広島県「ベンチャー留学プログラム事業」のレンタル移籍第一号案件がスタート!中国地方でエンタメ事業を手がけるプローバホールディングスの若手経営幹部候補が、社会課題系ベンチャーへ。

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2021年12月21日(火)
ローンディール
株式会社ローンディール(東京都港区、代表取締役:原田未来)は、広島県の「ベンチャー留学プログラム事業」を活用した、レンタル移籍第一号案件がスタートしたことをお知らせします。今回、広島県を中心に中国地方で広くエンタメ・サービス事業を手がける株式会社プローバホールディングス(広島県広島市、代表取締役CEO 平本 直樹)がレンタル移籍を導入しました。 経営企画部所属の若手経営幹部候補が、特殊冷凍テクノロジー食品流通の課題解決を行うスタートアップのデイブレイク株式会社(東京都品川区、代表取締役:木下 昌之、以下デイブレイク)で1年間業務にあたります。


左から)デイブレイクCEO 木下氏、細川氏、デイブレイクCFO 守下氏


移籍元プローバホールディングスのねらい

広島市安佐南区に本社を持ち、中国地方を中心に幅広く事業を展開するプローバホールディングス。現在の売り上げの多くを占めるエンタメ事業が、今後少子高齢化や人口減少に伴い縮小が見込まれるその中で、すでにいくつかの新しい事業の立ち上げをしています。一方で、グループの永続的な成長・発展のためには、次世代を担う若手の育成が急務という課題があります。
また同社は1963年の創業から、創業の地である広島市安佐南区への地域還元を行っています。2063年の創業100周年を見据えて、めざすべき会社・社会のあり方についての議論が進み、事業を通して社会課題の解決に直結するサービスの展開を検討しています。

この度その一環となる取り組みとして、特殊冷凍技術を用いてフードロスを解決し、サーキュラーエコノミーの実現に取り組むデイブレイクに移籍をします。事業性と社会貢献の両立や、既存事業の技術を生かした新規事業立ち上げノウハウなど、移籍者を通した学びを社内に取り入れていくことも狙っています。


【レンタル移籍導入に向けて:経営企画部 部長 七條憲二氏のコメント】
「当社は100年企業を目指す中で、次世代の経営を担う人材の発掘・成長が優先課題であり、ここ数年は候補となる人材を選抜し研修(座学)を起点とした育成に注力してきました。しかしVUCAの時代といわれ、激しく変化する環境に適応できるリーダーを育成するには、より実際の経営や事業運営に触れ、実践を通して成長できる機会が重要と考え、その方法を模索していました。その中でこの度「ローンディール社のベンチャー企業様へのレンタル移籍を活用した育成プログラム」を知り、大きな魅力と可能性を感じています。

ぜひ出向者には、社内だけでは味わえない“コトの体験”そして新たな“ヒトとの出会い”を通して、知識やスキルといったこと以上に“人間力”を高めること。その結果として強い意思をもって行動できる胆力・突破力等を身につけ、1年後には意気揚々と戻り活躍してほしい、と期待をもっています。更に願わくは、今回をかわきりに2人目・3人目と継続した育成を進め、将来の経営ボードを担う人材を数多く創出し、100年企業の実現にむけた体制づくりを加速したいと考えています。」
レンタル移籍の仕組み



レンタル移籍者について

レンタル移籍をするのは、プローバホールディングスで経営企画部に所属する細川勝広さん(29歳)。新卒で同社に入社し、これまでひとつの事業部を担当していましたが、異動してからはグループ全体を広い視野で把握する必要性に迫られました。社外に出ることで、全社視点や経営視点を獲得することを目指しています。デイブレイクでの現在の業務、そして移籍を開始した現在感じている課題感や今後の期待についてコメントを掲載します。


【レンタル移籍中の細川勝広氏のコメント】
「デイブレイクは、機械セールスとフードセールスという互いにシナジーを発揮しあう2つの事業軸を持っています。私はフードチームに軸足を置きながら、各種プロジェクトに携わる『新規事業担当』という役割で動いています。
デイブレイクで業務をする細川氏
現在はフードセールスチームの一員として、商談や生産農家様との関係性強化に努めながら、各種プロジェクト始動の準備を進めています。


BtoBの営業やセールスはまったくの未経験分野ですのでチャレンジする充実感がある一方、あらゆる方面に手探りで進まなければいけないという事が多いです。答えがない中でも、自分で探しながら前進するマインドセットが今の自分の大きな課題です。1年間の経験で身に着けながら事業拡大に携わることで、経済的価値と社会的価値の両輪で成立するソーシャルグッドな事業スキルを持ち帰りたいと考えています。」




広島県「ベンチャー留学プログラム事業」のねらいと担当者コメント


広島県は2021年4月より、本プログラムをスタートしました。本事業で県内企業の新事業展開等の新たな成長を促進し、県内産業を活性化することを目指しています。県担当者のコメントを掲載します。


広島県商工労働局イノベーション推進チームのコメント:
「ベンチャー留学プログラム事業は、広島県内企業の人材が社外のベンチャー企業で実践する機会を得ることにより、組織のイノベーションを促進する人材の育成を目的としています。ベンチャー留学を経験して成長された方々の活躍が、広島県内のイノベーション創出を促進してくれることを期待しています。」


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ローンディールは大企業からベンチャー企業に人材を送る「レンタル移籍」を提供してきました。本事業では、「地域企業とベンチャー」や「地域と都市部」というように、地域の枠を越えた交流を通して、地域企業の人材育成をサポートしてまいります。そして新たな知識やマインドを身につけた人材が、地域をさらに魅力的に変えていく世界の実現に取り組んでまいります。

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【参考】株式会社ローンディールについて
企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を提供。
「レンタル移籍」は、研修・出向などの企業間契約に基づいて、イノベーション人材・次世代リーダー育成に取り組む大企業と、事業開発力を強化したいベンチャー企業のマッチングによって実現します。

2015年9月にサービスを開始し、2021年12月現在、導入企業はトヨタ自動車・経済産業省・NTT西日本など大企業57社、174名。受入企業として467社のベンチャー企業が登録。オープンイノベーションの仕掛けとしても注目され、2019年に内閣府が主催する第一回日本オープンイノベーション大賞において「選考委員会特別賞」を受賞。2020年度グッドデザイン賞(ビジネスモデル部門)受賞。 その他、発想力を鍛えるリアルケーススタディ「outsight(アウトサイト)」、地域・高校の現場で社会感度を高める「大人の地域みらい留学」を提供。
・LoanDEAL https://loandeal.jp/
・outsight  https://outsight.jp/
・大人の地域みらい留学 https://ocm.jp/


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▼本リリースに関するお問合せ先:
ローンディール広報担当 村上(press@loandeal.jp)

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