EC業界で活躍する“人”を表彰する「ネットショップ担当者アワード」とは? 委員の中島郁氏、大西理氏、逸見光次郎氏、石川森生氏を直撃 | EC業界で活躍する人を顕彰!「ネットショップ担当者アワード」 | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2024年7月22日(月) 07:00
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通販・EC業界の発展に貢献する「人」にフォーカスし、その取り組みを表彰する「ネットショップ担当者アワード」。選考委員を務める4人の有識者のうち3人に直撃インタビューする【アワードインタビュー第1弾】

EC・通販事業者向けのメディア「ネットショップ担当者フォーラム」は、EC業界で活躍する「人」にフォーカスし、企業や団体などで活躍している個人を表彰する「ネットショップ担当者アワード」を2023年に立ち上げた。2024年の11月には、第2回「アワード」の表彰式を開催する。アワードを支える4人の有識者が、EC業界の成長に貢献する「ネットショップ担当者アワード」の全ぼうを解説。さらに、アワードに関連して昨今のEC業界についてや、自身の経歴やノウハウを語り合う。選考委員は、中島郁氏(委員長)、大西理氏、逸見光次郎氏、石川森生氏。

※今回の記事では中島氏、大西氏、石川氏が登場。逸見氏は今後の記事で登場します。お楽しみに!

「ネットショップ担当者アワード」は、通販・EC事業者向けのメディア「ネットショップ担当者」フォーラムが主催する顕彰です。詳しくはコチラ、または下の画像をクリックしてください!

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EC業界で成長中の“人”を顕彰する「ネットショップ担当者アワード」とは?

【選考委員長】中島 郁 氏/ネクトラス株式会社 代表取締役【選考委員長】中島 郁 氏/ネクトラス株式会社 代表取締役

【選考委員】大西 理 氏/スマイルエックス合同会社 代表【選考委員】大西 理 氏/スマイルエックス合同会社 代表

【選考委員】石川 森生 氏/ルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニー管掌、オルビス株式会社CDO(Chief Digital Officer)、トレンダーズ株式会社 社外取締役、株式会社RESORT代表取締役CEO 他【選考委員】石川 森生 氏/ルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニー管掌、オルビス株式会社CDO(Chief Digital Officer)、トレンダーズ株式会社 社外取締役、株式会社RESORT代表取締役CEO 他

【選考委員】逸見 光次郎 氏/株式会社CaTラボ 代表、オムニチャネルコンサルタント、日本オムニチャネル協会 理事【選考委員】逸見 光次郎 氏/株式会社CaTラボ 代表、オムニチャネルコンサルタント、日本オムニチャネル協会 理事

ECで活躍しているが、まだ世の中では見つかっていない人にスポットライトを当てる

――「ネットショップ担当者アワード」とは、EC業界で「頑張っている人」「成果を出している人」を表彰するアワードです。選考委員の皆さんは、具体的にはどのようなことに取り組んでいる人を応援したいと考えていますか。

【選考委員長】中島 郁 氏/ネクトラス株式会社 代表取締役中島郁氏(以下、中島氏):所属している企業のEC事業における売上高、成長性、利益に貢献している人や、EC事業に関連して今までとは違うやり方によって周りから「頑張っている」と評価されているような人。社外でのセミナー登壇の実績はないなど、「外部に知られていなくてもECで頑張っている人」を拾い出していくのがアワードの目的であり、目立っていなかった人を見つけ出し、スポットライトを当てていくことがアワードの役割だと思っている。

【選考委員長】ネクトラス株式会社 代表取締役 中島 郁 氏
【選考委員長】ネクトラス株式会社 代表取締役 中島 郁 氏
新規事業立ち上げ、急成長事業マネジメントのプロフェッショナル。ベンチャー、外資、老舗にて、事業立上げ、急成長ビジネスの責任者を歴任。関与分野は、小売、EC、インターネット、メディア、アウトソーシングを含むサービス業等。
トイザらスではマーケティング部門立上げ、EC専業法人設立。ジュピターショップチャンネル執行役員(EC、テレビ編成及びマーケティング)本部長を経て、世界最大のECサービス企業GSI Commerce(eBay Enterprise)アジア太平洋担当副社長兼日本法人社長。三越伊勢丹では役員兼Web事業部長として、EC・情報メディアなどの構築、オムニチャンネル導入を担当。米国Babson College MBA。
おそらく大規模EC・オムニチャネル3社で事業責任者に携わった国内唯一の経験者。ベンチャーから大企業までのコンサルティング、アドバイス、顧問、業務支援に携わっている。

【選考委員】大西 理 氏/スマイルエックス合同会社 代表大西理氏(以下、大西氏):所属する組織のEC事業でバリバリ活躍しているが、社外では知名度がなく、目立っていない人は多い。そのように世に出てきていない人や、EC事業のチームのまとめ役となっているが、世の中ではまだ見つかっていない人を「ネットショップ担当者アワード」で発掘していきたい。顕彰することで、社外からはもちろん、社内からも改めて認められることになる。EC業界で活躍する個人やチームが、売上アップにつながる“地に足の付いた”ことをECでしっかり推進しているということを、「ネットショップ担当者アワード」を通じて知らしめ、引き出していきたい。

※編注:第1回「ネットショップ担当者アワード」では、EC業界で活躍する個人のほか、チーム単位でも顕彰しました。2024年開催の第2回「ネットショップ担当者アワード」でも、個人だけでなく、チーム単位での自己推薦・他者推薦も受け付けています。
【選考委員】スマイルエックス合同会社 代表 大西 理 氏
【選考委員】スマイルエックス合同会社 代表 大西 理 氏
カタログ総合通販・株式会社セシールにてEC事業立ち上げ後、デジタルマーケティング全般に従事。その後、文具メーカー、化粧品通販、ファッション雑貨小売、アパレルなど複数の業界でECを中心にデジタルマーケティング/コミュニケーション/ブランディング/CRM領域のマネジメントなど幅広い領域を担当。現在はその経験を生かし、BtoC、BtoB問わず、EC/マーケティング領域の課題整理や事業支援、チーム育成などの企業支援に携わる。

【選考委員】石川 森生 氏/ルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニー管掌、オルビス株式会社CDO(Chief Digital Officer)、トレンダーズ株式会社 社外取締役、株式会社RESORT代表取締役CEO 他石川森生氏(以下、石川氏):顕彰されることによって、EC担当者のモチベーションアップにつながるのではないか。また、授賞式や交流会・懇親会の場を通じて横のつながりを持つことができ、ひいては自身のスキルアップを図ることができる。

※編注:「ネットショップ担当者アワード」は、2024年も11月に表彰式を開催。同日に、受賞者や選考委員が交流できる「交流会」や、他の通販・EC事業者とつながりを持つ機会となる「懇親会」を開催します。授賞式と懇親会は、受賞者だけでなく、一般の通販・EC事業者も無料で参加可能です
【選考委員】ルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニー管掌/オルビス株式会社CDO(Chief Digital Officer)/トレンダーズ株式会社 社外取締役/株式会社RESORT代表取締役CEO 他 石川 森生 氏
【選考委員】ルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニー管掌/オルビス株式会社CDO(Chief Digital Officer)/トレンダーズ株式会社 社外取締役/株式会社RESORT代表取締役CEO 他 石川 森生 氏
新卒でSBIホールディングス入社、SBIナビ(現・ナビプラス)を創業、多くのマーチャントのECサイトグロースに携わる。その後、自身も事業会社の道に。ファッション通販サイト「マガシーク」のマーケティング部長、製菓製パンECサイト「cotta」を運営する株式会社TUKURU代表取締役社長、株式会社DINOS CORPORATION CECO(Chief e-Commerce Officer)を歴任。現在はオルビス株式会社CDO(Chief Digital Officer)、株式会社RESORT 代表取締役CEO、トレンダーズ株式会社 社外取締役、ルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニー長&EC事業部責任者などを兼任する傍ら、複数の成長ベンチャーにハンズオンによるエンジェル投資を実施。常に実戦の中でEC事業の成長を再現し続けている。
EC業界の人材が育つアワードをめざす

――「ネットショップ担当者アワード」の選考委員を引き受けた理由は。

【選考委員長】中島 郁 氏/ネクトラス株式会社 代表取締役中島氏EC事業に従事する担当者は、慢性的な人手不足に陥っている。それを改善する一助としては、人材を育成するしかない。「ネットショップ担当者アワード」の顕彰で、EC担当者にフォーカスすることで、EC担当者を育成しようと考える企業や人は増えていく可能性がある。ひいては、EC事業における人手確保につながるはずだ。

【選考委員】大西 理 氏/スマイルエックス合同会社 代表大西氏:自分自身は1998年頃からECを経験し始めた。現在の私があるのはECと出会ったからだと思っている。ECに従事することで目の前が開けたし、ビジネスの捉え方も良い意味で変わってきた。EC事業をきちんと頑張っている人を、世間的にも認めてもらえるようなステージに引き上げていくことは、自分を支えてくれた人たちやEC業界への恩返しにもつながっていくと思っている。

【選考委員】石川 森生 氏/ルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニー管掌、オルビス株式会社CDO(Chief Digital Officer)、トレンダーズ株式会社 社外取締役、株式会社RESORT代表取締役CEO 他石川氏:ここ10年間、自分はずっと「ECを手がける若手」という位置付けで見られているような気がする。自分よりも若い人で、業界の最前線に出てくる人たちがあまりいないからだ。10年前からこのような状況が変わらないのは健全とは言えない。若い人たちにももっと目立つところに出てきてほしいし、その人たちを育成していきたい

ECは「伸びしろしかない」

――現在のEC業界に対して思うことや感じていること、「こんなふうになってほしい」と思うEC業界の将来像を教えてください。

【選考委員長】中島 郁 氏/ネクトラス株式会社 代表取締役中島氏:EC事業に新規参入する企業は後を絶たないが、本気でECに取り組むことができていなかったり、事業運営がうまくいっていなかったりする事業者も少なくない。しかし、そうした課題を持つ事業者でも、少しでも考え方を転換していけば状況は変わる。EC業界という切り口で、新しいことができる人材を育成したいし、受け身ではなく自分で考えて自分で進められる人材を育てていきたい

ECという業態は小売りのなかでは後発。事業規模が小さくて確立されていないため、言い換えれば、経営から実務まですべてを俯瞰(ふかん)できる仕事だと思う。業績が伸びていない小さい事業者でも伸ばしていける。他社のEC担当者の話を聞く、あるいは評価されているところを見ることで、その事例を追いかけていく、教わっていくような状況をアワードで作っていきたい。

【選考委員】大西 理 氏/スマイルエックス合同会社 代表大西氏:ECに関わってしっかり事業を進めてキャリアを積む人は、自然と商売の本質を体感・経験することができる。SEOやSNSといった一部分だけではなく、事業全体を見ることで、ECに関する業務が身体・頭に染みついていく。そういう人を1人でも輩出したいし、羽ばたいていってもらいたい。最終的にEC事業の出身者が企業のトップに立つような状況を作っていきたいし、そのような人にはEC業界から離れずに、EC業態を維持したまま頑張ってほしい。

【選考委員】石川 森生 氏/ルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニー管掌、オルビス株式会社CDO(Chief Digital Officer)、トレンダーズ株式会社 社外取締役、株式会社RESORT代表取締役CEO 他石川氏ECは今後も伸びしろしかないと思っている。国内のEC化率はまだ10%に満たないし、まだまだ伸びる。そんな業界で慢性的な人材不足になっているのは本来おかしな話だ。

製造業などのDXが進んでいるが、その中心にはECが絶対に出てくるはずだ。店舗だけに頼るビジネスモデルは長期的な継続が難しい。ECが中心となっていく未来があるはずだ。産業としてECを見たときに、今後の投資先としても有望株だと思っている。

アワードに自薦・他薦で応募するメリット

――「ネットショップ担当者アワード」への応募あるいは受賞するメリットとして、どのようなことが考えられますか。

【選考委員長】中島 郁 氏/ネクトラス株式会社 代表取締役中島氏:受賞者のメリットと、受賞者が所属している部署のメリット、会社全体のメリットはそれぞれ異なる。「ネットショップ担当者アワード」を受賞することで人材流出につながる可能性がある、という懸念を抱きやすいかもしれないが、視座を高くすると、業界全体で人材の流動性が上がる方が、会社としてもEC事業で必要な人材を採用しやすくなる

人材不足の今、必要な人材を思うように採用できない企業が多いが、ジョブマーケットが成り立つことで、企業、業界全体にもメリットが生じてくる。たとえば、商品開発や店頭の接客に携わったことがある人がEC業務にも親しむようになると、これまでの経験がアドバンテージとなり、成長性や成果が早く見込める。

人に焦点を当てる顕彰の存在を通じてEC業界での活躍に憧れ、「自社のEC部門に異動したい」と考える人を輩出するためにも、「ネットショップ担当者アワード」の存在が役立つようになる。

2023年11月に東京・虎ノ門で実施した「ネットショップ担当者アワード」第1回授賞式の受賞者(前列4人)と選考委員(後列4人)2023年11月に東京・虎ノ門で実施した「ネットショップ担当者アワード」第1回授賞式の受賞者(前列4人)と選考委員(後列4人)

【選考委員】大西 理 氏/スマイルエックス合同会社 代表大西氏:EC業務に日々尽力している人たちの社内評価の点では、残念ながら上司が充分に理解できていない部分がある。「ネットショップ担当者アワード」を受賞して表彰されると、「ネットショップ担当者フォーラム」をはじめとするさまざまなメディアで記事化されたり、セミナー登壇や講演といった打診を受けたりして、外部への露出が増えるだろう。それにより、ECに対する社内の理解も深まる。ひいては、ECチーム全体のモチベーションが上がるし、チームリーダーが表彰されるとチームのメンバーが喜んでくれる

外部で講演する機会が増えると、自分がこれまでにやってきたこと、やっていることの正確な整理が必要になり、インプットの質を高めていく必要がある。さらにそれをアウトプットする能力も求められるので、ビジネスマンとしての質が高まる

【選考委員】石川 森生 氏/ルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニー管掌、オルビス株式会社CDO(Chief Digital Officer)、トレンダーズ株式会社 社外取締役、株式会社RESORT代表取締役CEO 他石川氏:アワードの受賞や、それを起点とした外部での露出が増えることは組織に良い影響があることはその通りだ。人材採用の機会にもつながる

私がこれまでに所属していた老舗通販企業ではわかりやすくそれが現れていた。外部のセミナーに登壇したEC部門の人と一緒に働きたいという人もいるし、企業の存在感を高めたり、従業員のモチベーションアップにもつながったりしていた

外部での登壇や露出が多かった私に対しても、「(石川氏の)存在が自社のEC部門の象徴だったと思っている」「現場のやる気につながっていた」といったメッセージを社内からもらったことがある。そういう事例にもつながっていくと思う。

選考委員から見た昨今のEC業界 近年のEC業界が直面している課題とは?

――各産業・各業界で人手不足がさけばれていますが、EC業界も同様です。人手不足、ひいては既存の人材の育成という観点で、どのような課題があると思いますか。

【選考委員長】中島 郁 氏/ネクトラス株式会社 代表取締役中島氏EC業界の人材は決定的に不足している。事業者は採用活動を続けながら既存社員を内部で育成するしかないし、こうした人手不足の現状を変えていかないとジョブマーケットから採用できない。

【選考委員】大西 理 氏/スマイルエックス合同会社 代表大西氏:会社が自社のEC組織と人材をうまく評価できていなかったり、育成できていなかったりすることが見受けられる。そこを是正できないかと常に考えている。

事業規模の大小に関わらず、ECに重点を置くなら全社をあげて「どう推進していくか」をもっと考えていくべきではないかと思っている。

たとえば、会社としてECに力を入れなければいけないのに、エース級の人材が他部署に異動させられるといったことがあっては組織全体の成長を阻むことになるので、由々しき問題だ。エース級の人材が異動させられてしまうという痛手は、私自身が過去にそういう経験をしたことがある。

選考委員の大西氏選考委員の大西氏

【選考委員長】中島 郁 氏/ネクトラス株式会社 代表取締役中島氏:会社や経営陣が、EC事業の担当にエース級の人材を異動させようという姿勢を持っていない場合もある。本当は、外部でも活躍できるくらいにECの人材を育成して、本人が外部に行きたがらない環境を作ることが重要だ。

新しいことを調べて、考えて、施策のめどを付けて、計画して、やったことを正しく評価できる人は、実は多くない。たとえば、「セールスマネージャーにはEC部門の仕事を経験しないとなれない」といった組織体制になってほしいし、人材育成においてはそれが必要だと思う。

【選考委員】石川 森生 氏/ルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニー管掌、オルビス株式会社CDO(Chief Digital Officer)、トレンダーズ株式会社 社外取締役、株式会社RESORT代表取締役CEO 他石川氏:人材を「ECのスペシャリスト」として育成するべきかどうかは悩むところ。EC業界でキャリアを積みたいと思っている人に対しては、ECの運営に必要なさまざまな知見を積み重ね、経験していけるような育成スキームも考えなければいけない。

――EC業界の人材育成、発掘という文脈では「ネットショップ担当者アワード」をどのように位置付けていきますか。

【選考委員長】中島 郁 氏/ネクトラス株式会社 代表取締役中島氏EC業界で活躍する人材のロールモデルとして発掘し、受賞者のキャリアアップなどにつなげていく、あるいは業界内で優秀な人材をシェアしていく。「ネットショップ担当者アワード」を主催する「ネットショップ担当者フォーラム」が、メディアという中立の立場で選考委員と共に受賞者を選出して、EC業界の人材育成につなげていきたい。

第1回「ネットショップ担当者アワード」でMVPとなったマッシュスタイルラボ EC事業本部 EC事業部長の今井貴大氏(左)と、選考委員長の中島氏第1回「ネットショップ担当者アワード」でMVPとなったマッシュスタイルラボ EC事業本部 EC事業部長の今井貴大氏(左)と、選考委員長の中島氏

【選考委員】大西 理 氏/スマイルエックス合同会社 代表大西氏:中島さんの考え方にも通ずるところがあるが、「ネットショップ担当者アワード」の本質は、ECで活躍する人の存在感を高めるきっかけになることだと思っている。「リアルとネットの両方に造詣があってECが好き」といった人が活躍できる、あるいは「オンラインがメインであるECで働いているけれど、人とのコミュニケーションが好き」な人が、アワードをきっかけにECに興味を持って業界に入ってきてもらえるようにしたい。

【選考委員】石川 森生 氏/ルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニー管掌、オルビス株式会社CDO(Chief Digital Officer)、トレンダーズ株式会社 社外取締役、株式会社RESORT代表取締役CEO 他石川氏:「前職は異業種だった」「店舗で販売スタッフとして働いていた」「商品開発に携わっていた」といった経歴がある人はECでも活躍しやすいと思っている。他業務を経験しており、たとえば「販路が店舗だけだと売り上げをアップさせるのはきつい」「Webへの感度がないと事業運営はきつい」と考えている人の方が本質的に物事を考えられている。さまざまな自身の経験やノウハウを生かしつつ、ECでもチャレンジングな姿勢を持つ人の取り組みを表彰していきたい。

選考委員の石川氏選考委員の石川氏

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