ページ解析 リンクのクリック計測を改善 | Google Analytics 日本版 公式ブログ

Google Analytics 日本版 公式ブログ - 2013年3月24日(日) 21:21
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完全な状態のオリジナル記事は 「ページ解析 リンクのクリック計測を改善」 からご覧ください。

この記事は 2012 年 11 月 6 日に公開された プロダクトマネージャ Barak Ori の記事をもとに再構成しています。原文はこちら→


ページ解析は、実際のサイト上のクリックデータを提供する機能です。ページの分析やサイトコンテンツの最適化にとても有用なツールです。
これまでのページ解析は、あくまで飛び先の URL ごとのクリック数を表示していたため、実際のクリックデータではありませんでした。また、ボタンなど一部のリンクについては、データが表示できませんでした。
ページ解析機能に対する問題としてあげられていたのは、
   「同じリンク先に飛ぶ別々のリンクに、同じクリック率が表示される」
というものです。これまでの方法では、飛び先 URL から判断するため、ページ上の複数のリンクのどれをクリックしたのか、その情報が取得できなかったためです。

この問題を解決する新しい機能が今回リリースされます。拡張リンクのアトリビューション機能を使うためには、2 行のコードをページに追加し、プロパティの設定画面の「ページ解析」のセクションで拡張リンクのアトリビューション設定を有効にします。
そのあとは、ページ解析のエレメント ID と飛び先 URL の組み合わせで、以下の新しい機能を提供します。
  • 同じ飛び先 URL の複数のリンクの個々のクリック数が表示できます
  • リンクにリダイレクトがあってもクリック数が表示されます
  • ボタンのリンクや、JavaScriptで書かれたナビゲーションも、クリック数が表示されます
以下の画面で拡張リンク機能がページ解析をどう改善するかご説明します。





何個の違いに気づきましたか? (間違い探しみたいですが)。
  • 赤いボタン「 Add Subtitles 」は、上の画像ではクリック数が出ていませんが、下の画像では 20% のクリックが出ています。これはサーバーリダイレクトでリダイレクトされていたケースです。
  • 「 Aquarium of Genoa (Italy) 」 の青い太文字のリンクとその左のサムネイル画像は、上の画像では両方とも 5.1% のクリック率ですが、下の画像では文字のリンクが 2.8% で、画像のリンクが 2.3% です。これは飛び先が同じリンクを区別できたケースです。
  • 画面中央左にある検索ボックスの虫めがねボタンは、上の画像ではデータが表示されていませんが、下の画像では 10% になっています。この検索ボタンの飛び先URLは検索キーワードごとに複数あり、リダイレクトされるケースです。
  • 画面中央右にある言語を選ぶプルダウンは、上の画面ではデータがありませんが、下の画像では 0.1% のクリックがわかります。これは JavaScript のコードでリンクされるケースです。

拡張リンクのアトリビューションについて、さらに詳しい情報は、ヘルプをご覧ください

今後数週間で、徐々にこの機能をリリースしていきます。現在、プロパティ設定で、設定画面が表示されていない方は、もうしばらくお待ちください。ただし、設定画面が表示されていなくても、リンク ID を設定すれば、データの収集は開始されます。

以上
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