海外ECモールへの進出支援を行うLISUTOは7月24日、国内外の複数のECモールに一括で出品し、自動翻訳なども行える越境ECプラットフォームを提供すると発表した。
グループ会社が手がける越境ECで培った業務効率化などの仕組みプラットフォーム開発に応用。翻訳や海外ECモール運営の管理を一元化することで、国内企業の越境ECをサポートする。
プラットフォームの名称は「LISUTO!(リスト)2.0」。日本語の商品情報を、独自開発の出品エンジンによって英語、中国語、ポルトガル語、ドイツ語、韓国語に翻訳することが可能。
在庫管理においても各EC サイトと連動。人工知能(AI)が商品のカテゴリー登録や分類分け、商品カタログ作成を行うという。
「LISUTO!(リスト)2.0」の仕組み
プラットフォーム利用料は成果報酬型で、料率は「LISUTO!」経由で売れた販売金額の2%。
今後、世界約90のマーケットプレイスに対応する予定。複数モールの在庫を連動させて自動で在庫を調整したり、スマホやタブレットからも出品できるようにする計画。
世界約90のマーケットプレイスに対応する予定
LISUTOのニール・プラテック社長が経営するグループ会社、イーレディーが手がける越境EC事業のノウハウを「LIDUTO!2.0」の開発に生かした。
イーレディーは中古ブランド品を国内外で販売しており、越境ECの年商規模は十数億円という。自社サイトやeBay、楽天市場などの在庫管理などを一元管理するシステムを自社で構築。このシステムをもとに、「LIDUTO!2.0」の開発につなげた。
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オリジナル記事:越境ECで年商十数億円のノウハウを詰め込んだ越境ECプラットフォームをリリース
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