「コロナ禍におけるイベント開催に関する意識調査」を実施

リリース情報提供元: プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
2022年02月28日(月)
株式会社EventHub
 株式会社EventHub(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山本理恵)は、「コロナ禍におけるイベント開催」に関する意識調査を実施いたしましたので、その結果を公表いたします。



1.調査の背景

 新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年以降、企業活動は急速にオンライン化しています。ビジネスイベントも例外ではなく、セミナーやカンファレンスなどオンラインイベントの開催数は増加傾向にあります。リアル開催への揺り戻しがある一方で、ハイブリッド開催を含めイベントの「オンライン化」は企業のマーケティング施策において不可欠な選択肢となりつつあります。
 そこで今回、コロナ禍におけるイベント開催に関する意識調査を実施しました。主催者・参加者両方の目線からイベントについての意見を収集することで、アフターコロナを見据えてもなお「オンラインイベント」が主流になっていく傾向が見えてきました。


2.調査概要

(1)調査期間:2022年1月26日~1月28日
(2)調査方法:インターネットアンケート調査
(3)調査対象:BtoB事業にてWebマーケティングを行う、営業・マーケティング担当者
(4)回答者数:109人


3.調査サマリ

・BtoB、マーケティング担当者の9割以上が、コロナ第6派で対面イベントの開催を「ためらう」と回答しました。

・今後、参加したいイベント形態については、4割がハイブリッド、3割がオンラインを希望していることがわかりました。

・9割以上が、これからは「オン・オフを活用してイベントを開催することが重要」と回答しました。一方、そのうち6割以上は「オンラインイベント開催のための十分なノウハウがない」と回答しました。

・今後もオンラインやハイブリッドでのイベント開催のニーズは高まると予想され、イベントに成果と効率性が求められていることがわかりました。

・これからの時代に合わせて様々なイベントの形式に対応することが求められることがわかりました。


4.調査結果

Q1.お勤め先の企業では、コロナ禍以降どのような形態でイベントを開催しましたか
・76.1%が「オンラインのイベント」と回答しています。
・45.9%が「ハイブリッド型(対面・オンライン両方)のイベント」、45.0%が「対面のイベント」という回答となりました。
Q1.お勤め先の企業では、コロナ禍以降どのような形態でイベントを開催しましたか

Q2.コロナ第6波”の拡大によって、感染者数が収まるまで対面でのイベント開催を躊躇したいと思いますか
・9割以上が、コロナ第6波で対面イベントの開催を「ためらう」と回答しました。
Q2.コロナ第6波”の拡大によって、感染者数が収まるまで対面でのイベント開催を躊躇したいと思いますか

Q3.感染者数が収まるまで、対面でのイベント開催を様子見したい理由を教えてください(自由回答)
「無理して対面する必要性がない」や「クラスターが発生した場合に企業として責任を負えない」などの回答が確認できました。

<自由回答・一部抜粋>
・40歳:無理して対面する必要性がない。
・48歳:クラスターが発生した場合に企業として責任を負えない為。
・52歳:お客様、社員、共に感染リスクが高いので。
・40歳:会社の方針。
・54歳:感染防止対策に自信がない。
・52歳:集客が難しいと思われるから。
・35歳:イベント開催による風評被害が怖いから。

Q4.オンラインで開催したイベントでは、十分なマーケティング成果を実感できましたか
・4割以上の企業が、開催した「オンラインイベント」について十分なマーケティング成果を「実感できていない」ことがわかりました。
Q4.オンラインで開催したイベントでは、十分なマーケティング成果を実感できましたか

Q5.オンラインイベントで、十分なマーケティング成果を実感できなかった理由を教えてください(複数回答)
・「参加者とのコミュニケーションが取りづらかった」が52.9%、という回答となりました。
・「参加者が真剣に聞いている感じがしなかった」が41.2%、「リード獲得に繋がらなかった」が38.2%という回答となりました。
Q5.オンラインイベントで、十分なマーケティング成果を実感できなかった理由を教えてください

Q6.オンラインイベントで十分なマーケティング成果を実感できなかった理由があれば、自由に教えてください(自由回答)
・「オンライン参加の方には商品の実物を触っていただけないため」や「軽く参加してみたみたいな人が多い」などの回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・52歳:オンライン参加の方には商品の実物を触っていただけないため。
・27歳:軽く参加してみたみたいな人が多い。
・63歳:コミュニケーションが一方通行になりがちだから。
・49歳:相手の反応がわかりづらく的確なアプローチができない。
・53歳:手ごたえを感じることができない。
・40歳:経験不足。
・35歳:相互の意思疎通が上手く行かないと強く思った。

Q7.あなたは、今後BtoBイベントに参加するとしたら、どのような開催形態のイベントに参加したいと思いますか。最も参加したいと思うものを1つお選びください
・今後参加したいイベント形態は、「オンラインのイベント」が32.1%、「ハイブリッド型のイベント」が42.1%という回答となりました。
Q7.あなたは、今後BtoBイベントに参加するとしたら、どのような開催形態のイベントに参加したいと思いますか。最も参加したいと思うものを1つお選びください

Q8.今後オンラインのイベントに参加したいと思う理由を自由に教えてください(自由回答)
・「感染リスクがない」や「好きな時間に移動なしで参加できる」などの回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・35歳:感染リスクがないから。
・51歳:好きな時間に移動なしで参加できるところ。
・51歳:必要な情報は安全に入手したい。
・48歳:コミュニケーションとしてイベントは必須であり、その中で安全が確保されているのはオンラインでのイベントのみである為。
・44歳:予定が立てやすい。
・60歳:イベントには参加したいから。

Q9.今後リードを獲得していく上で、オンライン・オフラインの両方を上手く活用し、イベントを開催していくことが重要になってくると思いますか
・「かなりそう思う」48.6%・「ややそう思う」45.9%、合わせて94.5%が、「オンライン・オフラインの両方を上手く活用してイベント開催すること」が重要と回答しました。
Q9.今後リードを獲得していく上で、オンライン・オフラインの両方を上手く活用し、イベントを開催していくことが重要になってくると思いますか

Q10.お勤め先の企業では、オンライン・オフラインの両方を上手く活用し、イベント開催するための十分なノウハウがありますか
・Q9で「かなりそう思う」「ややそう思う」と回答した方のうち、6割以上は「イベント開催のための十分なノウハウがない」と回答しました。
Q10.お勤め先の企業では、オンライン・オフラインの両方を上手く活用し、イベント開催するための十分なノウハウがありますか



5.コメント

 新型コロナウィルスの感染拡大により、従来の行動様式に大きな変化が起こりました。イベント開催についても、主催者・参加者共にそのあり方を改めて考えるきっかけになったのではないでしょうか。
 今回の調査では、コロナ禍において対面のコミュニケーションが取りづらくなっている中で、「オンラインイベント」「ハイブリッドイベント」の活用を試みている営業・マーケティング担当者が多くいることが分かりました。
 9割以上が、これからは「オン・オフを活用してイベントを開催することが重要」と回答している一方で、そのうち6割以上は「オンラインイベント開催のための十分なノウハウがない」と回答。成果に直結するイベント開催ができるのか、不安の声が多く寄せられています。
 今後もオンラインやハイブリッドでのイベント開催のニーズは高まると予想され、同時にイベントに成果と効率性が求められていることがわかりました。時代の変化に合わせて、様々なイベントの形式に対応できるニーズが向上していることを踏まえて、EventHubでは今後も一気通貫でイベント運営をサポートしてまいります。


イベントプラットフォーム「EventHub」について

 「EventHub」は、企業が営業、マーケティング、採用や顧客関係維持のためにイベントを開催する際に利用する、ビジネスイベントに特化したイベントプラットフォームです。数十人規模のウェビナーから、大規模オンライン展示会まで幅広い種類のイベントをオンライン空間で開催することが可能です。


会社概要

会社名 : 株式会社EventHub
所在地 : 東京都千代田区神田紺屋町15グランファースト神田紺屋町5階
代表者 : 代表取締役CEO 山本 理恵
設立年 : 2016年URL:https://eventhub.jp/
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