アフィリエイト、リスティング、リタゲと来て、刈り取りに特化してきた広告のパフォーマンスの頭打ち現象から、商品力とブランディングコミュニケーションへのマーケティングコストシフトが起こる可能性は高い。ただし、やはりそこには経営層のこうしたマーケティングへの見識が問われることになるだろう。
~優勝劣敗がはっきりし始める業界~
こうした市場の右肩上がりに翳りが見えてくるため、CPAを目標化してのパフォーマンスを試されている専業広告会社のなかにも、そろそろ優勝劣敗がはっきりしてくると思われる。広告本来のまだ興味関心が顕在化していない層(潜在層)に認知と態度変容を促す役割をどう醸成するかに関して、多様な「打ち手」をもって課題解決が出来る広告会社とそうでない会社というところで一線が画されるという言い方も出来るだろう。
番外) ブランド横断型マーケティング担当(DMPによるデータマーケティング担当)
が重要な機能として認識される年
人口現象社会の日本の市場で、ブランドマネージャーがブランドごとのマーケティングをすることの限界が明確になる。複数ブランドを展開する企業にとって、この位置づけのマーケターの必要性が大いに語られ、表明する企業が増えるだろう。
人口が減るなかでLTVを上げる、クロスセルを促進するなどの課題が出てくると、これはブランドごとにマーケティングしている事業部やブランドマネージャーでは出来ないことだ。またユーザーの年齢が上がれば、効率的に自社内ブランドに引き継ぐためにはどうしても商品視点ではなく、ユーザー視点でのマーケティングがメーカーにも必要なのである。
ブランド側のマーケターがCMOに成長するプロセスに、まず営業や広告部門を経験し、ブランドマネージャーを経て、ブランド横断型のDMPを駆使したユーザーベースマーケティング担当となることが求められるだろう。
複数ブランドを展開する企業では、こうしたスキルがCMOの必要条件となるだろう。
企業の経営トップは、マーケティングのデジタル化に伴って、「マーケティング」を再定義して全社員とその認識を共有する必要がある。「マス・リアル」と「ネット」の分断と部署ごとの部分最適化を打破して、全体最適に持っていくのはトップの責任だろう。もう「デジタルが分からない」というエクスキューズは通用しない。
総論として、2016年はマス(テレビ)とリアルにデジタルデータが最適化のために活用されたり、デジタルメディアとの連動が本格化する。そういう意味で、日本でも「広告マーケティングの本丸が本格的にデジタルを取り込みだす年」ということになるだろう。どうやら「アドバタイジングウィークTOKYO」も始まる。これも象徴的なことで、アドテク業者同士が説明し合うだけでは、(ネット領域のアドテクに閉じたところに)本当の意味のソリューションがないことが明確になったところで、新たに「本当のデジタルマーケティング」が認識される年と言っていいだろう。
その1)デジタル広告でパブリッシャーの連携が始まる年
英国の「パンゲア」など、巨大プラットフォーマーに利益を持っていかれているパブリッシャーが連帯して、自らの利益基盤を作ろうとする動きは日本でも始まるだろう。
良質な一次コンテンツを創出しているパブリッシャーが、デジタルシフトしても持続的な経営基盤を維持出来るようになるのは、受益者であるユーザーにとっても大切なことである。
広告というマネタイズでそれが成立するためには、アメリカの1/4とも言われる広告単価を本当の価値に見合ったところまで引き上げる必要がある。そのためにも掲載面の良質コンテンツが誘引する良質なオーディエンスとその接触態度をもって、広告の「ブランディング効果」をもっと主張したい。
それには、ブランディング効果を生むフォーマットや効果指標を新たにつくる必要がある。こうしたことはパブリッシャーが単独で出来ることではない。連携・連帯が必要となるだろう。
また、今後期待されるネイティブ広告の動画フォーマットなどでのクリエイティブも、ブランドの文脈というより、パブリッシャー側のコンテンツ文脈(=オーディエンスの文脈)でつくられるべきであり、こうしたことはエージェンシーに頼ることなく、パブリッシャーが連携してクリエイティブ開発機能を獲得すべきである。
競合意識ばかりでお互いに向き合うのではなく、協調できることは積極的に連携を進める時期に来ており、大手パブリッシャーのリーダーシップにも期待する。
参考) http://digiday.jp/publishers/pangaea-symmachia-pubulisher-alliance/

その2)スマホのロケーションデータ活用で交通広告・折込チラシ大変革スタートの年
これはまた、ユーザー情報活用ポリシー再検討の年でもある
2016年はスマホのロケーションデータをターゲティングに活用する元年になるだろう。しかし、これには大きな課題もある。ロケーションデータを使われるユーザーにとって「気持ち悪さ」の払拭はそう簡単ではないからだ。これにはパーミッションの仕方もあるが、そもそも広告配信ルール、運用上の自主規制が必要である。
例えば、「セグメントする一括りを5000人以下にまでは絞らない」とか、個人特定に近づかないように運用面でのケアをするということである。
ここを間違えると、すぐには市場形成に至らない可能性もある。いくらシステム的に個人情報と紐づいていないと言っても使われるユーザーからすると「気持ち悪さ」には変わりない。
その上で、スマホのロケーションデータを活用したターゲティング技法が実現していくと、かなりマーケターにとっては幅広く使えるものになるだろう。
先ほどのダイレクトマーケターの「潜在層からの新規ユーザー掘り起こし」にも新たなターゲティング手法として注目されるはずである。
昨今はリタゲ偏重のように、既に興味関心を顕在化したユーザーにばかりをターゲットし、刈り取り促進にばかりコストを集中されているが、これはそもそもマーケターとしての発想が貧弱な証拠である。
ロケーションデータを使った新たなターゲティング発想は、「新たなターゲットを創出する」発想であり、リタゲ的な縮小均衡のターゲティングではない。
また、このターゲティングは従来の交通広告や折込チラシ、ポスティングサービスのプランニングに劇的な進化をもたらす。「打ち手」はスマホへのデジタル広告ばかりではなく、デジタルサイネージを含む従来の交通広告、折込チラシ、ポスティングほかリアルな施策に応用できる。2020年のオリンピックに向けて特に都内のサイネージなどは大きく変革され、進化するだろう。山手線の新型車両をはじめ、ディスプレイへのシフトで、時間を区切った広告表示など、印刷物からディスプレイへの進化の真骨頂というべき革新が起きるだろう。
こうしたサイネージへの広告配信プランニングを支えるのが、スマホのロケーションデータになるのは間違いない。またデジタルサイネージはその視聴可能エリアにいるスマホデータをキャッチして最適な広告配信をすることになるだろう。このような実験も今年2016年に行われると思う。

その3)全数系テレビ視聴データと全数系購買データが紐づく年
~新たなテレビ視聴データ分析とその活用が本格化する~
テレビ視聴データというとビデオリサーチ社をはじめパネル調査によるものと理解されているが、テレビ端末の結線率が上げることでネット回線を使った視聴ログデータ収集は様々な事業者によってトライされると思われる。いわゆる全数系のテレビ視聴データである。これに全数系の購買データが紐づくことが想定される。
つまりテレビ視聴と、その効果としての購買行動が測定されるということである。従来、メディア接触と購買データをシングルソースで見ることは出来たが、やはり数千、数万のパネル数だと確認したいブランドの購買データが出現しないとか、特定の広告のテレビ視聴者が少なすぎて分析に耐えられないということがあった。しかし、ビッグデータ時代、マーケティングデータは、ECやポイントカードデータという全数系購買データと紐づくべくテレビ視聴データも全数系となるだろう。
~視聴率から視聴質へ~
視聴率はテレビが点いているという状態を測定しているに過ぎない。また個人視聴を測るピープルメータも自分が観ている時はこのボタンを押し、観ない時はまたボタンを押すという行為を被験者に強いている訳だが、これがどの程度正確なのか、疑問を挟み込むとキリがない。
視聴率だけでなく、視聴質を測定できたらということはその昔当時の広告主協会からも業界に発信された経緯もある。
ベムの考える「視聴質」とは、「誰が観ているか」(オーディエンス)と、「どの程度専念して観ているか」(ビューアビリティ=テレビの前への滞在度合い&アテンション=注視度合い)、「誰と観ているか」(コ・ビューイング)、「どんな反応をしているか」(表情分析)などで構成される。
2016年はこうした「視聴質」データが世に問われる年にもなりそうだ。
Netflixが上陸してきたが、彼らが視聴データ分析をコンテンツマーケティングにまで応用し、成果を上げているのに対して、日本のテレビ局はあまりに視聴データ分析を怠ってきた。視聴率は単に「商品が何個売れたか」に過ぎない。視聴者構造やオーディエンス分析をして、「誰が何個づつ買ったか」、さらに視聴質分析によって、消費者が商品(番組やCM)にどんな関与をしたかをアテンション=注視度合いや、コ・ビューイング(誰と誰で観ているか=例えば母親と子供で観ている)状況、反応分析(表情)などでさらに深めるべきだろう。
昨年の週刊ダイヤモンドの特集タイトルは「誰がテレビを殺すのか」だったが、実際は体調が悪いのに血液検査もしないのだから、誰に殺される訳ではなく、自ら病気で弱っているのに処方箋を書いてもらっていないに過ぎない。需要より供給力が落ちているのが今のテレビ業界だ。ゼロサムだから日テレが頑張っているというよりCXの落ち込みで他局が相対的に良く見えるだけ。
~全国ネット番組をしっかり分析するローカル局データ~
全国ネット番組に関してはすべての地方局の視聴率がとれている訳ではなく、個人視聴率は機械式では東阪名しか取れていない。そういう意味では全国30局ネットと言ってもローカルのデータはほとんど分からないにも関わらず巨額なコストをかけて全国ネットの番組を買っている。
前述のようにテレビ視聴ログデータも全数系データで分析できると、すべてのローカルデータも十分分析できる。
こうした分析が進むと、ベムが予測するに、「都市部はデジタルデバイスシフトが進むが、ローカルのテレビ出稿はかえって増える。」と思う。
そうした「都市部のデバイスシフトとテレビ出稿のエリアシフト」の基調がこうしたデータから起きるのも2016年と言えるだろう。
いずれにしても、従来のマスメディアとデジタルメディアを連携して使うという基調が2016年から始まると言っていいだろう。

ほかのサイトからの引用であることを示すために blockquote タグを使える。しかしGoogleに対しては blockquote タグは引用を示すシグナルにはならない。したがって重複コンテンツの防止に特に役立つこともない。
- 引用をblockquoteタグで囲っても重複コンテンツ対策にはならない -
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大晦日なので久しぶりに今年の振り返りと来年の抱負を考えてみる。個人メモなので一部の池田フェチ以外は読んでもたぶんつまらないです。ご注意ください。
1月に念願だったベトナム支社Tribal Media House Technology Lab.(通称テックラボ)を設立できた。TechLab.は自社プロダクトの開発力を劇的に向上させる開発拠点。日本から取締役と敏腕エンジニアの二人が張り付きで赴任してくれているから立ち上がり順調。品質を担保しながらエンジニア30人体制まで拡大させる予定。

某クライアントさんの某仕事が始まり、夏はインドネシアのジャカルタとベトナムのホーチミンに出張。ついでにTechLab.の新オフィスがあるハノイにも足を伸ばす。翌週には夏休みで今度はベトナムのダナンに。7月にはad:tech ASEANでシンガポールにも行ったしASEANづくしの夏だった。写真はジャカルタで入った韓国料理屋で注文したマッコリが酸っぱすぎることを体で表現する弊社マネージャー。

宣伝会議や日本マーケティング協会、クライアント社内などで70回ほどセミナーや勉強会講師をやらせていただいた。テーマは熱狂✕共創が40%、ソーシャルが40%、その他が20%。毎年だいたい60回くらいなので今年は少しだけ多かった。
新卒9人+中途に加えてベトナム現地採用日本勤務の新卒3人が入ってくれて日本は正社員が約70人。常勤してくれてる派遣・契約・業務委託スタッフが約10人。ベトナムはエンジニアと管理系社員で約10人。おかげさまですくすく成長しています。来年はいよいよ100人体制。いわゆる「マネジメントの100人の壁」を突破すべく、みんなで力を合わせて頑張りますです。
今年は既存サービスを粛々と進めた一年だった。トライバルに仕事を任せてくれたお客さんの期待に応えるべくもっともっと頑張らないといかん。
ほぼ毎週末千葉北に通って波にのまれる。サーファー歴一年半。最近ようやく少し斜めに滑れるようになってきた。夏よりも冬の方が道も海も空いてるから好き。真冬にブーツとグローブはめて海に入るなんて思いもしなかった。GWには新島までサーフトリップとか行っちゃうし。人って変わるのね。

2014年10月に買ったワーゲンバスと春夏秋冬を過ごす。クラッチワイヤーが切れたり、ウインカーがつかなくなったり、オーバーヒートでエンジン止まったりしたけど、やっぱりこいつが可愛くて仕方がない。どんな感じで乗ってあげると無理なく走れるのか、一年乗ってようやく癖がわかってきた。来年もこいつと一緒にいろんなところに行きたい。

ワーゲンバス乗りにはキャンパーが多いということで、去年の11月から始めたキャンプにはまるはまる。特に、楽しい仲間、うまい酒と料理、ガラガラのキャンプ場、冷たい空気と綺麗すぎる星空、いつまで眺めていても飽きない焚き火の5点セットが揃う真冬キャンプは最高。夢は一ヶ月の1/4(一週間)をキャンプ場で仕事すること。


念願だった船舶2級免許を取得。YAMAHA SeaStyleにも入会して東京湾クルーズを数回楽しむ。ボート超楽しい。写真は弊社取締役。

トライバルは来年いよいよ10年目。機は熟した。ということで2016年はずっとずっとやりたかった新規事業を立ち上げてリードする。キーワードは社名でもあるTribes。絶対成功させたる。

三年弱共創サービスに取り組んでわかったことは、共創は熱狂顧客を育成する手段として最高の施策であること。そして、熱狂顧客の存在こそがブランドの持続的な競争優位の源泉になることへの確信が持てた。2016年は、もういちど顧客ロイヤルティやアドボカシーに注目し、熱狂顧客を有する熱狂ブランドの生態を掘り下げてみたい。そして久々に本書く。

100人の壁とは、会社の成長にマネジメントがついていかずに組織が崩壊すること。どんなに注意して事前準備して臨んでもだいたい起こってしまうらしい。だからこそ、現場スタッフのみんなに寄り添いながら、そして会社を引っ張るリーダーとしての強い意志を持って一年を過ごしたい。社員が公私混同をしながら、好きなことがもっと好きになる仕事ができて、会社を利用しまくれる環境をつくりたい。相当大変だと思うけど、のっぽさんの言葉を噛み締めながら必ずやり遂げる。

※出典:Google画像検索先生
To Doリストをこなす一年にしない。何をやって、何をやらないのかを明確に決め、年間の時間配分をキッチリ決め、月に一回PDCAを回す。2016年は、新規事業開発に25%、熱狂戦略の実践と既存事業推進に35%、セミナーや勉強会講師に20%、マネジメントと社長業に20%の時間配分で臨みたい。
このペースはデフォルト。加えて、夏は海外サーフトリップ、キャンプはスノーピーカーの聖地、スノーピーク社ヘッドクオーター(新潟)でキャンプする。
※出典:minkara.carview.co.jp
当初はサーフィン用として千葉にセカンドハウスを建てて二拠点生活をしようと思って物件探してたけど、急転直下方針を変えて、もう稲村ヶ崎に家建てることにした。写真は稲村ヶ崎R不動産のオフィス。こんな感じの家を建てる。これから土地を探して、設計して、建てるから、たぶん引っ越しは再来年の2017年。ちなみに地元は横浜市と鎌倉市の境目あたり(本郷台)で、ばあちゃんが西鎌倉なんで小さいころから江ノ島で遊んでたからあのへんは地元っちゃ地元なんす。まずは土地探し。じっくりじっくり。

もうすぐ43歳。人間ドックでいろんなところが引っかかるようになってきた。特にコレステロールと腎臓系に黄色信号。ビジョンを実現するための仕事も、サーフィンもキャンプも、とにかく健康な身体がなきゃ何もできない。いますぐやらなくても明日死ぬわけじゃないから先延ばしにしちゃいがちな健康生活をちゃんとする。あすけんをちゃんとつける。チャリ通維持。週に一回はジムでボクササイズ。酒を飲み過ぎない。睡眠時間6時間~7時間目標。たまの徹夜もあるだろうけど、短距離走じゃなく長距離走を意識して仕事する。
ということで最後に2016年の活動コンセプト。
人の二倍働き、人の二倍遊ぶ。全てが仕事で、全てが遊びである。
ワークライフミックス(平日も週末も全てオン。好きなことをどんどん仕事にする)
熱狂の渦中で生きる(仕事も私生活も熱狂、熱中、夢中、没頭をテーマに生きる)
皆さん、2016年もよろしくお願い致します( `・∀・´)ノ
12月17日(木)、KDDIウェブコミュニケーションズ セミナールームでCPI x CSS Nite x 優クリエイト「After Dark」(29)「webクリエイターのための情報交換所sp(2015年決算)」を開催しました。
本年度は、サービスマーケティング/マネジメント論の第1人者である近藤隆雄多摩大学名誉教授をお招きしてサービスとは、サービス品質とその測り方、サービスマネジメントとは、などの基本について事例を交えてご説明いただきます。皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。サービス品質WGでは今後もサービス品質を学ぶセミナーの開催をすべく企画検討中です。あの企業の話を聞きたいなど、皆様からの要望をお待ちしております。
■開催日時:2016年2月29日(月) 16:00~18:00 (受付開始15:30~)
※18:30より懇親会を開催します(希望者のみ)
■会場:芝浦工業大学 芝浦キャンパス 307教室
(東京都港区芝浦3-9-14)
http://www.shibaura-it.ac.jp/access/shibaura.html
■定員:60名(先着順)
■参加費:HCD-Net会員:4,000円 ・ 一般:6,000円
学生会員:1,000円 ・ 一般学生:2,000円
■懇親会費:4,000円(希望者のみ 残念ながら講師の先生は不参加です)
■講師:近藤 隆雄氏(多摩大学経営情報学部 名誉教授)
<http://faculty.tama.ac.jp/kondo/index.html>
■著書
・サービスマーケティング(第2版) サービス商品の開発と顧客価値の創造 2010
・サービスマネジメント入門(第3版)-ものづくりから価値づくりの視点へ 2013
・サービスイノベーションの理論と方法 2013
■今取り組んでいるテーマ(上記ウェブページより引用)
・サービスのデザインとは
サービスの本質は「価値創造的な活動」であるために、サービス商品のデザインは、そのサービスの受益者たる顧客の個別のニーズに応え、その固有の問題に対するソリューションとなるべく設計されねばならい。その際重要なのは、サービスそのものの設計に止まらず、モノ製品、施設、道具等のモノ部分との組み合わせでソリューションを作り上げることである。特に、介護施設における介護担当者のサービス・デザインに興味をもっている。介護担当者のサービスの仕事がやり甲斐のある充実したものであれば、介護を受ける人達にも良い対応ができるはずだからである。
■参加申込み方法:メールタイトルを「サービス品質セミナー参加希望」として
以下の内容を hcdnet_registration@hcdnet.org へお送りください。
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氏名:
所属先名:
会員種別:正会員/賛助会員/学生会員/一般/一般学生
電話番号:
メールアドレス:
懇親会: 有 ・ 無
参加費領収書の宛名:
※記載がない場合は所属先名で発行いたします。
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※受付メールを事務局より返信いたします。参加費の支払い方法の案内は受付メールに記載されています。受付メールが2、3日(土日祝日を除く)で届かない場合は事務局にご連絡ください。請求書をご希望の場合は本文にその旨と、請求書のあて先と郵送先をご指定ください。
※不測の事態や事故等によりプログラムは変更される場合があります。予めご了ください。
2015 年もいよいよ終わりが近づいてきました。皆さまにとって、2015 年はどのような一年だったでしょうか。今年最後の投稿となる今回は、Google 検索に関する今年の出来事を振り返り、2015 年を皆さまとともにおさらいしていきたいと思います。
まずは、ウェブマスター向け公式ブログに投稿されれた記事のうち、今年一年アクセスの多かった記事をランキングでご紹介します。
上記ランキングの中には、Search Console のように今年初めて登場した言葉も見受けられますが、一年を通して最も人気を博したトピックは "モバイル" でした。上位 10 件中 5 件もの記事がモバイル関連となるなど、ますます読者の皆さまのモバイルに対する関心の高まりを感じます。
2013 年の発表、そして 2014 年の一般公開以降、App Indexing は 多くのウェブマスターやアプリ デベロッパーの皆さんに利用され、Google 検索はより多くの モバイル アプリ内コンテンツをインデックスすることが可能になりました。今年は、ランキング要素の一つとして使用されることが発表され、検索結果でアプリ コンテンツがより簡単に見つかるよう変更が行われました。Google サーチ クオリティ チームでは、
など、App Indexing に関してより良い体験を提供できる体制を整えました。
一方、Google 検索に関心を寄せるのはウェブマスターだけではなくなったと考えた私たちは、今年 5 月、ウェブマスター ツールを Google Search Console として一新し、アプリ開発者向けの機能を提供するなど、様々なタイプの人たちに向けたサービスの提供を開始しました。もちろん、従来からある機能の改善も継続的に行っています。Search Console はこれからも検索に関心を寄せるすべての人にとっての包括的な情報源となることを目指していきます。Search Console に関する記事を読み直したい方は、Search Console ラベルより検索いただけますので、ぜひご活用ください。
モバイルなどの話題が盛り上がる一方で、Google はユーザーやウェブマスターの安全性も決して忘れません。昨年に引き続き今年も #Nohacked キャンペーンを開催し、ハッキングを防止するための様々な方法を紹介しました。また、検索結果に表示されるサイトの不正なハッキングに取り組むことを目的に、一連のアルゴリズムの変更も行いました。さらに、セーフ ブラウジングによるユーザー保護の取り組みを紹介したり、HTTPS URL を優先的にインデックスしていくことを発表するなど、ユーザーがより安全にウェブ ブラウジングを行えるための情報提供と環境の改善に力を注ぎました。
そしてもちろん、今年もウェブマスターをはじめとする多くの方と出会えたことを私たちは大変嬉しく思います。今年はハングアウトを活用したウェブマスター オフィスアワーのみならず、東京をはじめ、岡山や大阪、金沢といった地域で行われるイベントにも参加し、参加者の皆さんと直接的な意見交換を行いました。また、米国本社では 2 年に一度の TC summit が開催され、ヘルプ フォーラムでユーザー サポートに日々大きな貢献をいただいている世界中のトップレベル ユーザーの方々と、貴重な意見交換や議論を行うことが出来ました。
以上、今年も様々な取り組みが行われましたが、これらは、ヘルプ フォーラムや Google + コミュニティ、ハングアウトなど、様々な場所で皆さんにご参加いただいたり、フィードバックをご提供いただいたおかげです。どうもありがとうございました。Google サーチ クオリティ チームでは、2016 年も皆さんのお役に立つ情報を提供できるよう、継続的に取り組みを行っていきたいと思います。
それでは皆さん、良いお年を!