ネットショップ担当者フォーラム

経済産業省が中小企業向けにITツール導入補助金制度、申請受付スタート

9 years 6ヶ月 ago

経済産業省は1月27日、中小企業がITツールを導入する費用の一部を補助する「IT導入支援事業」の申請受付を開始した。

対象となるITツールには、ECサイト構築支援、ECサイト集客支援、受注管理システム、WEB接客など多くのEC関連サービスも採択されている。中小事業者はこの機に、自社のECツールの充実化を進めることが可能となる。第1次事業の補助金の交付申請期間は2月28日まで。

「IT導入支援事業」は、中小企業・小規模事業者がソフトウェア・サービスなどのITツールの導入する経費の一部を補助するもの。中小企業・小規模事業者の生産性を向上することを目的とした補助金事業。

国内に事業所を持つ中小企業・小規模事業者はすでに選定されているITベンダーやサービス事業者の中から、導入したいITツールを選択すると、上限100万円、下限20万円の補助金を受けることができる。申請は1事業者1回のみ。

補助の申請は、「IT導入支援事業」の専用ページから補助金の交付申請し、補助事業者の交付が決定後、導入が完了したITツールの支払証などを申請。審査後に確定した金額が補助事業者に支払われる仕組み。

また、補助事業者は、ITツールの導入で生産性がどのように向上したかなど、導入後の効果に関する情報を報告する。

「IT導入支援事業」に採択された事業者は650社。主なEC支援企業は、NHNテコラス、プレイド、Paypal、グリニッジ、SAPジャパン、ビートレンド、Hamee、GoQSystem、アイル、東計電算、GMOコマースなどがある。

事業スキーム図

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

「ネット通販を利用しない」見込み客の獲得に役立つ60万店舗導入の決済ツールとは

9 years 6ヶ月 ago

リリース開始から2年間で約60万店舗が採用し、加盟店からは「コンバージョン率が向上した」「新規顧客獲得に役立つ」といった評価があがっている決済ツールがある。複数店舗でのオンラインショッピングの1か月分の代金を、翌月にまとめてコンビニなどで支払うことができる後払い決済「Paidy(ペイディー)」だ。機能や導入メリットを提供会社のエクスチェンジコーポレーション・溝口宗太郎氏が語った。 写真◎Lab

消費者調査から見えてきたEC決済の課題

ユーザーの41%がカード決済のセキュリティを不安視

溝口氏は調査会社を通じて独自に実施したネットショッピング利用者の意識調査の結果を紹介し、消費者がオンライン決済に対して抱く不安や、ECにおける決済の課題を説明した。

意識調査によると、ネットショッピングを利用しない消費者の41.0%が、「ECサイトのセキュリティに不安がある」と回答。また、33.8%は「クレジットカードを持っていないから」と答えている

「ネット通販を利用しない」見込み客の獲得に役立つ60万店舗導入の決済ツールとは① ネットショッピングを利用しない消費者の41.0%がセキュリティへの不安を理由にあげた
ネットショッピングを利用しない消費者の41.0%がセキュリティへの不安を理由にあげた

この結果を受け、溝口氏は「クレジットカード番号をECサイトに入力することに抵抗感を抱く消費者は、まだまだ多い。また、若年層を中心にクレジットカードを持っていない消費者も少なくない。決済手段がクレジットカードだけのネットショップは顧客を取りこぼしている可能性がある」と指摘した。

株式会社エクスチェンジコーポレーション ヘッドオブマーケティング 溝口宗太郎氏
株式会社エクスチェンジコーポレーション ヘッドオブマーケティング 溝口宗太郎氏

「Paidy」の特徴とメリットとは?

「Paidy」の使い方を簡単に説明したい。ECサイトで買い物をする際、カートに商品を入れてから決済手段として「Paidy翌月払い」を選択し、メールアドレスと電話番号でログインする。即座に利用審査が行われ、SMSでユーザーに認証コードを発行。ユーザーはそのコードを入力して決済を完了する。

決済時の画面遷移が少ないため、カゴ落ちを防げる上、クレジットカードを持っていないユーザーを顧客として取り込める。ECサイトに「Paidy」を導入することで、これまでカゴ落ちしていたユーザーを「購入」につなげることが可能だ。

「ネット通販を利用しない」見込み客の獲得に役立つ60万店舗導入の決済ツールとは②

「Paidy」は2014年10月のサービス開始から2年間で、大手EC事業者を含め60万店舗のネットショップに導入されている。「Paidy」の加盟店からは、「コンバージョン率が5%アップした」「新規ユーザーの30%がPaidyを利用している」「平均注文単価が20%向上した」「Paidyのユーザーはリピート率が高い」と言った声が寄せられているという。

コンバージョン率が向上する理由は「決済が簡単」

溝口氏は、先の消費者調査においてネットショピングの利用者の34.4%が「決済ページの入力が面倒」と回答したこと、7.0%が「決済ページの入力が面倒で買うのをやめる」と答えたことも紹介。画面が小さいモバイル端末では、決済画面の入力がカゴ落ちの大きな原因になっている可能性を指摘し、「決済時の画面遷移が少ない「Paidy」はコンバージョン率が高まりやすい」とメリットを説明した。

さらに、消費者が「Paidy」を使うメリットとして、分割払いに対応していることや、後払いでも宅配ボックスを使えることなどをあげた。

消費者側のメリット

  1. 決済時の面倒な入力が不要
  2. デバイスを問わず、特にモバイルフレンドリーな操作性
  3. 1ヶ月分のオンラインショピングの代金を翌月まとめて支払える
  4. 代引きと異なり、宅配ボックスで受け取りが可能
  5. 分割払いも利用できる

「Paidy」が代引きよりも優れている点とは

続いて溝口氏は、消費者が初めて利用するECサイトで選ぶ決済手段の51.0%を「代引き」が占めることを紹介した。その理由として、「クレジットカードのセキュリティに不安を感じる消費者が代替手段として代引きを使っているのではないか」と仮説を述べた。

「ネット通販を利用しない」見込み客の獲得に役立つ60万店舗導入の決済ツールとは④ 初めて利用するネットショップで消費者が選ぶ決済手段の51.0%は代引き
初めて利用するネットショップで消費者が選ぶ決済手段の51.0%は代引き

代引きは新規顧客獲得に役立つ一方で、顧客の長期不在や受け取り拒否による返品のリスクがあるなど、デメリットもいくつかある。溝口氏は、「Paidy」はそれらの代引きのデメリットをカバーしているとして、代引きよりも優れている点を次のように説明した。

  • 代金を「Paidy」が建て替えるため、加盟店は代金回収リスクがない
  • 返金処理は「Paidy」内で処理するため、返金時の口座への払い戻しは不要
  • 宅配ボックスを利用できるため着荷率が高い
  • 納品書や請求書は電子化されているため、紙の発行コストがかからない
  • 初期費用と月額固定費は無料。手数料は決済額の数パーセント

パートナー企業から見た「Paidy」のメリットとは

セミナーの後半は、オンラインショップの運用支援を手がけるビービーエフの安住祐一氏が登壇し、溝口氏と対談形式で「Paidy」のメリットなどを語った。

「ネット通販を利用しない」見込み客の獲得に役立つ60万店舗導入の決済ツールとは⑤ 株式会社ビービーエフ EC事業部部長 安住祐一氏
株式会社ビービーエフ EC事業部部長 安住祐一氏

離脱防止に有効なのは「Amazon決済」と「Paidy 」

ビービーエフは現在、アパレル業界を中心に数十種類のECサイトのインフラ構築、運用、デジタルマーケティングの支援を行なっている。支援先企業のECサイトが「Paidy」を導入するケースも増えており、「Paidy」のカゴ落ち防止効果を実感しているという。

最近の決済ツールの中で離脱防止に有効なのは「Amazonログイン&ペイメント」と「Paidy」だと感じている。「Paidy」は女性の利用率が高いため、女性向けのECサイトではより有効だろう。(安住氏)

カード不要の決済手段として重宝

さらに安住氏は、「Paidy」がカード決済の代替手段として役立っていると説明。ECサイトのセキュリティに不安を抱く消費者が多いことや、クレジットカードを所持していない消費者が少なくないことを踏まえ、「EC事業者はクレジットカード以外の決済手段を持っておくことが重要」と指摘した。

最後に安住氏は、「Paidy」のユーザー・インターフェースの改善を随時要望していることにも言及し、「Paidyの開発拠点は国内にあるため、海外の決済会社と比べると要望を受け入れてもらいやすい」(安住氏)と評価した。

これに対して溝口氏は、「これからもクライアント様からの要望に真摯に耳を傾けていきたい」と応じ、さらなる機能開発を約束した。

「ネット通販を利用しない」見込み客の獲得に役立つ60万店舗導入の決済ツールとは⑥
「Paidy」はビービーエフを始め、多くのECプラットフォームやASPショッピングカートなどと連携している

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

Amazonで売上拡大するために必須となる「カート獲得」。その有効施策とは | いつも.ECコンサルタントが明かす売り上げアップにつながるEC最新情報

9 years 6ヶ月 ago
アマゾン-カート-

Amazonで店舗を運営する際の最重要施策とも言えるのが、「ショッピングカートボックスを取る(カートを取る)」ことです。今回は、「カートを取る」ための施策について解説します。

「カートを取る」ことは最優先課題

Amazonに出店したことがない企業様もいらっしゃると思いますので、「カートを取る」ことの意味を簡単にご説明します。

Amazonでは、複数のショップが同一の商品を販売している場合、その商品は1つの商品ページにまとめられます。その際、商品ページの1ページ目の目立つ位置に表示されるのは1店舗のみで、それ以外の店舗は、ほとんど露出されません。1ページ目の目立つ掲載枠を抑えることを「カートを取る」と表現します。

カートを取ると、もちろん売り上げが伸びます。また、Amazonの検索連動型広告「Amazonスポンサープロダクト」を使うには、その商品はカートを取っていることが必要です。こうした理由から、Amazonで店舗を運営する場合、「カートを取る」ことが最優先課題なのです。

カートを取るための基準

カートを取るには、Amazonが設定した基準を満たす必要があります。詳細な基準は公表されていませんが、次のような指標によって複合的に決まります。

  • 注文不良率(購入者からの評価、チャージバックの申請率の割合などを元に算出)
  • 出品者のパフォーマンスの指標(詳細は非公表)
  • 購入者に提供されるショッピング体験全般(配送スピード、配送方法、価格、カスタマーサービスなど)
  • Amazon.co.jpで出品している期間と取引の数
  • 出品形態が「大口出品」であること

「カートを取る」ための有効策とは

現在、「カートを取る」ための重要な指標の1つは、「商品の売上高」です。売れている商品ほどカートを取りやすくなります。売り上げを伸ばすための王道は、価格を競合よりも安く設定することです。消費者は同一商品であれば、少しでも安い店舗で買おうとするはずですから、最安値で販売すれば売り上げを積み上げていくことが可能となり、「カートを取る」状態に近づきます。

値下げ以外の施策では、FBAの利用も有効です。また、管理画面で確認出来る「優良注文率」「注文不良率(届かない、不良品など)」「キャンセル率」「出荷遅延率」「返金率」の評価を高めておくことも重要です。その他、独自のノウハウを使い、商品登録の方法を工夫することでカートを取りやすくなる場合もあります。もちろん、Amazonの規約に則った方法です。

Amazonのマーケットプレイスは高い成長率を維持しており、国内のEC事業者にとって外せない販路の1つになってきています。今回ご説明した「カートを取る」ための対策をしっかり講じ、売上拡大を目指してください。

 

「株式会社いつも.公式ブログ」掲載のオリジナル版はこちら:
Amazonで「カートを取る」ための有効策とは?(2017/01/12)

株式会社いつも.

Eコマースビジネス支援に特化し、成功に必要なコンサルティング、集客、構築・制作、販売、CRM、物流、カスタマー対応までを一社完結で提供。

現在、国内最大規模となる7700社以上の企業(2016年6月時点)とサポート実績があります。約4年前から米国Eコマースの成功事例や情報を研究する専門部署(EC未来研究所)を設け、情報収集と発信を実施。そこから日本流のスマートフォン、ソーシャル、O2O、フルフィルメント、CRMなどのコンサルティングも提供している。

株式会社いつも.

ECの業務効率化・満足度を高める顧客対応などの秘訣を大公開するセミナー2/15開催

9 years 6ヶ月 ago

ネットショップ運営支援システムのサイオや、中小企業向けのクラウドサービスのラクスなど3社は、「ネットショップの売上アップを支える業務効率・顧客対応3つの秘訣大公開!」と題したセミナーを2月15日に都内で開催する。

次のような課題や悩み、関心がある人向け

  • 複数ネットショップに出店していて受注業務を効率化させたい方
  • 顧客対応で顧客満足度を高めたい方
  • 問合せメールの対応を楽にしたい方
  • 顧客対応の代行(アウトソーシング)に興味がある方

業務効率化施策、顧客対応に関する顧客満足度を高める秘訣(ひけつ)やノウハウ、顧客対応の代行(アウトソーシング)においての差別化ポイントなどを解説する。

講演内容は次の通り。

  • ネットショップを強くする!業務効率化と売上アップを同時に実現させる方法(サイオ)
  • 売上拡大に向けて知っておきたい顧客対応のアウトソーシング活用法(マーケティングアソシエーション)
  • 売上アップに繋がるメール対応術!~顧客満足度を高める仕組みづくりとは~(ラクス)

個別相談会も開催予定としている。

開催概要

  • 日時:2017/2/15(水)13:30~16:30(13:15 受付開始)
  • 会場:関東ITソフトウェア健保会館(東京都新宿区百人町2-27-6)
  • 料金:無料
  • 定員:25人
  • 主催:サイオ、ラクス、マーケティングアソシエーション
  • 詳細と申し込みhttps://fs222.formasp.jp/u439/form13/

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

楽天・三木谷社長が語る「楽天市場」が2017年に力を入れていくこと

9 years 6ヶ月 ago

楽天新春カンファレンスで講演を行う三木谷浩史会長兼社長

楽天の三木谷浩史会長兼社長は1月26日、「楽天市場」の出店者向けイベント「楽天新春カンファレンス」で登壇し、今後の戦略やインターネットの世界で起こる変化について講演した。

楽天として力を入れていくこととして、ドローン配送、AR、対話型AIによる商品検索を紹介。なかでもAIを使った技術として、対話をしながら商品を探すことができるサービスを早期に発表したいという意向を示した。

三木谷氏は開発中のの対話型商品検索サービスのデモンストレーションを行い、対話型検索サービスが一般的になるという見解を示した。

キーボード検索は人間の行動として不自然。コンシェルジュ式検索に変わっていく。

現在開発中のドローンでは、すでに10~15キログラムの荷物を運ぶことができると説明。遠隔地や災害発生時などへの配送に役に立つのではないかと話した。

ARについては、2016年に「ポケモンGO」が流行したことで一般化。今後、利用が進んでいくのではないかと話した。

現在、楽天が提供してるインテリアの設置シミュレーションができるARサービスのほか、さらに進化したARサービスを提供していきたいと述べた。

2016年11月にパートナー契約したスペインのサッカーチーム「FCバルセロナ」についても説明。契約した理由についても言及した。

バルセロナはコミュニティや選手の育成を大事にしている。メッシ、イニエスタ、ピケなどのスーパースターも下部組織から出てきている。そういった面は、なんとなく「楽天市場」に似ている。

また、日本のプロ野球に参入したことで、大きく認知度が高まり、「楽天市場」の流通額が拡大したことを引き合いに出した。

今度は世界一のクラブのブランドを、出店者の皆さんと一緒に利用できるようになる。支払った金額以上の効果が出るのではないかと思っている。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

中国ECに取り組む沖縄県の次の一手は? 越境ECアプリ「bolome」で県内産品を生放送 | 中国EC市場の最新ニュース・トレンド・マーケティング情報ウォッチ

9 years 6ヶ月 ago

越境ECアプリ「波羅蜜(bolome、ボロミ)」(編集部追記:「スマートフォン」に特化したライブ中継スタイルの越境ECアプリ)が、沖縄県とのコラボレーションを発表した。

「bolome」はアプリ内での生中継で、沖縄の独特な文化と沖縄県民の長寿の秘訣(ひけつ)を紹介。沖縄県内の各企業が販売する商品を放映する予定。

中国向けECに取り組む沖縄県の次の一手は? 越境ECアプリ「bolome」で県内産品を生放送① 沖縄の独特な文化と沖縄県民の長寿の秘訣(ひけつ)に関する越境ECアプリ「bolome」での紹介ページ(画像は編集部がキャプチャー)
沖縄の独特な文化と沖縄県民の長寿の秘訣(ひけつ)に関する紹介ページ(画像は編集部がキャプチャー)

沖縄は「世界の長寿の島」と呼ばれており、ゴーヤーや黒糖、ウコン茶と海藻などの健康食品、またはガラスなどの特徴のある手土産を多く生産している。今回のコラボレーションについて、沖縄県の担当者は「中国市場で沖縄商品の販路拡大、沖縄商品のブランド力の上昇につながると期待している」と言う。

今回、沖縄県が越境ECを通じて中国消費者にリーチするのは初めてではない。2015年7月5日、沖縄県がアリババグループ傘下の「天猫国際」(Tmall Global)で沖縄の計20種類位の商品を紹介し、販売することを発表している。

沖縄政府、中国向けECに取り組む沖縄県の次の一手は? 越境ECアプリ「bolome」で県内産品を生放送② 「bolome」内の沖縄特集ページ
「bolome」内の沖縄特集ページ(画像は編集部がキャプチャー)

「bolome」が日本の自治体とコラボレーションするのは今回が初めて。これまで「bolome」は、カルビーやドクターシーラボ、松山油脂、オルビス、ルルルン(編集部追記:販売会社はグライド・エンタープライズ)、ピュアスマイル(編集部追記:販売会社はサン・スマイル)などとコラボ。韓国ブランドではCJグループやチャームゾーン、BRTC、SNP、グエリソン9、ザ・フェースショップ、コリアナなどとコラボをしたことがある。

ebrun

中国のEC業界大手専門誌「ebrun」

2007年に設立したeコマースの業界誌。Webメディアのほか、雑誌やイベント事業などを手がける。中国では4000万社以上の中小企業がECを手がけており、そうした企業向けの解説記事、eビジネスニュース、業界調査レポートなどを提供している。

ebrun

GAPがZOZOTOWNに出店

9 years 6ヶ月 ago

カジュアルブランドのGAPは1月26日、「ZOZOTOWN」に出店した。GAPが日本のECモールに出店するのは初めてという。

オープン時にはレディースとベビー商品を販売。475点の商品を掲載している。中心価格帯は3900円~5900円。今後、メンズ商品やキッズ商品の販売も行っていく予定としている。

オープン記念として、1月26日~1月29日(まで、期間限定で全商品30%OFFのセールを開催する。

ZOZOTOWN内に開設したGAPのショップページ

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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中川 昌俊

スマホ中心のネット通販利用は34%。Amazon、楽天市場は約4割がアプリ利用

9 years 6ヶ月 ago

ジャストシステムが1月25日に公開した調査データ「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査~2016年総集編 【トレンドトピック版】」によると、各種Webサービスをスマートフォンで利用する場合、アプリからの利用にシフトしているという。

アプリからWebブラウザを利用することが多いユーザーのECサイト利用を見てみると、「Amazon」は前年調査に比べ15.8ポイント上昇し40.5%。「楽天市場」も同13.0ポイント増の36.0%になった。

スマホから各種Webサービスを利用する際の利用方法

「Amazon」をアプリから利用することが多いユーザーは若年層ほど高くなる傾向がある。男性、女性では大きな差はない状況。

一方「楽天市場」をアプリから利用することが多いユーザーは、楽天の主要顧客層である20~50代の女性が高くなっている。

Amazonの利用方法

楽天市場の利用方法

ネットショッピングのスマホ利用は前年の3倍以上

ネットショッピングを利用する際に主に使用する機器を聞いたところ、スマートフォンと答えたユーザーが34.0%で、前年調査(10.8%)に比べ3倍以上になった。

年齢の若いユーザーほどスマホ経由でネットショッピングを行っているという。

ネットショッピングをする際に利用する機器

また、スマホでのネットショッピングの方法を聞いたところ、アプリでネットショッピングを行うことが多いと答えたユーザーが最も多く43.1%。Webでネットショッピングを行うことが多いのは32.5%で、アプリとWebを同じくらいの頻度で利用しているのは21.9%。

今後、スマホのネットショッピングで売り上げを伸ばしていくにはアプリの用意が必須になってきていることがわかる。

スマホでのネットショッピングを行う際の方法

スマートフォンでWebサイトを閲覧する際に、そのWebサイトがスマートフォンの画面サイズに最適化されていない場合、57.2%のユーザーがストレスを感じると回答しており、40.1%のユーザーが見たい情報があったとしても離脱するとしている。

大規模セールの利用「楽天スーパーセール」が圧倒

ECの大規模セールについて、51.9%のユーザーが「ECサイトの大規模セールを意識はしないがたまたま見かけた際に利用することが多い」と回答。その日を狙って購入するというユーザーは20.5%にとどまっている。

大規模セールの利用意識

大規模セールで最も利用したことがあるのは「楽天スーパーセール」で78.4%のユーザーが利用。「Amazonプライムデー」は28.0%、「Yahoo!ショッピングいい買い物の日」は25.6%だった。

各種大規模セールの利用状況

若年男性のSNS経由での購入増える

SNS経由で商品を購入したことがあるかという問いに対しては、64.3%が購入したことがないと回答。ただ、10代男性の52.4%、20代男性の26.6%がSNS経由で買い物をすると回答している。10~20代男性向けの商品はSNS経由で売れる状況になってきている。

SNS経由での購入について

CtoCアプリで出品・販売をするかについて聞いたところ、よく出品・販売するという回答が15.9%、出品・販売することがあるが17.6%になっており、33.5%の人がCtoCアプリで出品・販売をしている状況が明らかになった。

CtoCアプリでの販売の有無について

調査はジャストシステムが「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」として毎月1回実施しているデータをまとめて分析し、編纂したもの。対象期間は2016年1月~12月で、全国の15歳から69歳の男女1100人が対象となっている。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

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中川 昌俊

ニトリが通販物流センターに導入を決めた無人搬送ロボット「バトラー」とは?

9 years 6ヶ月 ago

ニトリホールディングスは物流子会社ホームロジスティクスが運営する西日本通販発送センターに、無人搬送ロボット「Buter(バトラー)」79台の導入を決めた。2017年10月頃に導入する予定。

拡大するECの物流需要の増加、年々困難になる物流人材の確保といった観点から、「バトラー」の採用を決めた。

ニトリホールディングスは物流子会社ホームロジスティクスが運営する西日本通販発送センターに、無人搬送ロボット「Buter(バトラー)」を導入

無人搬送ロボット「Buter(バトラー)」

「バトラー」は、クラウド型物流プラットフォーム提供のGROUNDがインドのグレイオレンジ社と提携して国内販売している物流ロボット。物流センターの床面を移動するロボットが可搬式の棚の下に潜り込み、作業者の元に棚ごと商品を届ける。センター内の省人化を実現するという。

ロボット本体に加えて、専用の可搬式棚(MSU)、ピッキングおよび棚入れを行うためのワークステーション(PPS)、ロボットが自律的に充電を行うオートチャージャー(ACDS)、システム全体を制御するソフトウェア(WCS)の5点で構成。

導入後の物流センターでは、商品の棚入れ・ピッキング作業工程で、従来型の作業方法に比較して大幅な省力化を実現するとしている。

ニトリが「バトラー」を評価したのは以下の3点。

  • 作業者の定点作業を実現(ロボットが商品を作業者の元まで無軌道で搬送)
  • 大小さまざまな荷姿の商品の取り扱いが可能(100cm×100cm×200cmまでの大型商品に対応)
  • AIにより作業効率を向(出庫頻度や関連性から自動で棚の保管位置をコントロール)

ニトリによると、「バトラー」導入後の物流センターでは、商品の棚入れ・ピッキング作業工程で、従来型の作業方法に比較して大幅な省力化を実現するとしている

物流センター内の省力化につなげる

2016年にはロボットが物流センターで入出庫を行い、効率的なピッキングを実現する取り組みを神奈川県川崎市の通販発送センターで始めた。取扱アイテムや物量の拡大、人手不足などに対応するためにロボットのシステム「AutoStore(オートストア)」を日本で初めて導入した。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

アフィリエイターとのコミュニケーションはオンラインだけにあらず。イベント出展のススメ | アフィリエイトの効果が出ていないEC事業者のためのアフィリエイト再入門講座

9 years 6ヶ月 ago

通常、アフィリエイターとのコミュニケーションはASP管理画面からの一斉メールをしたり、オンラインで特集を掲載したり……といったことが中心となりますが、複数の広告主を集めて行う展示会形式のイベントや、広告主単独で企画する自社セミナー&体験会をご存知でしょうか? イベントを活用することで、商品やサービスに興味を持っているアフィリエイターと直接交流できます。

たくさんのアフィリエイターと交流できる「展示会形式イベント」

広告主にとって、展示会形式イベントはたくさんのアフィリエイターと同時に交流することができる場所です。筆者も広告主当時には出展者として参加しました。

その後、ASPで企画運営を担当していたので、イベントのメリットもデメリットを理解した上で、ご相談を受けている広告主の方には、「一度は出展してみましょう」と案内しています。

展示会形式イベントでは、広告主は出展者としてブースを構え、自社商品を展示します。アフィリエイターは参加者として自由に広告主のブースを回り、商品を手にとって試したり、広告主に直接商品の使い方を質問したりできます。

アフィリエイターが展示会形式のイベントに参加する目的は、1日でたくさんの商品を体験できることです。「イベントで商品を知って紹介をするようになった」ということも多々あります。

展示会形式イベントのメリット

  • 複数社が同時に出展しているので、より多くのアフィリエイターと接点を持つことができる。
  • ブースを活用して商品のPRができる。

展示会形式イベントのデメリット

  • 多くの来場があるため、自社に興味を持っているアフィリエイターとは限らない。
  • 競合他社と並んで展示される場合がある。
  • 活用できるスペースに限りがある。

展示会形式のイベントでは、自社と提携関係になっていないアフィリエイターが多数来場するので、まずはシンプルに「自社と提携関係になってもらう」ことを目標にするのがベストです。

「せっかくイベントに出展するなら、すぐに実績につなげたい」「有力アフィリエイターと顔合わせをしたい」……と、あれもこれもやりたくなるかもしれませんが、広告主の都合でいろいろと企画を盛り込んでも、あまりうまく機能しません。

ASP主催の展示会形式イベント(A8フェスティバル2016)

来場者からの声が施策の大きなヒントに

イベントに出展しただけでは大きな実績にはつながりません。

イベント出展そのものが直接的な成果につながるのではなく、アフィリエイターと対面することで、アフィリエイターが注力していること、どんなニーズがあるのかを聞くことができます。ASP担当営業に聞くより、有益な情報を提供してくれる場合もあります。

例えば「使いたいサイズのバナーがない」「同業他社に比べて報酬率が低い」「A社とB社の商品とどう違うの?」「どんなお客さんが購入しているの?」「よく購入されている時間帯は?」など、矢継ぎ早に質問されることでしょう。

イベントで質問されたことは、他のアフィリエイターも同じく広告主に提供してほしい情報です。出展後の施策や、ニュースメールでの情報提供に活用していきましょう。

株式会社レッドビジョンのブースの様子

じっくりPRできる「自社セミナー&体験会」

展示会形式の目的が提携数アップだとしたら、自社セミナーはより実績化に向けた施策となります。

一部の広告主に人気の自社セミナー&体験会ですが、「実績のあるアフィリエイターにだけ来てほしい」「とにかく人数をたくさん集めたい」といった、広告主側の一方的な都合はなかなか通りません。実績のある有力アフィリエイターは、どの広告主からも注目されています。時間や手間をかけるだけの、参加メリットを提示できなくてはいけません

最大の課題は集客

商品力がある有名ショップなら別ですが、いきなり「自社セミナー開催します!」と告知しても、集客が思わしくないことは多々あります。なぜならここ数年、アフィリエイター向けセミナーは多数開催されており、アフィリエイターも優先順位をつけて参加する・しないを判断しているからです。また、そもそも売りやすい商材でなければ参加してもらえません。

私も自社セミナーのサポートをさせていただくことがありますが、今までの取り組みや利用しているASPの規模により、告知できる人数に限りがあるので、「初回なら、10名来てくれれば大成功」とお伝えすることもあります。それくらい集客は大きな課題なのです。

参加率を高めるためには、普段からアフィリエイターと交流しておくことが大切です。

もちろん、イベントの企画内容や商品力など、参加するメリットをきちんと提示できることも重要ですが、定期配信によるニュースメールで情報提供をしたり、必要があれば個別に連絡を取ったりして、「セミナー開催するので来てもらえますか?」と声を掛けられるアフィリエイターを事前にリスト化できていれば、参加してもらえる可能性は高まります。

株式会社ディープインパクトの自社セミナー&体験会の様子

自社セミナー&体験会のメリット

  • 提携メリットや商品についてプレゼンテーションすることで、アフィリエイターに商品理解を深めてもらえる。
  • 自社商品の撮影や体験をしてもらい、サイトコンテンツに役立ててもらえる。
  • アフィリエイターとのリレーション強化ができる。

自社セミナー&体験会のデメリット

  • 参加する・しないはアフィリエイターの判断なので、集客保障がない。
  • 事前準備だけでなく、事後フォローに工数を必要とする。
  • 費用効果的が合わない場合もある。
◇◇◇

イベントでは、アフィリエイターに担当者の熱意を直接伝えることができます

管理画面での数字の先に、アフィリエイターという“人”がいるのだと意識を変えるきっかけになりますので、ぜひ一度は実施してほしいと思っています。

今回は「アフィリエイター向けイベントとは何か?」というお話しでしたが、これから複数回に分けてイベントの事前準備や運営についてお伝えしていきます。

鈴木 珠世

鈴木 珠世

コミュニケーション・マーケティング コンサルタント

2004年よりギフトメーカーのWebショップ担当を経験。「モノを売る楽しさ」「アフィリエイトの楽しさに目覚め、2008年よりファンコミュニケーションズ、そしてリンクシェア・ジャパンにて、ネットショップ運営者やアフィリエイトサイト運営者に向けた教育・啓蒙活動に従事。その後、売れるネット広告社にて新規媒体営業と通販事業者向けのコンサルティングを行う。

日本アフィリエイト協議会による、アフィリエイト業界関係者が選ぶ「アフィリエイト業界MostValuable Player(MVP)」2012、2013、2014の3年連続の受賞など、受賞歴も多い。共著にて「成功するネットショップ 集客と運営の教科書」を出版。

現在フリーにて、ネットショップ(通販企業)向けのコンサルティングを開始。

鈴木 珠世

楽天の後払い、KDDIの「Wowma!」……今週知っておきたいニュースはこちら【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

9 years 6ヶ月 ago

今週は楽天の後払い決済導入、セブン&アイ・ホールディングスの「omni(オムニ)7」の業績、KDDIのECモール「Wowma!」(ワウマ)のオープンなど、モール関連のニュースが続きました。

  1. 楽天が後払い決済サービスを提供へ、楽天ペイの標準決済として年内にも搭載予定

    tweet29このエントリーをはてなブックマークに追加

    楽天が後払い決済サービスの提供事業者となり、「楽天ペイ(楽天市場決済)」で利用できる決済として提供する

    2017/1/23
  2. セブン&アイのオムニ戦略の今後は? 3Qのオムニ売上は2ケタ増の719億円

    tweet6このエントリーをはてなブックマークに追加

    通販サイト「omni(オムニ)7」を通じたオムニ売上は前年同期比14.2%増の719億2500万円

    2017/1/24
  3. KDDIが本気でECモール「Wowma!」を運営するワケ。集客・販促・出店施策を聞いてきた

    tweet4このエントリーをはてなブックマークに追加

    KDDIコマースフォワードの八津川博史社長と、KDDIの勝木明彦金融・コマース推進本部長へのインタビュー

    2017/1/26
  4. 再配達の削減を国主導で実現へ。オープン型宅配ボックスの設置に5億円を補助

    環境省は2017年度予算案に、「オープン型宅配ボックス」の設置補助費用として5億円を盛り込んだ

    2017/1/20
  5. 「再配送してよ」「はい、そうします」なんて気軽に頼めなくなるかも。ますます増える荷物と配送の問題。

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2017年1月17日〜22日のニュース

    2017/1/24
  6. Amazon、建設現場向けの工具などを集めた「プロ工具ストア」を開設

    ビジネスニーズの取り込み図る

    2017/1/20
  7. 小売・サービス業にも固定資産税の優遇措置(3年間半減)を拡大、安倍晋三首相が力説

    これまでの製造業のほか、少子高齢化の変化に対応する分野として、小売りやサービス業にも対象を広げる

    2017/1/23
  8. DHC、東急ハンズ、トリンプなど大手も使う中国向けECモール「ワンドウ」とは

    Inagora(インアゴーラ)の翁永飆社長に、「ワンドウ」についてインタビュー

    2017/1/20
  9. ネット通販&広告業界などは影響大? 「広告も『不当勧誘』の取消対象」の最高裁判断とは

    最高裁は「不特定多数にあてた広告が一律に勧誘に当たらないということはできない」と判断

    2017/1/26
  10. 【2016年版】中国人はどの国のECサイトを使う? 何を買う? など越境EC利用状況まとめ

    政策上の支持と消費意識の変換、関連設備/サービスの発展/改善の基で、越境ECが急発展

    2017/1/25

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    uchiya-m

    ECサイト上で掲載する商品画像を迅速・効率的に入手可能にするルールを策定、JCSS

    9 years 6ヶ月 ago

    一般社団法人日本コンピュータシステム販売店協会(JCSSA)は1月23日、ECサイト上で利用する商品画像を入手するためのルールを定めた「商品画像共用化規約第1版」を公表した。3月1日から運用を開始する。

    卸会社を経由して商品を販売する事業者が、ECサイト上で利用するための画像を利用するには、個別にメーカーから入手および手続きをする必要があり、非効率的だった。そのため、メーカーが意図しない画像を掲載しているECサイトもあった。

    新たに定めた規約では、メーカー側の確認を得ずに、卸売業者から画像を入手できるようにする。必要な時にタイムリーに画像が使用できるようになる。

    メーカーと直接取引をしていないEC事業者でも、メーカー提供の商品画像を迅速・効率的に使用できるようにし、EC市場の正当な発展につなげていく。

    商品画像を使用したいネット販売事業者は、サイトに掲載されている画像提供者から、取引先の卸売会社を選択し、画像提供を依頼。その後、画像提供者からの説明を受け、同規約を遵守する旨をJCSSAサイトに登録すれば、画像が使用できるようになる。

    同規約は、メーカー・EC事業者と購入者とのトラブル防止も目的としており、トラブルがあった場合、メーカーはトラブルを起こしたEC事業者に卸売会社経由で注意勧告できることも定めている。

    商品画像取得の仕組み

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

    ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

    読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

    中川 昌俊

    「フリル」に野菜や果物などをまとめた特設サイト「FRIL ファーマーズマーケット」を開設

    9 years 6ヶ月 ago

    フリマアプリ「FRIL(フリル)」を運営するFablicは1月25日、野菜や果物などを手軽に探すことができる「FRIL ファーマーズマーケット」を開設した。

    フリマアプリのメイン取引はファッションアイテムとなっているが、野菜や果物などに焦点を当てることで、新たな市場開拓につなげる。

    「フリル」では2016年秋頃から作物の出品が増えており、現在100人以上のユーザーが作物を出品しているという。

    ただ、フリルで作物を購入する場合、数千万点の出品アイテム群の中から検索ワードを組み合わせて商品を探す必要があり、どのような作物が出品されているか全容がわかりにくい状態だった。

    「FRIL ファーマーズマーケット」は「フリル」に出品されている作物をピックアップし、購入者目線で見やすく表示。産地別や、品種別に出品された作物を時系列で表示するほか、「フリル」がお勧めする出品者を紹介するコーナーも設置した。

    「フリル」ユーザーの大半は女性で、主婦層も多い。Fablicは今後、作物を新たな商品の柱としていきたい考えだ。

    FRIL ファーマーズマーケット

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

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    中川 昌俊

    セキュリティコード含むカード情報578件が流出か。雑貨などのECサイトに不正アクセス

    9 years 6ヶ月 ago

    ファングラーコマースが運営する雑貨や化粧品などのECサイト「THE Frienbr SHOP」が外部からの不正アクセスを受け、クレジットカード情報578件が漏えいした可能性があることがわかった。セキュリティコードも外部に流出した恐れがある。

    脆弱(ぜいじゃく)性のあるプログラムが存在していたことが原因。外部からWebアプリケーションの脆弱性を突く攻撃によって、新規利用者のクレジットカード会員データなどが漏えいした可能性がある。

    流出した恐れがあるのは、2016年7月8日から2016年8月5日の間、クレジットカードを使って買い物をした新規顧客の情報。

    クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコード、カード名義、氏名、住所が漏えいした可能性がある。

    ファングラーコマースが運営する雑貨や化粧品などのECサイト「THE Frienbr SHOP」が外部からの不正アクセスを受け、クレジットカード情報578件が漏えいした可能性がある

    「THE Frienbr SHOP」では不正アクセスとシステムメンテナンスのお知らせ
    (画像は編集部がキャプチャ)

    2016年8月5日、決済代行会社からカード情報の漏えいの可能性について連絡があり、社内調査を実施。第三者調査機関「Payment Card Forensics」(PCF社)へ調査を依頼した。

    公表まで約6か月間を要したことについて、「決済代行会社と協議し、不確定な情報の公開はいたずらに混乱を招き、お客様へのご迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠であるとの説明を受け、発表は調査会社の調査結果、およびカード会社との連携を待ってから行うことに致しました」としている。

    ファングラーコマースはPCF社から指摘を受けたシステムの脆弱性および管理体制の不備な点について、実施可能な施策を実施。セキュリティの強化・改修を進めている。

    カード情報の保有について経済産業省は、カード情報保護の強化に向けた実行計画を掲げ、EC加盟店からのカード情報漏えいが発生するリスクが低い「非通過型」を推進。PCIDSS準拠済みの決済代行会社を活用したカード情報のリンク型決済、モジュール型の決済システムの導入を促進している。

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

    瀧川 正実

    上新電機が楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2016でグランプリを初受賞

    9 years 6ヶ月 ago

    楽天は1月25日、「楽天市場」に出店する約4万店舗のなかから、年間を通じて購入者からの投票や売り上げなどが優れたショップを選出し、表彰する 「楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤー(SOY)」を開催。グランプリは家電などを取り扱う「Joshin web 家電とPCの大型専門店」(運営:上新電機)が初受賞した。

    そのほか、総合賞10店舗、ジャンル賞124店舗(42ジャンル)、サービス賞24店舗、特別賞16店舗の計174店舗(同一店舗による複数賞受賞の重複を含む)が表彰された。

    総合2位は家電などを販売する「エディオン楽天市場店」(運営:エディオン)が獲得。3位「ビックカメラ楽天市場店」。TOP3は家電製品を取り扱うショップが独占した。

    前回まで7年連続でグランプリを受賞していた爽快ドラッグは2016年12月に楽天が完全子会社化しており、ノミネートされなかったようだ。その結果、前回で総合2~4位だった各社が繰り上がった形となった。

    グランプリを獲得した上新電機の稲田智明氏(中)と楽天・三木谷浩史社長(左)

    初めてグランプリを受賞した上新電機の稲田智昭氏は次のように喜んだ。

    今回の受賞で、ジャンル賞は13年連続、総合3位までの入賞は10年連続となるが、10年目で初めてグランプリを受賞できた。運営していると大変なこともたくさんあったが、お客様からの応援の声が支えになってここまでやってこれた。さらに顧客満足度を高められるよう、継続してがんばっていきたい。

    また、授賞式の最後には三木谷浩史社長は次のように総評を述べた。

    2016年は楽天市場にとって進化の1年だったように思う。私が再び陣頭に立ち、SPU7(ポイントアッププログラム)や顧客満足度の向上、安心・安全のために毎日ミーティングを行ってきた。これによって、再び楽天市場の成長が始まったと感じている。つい数年前に流通総額が1兆円を突破したと発表したが、もう2兆円がそこまで見えてきている。これからも、機能面での拡張、サービス向上を続けていくつもりだ。

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

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    中川 昌俊

    KDDIが本気でECモール「Wowma!」を運営するワケ。集客・販促・出店施策を聞いてきた

    9 years 6ヶ月 ago

    KDDIがECモールの運営に本腰を入れる。ディー・エヌ・エー(DeNA)からECモール「DeNA ショッピング」と「au ショッピングモール」(KDDIと共同で運営)を2016年12月に引き受け、ネットショッピング事業に本格参入。1月30日に両ブランドを統合し、モールの名称を「Wowma!」に変更する。

    今後、KDDIは新モール「Wowma!」をどのように展開していくのか。出店者が期待する流通額の拡大はどうなるのか。「Wowma!」の運営主体として新たに設立したKDDIコマースフォワードの八津川博史社長、KDDIの勝木明彦 金融・コマース推進本部長に話を聞いた。

    「本気でネットショッピングモール事業に取り組むつもり」

    ――KDDIがDeNAからネットショッピングモール事業を買収し、本格的にECショッピングモール事業へ取り組む経緯と理由を教えてください。

    勝木明彦金融・コマース推進本部長(以下勝木):DeNAと共同展開してきたショッピングモール事業で、KDDIはauユーザー向けに「auショッピングモール」の販促施策を行い、DeNAは主にドコモやソフトバンクユーザー向けに「DeNAショッピング」で販促施策を行ってきました。

    ただ、限られたターゲットに対して集客施策を行うと、どうしても分割損が出てきてしまい、大規模な販促を行うことがなかなかできませんでした。コマース領域も優勝劣敗が進んできているため、戦い方を変え、本格展開しないと、今後戦えなくなると考えました。共同展開ではなく、KDDIが主体となって1つのプラットフォームでネットショッピングモールを運営することを決めました。

    KDDIは今回、本気でネットショッピングモール事業に取り組むつもりです。大きな資本力を使い、グループのさまざまなサービスと積極的に連携し、新モールを成長させていくつもりです

    ――出店者への出店条件に変更などはありますか。

    八津川博史社長(八津川):出店者との契約関係に変更はありません。今まで通りの条件で販売できます。事業移管にあたり、DeNAでショッピングモール事業部に所属していたメンバーがKDDIコマースフォワードに移りました。モール運営のノウハウなどはすべて継承し、コンサルタントによる店舗へのフォロー体制は変わりません。

    出店者にとってプラスになる面は多いでしょう。たとえば、キャンペーンに関して。「auショッピングモール」と「DeNAショッピング」のキャンペーン時期は異なっていたので、それぞれ対応するのは煩雑でした。今後は1つのプラットフォームで運営できるので、煩雑な作業が少なくなと思います。

    KDDIの勝木明彦金融・コマース推進本部長とKDDIコマースフォワードの八津川博史社長

    KDDIの勝木明彦金融・コマース推進本部長(右)とKDDIコマースフォワードの八津川博史社長(左)

    丸井、AOKIホールディングス、GDOなど大手も出店

    ――KDDIが本腰を入れて事業展開していくということですが、変わる部分は。

    八津川:まずは品ぞろえ強化を進めます。商品ラインナップ、出店者数などはまだまだ他モールに比べて足りていません。丸井、AOKIホールディングス、ゴルフダイジェスト・オンラインなど、これまで出店していなかった大手企業も参加。KDDIが本気でモール事業に乗り出すということで、出店していただけるようになりました。今後もこうした大手企業の出店が増えと感じています。

    サービスも強化していきます。「auショッピングモール」「DeNAショッピング」の2つのプラットフォームがあったことで、検索エンジンの評価が割れてしまっているところがあった。コンバージョンにつなげるためのサイトの見せ方やリテンションの使い方など、改善できる点はまだあると思っています。

    2月以降、丸井、AOKIホールディングス、ゴルフダイジェスト・オンラインなどが出典

    2月以降に出店予定の企業。すでにいくつかの大手企業の出店が決まっている

    ――出店者から集客力のアップを期待する声が多く出ています。集客施策についてはどのように考えていますか。

    勝木:KDDIの各種サービスから送客を進めていきます。たとえば、auスマートパスプレミアム会員に対して、毎週土曜日に15%のポイントを付与するほか、約2000万人のau WALLETカード会員が、WALLETカードを使って貯めたポイントを「Wowma!」で使えるようにします。

    「au STAR」は長期間、携帯電話契約していただいているお客さまに特典を与える制度ですが、「Wowma!」で利用できるギフト券を贈ることで、auユーザーを送客する予定です。KDDIグループの多様なサービスとつなぎ、流通額の拡大をめざします。

    「Wowma!」という1つのプラットフォームにしたことで、テレビCMなども展開しやすくなります。今後、従来はできなかった施策を積極的に展開していくので、出店者は楽しみにしてほしい。

    これまでと次元の違う出店者、流通額をめざす

    ――流通総額、出店者数などの目標数値は。

    八津川:KDDI本社と目標数値を詰めているところ。少なくとも、今までとは次元の違う数字を達成できると考えています。長い期間をかけて達成するのではなく、スピードを重視しながら盛り上げていきます。

    ――新モールの名称は「Wowma!」となりました。この名称に込めた思いは。

    八津川:消費者に驚きや感動を提供していきたいと考え、その感情を示す「Wow」という文字を入れました。サブキャッチも「毎日が『Wow』になる」です。毎日お客さまに訪問してもらい、購入だけではなく、訪問自体を楽しんでもらえるようにしようと。毎日新しいものを提案するという気持ちを込め、こうした名称にしました。

    「Wowma!」のロゴ

    「Wowma!」のロゴ

    ――「Wowma!」の展望についてお聞かせください。

    勝木:すでに高い流通額を誇るモールがいくつもあり、正面から勝負できるようになるにはどうしても時間がかかってしまいます。ゆくゆくはそうした勝負ができるような規模にしていきたいとは考えていますが。当面は他のサイトにはない楽しめるECモールにしようと考えています。

    他モールに比べて流通額が劣っている中、出店者は一緒に頑張ってきてくれていました。こうした絆を大事にして、出店者に今まで以上に喜んでもらえるようなモールにしていくつもりです。

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

    ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

    読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

    中川 昌俊

    会話型コマースをやるべき5つの理由。Alexa、WatsonなどのAIはECをどう変える? | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    9 years 6ヶ月 ago

    1-800 Flowers.com(編集部追記:ナスダック上場企業で花のネット通販などを手がける企業、インターネットリテイラー社発行「全米EC事業 トップ500社」第57位)のクリス・マッキャンCEOは、EC事業者など小売業の未来は、メッセージ機能やその他の自然言語インターフェイスの活用にかかっていると考えています。なぜそのように考えるのか、その理由を話しました。

    Watson、AlexaなどAIに投資する理由

    消費者が人口知能(AI)に話しかけると、商品をオーダーできたりチャットボットにメッセージを送るだけで、人が関与することなく、お客様相談室宛の問い合わせが解決できてしまう時代を想像してみてください。そんな時代はすぐにやってきます

    会話型コマースの革命により、言語認識能力のあるコンピューターシステムやAIを使って消費者との自然なコミュニケーション実現するECサイトを次々と立ち上がりました。私たちは、1-800 Flowers.com(花の通販サイト)Harry & David(グルメ関連のECサイト)、Frannie May(ギフト関連のECサイト)、The Popcorn Factory(ポップコーンのECサイト)などのブランドをAI活用サイトとして立ち上げています。

    会話型コマースとは、メッセージ機能や自然言語インターフェイスを活用して、人、ブランド、チャッボット間のコミュニケーションをより自然に、スムーズにするための機能を意味します。

    1-800 Flowers.comは、会話型コマースの可能性を高く評価し、IBMが開発したAIを搭載したオンラインのAIコンシェルジュサービス「Gwyn(グウィン)」(編集部追記:「Gifts When You Need」(必要なときに贈り物を)の略で、IBMのワトソンを活用している)などをいち早く取り入れてきました(編集部追記:Facebookが2016年4月に開催した「F8」カンファレンスでMessenger向けボットを発表した際、デモに例をあげたのが「1-800 Flowers.com 」だった)。

    会話型コマースをやるべき5つの理由。Alexa、WatsonなどのAIはECをどう変える? 「1-800 Flowers.com」のAI活用例
    「1-800 Flowers.com」に搭載したAIコンシェルジュサービス「Gwyn(グウィン)

    IBMの「Watson(ワトソン)」やFacebookのメッセンジャーアプリで使われているボットも活用して、全自動の取引チャネルとカスタマーサービスを提供しています。また、アマゾンの音声認識技術「Alexa(アレクサ)」を利用し、声で花のギフトを注文できるようにしました。これは小売業界で初の試みです。

    次世代コマースにおいて、消費者と密接な関係を構築するために、これから出てきそうな新しいチャネルに投資すれば、進化し続ける小売の環境の中でも競争力を保つことができます

    「Amazon Alexa」に関する動画(編集部が追加)

    会話型コマースが重要な5つの理由

    新技術のアーリーアダブターとして、企業が会話型コマースに投資すべき5つの理由をあげます。

    ① 会話の技術

    デジタル時代になった今でも、会話によって気軽にアイデアを共有するのが、他人に意思などを表現するための一番早い方法です。実店舗のショッピング体験は、モバイルやWebのECに移っていった部分も多いです。その中で失われたものの1つに「人間味」があります。消費者は専門家と会話をし、オススメの製品を聞くことで、理解した上で商品を購入するわけです。

    現在、アマゾンの「Alexa」のような会話型コマースのツールによって、会話に慣れているお客さまのショッピング体験を、より自然に体現することが可能になりました。ニーズに即したギフトを選ぶのに、いくつものタブを使って商品を探す必要がなくなります。

    質の高い質問を投げかけ、すぐにオススメ製品を教えてくれるチャットボットに話しかければ買い物は済むわけです。Facebookのメッセンジャーのようなメッセージアプリも、自然言語を使った情報交換を可能にしました。家族や友達以外のブランドとも、より自然に交流できる環境になってきています。

    ② ユビキタス(遍在)が重要

    目の肥えた消費者の要望に応えるには、企業は消費者のすべてのタッチポイントで存在感を発揮する必要があります。私たちが会話型コマースに興味を持ったのは、各プラットフォームに存在するまだアプローチできていない消費者にリーチできる機会があるからです。

    以前は、モバイルやソーシャルメディアで存在感を増すことが重要でした。この2つのチャネルは、私たちの日常生活に入り込み、ブランドのビジネスを革命的に変えてしまいました。Facebookのメッセンジャーや「WhatsApp」(編集部追記:Facebook傘下のWhatsAppが提供する人気メッセージングアプリ)などの人気メッセージアプリは月間アクティブユーザー(MAU)が10億人を超えました。

    また、「WhatsApp」のダウンロード数は、Facebookなどのソーシャルメディアアプリを超えています。競争力を保ち、消費者との密接な関係を構築するためには、このようなチャネルの中で存在感を高めることが必要なのです。

    多様なチャネルに遍在するマーケティング手法を採用することで、ミレニアル世代(1980年代から2000年初頭までに生まれた世代)やZ世代(ミレニアル世代以降に生まれた層)といった、新しいプラットフォームの隆盛に大きく関与している世代の関心を引くことができます。

    「1-800-Flowers.com」においてFacebookメッセンジャーのチャットボット経由で注文する70%以上の消費者は、新規顧客です。そして、既存のお客さまよりも年齢が若いのが特徴です。この点を見ても、なぜ私たちが会話型コマースに社運を賭けているか、また、ギフトを贈る習慣のある若い層を取り込むための重要なツールと考えているがおわかりになると思います。

    ③ スムーズなカスタマーエクスペリエンス

    私たちが最も重要視しているのは、カスタマーエクスペリエンスです。ソーシャルメディアを通じた質の高いカスタマーサービスの提供が、消費者との関係を強固にします。

    会話型コマースに対する考え方も同様で、メッセンジャー用のチャットボットも単なる1対1のマーケティング手法や取引手段と考えるのではなく、それ以上の可能性をすぐに見出しました。ですから、一歩先を進んで、メッセンジャーをカスタマーサービスチャネルとして構築したのです。

    メッセンジャーチャットボットの使い方としては、これが一番効果的。チャットボットをカスタマーサポートとシームレスにつないで、メッセンジャー内で必要なサポートが受けられるようにしています。

    ④ ただ頑張るのではなく、スマートに働く

    コンピュータが自ら考え、学習し、自分なりの答えを導き出す「コグニティブ・コンピューターシステム」は、消費者のよりシームレスな買い物に寄与すると同時に、企業のより効率的な働き方にも影響を及ぼします。

    メッセンジャーのチャットボットを使ったリアルタイムなカスタマーサービスで、当社のサポート担当スタッフはより集中して、より効率的にお客さまのニーズに応えられるようになりました。技術がより洗練されれば、メッセンジャーや他のメッセージアプリでも全自動のカスタマーサービスが実装できるようになり、消費者から見れば実際の会話のようにしか感じられないようなサービスを提供できるようになるでしょう。

    さらに、「Gwyn」を使って会話型コマース上の過去の会話履歴を全て蓄積・分析することで、個々の消費者のニーズを理解し、今後のやり取りをよりスムーズにすることも可能です。そうすれば、社員が日々行っているモニタリングが必要なルーティーン作業を軽減することもできるのです。

    ⑤ 未来は明るい

    技術分野で、全ての巨大企業を巻き込んだコラボレーションがいまだかつてあったでしょうか? ビジネスの未来には、AIを搭載した会話型コマースがあることは疑いようがありません。しかしながら、現在の技術では足りない部分がありますので、それを改善していく必要があります。

    今は、最も賢いAIでさえ、理解できる言語は95%に留まっています。95%でも素晴らしい数字ではありますが、残り5%が改善されないと全自動にできません。残り5%が改善されれば、AIがコマースツールを使う際の障害は一切なくなるでしょう。

    Internet RETAILER

    世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

    Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

    Internet RETAILER

    ネット通販&広告業界などは影響大? 「広告も『不当勧誘』の取消対象」の最高裁判断とは | ネット通販業界に関する法改正最新動向

    9 years 6ヶ月 ago

    事業者等による働きかけが不特定多数の消費者に向けられたものであったとしても、直ちにその働きかけが「勧誘」に当たらないということはできないというべきである。(一部省略、クロレラチラシ配布差止等請求事件 第三小法廷判決文)

    1月24日、最高裁第三小法廷で下されたサン・クロレラ販売の広告手法を巡る訴訟の最高裁判決。今後の通販・EC業界や広告業界の商品販売、広告展開などに大きな影響を及ぼしかねない判断が下された。

    新聞の折り込みチラシなど不特定多数に向けた広告に対しても、消費者契約法で取消対象となる「不当勧誘の規律が及ぶか」が争われたこの事案。

    最高裁第三小法廷は「不特定多数にあてた広告が一律に勧誘に当たらないということはできない」といった判断を下し、広告も差し止めの対象となり得ることを示した。

    この判断は、ネット通販企業の販売萎縮、業務負荷の増大といった事態を起こしかねない。業務負担が増せば人件費の上昇につながることも。最終的には商品価格に跳ね返り、消費者の負担増につながる可能性もある。

    サン・クロレラ販売の訴訟について知りたい方はこちら(ページ下にジャンプします)
    判決文を見たい方はこちら(最高裁が用意しているPDFが開きます)

    消契法の規律対象に「広告」が含まれる可能性も

    クロレラチラシ配布差止等請求事件の最高裁判決文
    「クロレラチラシ配布差止等請求事件」の最高裁判決文(画像は編集部がキャプチャ)

    サン・クロレラ販売の訴訟で注目が集まっていたのは「勧誘の概念」。「勧誘」について、現在の法解釈では、不特定多数に向けた「広告等」は含まれないとされている

    記憶に新しいのは2015年に行われていた消費者契約法専門調査会。この考え方を変更し、「勧誘」に「広く『広告』を含めよう」という提案が行われていた(2016年の法改正では明文化はされていない)。

    今回、最高裁は「広告のような不特定多数への働き掛けも、勧誘に当たる場合がある」との判断を示したのである。

    広告の定義は薬機法(旧薬事法)その他個別法令でそれぞれ定められており、薬機法においては、「顧客を誘引する意図がある」「特定の商品名の表示がある」「一般人が認知できる」の3要件を満たすものとされ、「勧誘」とは異なるとの理解が一般的であった。

    しかし、今後は今回の訴訟対象であったチラシ広告のほか、商品カタログ、通販カタログ、ECサイトの商品説明、メール広告なども「勧誘」として消費者契約法の規律の対象に含まれる可能性がある

    「広告等」が「勧誘」に含まれるとされた場合、記載されているような媒体や販促手法が対象になる可能性がある
    「広告等」が「勧誘」に含まれるとされた場合、記載されているような媒体や販促手法が対象になる可能性がある(2015年に日本通信販売協会などが消費者委員会専門調査会へ提出した意見書から編集部がキャプチャ)

    EC事業者などに、適格消費者団体からの差し止め請求が増える可能性

    この判断はネット通販や広告業界などにどのような影響を及ぼすか。想定されるのが適格消費者団体からの差し止め請求である。

    適格消費者団体とは、消費者に代わり不当な契約条項や勧誘の差し止め訴訟を起こせる国認定の団体。被害者らに代わり、消費者団体が金銭的な被害回復を求めて訴訟を起こせる新制度が2016年10月に始まり、特定適格消費者団体が多数の被害を確認した場合、業者を相手取り賠償金を支払う義務があることの確認を求めて提訴することもできるようになった。

    ネット上の広告(商品説明ページやカタログなど)に対し、これまで適格消費者団体などから改善要求があった場合、これまでは「勧誘ではない」と入り口でシャットアウトできていました。今後、そのハードルがなくなり、広告に記載されている内容で不当勧誘(取り消し事由)に当たるかどうか判断されると覚悟した方がいいでしょう。

    事業者の行為規範としては法律に明文化されていないと業務に取り込みにくいですが、消費者契約法は裁判規範(裁判官が紛争解決のためにしたがうべき準則)なので、判例は大きな根拠になる。適格消費者団体は訴訟のプロなので、今回の最高裁判決によって、インターネット通販などに対する差し止め請求がさらにやりやすくなるはずです。

    こう説明するのは、消費者行政に詳しい一般社団法人ECネットワークの沢田登志子理事。「広告も勧誘に含む可能性がある」と最高裁が判断したことを受け、「消費者団体などから突っ込まれないように、ECサイトの商品説明などはしっかりと説明書きをするなど、対策をしていかないといけない」とEC事業者に警鐘を鳴らす。それはなぜか?

    判決文には次のような記載がある。

    事業者が、その記載内容全体から判断して消費者が当該事業者の商品等の内容や取引条件その他これらの取引に関する事項を具体的に認識し得るような新聞広告により不特定多数の消費者に向けて働きかけを行うときは……(以下省略、クロレラチラシ配布差止等請求事件 第三小法廷判決文)

    判決文は新聞広告を指摘しているように見えるが、「実はネット通販の商品説明や紙広告(ある程度取引条件が書き込まれたような紙広告やカタログなど)を念頭に置いているのではないか」と沢田さんは指摘する。

    では、ECサイト運営のどんなシーンで「不当勧誘」と指摘されるケースが考えられるだろうか。

    現行の消費者契約法において、「不当勧誘」として取り消しの対象となるのは、次の3類型。

    • 「不実告知」(うそを言う)
    • 「断定的判断の提供」(「絶対儲かる!」など)
    • 「不利益事実の不告知」(メリットだけ強調してデメリットを言わない)
    不当勧誘について(不実告知、断定的判断の提供、不利益事実の不告知)
    不当勧誘について(消費者庁の資料)

    例:「不当勧誘」と判断される可能性があるシーン

    • メーカー側が作成した広告に間違いがあったのだけれども、それをそのままECサイトに載せてしまった(不実告知
    • ECサイトで購入した掃除機の音がうるさかったが、そんなことは記載されていない(不利益事実の不告知
    • 今ならポイント○倍!という文言に引かれて商品を購入したが、ポイントの行使期間が記載されていない(不利益事実の不告知

    ECサイト運営、とくに商品説明ページの作成や運用の“あるある”だが、こうした単純なミスも、もしかすると適格消費者団体から「不当勧誘」として指摘され、集合訴訟に発展してしまうケースがあるかもしれない。

    また、訴訟には至らなくても、今後の通販・EC事業者にとって次のようなことが発生する可能性はゼロではない。

    • クレームの増加
    • 注文の取消し(返品)増加
    • サイトやカタログなどでの表現の萎縮
    • 顧客対応の手間や記載内容チェックのコストの増加

    このように、健全な商活動を行う企業の商いが阻害されるデメリットが大きくなる可能性がある。

    注視したい適格消費者団体の動向

    適格消費者団体は今回のサン・クロレラ訴訟のほか、定期購入に関する改善要望、サニーヘルスといった通販企業、ライザップなどの広告に関して、改善申し入れなどを行っている。

    下記の3点は、通販新聞さんが報じた適格消費者団体の最近の動向である。

    今回の件を受け、適格消費者団体が注視していきそうなのが、定期販売ビジネスと見られている。通販新聞さんが報じたように、モイストに対して定期縛り表示の改善を求めて圧力をかけている。

    2016年5月に成立した改正消費者契約法では、利用規約に関する無効の規定が具体化された。消費者の権利を制限したり義務を加重したりする条項で、信義則に反して消費者の利益を一方的に害する条項は無効と規定する10条に、「消費者の権利を制限する」条項の例として、「消費者が何の意思表示もしなかった場合は新たな契約の意思表示があったものとみなす」といった内容が明記されたのである。

    定期購入型の通販やECビジネスに加え、有料会員サービスなど年1回の更新時といったときに、解約の意思表示をしなければ自動更新されてしまう、といったビジネスモデルが対象になり、消費者の利益を害すると評価されれば無効とされることが考えられる。

    適格消費者団体が「広告も勧誘」を入り口に、以前から規制を進めようとターゲットにしていたEC系の成長ビジネスモデルに対して圧力を加える可能性が浮上している。

    アプローチ手法やアフィリエイトなどへの影響は?

    • インターネットのターゲティング広告、ポップアップ広告、SNSによる広告などについても、せめてオプトアウトの規制が必要(広告に関する規制の見直し、村委員)
    • SNSの発展やターゲティング広告の展開等により個別性の強い働きかけができる手法が普及しており、これらについても政令指定することを検討すべきである(電話勧誘販売、河野委員)
    • SNSメッセージやチャット、電子メールなどの勧誘や広告について規制を強化すべきである(デジタルの勧誘・広告について規制強化、有山委員)

    上述したのは、2015年3月に行われた内閣府消費者委員会特定商取引法専門調査会であがった委員の一部意見。今回の最高裁判決で、広告を配信するアプローチ手法にまで影響が及ぶのだろうか。

    これについて沢田さんは、次のようにコメントする。

    基本的に消費者契約法は、事業者が「自らの取扱商品」を売り込むことを想定しているので、リターゲティング広告など手法そのものが直ちに問題になることはないと思います。

    ただ、動向の変化(新たな判例など)によって「勧誘概念」が拡大した場合、アフィリエイトなどに影響が及ぶ可能性はゼロとは言えないという。

    消費者契約法の5条は「媒介の委託を受けた第三者および代理人」について規定。要約すると、「媒介の委託を受けた第三者が、消費者に対して、不実告知や不退去などの不当な勧誘をすることによって、消費者を誤認させたり、困惑させたりするなど、消費者契約法4条1項から3項にあたる行為を行った場合、その責任は事業者が負う」とある。

    サン・クロレラ販売の広告手法を巡る訴訟について

    サン・クロレラ販売の中山哲明氏が会長を務める「日本クロレラ療法研究会」が訴求してきた「クロレラ」の効果をうたったチラシ広告について、京都消費者契約ネットワーク(KCCN)が、景品表示法の「優良誤認」、消費者契約法の「不実告知」にあたるとして広告の差し止めを求めたもの。

    今回の訴訟が注目されたのは、一審判決が従来の「商品広告」の定義を覆すものだったため。

    サン・クロレラ販売は、日本クロレラ療法研究会(研究会)を通じて展開していたとKCCNが指摘するチラシ広告には「商品名」の記載がなく、薬機法や景品表示法の規制を免れてきた事実がある(薬機法(旧薬事法)には、広告の定義は「顧客を誘引する意図がある」「特定の商品名の表示がある」「一般人が認知できる」の3要件を満たすものとあり、今回の事案では商品名の記載がなかった)。

    一審の京都地裁は、チラシを「商品広告」と認定。二審判決では一転、大阪高裁が原告である京都消費者契約ネットワーク(KCCN)の訴えを退け、サン・クロレラ販売と研究会の一体性についての判断を避けた。

    商品名がないのに誰が配ったのかという一体性の判断を回避したことで、チラシを「商品広告」とは認めなかった。

    その際、KCCNは「同種の広告が再配布されるおそれ」があることを理由に差止判決を求めていく」としていた。

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

    瀧川 正実

    BtoB ECに最適な決済手段をまとめた「BtoB EC向け決済パッケージ」を提供開始、GMO-PG

    9 years 6ヶ月 ago

    GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は1月24日、BtoB EC(企業間電子商取引)に最適な決済手段をまとめた「BtoB EC向け決済パッケージ」の提供を開始した。BtoB EC企業は同サービスを利用することで、各決済手段の一括管理で効率的な運用ができるほか、売上代金はGMO-PGが一本化して入金するため、入出金管理の手間の削減や、事業者の資金繰りニーズに適した入金サイクルを実現することができるようになる。

    「BtoB EC向け決済パッケージ」では、決済手段として「クレジットカード決済」「銀行振込(バーチャル口座)」「引落日が設定できる口座振替サービス」を提供。また、4月からはラクーンが展開する掛売り決済で発生する与信管理から代金回収までを一括して代行するサービス「Paid」も加える。

    また、請求処理・管理、請求フォーマットの統一など、各決済手段で生じる煩雑な業務を1つの管理画面で行えるようになる。

    取引先から各決済手段で回収した料金の入金はGMO-PGが一本化するため、BtoB EC事業者は、各決済手段の「締め回数・締め日・入金までの期日」を、それぞれ所定の回数・日から選択することもできる。

    「BtoB EC向け決済パッケージ」で提供する決済手段

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

    ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

    読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

    中川 昌俊

    ヤマトグローバルロジ、中国越境EC支援サービスの窓口をフランクジャパンに一本化

    9 years 6ヶ月 ago

    ヤマトグローバルロジスティクスジャパン(YGL)は1月24日、中国の越境ECプラットフォーム「京東全球購(JD Worldwide)」を展開するJD.COM INTERNATIONAL LIMITED(JDWW)と共同でフランクジャパンに出資し、フランクジャパンを中国向け越境EC支援の窓口とすることで、日本企業が中国向け越境ECを短期間でスタートできるようにすると発表した。

    YGL、JDWW 、フランクジャパンの3社は2016年4月から、中国 EC 市場に進出する日本企業に向けたワンストップの物流およびマーケティングサービスを提供してきた。ただ、出店、運営、物流の各分野で個別の手続きを行う必要があり、また、問い合わせ先や支払先に関しても各分野で異なっていた。

    今回の連携により、日本企業による「京東全球購」への出店サポート窓口や支払窓口をフランクジャパンに一本化する。複数の手続きをまとめることで、迅速に越境ECを開始できる環境を整え、出店・出品後のアフターサポートを充実させる。

    フランクジャパンへの出資額は非公表だが、YGLとJDWWはそれぞれフランクジャパンの20%の株式を保有するとしている。

    「JD Worldwide」出店支援サービスのイメージ

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

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    中川 昌俊
    確認済み
    1 時間 9 分 ago
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