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投資会社がチキンではなくブタに投資する理由」 からご覧ください。
ふざけた名前のタイトルなんですが、ついつい気になって訳してしまうんですよねぇ。。。。とはいえ、中身も面白かったので自信を持って紹介します!スタートアップブームが続く日本ですが、起業家にも色々なタイプがいますよね。ブーム関係なく120%エゴの塊で周り関係なく突き進む人いれば、ブームに乗っかって”起業家”であることを楽しみながら恐る恐る軽やかに踊ろうとする人、、、とはいえ、なんだかんだいっても意外と出資を受ける規模の事業になると起業家は実力より口が達者と思ってしまうようなエゴマニアックな人が多かったりするのもまた事実。「実力あるあの会社じゃなくて何でこの会社が出資受けるんだ・・・」と不可思議な想いでそんな投資シーンを見ている人もいるかもしれませんが、いえいえ、これにはれっきとした理由があるんだ、という記事をThe Next Webから。スタートアップブームに乗るだけじゃななく勝利したい起業家なら覚悟して読むべき。 — SEO Japan この記事は、Jeff Bussgangによるゲスト投稿である。Jeffは起業家で、現在はボストン地区でアーリーステージ専門のベンチャーキャピタル会社Flybridge Capital Partnersでジェネラルパートナーを務める。さらには、“Mastering The VC Game”の著者でもある。 朝食と言えば、献身の概念について古い例え話がある。ハム&エッグの伝統的料理の皿を見ると、チキンは利害関係者だが、ブタは本当に献身的だという話だ。 私がこの話しを起業家にする時、通常私が言いたいのは、VCのスタートアップに対するアプローチと起業家を比べることだ。VCは利害関係者だが、最終的には、彼らのスタートアップが生き残っても死んでも、一般的には彼らが自分の仕事やオフィスや他の投資のポートフォリオを失うことはない。その一方、起業家はブタなのだ―何の頼みの綱もないままに、結果に本当に献身的である。 しかし、最近私は、このブタとチキンの例え話について、優れた起業家―私達のような一般的なVC、とりわけ私の会社Flybridge Capitalが支援したい起業家の類―を作る特徴に照らしてずっと考えてきた。簡単に言うと、私達はブタを支援したいのだ。つまり、本当に完全に自分のベンチャーの結果に献身的で、たくさんの利害関係があって、頼みの綱のない起業家だ。 どうやって私達は2つの起業家像の違いを識別するのだろうか?それは通常は比較的簡単だが、時に微妙なことがある。では、スタートアップに関して、より“チキン”ぽいことを示唆する行動を明らかに見せている起業家に見られる特徴をいくつか紹介しよう: 1) 資金援助を受けるまでベンチャーを始めるのを待つことを好む。(“私達は、あなたがお金を出したらすぐに出発する準備ができています。”…うーん、それって、もし私がお金を出さなかったらあなたはその会社を始めないってこと?) 2) 資金援助を受けるまでは本職を辞めない。(“1年の間これはサイドプロジェクトだったし、それにフルタイムで取り組むまで待つことができない。”…うーん、待てないというなら、なぜ待っているのか?) 3) 物理的に自分もしくはチームメイトがベンチャーを始める時と同じ場所に移動しない。(夏の間ニューヨークで過ごしているSocial NetworkのEduardo Severinを考えるのだ。) 4) 干渉しない会長の地位に就くことを好む、もしくは、現場で陣頭指揮を執るCEO/プレジデントとして働くよりも早い段階からCOO/プレジデントをすぐに雇おうとする。(罪のない人を守るため幾多の例は省略しよう。しかし、経験からいって、従業員が40人以下の企業には一般的にCOOは必要としない。) 5) 雇用、資金集め、事業開発を進めるために、自分達の私的および仕事上のネットワークを完全活用する意思がない。 反対に、“ブタ”的な起業家に見られる5つの特徴も紹介しよう: 1) 新しい会社に自分達が持っている全てのものを捧げる―たとえそれが家族で引っ越しをすることや、仕事を辞めることや、学校を辞めることを意味するとしても。(私はこれを見逃すことも奨励することもしたくないが!) 2) 自分達を公然と“世の中”にさらし、業界、関係者、家族、友人に明白にする。その会社が失敗する場合も、こっそりというわけにはいかない。 3) 大きな成功をまだ達成していない、もしくは働く必要性を越える富を手に入れていない。(私の指導者であり上司のOpen MarketのCEO、Gary Eichhornが、私が1990年代半ばに初めて自分の家を所有した時に喜び、こう言ったことを覚えている:“君が大きな住宅ローンを抱えているといいな。そうすれば、君はもっと富を得ることにくぎ付けになりモチベーションも高くなるからね!) 4) 自分達のビジネスに直接関係のない仕事以外の関心事と趣味には最小限で参加する。会社を始めることは、身を焦がすほどのことで、強迫観念に取りつかれ、週7日24時間の努力を要する。家族を養うことと健康を保つことはそれに拮抗する。私達が趣味や仕事以外の関心事の長いリストを持つ起業家を目にする時、それは危険信号だ。私のパートナーの1人は、起業家がどれ位自分の新しいベンチャーに専念しているかのバロメーターとして、ひと夏にゴルフをした回数までも調べることさえする(私はゴルフをしないので彼がそれをどうやって調べたのか未だに分からないが、何かしら公的な情報なのだろう)。 5) すでに大きな成功を経験したことがあり、いまだに明らかにひもじい思いをしていて戦闘的であることに突き動かされている珍しい種類の起業家も存在する。こういう起業家の場合は、彼らがこれまでと同じ位に現場で働くかどうかを見極めることが大切だ。(製品に対する強い思い、ファイナンシャルモデルにつかっている、販売の組織の表にいるなど。)こういう起業家はとても特別だ。 さあ、あなたは、チキンかブタか?投資家は、創設者にだけでなくチーム全体に対しても、一方のモデルをはっきりと好む。だから、あなたがスタートアップチームを集める時には、チキンを雇わないように気をつけなければならない。未来の投資家から見れば、それはブタを雇うということよりも、もっと危険なことだとあなたは気付くかもしれない。 この記事は、「OnStartupsに掲載された「Why Venture Capitalists Invest In Pigs, Not Chickens」を翻訳した内容です。 まず冒頭のハム&エッグの比喩は一瞬わからなかったのですが、良く考えると確かにチキンはあくまで卵を供給するだけで本人のリスクはない利害関係者で豚は自らをささげているわけで正に献身的ですね 笑。書いてあることは良く分かりますし、実際問題、覚悟を決めて自らの人生をささげて勝負するのは起業家としては当たり前の話で、その後どこまで持続的に、ある種他人が理解不可能な使命にかられて変態的にチャレンジできるかということが、特にVCが投資するようなそれなりに成長を求められる分野においては事業を率いる起業家としては必要なスキルなのかもしれませんね。 個人的にはチキンとブタの資質をそれぞれバランス良く持っていきたい、、、、と思っているのですが、正直そんなことを考えている時点で凡人だなぁ、とIT業界だけでも世の中を変えてきた人たちをみると思ってしまいます。 [...]