このページは、外部サイト
Google Analytics 日本版 公式ブログ の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「
ページ解析 リンクのクリック計測を改善」 からご覧ください。
この記事は 2012 年 11 月 6 日に公開された プロダクトマネージャ Barak Ori の記事をもとに再構成しています。原文はこちら→ ページ解析は、実際のサイト上のクリックデータを提供する機能です。ページの分析やサイトコンテンツの最適化にとても有用なツールです。
これまでのページ解析は、あくまで飛び先の URL ごとのクリック数を表示していたため、実際のクリックデータではありませんでした。また、ボタンなど一部のリンクについては、データが表示できませんでした。
ページ解析機能に対する問題としてあげられていたのは、
「同じリンク先に飛ぶ別々のリンクに、同じクリック率が表示される」
というものです。これまでの方法では、飛び先 URL から判断するため、ページ上の複数のリンクのどれをクリックしたのか、その情報が取得できなかったためです。
この問題を解決する新しい機能が今回リリースされます。拡張リンクのアトリビューション機能を使うためには、2 行のコードをページに追加し、プロパティの設定画面の「ページ解析」のセクションで拡張リンクのアトリビューション設定を有効にします。
そのあとは、ページ解析のエレメント ID と飛び先 URL の組み合わせで、以下の新しい機能を提供します。
- 同じ飛び先 URL の複数のリンクの個々のクリック数が表示できます
- リンクにリダイレクトがあってもクリック数が表示されます
- ボタンのリンクや、JavaScriptで書かれたナビゲーションも、クリック数が表示されます
以下の画面で拡張リンク機能がページ解析をどう改善するかご説明します。
何個の違いに気づきましたか? (間違い探しみたいですが)。- 赤いボタン「 Add Subtitles 」は、上の画像ではクリック数が出ていませんが、下の画像では 20% のクリックが出ています。これはサーバーリダイレクトでリダイレクトされていたケースです。
- 「 Aquarium of Genoa (Italy) 」 の青い太文字のリンクとその左のサムネイル画像は、上の画像では両方とも 5.1% のクリック率ですが、下の画像では文字のリンクが 2.8% で、画像のリンクが 2.3% です。これは飛び先が同じリンクを区別できたケースです。
- 画面中央左にある検索ボックスの虫めがねボタンは、上の画像ではデータが表示されていませんが、下の画像では 10% になっています。この検索ボタンの飛び先URLは検索キーワードごとに複数あり、リダイレクトされるケースです。
- 画面中央右にある言語を選ぶプルダウンは、上の画面ではデータがありませんが、下の画像では 0.1% のクリックがわかります。これは JavaScript のコードでリンクされるケースです。
拡張リンクのアトリビューションについて、さらに詳しい情報は、ヘルプをご覧ください。
今後数週間で、徐々にこの機能をリリースしていきます。現在、プロパティ設定で、設定画面が表示されていない方は、もうしばらくお待ちください。ただし、設定画面が表示されていなくても、リンク ID を設定すれば、データの収集は開始されます。
以上