UI・UX改善基盤「KAIZEN ENGINE」をアップデート、サイト内の次ページ遷移を高速化

Kaizen Platform、社内の検証では導入サイトは遷移の際の読み込み速度が約30%向上

企業のDX(デジタル変革)支援事業を手掛けるKaizen Platformは、同社が提供するUI(ユーザーインターフェース)・UX(ユーザー体験)改善の技術基盤「KAIZEN ENGINE」をアップデートした、と11月19日発表した。同社内の検証では、導入しているウェブサイトはサイト内の次ページに遷移する際の読み込み速度が約30%向上する結果が出た。顧客体験が改善できる。

KAIZEN ENGINEは、サイトにJavaScriptのタグを設置することで高度な分析やUI・UX改善、パーソナライズを可能にする技術基盤。サイトの表示速度はウェブマーケティングで重要になるため、Kaizen PlatformはこれまでKAIZEN ENGINEを活用したUI・UX改善施策で表示速度向上の技術を高めてきた。今回は定常的なサイト内のページ遷移に関して速度を改善した。

サイトを訪問したユーザーが次にクリックする可能性の高いリンク先のコンテンツ情報を事前に読み込んでおき、クリック時に素早く表示する機能を加えた。これによってコンテンツ遷移時の待機時間を減らし、サイト訪問者のストレスを軽減する。対象のブラウザは「Google Chrome」と「Microsoft Edge」。KAIZEN ENGINEを既に契約している利用者も適用される。

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