ReproがWebサイト全体の表示速度を高速化する改善ツール「Repro Booster」を提供開始
カスタマーエンゲージメント(CE、顧客とのつながり)事業のRepro(リプロ)は、Webサイト全体の表示速度を高速化するサイトスピード改善ツール「Repro Booster」の提供を始めた、と10月26日に発表した。特許取得済の独自技術によって、サイトにタグ(制御情報)を入れた当日からWebサイトの表示速度を向上させて、サイト訪問者に快適でストレスのない顧客体験を提供できる。
Repro Boosterの「速度向上機能」は、ユーザーがクリックする可能性が高いリンク先を予測・先読みした情報を一時保存(キャッシュ)することで、クリックした際にあらかじめ読み込んだ情報を瞬時に表示させる。サイト回遊中に取得した情報もユーザーの端末に一時保存し、管理・活用してクリック後の高速表示を実現した。手間を最小限にした簡単な導入方法ですぐに効果がわかるだけでなく、特別な運用が不要で「運用レス」だ。
同期間同条件でユーザー群を分けて検証が行えるA/Bテストによる「効果検証機能」で、速度向上の効果を一目で確認できる。婚活パーティー情報サイト「オミカレ」モバイル版で実施したA/Bスプリットテストによる検証では、表示速度が平均1秒改善し、Webサイト全体のコンバージョンレート(パーティーの予約完了率)が平均119%改善。直帰率の減少や、1ユーザーあたりの訪問回数向上など各種KPI(重要業績評価指標)が改善した。
顧客獲得効率の改善には、新規サイト訪問者や既存顧客に良質な体験を提供することがこれまで以上に重要になっている。Repro Boosterには、リアルタイムに変動するコンテンツやページを指定して、古くなった情報を長時間残さず自動でクリアするなどの「サイト構成に最適化する設定機能」があり、サイトごとの特性や施策に合わせて先読みする情報を柔軟に指定することもできる。
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