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完全な状態のオリジナル記事は 「
ソーシャルメディア利用実態調査(日経BPコンサルティング)」 からご覧ください。
日本最大規模のWebブランド調査でお馴染みの日経BPコンサルティングから、「ソーシャルメディア利用実態調査」がリリースされました。
ユーザー心理などに基づくソーシャルメディア分析、日経BPコンサルティングが調査(日経NET Marketing)
● プレスリリース(日経BPコンサルティング)
日経BPコンサルティング、「ソーシャルメディア利用実態調査」を発表 ~ Twitterは「リーダー型男性」、mixiは「リーダー型女性」、ニコニコ動画は「内向型の男性」が多く集結企業のマーケティング利用では、日本コカ・コーラ、角川グループパブリッシングが一歩先行
※この調査は、アジャイルメディア・ネットワークさんと共にトライバルメディアハウスも企画協力として参画させて頂きました
昨日、現物を頂き、詳細の調査結果を拝見したんですが、興味深い結果がたくさん詰まっています(49,350円とすごくお手ごろな金額になっていますので、詳細は是非お買い求めの上、ご覧ください!詳細はこちら)
日経BPコンサルティングさんから了承を頂いたので、ここではいくつか抜粋してご紹介。
● サービス利用率とアカウント保有率(上位15のプラットフォーム)
サービス利用者数では、YouTubeが62.3%でトップ、mixiが25.8%と続き、Amebaが12.4%、Twitterが11.3となっています。驚いたのは、ブログのデファクトスタンダードになったAmebaにTwitterが肉薄していること。Twitterの浸透度合いが垣間見れます。
● 利用しているソーシャルメディア(上位15のプラットフォーム)
mixiとAmebaはアクティブリーダー型女性とフォロワー型女性、Twitterはアクティブリーダー型男性と、それぞれの特徴が出ています。
● 主要プラットフォームにおけるオンライン行動属性モデル及び心理クラスター構成比
この三角形の図(オンライン・ソーシャルグラフィックモデル)は、Altimeter Groupのシャーリン・リーが提唱しているモデル図を参考にしてつくられたものみたいです。
※シャーリン・リーは、ジョシュ・バーノフと共に『グランズウェル』を出版した後、勤めていたフォレスターリサーチを退社し、Altimeter Groupを設立。第二のグランズウェルとも言われている著書 OPEN LEADERSHIP を上梓しています
話を戻すと、この調査結果からは、見ているだけのユーザーが少なく、「参加者」が多いのは、mixi、Twitter、Amebaであることがわかります。中でも、Twitterにおけるコーディネーター&クリエイター含有率が高いですね、やはり。
ちなみに、このほかのコレスポンデンス分析結果とかを見ていると、同じSNSに分類されることの多いmixi、GREE、モバゲータウンでも、ぜんぜん位置関係やユーザー属性が違うことがわかります。頭でなんとなく持っていたイメージがしっかり調査結果分析として出てくると、やっぱり納得感があります。
最後に、グラフや調査結果の詳細はここでは紹介できませんが、非常に興味深かったのは「ソーシャルメディアで想起された企業」のランキング結果。
純粋想起としてランキングが高かったのは、日本コカ・コーラ、パナソニック、ソニー、ソフトバンクなどで、企業アカウントの認知率が高いプラットフォームは、Twitter、モバゲータウン、mixi、Amebaの順だった。
それぞれのプラットフォームで純粋想起されるということは、それだけ短期・長期記憶に影響を与え、一定のマインドシェアを獲得することに成功しているわけで、今後、それが KGI ともなるSales Profitやコミュニケーションに関わる KPI にどう影響を与えるのか、などについて考察が進んでいくことに期待したい(というか、うちも積極的にそこを明らかにすることに貢献して行きたい)
ということで、示唆に富むこのソーシャルメディア利用実態調査レポート、必見です。