LINEの猛進と企業による活用事例 | ネットPR.JP

ネットPR.JP - 2014年7月18日(金) 10:00
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LINEの猛進と企業による活用事例

こんにちはディレクターの竹本です。

皆さま知人や友人との連絡手段に何を活用されていますか?
e-mail、SMS、スカイプ、facebookメッセンジャー・・・などなど、いろんなツールをが存在しますが、わたしはここ最近はもっぱら「LINE」での連絡が多くなってきました。ご覧の皆さまにも同じような方いるのではないでしょうか。

モバイルメッセンジャーアプリ「LINE」はこの2011年6月にサービスが公開後、スマートフォンの普及と共に急速に普及し、2014年4月の公式発表では登録ユーザー数が世界で4億人を突破したと発表されています。

他のメッセンジャーアプリを差し置いて、LINEの急速な普及の要因としてはその便利さ、気軽さ、といった非常にシンプルなことが大きいと思います。

LINEの主な特徴
  • 無料
  • シンプルな設定
  • 電話番号認証、電話帳をベースにした友達リスト
  • 使いやすく表現が豊富なスタンプ機能
  • ログイン、ログアウトの無い常駐アプリ

上記に加え、わかりやすくPOPなデザイン性も、ITリテラシーの低めのユーザーに対し取りつきやすいイメージを与え、急速に普及していったものと思います。

このユーザー数の劇的増加に伴い、企業による公式アカウントを活用したマーケティング活動のプラットフォームとしても急速に成長を見せています。

企業公式アカウントによる顧客接点の獲とく事例

2014年7月2日時点の公式アカウントの友達数ランキングは以下の通りです。

このランキングの中から3つのアカウントについてどのような運営、活用をしているかを事例として以下にご紹介します。

楽天市場 公式アカウント

国内最大規模のオンラインショッピングモール 楽天 のLINEの友達数は何と1800万を越えています。しかも基本的には電話番号認証が必要なので、ユニークユーザーの数字にかなり近いものと考えると、日本の総人口の1割以上、ということに驚かされます。

楽天のようなモール運営、小売り業態での活用としては、LINE上で限定のお得な情報、クーポンの配布により顧客への明確なメリットを提供し、顧客の囲い込みを実現しています。楽天と言えばメルマガ、という印象がありますが、メルマガが大量に蔓延して陳腐化している市場において、とってかわるものになりつつあります。

DHC

DHCも楽天と同じように限定のお得な情報、クーポンの配布を活発に行っているアカウントですが、LINEでのお友達登録の戦略の特徴で王道ともなりつつある、「お友達登録でオリジナルスタンププレゼント」での集客の代表的な成功例と思います。オリジナルキャラクターの「タマ川ヨシ子(猫)」が他のお友達から回ってきて見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。このLINEキャラクターというコンテンツはユーザー同士で使用され、「自分も使いたい」という共感が生まれれば受信した人もそのスタンプをダウンロードする為に公式アカウントにお友達登録するという拡散力を持っています。うまく認知されれば自社のブランディングとしてキャラクターを確立できる可能性も秘めていると言えるでしょう。

アフラック

保険会社のアフラックも約1000万人というお友達登録数を誇っています。オリジナルキャラクターの「ブラックスワン」の日常を楽しくかわいらしく描いた4コマまんが日記のようなものを配信し、楽しめるコンテンツの中で保険の重要性や必要性をおりこみ顧客育成を実現していると思われます。セール情報やクーポンなどの顧客へのメリットをダイレクトに使用することが難しい業態での運用としてとても良い参考事例と思います。わたしもスタンプを持っています。

企業での活用をさらに活性化するLINEの新サービス

2014年2月 LINE株式会社から「LINEビジネスコネクト」が発表されました。
このサービスは、公式アカウントで受けたメッセージやスタンプをLINEのAPIで受け取ることが可能になるサービスです。

LINE株式会社による公式発表では、このLINEビジネスコネクトのケーススタディとしては以下のように説明しています。

公式アカウントへピザのスタンプを送信するだけで宅配ピザの注文ができたり、レンタルしていた商品の返却日前日にLINEで通知を送ったり、LINEから位置情報を送信してタクシーの手配をしたりするなど、様々な可能性が広がります。

引用元:LINE株式会社 ニュース

LINEの送信メッセージを受け取り、自社のシステムに組み込むことができればユーザーからの特定のメッセージやスタンプの送信をもって注文というサービスを提供し、受け取った情報を自社のPOSシステムやCRMシステムと連携させ、処理をこれまでに無いほど簡単に実現できる、というような可能性が感じられます。

その他LINEアプリ同士のみでなく一般の固定・携帯電話番号にもお得に電話をかけることが可能な「LINE 電話/LINE Call」、LINEユーザーであれば誰でも自分が制作したスタンプを販売出来るプラットフォームの「LINE Creators Market」も同様にLINEのビジネス活用の可能性がとても広がりを見せています。

「LINEビジネスコネクト」、「LINE 電話/LINE Call」など、LINEのサービスを利用するには、以下のオファーガイドをご確認ください。

業務提携オファーガイド

世界に拡大するLINE

アジア圏を中心に普及し続けていたLINEですが、 北米や西ヨーロッパなどでも利用が拡大しており、2014年に入ってアメリカでも登録ユーザーが1000万人を超えました。まだまだLINEそのものの企業アカウント活用では国ごとに分断されている印象があり、グローバル展開のプラットフォームとしては展開しにくい気がします。しかし新しい「LINE 電話/LINE Call」では国際電話も利用可能となっており、このボーダーもやがて取り払われ、グローバルなコミュニケーションツールとしての今後発展の可能性を感じさせています。今後も要注目の1つではないでしょうか。

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