![](data:image/png;base64,iVBORw0KGgoAAAANSUhEUgAAABYAAAAXCAMAAAA4Nk+sAAAABGdBTUEAAK/INwWK6QAAABl0RVh0U29mdHdhcmUAQWRvYmUgSW1hZ2VSZWFkeXHJZTwAAAAwUExURbTe/2u9/2O19+f3/0qU1sbn/2Ol3qXW/5zW/63W/3O9/4zO/9bv/4TG/////////34tGU8AAAAQdFJOU////////////////////wDgI10ZAAABo0lEQVR42mLghwIeMIDxAAKIASrIzcTLzcvLyA4VBgggBoggLw8fGLByQSQAAggkzMrEysfMzcbGxsvKx8cOFgcIIKAwDxMzHy8LEzc3Ny8bGw8fA0gcIICAwow8fGxMnJycDEDEy8LKx87Jzw8QQAz8DBxgUQ6gAawcnLwszHyM/PwAAcTAz8jHysbOwc7BwMzMwM7BwcTGx8rODxBADDy8fGy83BzcHOwMQFEgBVTOxA8QQAw8nHwsvBxAPicfH5Dk5mbj5OPlAQggBh5WZhagT7h5gcJgmo2bj5sHIIAgwiAAEgYBsDBAADHwMPBBhNlhwpxAYYAAYuABuo8NxOWGCoNcyAMQQAz8XEAHcgEBBx8fiGJj4+Ph5QcIIAZ+dlagciAfpBooysLDx83KDxBAQM9z8TGzsTExgiEb0PNAxfwAAQQU5uTl4+NmAcoAw5CNmY+ZCRgZAAEECliQOA8oYIGO4OPhAgkBBBA4Gji5WPmggJ2JFSQCEEDQSGPn4mZlZWXgZeSE8AECiAEWqZzcQMdwwngAAQQX5keOeH6AAAMAlF8VLPn5lcgAAAAASUVORK5CYII=)
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完全な状態のオリジナル記事は 「
Twitterマーケティングのお助けツール「Twitterアナリティクス」を解説」 からご覧ください。
2014年8月28日に Twitterアナリティクスが一般ユーザー向けにも公開されました。以前は一部の認証ユーザーや広告主向けに提供されていた、ツイートについての各種解析データを閲覧できるサービスです。
これまではサードパーティのサービスを利用する必要があった Twitter 運用の効果測定が、公式のツールでできるようになった点で大きなインパクトのあることだと思います。今回の記事では提供されている機能について解説していきます。
ツイートアクティビティ
28日間のインプレッション数を表すグラフと、個々のツイートに関する以下の情報が一覧表示されます。
- インプレッション
- エンゲージメント
- ツイートへのアクション数
- リツイート
- メンション
- お気に入り登録
- URL やハッシュタグ、画像のクリック
- エンゲージメント率
![twa01](http://netpr.jp/wp-content/uploads/2014/09/twa01-644x463.png)
さらに一覧表示されているツイートをクリックすると、ツイート単体(会話がある場合はすべてあわせて)の詳細情報を確認できます。ツイートしてから24時間後までのインプレッション数をグラフに表示してくれるのが興味深いですね。エンゲージメントについても個別の数字が表示されます。
![twa02](http://netpr.jp/wp-content/uploads/2014/09/twa02-644x484.png)
インプレッション数データの元になっているのは Twitter.com、mobile.twitter.com、Twitter for iOS、Twitter for Android の表示数とのこと。これに対してエンゲージメントとして記録されるリツイートやメンション、お気に入り登録などのアクションは公式以外のスマホアプリやデスクトップクライアントでも行える行為なので、エンゲージメント率は実際の値よりは高いものになっている可能性がありますね。
その他、ツイートアクティビティページではエンゲージメントに関しては過去28日間の推移もグラフで確認することができるようになっています。
これらのデータは「データをエクスポート」ボタンをクリックすることで CSV データとしてダウンロードできます。
ツイートアクティビティについての公式ドキュメントは以下にあります(現時点では広告主向けのドキュメント内)。
フォロワー
フォロワーページではフォロワー数の推移やフォロワーの傾向を確認できるようになっています。フォロワー数グラフは本記事執筆時点で 2012年8月7日以降のデータが表示されています。
![twa03](http://netpr.jp/wp-content/uploads/2014/08/twa03-644x266.png)
グラフの下には以下の情報が割合として表示されます。
Twitter をマーケティング利用している場合は特に重要な指標になりそうです。公式にこのようなデータが提供されるのは、獲得したいターゲットにマッチしているかをひと目で確認することができありがたいです。
![twa04](http://netpr.jp/wp-content/uploads/2014/08/twa04-644x316.png)
フォロワーについての公式ドキュメントは以下にあります。
Twitterカード
Twitterカードを利用している場合、このページの内容を表示することができます。
このページは上部のタブにより、以下の3種類のエンゲージメントで表示を切り替えることができます。インストールトライは聞き慣れない言葉ですが、App Card タイプの Twitterカードからの URL クリックのことを意味しています。
Twitterカードとは
そもそも Twitterカードとは何なのか?ということについての詳細は以下をご確認ください。
Twitterカードを設定されていない方は、以下の記事をご参考にぜひ設定してみてください。
スナップショット
設定しているTwitterカードの効果を概要として確認できます。
![twa05](http://netpr.jp/wp-content/uploads/2014/08/twa05-644x377.png)
ツイート -> ツイートからのインプレッション -> エンゲージメントという3種のデータに大別して流れが表示されています。それぞれに大きな円と小さな円がありますが以下のような意味のようです。
- 大きな円:全ユーザーのツイート
- 小さな円:自身のアカウントのツイート
時系列変化
過去28日間分の Twitterカードの効果を日別に見ることができます。
![twa06](http://netpr.jp/wp-content/uploads/2014/08/twa06-644x377.png)
カードタイプ
7種類ある Twitterカードで有効になっているものの効果(エンゲージメント)を確認できます。「みんなのカード」と比較することで自身の設定しているカードが平均より効果的なのか否かを確認できるのが面白いですね。
![twa07](http://netpr.jp/wp-content/uploads/2014/08/twa07-644x478.png)
リンク
Twitterカード内に設定された URL のエンゲージメントをランキング方式で表示しています。単純な数値ですが、URL別にレポートをまとめるのに便利です。
![twa08](http://netpr.jp/wp-content/uploads/2014/08/twa08-644x370.png)
トップアカウント
Twitterカードが指定された URL をツイートしたアカウントの効果をランキングとして確認できます。より影響力の強いアカウント(インフルエンサーと呼んだりしますね)にツイートしてもらえるようなコンテンツ作りを目指すことでエンゲージメントを高めることができますので、この指標は参考にしたいところです。
![twa09](http://netpr.jp/wp-content/uploads/2014/08/twa09-644x370.png)
ツイート
Twitterカードが指定された URL を含む、影響力の強いアカウントによるツイートが表示されるようです。これらをリツイートすることで更なる効果を狙うことができるとか。
![twa10](http://netpr.jp/wp-content/uploads/2014/08/twa10-644x370.png)
ソース
トップアカウントに含まれるようなアカウントがどのプラットフォーム(Twitterクライアント)を利用してツイートしているかが表示されています。Twitter.com や公式ウィジェット、ウェブサイト上に設置されたツイートボタンなどがリストされます。
![twa11](http://netpr.jp/wp-content/uploads/2014/08/twa11-644x370.png)
Twitterカードアナリティクスダッシュボードについての公式ドキュメントは以下にあります。
まとめ
Twitter 運用の効果測定というと、これまでは外部のツールを利用する必要がありました。
(今年の7月からすでに特定のユーザーには提供されてきた機能ですが)一般ユーザーに公開されたことで気軽に効果を計測できるようになりました。
表示される範囲が 28 日間と限られていますが、定期的にたとえば毎週決まった曜日にデータを取得し続けることでレポートを作成することができるでしょうし、それを分析し Twitter 利用によるマーケティング計画を改善していく手立てとなるのではないでしょうか。
何より全体的にスッキリと美しくまとめられているのと、個々のツイートについて細かい数字までを見ることができるため眺めているだけでも楽しいものとなっていると思います。ぜひ活用してみてください。ではでは。