WACULが「AIアナリスト」に解説機能、生成AIで現状把握と改善提案を文章で提示
「サイトレポート」の数値データ分析を自動化、生成AIの解説でレポート機能を強化
7:01 アクセス解析/データ分析 | AI | 便利ツール/サービス
マーケティングDX(デジタル変革)支援のWACUL(ワカル)は、AI(人工知能)を活用したWebサイト分析・改善提案自動化ツール「AIアナリスト」で、生成AIを用いたレポート解説機能の提供を始めたと8月26日に発表した。従来の「サイトレポート」はユーザーが数値データをもとに手動で読み解く必要があったが、新たな解説機能によって生成AIが自動で状況を把握し、現状分析と改善提案を文章で提示することができる。

サイトレポートはWebサイトの主要指標を月次・週次で定点観測する分析機能。ページビューなどの指標を集約して、Webサイトの状態や変化を把握するダッシュボードの役割を果たす。新たな解説機能はAIアナリストとして初めて機械学習を備えた生成AIを利用。サイトレポートの数値データから生成AIが現状分析と改善提案を提示する。単月だけでなく前月データとの比較した考察を加えて、変化の背景や意図を理解しやすい。
生成AIを用いた解説機能は、Webサイトのアクセス状況や成果指標を定期的に可視化し、レポーティング業務を効率化する特化型プランの「レポートプラン」で利用でき、サイトレポートの「今月の進捗」セクションに対応する。生成AI解説機能は今後、サイトレポート以外の各種機能にも段階的に適用を広げていく予定。Web戦略の立案や運用サポートを行う「コンサルティング支援プラン」への適用も計画している。

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