博報堂DYメディアが「TVer」「ABEMA」などOTT広告効果を検証する分析フレームワーク

「Tele-Digi AaaS」の新機能、テレビとの横断分析を意識ではなく実行動ベースで検証

博報堂DYグループでメディアサービス基盤開発・運用の博報堂DYメディアパートナーズは、民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」や、インターネットテレビサービス「ABEMA(アベマ)」などネットでコンテンツ配信する「OTT(Over The Top)広告」の効果検証や評価を行う分析フレームワークの提供を始めた、と9月8日に発表した。OTTとテレビの横断分析やクリエイティブ別・放送局別など複数の切り口で検証できる。

OTT広告横断分析フレームワークの特徴

テレビとデジタル(テレデジ)を統合管理して広告運用する「Tele-Digi AaaS」のプラニングソリューションとして提供。分析フレームワークは、①OTTを中心に従来のテレビCMや「YouTube」などのデジタル広告、複数のメディアの「横断分析」、②ユーザーやクリエイティブ、放送局、期間などさまざまな切り口で検証可能な「多様な分析軸」、③広告主保有の1st Partyデータを指標とした「CRM(顧客管理)分析」――の3つの特徴がある。

OTT広告は、グローバルでは既にテレビCMと同時にプランニングされる対象。日本でもテレビライトユーザーやMF1層(20~34歳)へアプローチで重要メディアになり始めた。OTT広告の効果検証はこれまで認知や理解促進など意識調査が中心で、CRMを含めた実行動ベースの効果検証が難しかったが、Googleが提供するプライバシー配慮のクラウド分析基盤「Ads Data Hub」を活用して実行動ベースの分析フレームワークを開発した。

分析フレーム
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