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楽天新春カンファレンス2016の注目企画「ほぼ仲山市場 探索ツアー」に潜入レポート

10 years 1ヶ月 ago
消耗戦に陥らないネットショップはどのような価値を提供しているのか。4店舗の施策を紹介

「楽天新春カンファレンス2016」の注目企画を聞いたインタビューで(インタビュー記事はこちら)、今年新たに始まる注目企画としてあがったのが「ほぼ仲山市場 探索ツアー」。楽天大学の仲山進也学長、元「ほぼ日刊イトイ新聞」でプロデューサーを務めた西本武司さんが、イベントスペースにブースを構えるショップの話を聞いて、買いたいと思う商品を一緒に探すツアー企画。今回、そのツアーに潜入した。

消耗戦に陥らないネットショップが提供している価値や施策を紹介

仲山学長によると、「ほぼ仲山市場 探索ツアー」のコンセプトは、消耗戦に陥らないネットショップがどのような価値を提供しどんな施策を行っているか、を知ってもらうことだという。

ツアーを行う前、西本さんがなぜツアーに参加することになったかについての説明が行われた。西本氏は、仲山学長と仕事を一緒にする機会があり、楽天の出店者について説明を受けたという。

西本氏は、店舗の1つ1つが優れたコンテンツであると感じ、楽天市場のショップから直接話を聞いてみたいと要請し、今回のツアーが開催されることになったという。

ツアーの趣旨を紹介する楽天大学・仲山進也学長(左)と西本武司氏

ツアーの趣旨を紹介する楽天大学・仲山進也学長(左)と西本武司氏

今回のツアーにブースを構えたのは8店舗。参加者は8グループに分かれ、各店舗の話を15分ずつ聞き4店舗を回るという内容。筆者も1つのグループに入り、4店舗のプレゼンを聞いた。

最初に訪問したのがナッツやドライフルーツなどを取り扱う「小島屋」さん。ヒット商品の「ヨーグルト専用のドライフルーツミックス」を開発するきっかけは、店長仲間から「レーズンが苦手だからレーズンの入っていないヨーグルト専用のフルーツミックスってないの?」と言われたことだった。

ドライフルーツ屋の意地もあり、最高のモノを作ってやろうと思い、取り組み始めた。(小島靖久店長)

自信をもって売り出せるものを作るため、実際に試した組み合わせは300種類にもなるという。その中から最高の組み合わせを選んだ後、各ドライフルーツの最適な分量の組み合わせを行う必要があるため、作業は連日深夜にも及んだが、不思議と疲れや止めようという気持ちにはならなかったという。

「小島屋」の小島靖久店長

小島靖久店長

次に訪れたのは「いわゆるソフトドリンクのお店」のブース。

運営元のナカヱが手がける企画はユニークだ。たとえばエイプリルフール。「ヘルシア緑茶」は「ヘルシワ緑茶」、「MATCH」は「MATCHO(マッチョ)」といった商品としてサイトに表示。

商品説明は「筋肉にうれしいビタミンとプロテインをモリモリ配合。シュワッと弾ける炭酸が眩しいマッスルをさわやかに演出するレモン風味です。朝からベンチプレスに励む彼の差し入れに!」といったように作りこんでいるという。

また、ユーザーから募った投票で1位になった「大井のおっさん」は「お~いお茶」をもじったもの。ボトルのパッケージデザインを伊藤園からもらい、それを加工して実際に商品を作成。投票者にプレゼントしたという。

社員も面白がっていろいろなアイデアを出してくるし、何より自分が楽しいのでやっている。この時期が来ると、みんな気合が入る。(中江トシヒロ店長)

「いわゆるソフトドリンクのお店」の中江トシヒロ店長

中江トシヒロ店長(画面左)

続いて訪れたのはボーイズラブマンガやノベルを専門に販売する「コミコミスタジオ」のブース。

そこで渡されたのが「ボーイズラブ診断」という質問用紙。記載されている質問に「YES」「NO」で答えていくと、その人におすすめのジャンルのボーイズラブコミックを診断するというもの。「甘々系」「コミカル系」「ハード系」など、実際に分類されたボーイズラブコミックスを読んでみる、という体験をした。

サイトでは、「甘々系」「コミカル系」「ハード系」といったジャンルごとに商品を探せるようにしているほか、ブログで注目の新作情報などを発信。作者のサイン会などを開催することで、この分野の商品に関してはアマゾンよりも売り上げているという。

アマゾンよりも商品の到着が遅く、送料がかかるにもかかわらず、「コミコミスタジオ」で買ってくれるお客さまがたくさんいる。サイト上でボーイズラブへの愛が感じられるからだと思う。(内藤剛社長)

「コミコミスタジオ」の内藤剛社長

内藤剛社長

最後の4ブース目は、「邪悪なハンコ屋 しにものぐるい」の伊藤康一店長が「紙芝居ボード」を使い、サイトの特徴やどんなハンコを販売しているか、販売を始めた経緯などを紹介。オリジナルデザインのハンコのイメージが数多く掲載された冊子や実際のハンコの押し心地などを試せるようにした。

もともとハンコを販売していたわけではなく、オリジナルTシャツのデザインをして販売していたところ、スタンプが欲しいというお客さまの要望があったので販売し始めた。(伊藤康一社長)

「邪悪なハンコ屋 しにものぐるい」の伊藤康一社長

伊藤康一社長

ツアーには、卵を販売する「卵の庄」、「保護猫カフェ ネコリパブリック」、「イーザッカマニアストアーズ」、「よなよなの里」といった有力店舗もブースを構えていた。

店長や店員自身がまず楽しんで仕事することでファン作りにつながる

今回のツアーを通じて最も感じたのは、「店長や店員自身がまず楽しんで商品開発や売り場作りをすると、必ずそれに共感するユーザーがいる」ということだ。

こうした共感ユーザーはコアなファンとなり消耗戦に陥らない店舗に成長することができる。コアなファンを作ろうと無理な施策などを行っても、恐らくファンから見れば浅はかな戦略、と見破られてしまうだろう。

今後、中小のECサイトが生き残るためには、「自分たちにしかできないことを見つけることが大事だ」とよく言われる。とはいえ、自分たちにしかできないことを見つけることはなかなか難しい。

それならば、自分たちが面白いと思うことを突き詰めていくのはどうだろうか。それがゆくゆくは他社がまねできないものになるのではないか。今回のツアーではこんなことを学べたような気がする。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

HTTPS移行でPageRank喪失は起こらない、たとえ302リダイレクトであっても ―― HTTPS移行FAQフォローアップ

10 years 1ヶ月 ago

Web担当者Forumの連載コラムでピックアップした、Googleのジョン・ミューラー氏によるHTTPS移行によくあるQ&Aのフォローアップ。HTTPS移転でPageRankは失われない、301でも302でもどちらでも使える、移行処理を速めるためにHTTPのサイトマップを送信するなど。

- HTTPS移行でPageRank喪失は起こらない、たとえ302リダイレクトであっても ―― HTTPS移行FAQフォローアップ -

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Kenichi Suzuki

楽天・三木谷社長が語る2016年の楽天市場 「対面販売以上のクオリティーを」 | 通販新聞ダイジェスト

10 years 1ヶ月 ago
三木谷社長は、2016年の楽天市場のテーマを「クオリティー」と説明、楽天市場が生まれ変わり流通総額の拡大をめざすとした

楽天は1月26日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で「楽天新春カンファレンス2016」を開催した。当日は、参加した「楽天市場」出店店舗同士の交流の場や課題解決のための講座などを設けた。また、放送作家で脚本家の小山薫堂氏が基調講演を行ったほか、三木谷浩史社長(=写真)が講演を行った。

三木谷社長は、2016年の楽天市場のテーマについて「クオリティー」とした。「クオリティーを上げることに対して、病的なまでのこだわりが必要。『一人くらいいいじゃないか』ということではなく、一人でも不満を持つ客がいれば対応するべきだ」と説明した。

「楽天新春カンファレンス2016」で三木谷浩史社長が講演

取り組みの一環として、レビューで低い評価をしたユーザーに対し、投稿から2分以内に同社のカスタマーサービスが電話をかけて、不満点や苦情などを聞き取るサービスを始める。同社のECコンサルタントも即座に苦情への対応を行う。ユーザーに対してはお詫びとして、「楽天スーパーポイント」を500から2000ポイントプレゼントする。

三木谷社長は「顧客満足度の向上は、どんなプロモーションよりも売り上げ増が図れるのではないか。100分の1、100分の2のデトラクター(批判者)を放置すると、少数派でもマイナスの声の方が大きくなってしまう。4万店舗の集合体である楽天市場のクオリティーを上げるには、1店舗ごとの意識が必要だ」とした。あまりにも悪い評価が付いた店舗についてはいったん閉店させたり、悪質な場合は退店させたりすることで、モールのクオリティーをキープするという。

また、三木谷社長は社会変化や最新技術に対し、楽天市場がどう対応していくかについても説明。スマートフォンなどのスマートデバイスの普及に伴う「Smart」や、民泊や配車サービスなどに代表される「オウンドエコノミー(所有型経済)からシェアリングエコノミー(共有型経済)へ」、さらには「Automation」をキーワードとした。

「Automation」では、ディープラーニング(機械学習)やAI(人工知能)の発達により、「近い将来、車は確実に自動操縦が普及するだろう」と断言。楽天市場においては「ユーザーをハッピーにするために使っていきたい」。具体的には、データ戦略や商品ジャンルへの特化戦略、ロジスティクス、ユーザー高還元に活用するという。

データ戦略においては、昨年から「ページ診断サービス」を開始。ページのどの部分にユーザーが興味を持っているかを可視化していくもので、すでに約70店舗が利用しており、購入率は約32%向上しているという。

また、ユーザーの行動パターンにあわせてマーケティング手法を変えている。「最終的には、楽天会員一人ひとり、それぞれ違うデザインのページ、違うアイテムを見せるようなパーソナライゼーションをやりたい」。さらに、購買行動を分析して最適な商品やプランをプロモーションする。例えば、楽天トラベルでカニを楽しむツアーやプランを選んだユーザーには、楽天市場のカニをレコメンドするといった仕組みを考えているという。

このほか、学生など若年層を対象とした特別会員サービス「楽天ヤング」を刷新し、15歳から25歳の学生向けに「楽天学割」とする。会員数が1200万人を超えた楽天カードについては、「利用高では業界3位だが、2年以内に1位にしたい」。18日から、楽天カードを使って楽天市場で買い物をすると、3%のポイント(プレミアムカードはさらに1%プラス)が上積みされる施策を開始。「当然リピート率が高くなる。楽天カードとしては“逆ざや”になるが、外部で使ってもらうことで吸収ができる。楽天スーパーポイントが使える店舗をもっと増やしていきたい」とした。

三木谷社長は「通信販売は顧客の顔が見えず、不備があった場合の修正がやりにくいので、対面販売以上にクオリティーを高めないといけない。20年間培ってきたものをベースに、楽天市場が生まれ変わり、現在の流通総額2兆円から5兆円、10兆円と増やし、社会の基盤にしていきたい」と意気込みを述べた。

「通販新聞」掲載のオリジナル版はこちら
楽天 三木谷社長が講演、「品質向上にこだわる」(2016/02/04)

HTTPS移行のよくあるQ&A 13連発。順位は? インデックスは? 作業は? 【海外&国内SEO情報ウォッチ】

10 years 1ヶ月 ago

Web担当者Forumの連載コーナー、「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。今週は、HTTPS移行のよくあるQ&A 13連発。順位はどうなる? インデックスは? やるべき作業は?』、titleタグの重要性が落ちたってホント?』、『meta descriptionタグは自動と手動のどちらで作成すべきか』など10記事+3記事。

- HTTPS移行のよくあるQ&A 13連発。順位は? インデックスは? 作業は? 【海外&国内SEO情報ウォッチ】 -

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Kenichi Suzuki

Adobe Analyticsの便利ツールを公開しました

10 years 1ヶ月 ago
Adobe Analyticsの便利ツール「KAISEKI-Assist」の第二弾がリリースされました。 現在利用できるのは、レポートスイートの設定情報を自動でExcel化する「autoSDR」と、分類(SAINT)の編集をExcelのみで行える「autoClassify」の2つです。 変数設定の管理・更新「autoSDR」 Adobe Analyticsの計測設定の確認・反映を、わかりやすい一覧画面で行い、ブラウザでAdobe Analyticsの管理画面を行き来しなくても設定・確認できるようにするためのExcelマクロです。 分類の管理・更新「AutoClassify」 Adobe Analyticsのカテゴリー(分類)設定をExcelで行い、ボタン1つでAdobe...

洋菓子店やパン屋向けECパッケージ「EC Challenge」を提供開始、ECホールディングス

10 years 1ヶ月 ago
製造カレンダー・温度帯設定・予約販売など特化機能を搭載

EC運営代行事業などを手がけるECホールディングスは2月16日、洋菓子店やパン屋のECサイト運営に特化したECサイト構築パッケージ「EC Challenge」の提供を開始する。ECサイト運営の業務負荷を抑えるシステムに設計。実店舗の運営をしながらECも展開できるようにし、ネット通販に進出していない町の洋菓子店などのEC進出を支援する。

ECホールディングスは、ネットショップ運営代行事業のほか、「Ciappuccino(チャプチーノ)」「DOUGHNUTPLANT(ドーナッツプラント)」というスイーツブランドを展開し、実店舗やECサイトで販売している。

この運営ノウハウを活用。オープンソース「EC-CUBE」をカスタマイズした「EC Challenge」の提供に至った。

スイーツECなどに特化した機能として、製造カレンダー・温度帯設定・予約販売&期間販売・複数配送先設定・ギフト対応・セット販売・定期購入・定期購入&頒布会などの機能を付けた。

利用料金は月額9800円から。売上規模や業務内容に合わせたカスタマイズも可能。

ECサイト構築パッケージ「EC Challenge」

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

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Adobe Analyticsの便利ツールを公開しました

10 years 1ヶ月 ago

Adobe Analyticsの便利ツール「KAISEKI-Assist」の第二弾をリリースしました。

レポートスイートの設定情報を自動でExcel化する「autoSDR」と、分類(SAINT)の編集をExcelのみで行える「autoClassify」の2つです。

【Facebookは終わるのか?】2016年 アメリカの10代が”イケてない”と言った4つのサービス

10 years 1ヶ月 ago

日本は少子化が進む一方で、アメリカでは新たなテクノロジーやサービスに敏感な若い世代が多く生まれています。

その中でも最近特に注目されているのが、現在18才以下のジェネレーションZ。

アメリカ国内において、ミレニアル世代とジェネレーションZを合わせた37歳以下の若者は、全人口の半分以上を占めています。

サービスの成功は、若者ユーザーに響くかどうかが大きな鍵となっています。

年齢別にみるアメリカの人口の割合

年齢別にみるアメリカの人口の割合


今回は13~18歳の、アメリカ人60人を対象に実施したアンケートをもとに、アメリカ人10代に使われなくなった4つのサービスと、愛されている6つのサービスを紹介します。

もう”イケてない”と言われた4つのサービス

Facebook
facebook
【回答】
・時代遅れ(14歳)
・自分の親や友達の親に投稿を見られるから使わない(16歳)
・Facebookは、イベントを開くときにはいいけど、ちっともお気に入りのアプリではない(15歳)

【なぜイケてないのか】
調査対象だった10代の大半がFacebook登録者にもかかわらず、Facebookはお気に入りのアプリではないと応えました。

親に見られる心配や、広告でごちゃごちゃした見た目が理由です。

しかし、鬱陶しいと思うことと、Facebookを持たないこととは別なようです。

「Facebookアカウントを持ってるでしょ。あなたもだよね?」という社会からのプレッシャーがあり、アカウントを持たない場合、その理由を毎回、説明しなければなりません。

Google+
google-
【回答】
・そもそもGoogle+を使うときがいつなのか知らない(16歳)

【なぜイケてないのか】
言われてみれば、たしかにGoogle+をメインで使っている人を見たことがありません。Google+を使わずとも、他のSNSで足りているという印象が強いです。

以下のグラフを見ても、そもそもGoogle+を利用している人が少なく割合も減少しているのが分かります。

アメリカのソーシャルメディア利用状況

アメリカのソーシャルメディア利用状況

Whisper
whisper
【回答】
・単純にもう誰も使ってない(17歳)

【なぜイケてないのか】
Whisperは、他のユーザーと匿名で秘密を共有できるアプリです。2013年に大流行しましたが、ブームはすでに去りました。

学校や友達などの酷い悪口を言うことが多く見受けられ、「マイナスな発言がたまるSNSは人気が長続きしない」ことを裏付けました。

またWhisper利用にあたって社会的に注意するべきことが多く、煩雑だと感じられているようです。これは、Facebookにも当てはまる傾向です。

Vine
vine
【回答】
・Vine動画はみるけど、自分も友達も誰も動画を投稿したことがない(16歳)

【なぜイケてないのか】
6秒の動画をアップするサービスとして人気を博したVineですが、観ることはあっても自分で動画をアップする機会は「ほとんどない」という意見が目立ちました。誰もが参加者になれないと熱は冷めてしまうのかもしれません。

そんな中、人気を独占する6つのアプリ・サービスとは?

ここまでは、「流行」「廃り」が早いのかと感じさせる辛辣な回答が並びました。

そんな辛口な彼らを魅了するアプリはどんなものでしょうか。大体予想はついているかもしれませんが、理由と共に見ていきましょう。
Snapchat
snapchat
【回答】
・スナップチャットは私のコミュニケーション方法の1つといってもいい(15歳)
・テキストメッセージと役割は変わらないし可愛い自分の顔写真ものせられるから好き(16歳)
・今、自分がどこにいて何をしているかということを短く簡単に伝えられるから良い(17歳)

【使われる理由】
Snapchatは親しい人とのネットワーク内交流で、自分のパーティーではしゃいでいる写真を見られても問題ありません。

いいね!の数やコメントを気にする必要もなく、とにかくほかのソーシャルネットワークと比べ、自由にふるまえる場所として利用され人気があります。

Spotify
spotify
【回答】
・友達の音楽の好みを知ることができる(14歳)
・友達がシェアする音楽をみて新しいお気に入りの曲をみつけられる(14歳)

【使われる理由】
Spotifyはその名を世界に轟かせている音楽ストリーミングサービスです。今の10代は、好みの音楽も不特定多数の人と共有しています。無料で聞けて、シェアできることは、当たり前なのです。

Instagram
instagram
【回答】
・他のみんなが何をしているのか知りたい(15歳)
・Instagramでみつけた面白い写真を友達に送れる(15歳)
・自分が今何処で何をしているのかを全部シェアできるから(15歳)

【使われる理由】
Instagramは不動の人気をキープしています。「snapchatでも写真を共有し、Instagramでも共有するの?」と思われる方も居るでしょう。全ての写真をポストするのがSnapchatで、その中で、自分が最もかわいく写っている1枚を載せる場所がInstagramというような使い分けをしているようです。

Instagramでは、フォロー返しのマナーを強制されず、気に入らない写真にタグ付けされる心配もありません。

また、広告が少なく、コンテンツ自体にフォーカスされている印象です。

Twitter
twitter
【回答】
・なんらかの形で有名人とつながることができるから(18歳)
・いつでもツイートできるしFacebookのようにごちゃごちゃしてないから(17歳)
・自分の心にためていたことを吐き出せて、それに同級生が同情してくれるから(19歳)

【使われる理由】
ダークホースだったのはTwitter。日本では、まだTwitterを頻繁に利用する人も多いが、アメリカでは、新規ユーザー獲得が苦境だと言われていました。

しかし結果は、意外にも10代からの人気は高いままです。簡単な検索では自分が見つからないと感じられるため、親や家族の目の届かないところで、学校の不満を漏らしたりしています。

Netflix
netflix
【回答】
・Netflixで良い(16歳)
【使われる理由】
アメリカではテレビよりも、Netflixをはじめとするストリーミング配信サービスやケーブルテレビが利用されています。

PwCは、過半数を超える人がストリーミング配信のメディアを好んだと発表しました。HuluやAmazonプライムの利用者の割合も多かったがNetflixの利用率は圧倒的で、ケーブルもNetflixもHuluも登録している家庭でも、ほとんどはNetflixを利用するといいます。

ただし、ドラマのアップロードはHuluの方が早いため、Huluを利用するというユーザーも多いです。

Facebook Messenger
Facebook-Messenger
「あれ?Facebook離れしているんじゃないの?」と思われる方もいるでしょう。Facebook Messengerは利用率も高く、今回の調査対象者の80%以上が頻繁にFacebook Messengerを利用していると応えました。

KikやSnapchatもテキストメッセージとしては、Facebook Messageに劣るようです。

生き残るFacebookの利用シーン

グループ機能
Facebookを使う目的の多くはグループ的なものです。グループをチェックするためだけにfacebookを使い、重要なところを見て、すぐログアウトしてしまうようです。

難しいアルゴリズムによる配置ではなく、上にあるものが新しいというシンプルなニュースフィードが親しまれています。

検索機能
初めて会った人とつながりたいとき、まず最初に使うのがFacebookでしょう。このような場面において、TwitterやInstagramはあまり使われません。実名で検索するだけで、だいたい誰でも見つけることが出来るのが特長です。

他サービスへのサインアップ
他のサービスに登録する際、面倒な手間を省くためにFacebookアカウントでを利用する機会が増えています。

Facebookが、ネット上の身分証明書のような機能を持ち、アカウントを残しておくだけで、意外な使い道があるものです。

まとめ

上記のサービスの失敗例と成功例からみたなかでアメリカの10代向けにサービスをつくる前に心得るポイントは3つ。

1. 社会的なプレッシャーを感じさせないもの(少なくとも親には気付かれないこと)
2. 仲の良いコミュニティだけで自分の好むものを主張でき、友達の好むものを知れるもの
3. ユーザーが当事者で受け身にならないもの

Written by btrax

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crevoAdmin

ファッションレンタル「メチャカリ」の返却品を「ZOZOUSED」で販売、クロスカンパニー

10 years 1ヶ月 ago
USED品の販売強化により、商品の新たな循環モデルを確立

ファッションブランド「earth music&ecology」などを展開するクロスカンパニーは2月4日、ファッションレンタルサービス「メチャカリ」で利用した中古品を「ZOZOUSED(ゾゾユーズド)」内で販売する取り組みを開始した。

クロスカンパニーはUSED品をより多く販売できる環境を整備。ファッションレンタル事業の強化につなげ、商品の新たな循環モデルを確立する考え。

「メチャカリ」はクロスカンパニーが扱うブランドの新品アイテムを同時に3点までレンタルすることができ、返却すると1点から何度でも借り換えることができるサービス。

60日間借り続けたアイテムは、そのままもらうことができる。譲り受けたアイテムは3点にカウントされず、新たにファッションアイテムを借りることが可能になる(参照記事)。

従来、返却されたアイテムはクロスカンパニーが運営するECサイト「CROSS COMPANY COLLECTION(クロスカンパニーコレクション)」でUSED商品として販売していた。

今回、「ZOZOUSED」と共同で商品データ連携システムを開発。商品情報を自動連携できるようにすることで、「ZOZOUSED」でも販売できるようにした。

システム連携のイメージ

こうした施策で、従来よりも数多くのUSED品を販売できる環境を整える。

「ZOZOUSED」を運営するクラウンジュエルでは、共同開発した商品データ連携システムを活用し、他ブランドもUSED品を手軽に「ZOZOUSED」に出品できるようにする。今回の取り組みを皮切りに、ブランド公式ユーズドショップの展開を拡大させていく考えだ。

公式のユーズドショップを開設

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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専門家がワイン選びを電話でサポートする「Amazonソムリエ」を開始

10 years 1ヶ月 ago
ワインを購入するユーザー層の拡大や利用頻度の増加につなげる

Amazonは2月4日、「Amazonお酒ストア」内の「Amazonワインストア」で、「Amazon ソムリエ」サービスを開始した。

専門家との電話を通じ、多くの取扱商品の中から希望に合ったワインを購入できるようにする。ワイン初心者からワイン通まで、ユーザー層の拡大、利用頻度の増加につなげる。

「Amazonソムリエ」は、Amazonお酒ストア内の「Amazon ワインストア」で提供する。

利用方法は、ログイン後にワインの商品ページで「次の画面で電話番号を入力いただくと、お客様のお電話がなります」のリンクをクリック。ユーザー自身の電話番号を入力すると、Amazonから電話がかかってくる仕組み。

シチュエーションや合わせる料理、ギフトの送り相手といった要望を伝えると、専門家からお勧めのワインなど、ワイン選びのアドバイスを受けることができる。

通話終了後には専門家が提案したワインの商品URLなどをメールで受け取ることも可能。注文は電話上で行うことはできない。

提案するワインはAmazonで取り扱う商品のみ。出品者がAmazon上で販売している商品に関しては、現在のところ提案されない。

Amazonは、ワインの取り扱いを強化しており、現在の取り扱い点数は8000点以上まで拡大。ワインを一定の温度に保ったまま管理する「定温倉庫」や、温度管理した配送する「保冷お届けサービス」などワイン専用サービスを拡充させている。

Amazonソムリエ

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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リンク プログラムのネットワークに対策を行いました

10 years 1ヶ月 ago

Google では検索ユーザーの皆さんに、より良い検索結果を届けるために日々いろいろな取り組みをしています。例えばウェブマスター向けガイドラインを設定し、これに違反するようなサイトに対策を施すのもその一つです。

この一環として、Google ではこの度、検索結果を不正に操作するためにリンク プログラムに参加しリンクの売買を行っていた日本語のいくつかのサイト ネットワークに対して対策を施しました。この中にはウェブマスター向けガイドライン違反を繰り返しているサイトも含まれていたため、通常よりも厳しい対策を施したケースもあります。

また、以前もお伝えしましたが、ウェブマスターの知らないところでウェブマスター向けガイドラインに違反するような施策が行われてしまうケースがあるようです。以前は SEO 業者の例を紹介しましたが、SEO 業者にとどまらず広告などの業務委託により発生することもあるようです。これを防ぐために、ウェブマスターの皆さんには業務委託先がどのような施策を行っているか随時確認することをおすすめします。

Google は引き続きユーザーの検索体験をより良いものにするべく取り組んでまいります。

「日本直販」が100万円の「ラムちゃん等身大フィギュア」をTV通販、シニア層に向け販売

10 years 1ヶ月 ago
マンガやアニメを見て育ったシルバー世代に向けて、トランスコスモスが高価格帯のフィギュアを販売

トランスコスモスが手がける通販ブランド「日本直販」は2月5日から、「ラムちゃん等身大フィギュア」のテレビ通販を始めた。

「日本直販」の顧客層は60代以上が中心。インフォマーシャル型などのテレビ通販では、高齢者向けの健康グッズやサプリメント、生活雑貨、日用品などが売れ筋となるケースが多く、テレビショッピングでフィギュアを販売するのはめずらしい。

今回、トランスコスモスが高齢者層にフィギュアを販売するのには、綿密に設計された戦略がある。

「ラムちゃん」は、週刊少年サンデー(小学館)で1978~1987年の間に長期連載された人気マンガ「うる星やつら」(作:高橋留美子)のヒロイン。テレビ化もされ、「うる星やつら」のファンは多い。

50~60代のシルバー世代はマンガやアニメに触れて育った世代で、アニメなどに対する拒否反応は少ないとトランスコスモスは判断。

また、アニメやマンガのグッズはネット通販で販売されることが多いが、テレビ通販ではあまり見かけることはない。こうした背景をもとに、テレビを頻繁に視聴し、資産を多く持つシルバー世代に向けて高価格帯のフィギュアを販売することにした。

トランスコスモスの「日本直販」が100万円の「ラムちゃん等身大フィギュア」をTV通販、シニア層に向け販売

100万円もの価格で販売する「ラムちゃん等身大フィギュア」

販売価格は100万円。限定50体の限定販売。

「日本直販」はもともと、テレビショッピングの総通が展開していた通販ブランド。2012年に総通が民事再生法の適用を申請したところ、トランスコスモスが新設子会社(トランスコスモスダイレクト、後に日本直販に商号変更)を通じて通販事業を譲り受けた。

トランスコスモスは2015年、日本直販を吸収合併した。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

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「Amazonログイン&ペイメント」をレスポンシブECサイト構築の「aishipR」が実装へ

10 years 1ヶ月 ago
2月24日にリリースする予定で、2月5日から申し込みを始める

通販・EC企業向けにサイト構築ASPを提供するロックウェーブは、レスポンシブECサイト構築ASP「aishipR(アイシップアール)」を、「Amazon.co.jp」のアカウントでログインと決済ができる「Amazonログイン&ペイメント」に対応する。

ロックウェーブによると、レスポンシブ専用のクラウド型ECプラットフォームとしては国内で初めての対応という。2月24日にリリースする予定で、2月5日から申し込みを始める。

「aishipR(アイシップアール)」は、さまざまなデバイスに対応したレスポンシブECサイトを構築・運用するクラウド型ECプラットフォーム。月額9800円から利用できる(初期費用は別途必要)。

「Amazonログイン&ペイメント」は、導入した自社ECサイトにおいて、「Amazon.co.jp」のアカウントでログインすることができ、そのアカウントに登録してある配送先住所やクレジットカード情報を決済などに利用できるのが特徴。

EC事業者は「Amazonログイン&ペイメント」を使って商品購入した消費者の情報(メールアドレス、名前、住所、購入商品などの個人情報)を、利用者の同意に基づいて管理・利用することが可能。メールマーケティングやクーポン、ポイントプログラムなどへの販促に活用できる。

「Amazonログイン&ペイメント」にレスポンスECの「aishipR」が対応、ロックウェーブ

「Amazonログイン&ペイメント」に対応した「aishipR」

ロックウェーブでは次のように「Amazonログイン&ペイメント」導入への期待を説明している。

スマートフォンやタブレットでのECサイトにて、お客様のページ離脱、いわゆる「カゴ落ち」を減らすことができ、ECサイトの転換率向上やECサイト利用者の増加が期待できます。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

takikawa

たった3つの指標改善で売上2倍! 小さな積み重ねで成果を出す ECサイト見直し法 | ECサイトの販売力をUPするユーザスループット最適化(UTO)

10 years 1ヶ月 ago
サイト内検索の改善前と改善後を比較し、効果を検証します(連載第2回)

第1回では、多くのEC事業者が悩む「新規顧客獲得の課題」について、本質的な原因は、ユーザーがサイトへ流入してから購入に至るまでの「検索 → 閲覧 → 比較 → カート投入」の各ステップで適切な施策が打てていないことだ、というお話をしました。

バケツの穴の話を例えに、「穴をふさぐ」=流入後のパフォーマンス(直帰率、離脱率、商品詳細到達率、カート投入率、PV/UU、滞在時間、CVRなど)を改善するために、ユーザスループット最適化(UTO)の考え方を紹介しましたが、「当たり前のことを今さら……」と思われた方も多かったかもしれません。

しかし、当たり前の話を改めてすべき理由があるのです。第2回では、なぜ“今”「ユーザスループット最適化(UTO)」が必要とされているのか、EC事業者の現在の意識やUTOが目指す方向などを取り上げます。

自社サイトの現状を把握できていない担当者は意外と多い

問題を解決するために「現状把握」は不可欠であり、まず取り組むべきことです。

現状把握をした上で、いわゆるPDCAサイクルを回して中長期的にプロセスを改善し、大きな課題をクリアしていくアプローチは、Webマーケティングに限らずもはや当たり前ですが、ユーザスループット最適化(UTO)の施策が同様のアプローチで取り組まれているかというと、残念ながら今はまだその段階にはありません

ECサイトを運営されている方で、例えば以下のような質問に即答できる人はどれほどいるでしょうか?

  • 新規ユーザーは、どのページを通過すると会員登録率が上がるのか?
  • 曜日と時間帯、デバイス、キャンペーンを掛け合わせ、コンバージョン率が高いのはどれか?
  • 商品詳細ページを見ているユーザーは全セッションのうちどの程度いるのか?
  • 人気商品から埋もれている商品まで、商品閲覧のロングテールの度合いはどの程度か?
  • サイト内検索の人気キーワード。および、そのキーワードでどんな商品が上位表示されているのか?

これらの問いはUTOの施策を的確に行って行くために把握すべき重要な情報ですが、実際には答えに詰まってしまう担当者が多いことでしょう。UTOの施策を行っていたとしても、現状把握を怠り、やみくもに行っていたとしたら、やはりまだまだ改善の余地があると言えます。

小さな改善の積み重ねが大きな成果を生む

例えば、月間の訪問者が10万人、1UUあたりのPVが10、全PVに対するCVRが1%、平均単価が1万円のアパレル通販サイトあったとします。訪問者数を据え置き、1UUあたりのPV、CVR、平均単価の3つがそれぞれ25%改善した場合、売上にどれくらいインパクトがあるのかシミュレーションしてみます。

訪問者PV/UUCVR購入者平均単価売上伸び率
現在100,000101.00%1,000¥10,000¥10,000,000
改善後100,00012.51.25%1,562¥12,500¥19,531,250195%

25%の改善が3箇所で発生したので、トータルでの改善は25%+25%+25%=「75%」と考えがちですが、実際には、1.25×1.25×1.25×=1.953125となり「95%」の改善効果が期待できます

これは、一般的には「複利効果」と言われるものですが、UTOはずばり、小さな改善の積み重ねが驚くべき成果を生む施策なのです。

具体的な成果も出始めたUTO

UTOの施策を実行するソリューションやツールは様々なものが登場し、その成果も出始めています。

古くからあるツールでは、アクセス解析ツールやヒートマップツールもサイト内を把握する上で欠かせないツールです。もう少し施策実行系のツールに近付けると、A/BテストやLPO、EFOがあり、近年はクーポン表示やチャット機能を提供するウェブ接客ツールも多数登場しました。

「サイト内検索」は、ユーザーの商品探しをサポートするものとして、UTOの施策の中でも優先度の高い機能ですが、以下のように具体的な成果も出始めています。

サイト内検索について下記のような取り組みを行いました。

  • 検索ボックスの設置位置変更、デザイン変更による視認性の向上
  • サジェスト機能導入、ゼロ件ヒットを参照した上での月1回の同義語登録を実施
  • 「ファセットカウント機能」を利用して、検索結果が何件になるかを明示
  • 検索結果を「キーワードの相関性」をスコア化した順位をベースに、アイテムの閲覧数が多い順にソートして表示
  • 検索結果表示スピードの平均を2.5秒から0.4秒に改善

結果は次のとおりです。

図 サイト内検索改善前と改善後の比較
サイト内検索改善前と改善後の比較

効果をまとめると次のようになります。

  • 利用率……31.7% → 35.3%(3.6%の増加)
  • 離脱率……27.1% → 23.2%(3.9%の改善)
  • PV/UU……7.05 → 8.44(1.39の改善)
  • CVR……1.33% → 1.75%(0.42%の改善)

改善の割合としてはそれぞれ数パーセントと、ほんのわずかの数値ですが、このケースでは売上が127.3%増、金額にして1,350万円増加しました。

売上が伸びたことはもちろん重要ですが、このケースにおいて特筆すべきは「UU数はほぼ横ばい(100.6%増)だったにもかかわらず」という点です。流入数(UU数)を増やさなくても、売上は伸びる。まさに、UTOが狙い通り成功した事例と言えるでしょう。

いきなり「売上を130%に伸ばす」という目標を立てても何から手をつけたらよいのか、またいきなりそんなに大きく売上を伸ばすことができるのか不安になってしまう方も多いかと思いますが、実際に小さな改善の積み重ねで大きな結果につながることが見えれば勇気がわきませんか?

UTOの施策を的確に行うために把握すべき、3つのKPI

UTOの施策を的確に実行するために、どのような視点で現状を把握しておくべきか。最後に3つのKPIを紹介します。

KPI① 商品詳細到達率

サイト全体のPVに対する、商品詳細ページのPVの割合です。

商品を買ってもらうためには商品を見せる必要があります。「売上を増やすために、より多くの商品を見せましょう」という非常にシンプルな考えに基づく指標です。

ユーザーにとって「探しにくい」「比較しにくい」サイトほど、商品詳細到達率は下がります。なぜなら、ユーザーはサイト内で迷ったり悩んだりした結果、商品以外のPVが増えてしまう傾向にあるからです。UTOの施策はサイト全体のPVの向上を目標とするのではなく、商品詳細到達率の向上を目指します

KPI② カート投入率

商品詳細ページのPVに対する、カート投入数の割合です。

商品詳細ページに到達したということは、その商品に興味を持ったということです。ユーザーが購入を取りやめる要因をUTOの施策により取り除き、カート投入率の向上を目指します

KPI③ 購入率

カート投入数に対する、購入数の割合です。

カートに投入してくれたら購入まであと一歩。しかし、商品をカートに投入したにも関わらず購入しない「カート放棄率」は、一般的に7割程度。カートに入れても結局買わない人が圧倒的に多いのが現状です。UTOの施策では、主に入力負荷などの阻害要因を取り除くことで、購入率の向上を目指します

◇◇◇

次回は、①の「商品詳細到達率」を向上させるための具体的なアクションについて、詳しくご説明します。

高橋 敏郎

ナビプラス株式会社

高橋 敏郎(たかはし・としろう)

ナビプラス株式会社 執行役員 セールス&マーケティング部 部長

大学卒業後、インターネット広告代理店にてIT関連メディアやリスティング広告、サイト構築の営業に従事。その後、人材紹介会社におけるインターネット関連企業の採用支援業務などを経て、2010年の会社設立とともにナビプラス株式会社に参画。

現在は、大手EC事業者への営業のほかマーケティングやアライアンス関連業務などを担当している。

イオンが中国向けネット通販、インバウンドで人気の商材を「天猫国際」で販売

10 years 1ヶ月 ago
子会社のイオンリテールが事業を展開、約200品目からスタートし、年内には約1000品目まで品ぞろえを拡充

イオン子会社のイオンリテールはアリババグループが運営する「天猫国際(Tmall Global)」に出店した。すでに「天猫国際」内にECサイトを開設。中国の旧正月「春節」後の2月18日にグランドオープンする。

イオングループは現在、中国大陸でイオン55店舗を展開。実店舗展開している知名度をネット通販にも活用し、安心・安全な商品を訴求する。

「天猫国際」の店舗ではイオンのプライベートブランド「トップバリュ」をはじめ、インバウンドで人気の化粧品・加工食品、衣料品・食料品などを販売。約200品目からスタートし、年内には約1000品目まで品ぞろえを拡充する。

イオンリテールの「天猫国際」展開に関し、トランスコスモスがECサイト運営などをサポートする。

イオンが中国向けネット通販、インバウンドで人気の商材を「天猫国際」で販売

「天猫国際」に開設したイオンリテールのECサイト

イオンリテールは日本国内で、「イオンネットスーパー」「イオンショップ」といったネットスーパー、ECサイトを運営している。

イオングループの海外向け通販では、イオンの通販子会社、イオンダイレクト(当時、現在はイオンリンク)が2015年8月、「楽天市場」の海外販売サービス「Rakuten Global Market」内に、「新鮮直送~Japan Premium Online Shop~」を開設し、香港の利用者向けに生鮮食品などを販売する取り組みを始めている。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

takikawa

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    Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

    Kenichi Suzuki

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